魔法少女まどか☆555 〜カイザの呪い〜   作:人生舐めてる

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19話 Clumsy Affection (伝えられない思い)

ーー巴マミの家ーー

 

「聞かせて貰えないかしら?あなた達、オルフェノクって一体何者なのか知っているかしら?」

「ごめんなさい。俺にも判りません。」

「マミさん、あたしも判るのはキュウべぇに聞いたことぐらい。」

 

------杏子、巴マミ、隆はあの場所から移動して、デルタのベルト、オルフェノクについて、マミの出した紅茶を飲みながら話し合っていた。

 

「じゃあ、そのベルトはいったいなに?」

「拾って戦いました。」

「あたしも気になるけど、あたしが判ることはあの凸凹したオルフェノクが持っていたことぐらいさ。」

 

------巴マミは考えた後、キュウべえにベルトについて質問する。

 

「キュウべえ、このベルトについて何か知らないかしら?」

 

『残念だけど、僕も知らないね。前に似た物は見たけど。』

 

「知らないのかよ……てゆうか、似たものって何だ?」

「もしかして、仲間かしら?」

 

「ゴメン、杏子ちゃん、巴さん……どうして何もない所に向かって話してるの?」

 

「はぁ?隆……あんた、前に魔法少女の事について話しただろ?そのついででキュウべぇについても話したろ?」

 

「そのキュウべぇってのは何処なの?」

 

「ほらそこに……。」

 

------そうやって、杏子は指を指し、場所を示すが、隆には見えていなかった。隆は自分の目が悪いだけかと思い、目を凝らして見ようとしたり。

杏子の指差す方向と巴マミの視線により座標を予測してタカシは触ろうとする。しかし、キュウべえは嫌がって逃げてしまう。

 

『びっくりするじゃ無いか。いきなり触ってくるなんて。』

「杏子ちゃーん?マミさーん?キュウべえってどこに居るのー?」

 

「キュウべえ、隆くんにも見えるように出来ない?」

 

『うーん、マミ、僕たちのルールで魔法少女か、もしくはその素質のある子供にしか見えも、聞こえないようにしてるんだ。

一人見せ始めると他の人まで見せて欲しいと言えば、見せないといけないジレンマが出来ちゃうんだ。僕たちの気持ちを考えて欲しいな……。』

 

「あら……そうなの……ごめんなさい、隆くん。貴方にはキュウべぇを見る事がどうしてもダメみたい。」

 

「えーー?がっかりだなぁ……。」

 

------タカシは自分だけ仲間はずれな気がしてしょんぼりしてしまう。そして、杏子は気持ちを切り替え、キュウべえに質問する。

 

「で、キュウべえ……似たものって何だ?」

 

『X(エックス)いや……そのベルトがギリシャ文字のΔだから、χ(カイ)を象徴する戦士だったね。』

 

「あら?それって……見滝原で噂になっていた黄色のXの鎧ドライバーの事かしら?」

 

『うん!正解だマミ。でも、おそらく死んだかも知れないね。』

 

「死んだのかよ?」

 

()()()()()。原因は魔女との戦いだね。その時、からもう、χの戦士は誰も見なくなったね。』

 

「そう、なの……(もしかして、あの時の……。)」

 

------巴マミは半年前フェリーで自分を庇って串刺しになった、男の子を考えていた。もしかして、死んだのはその男の子かと……。しばらく、悩んだ後、次の話題へ切り替えた。

 

「じゃあ、オルフェノクはいったいどうして、半年前から急に出て来たのかしら……?」

 

『それは、"王"が復活したからさ。』

 

「王?王って、王様か?」

 

『そのとうりさ、杏子。オルフェノクのリーダーの王がいて、死んだはずだけど復活した。それで、オルフェノクがまた出現したんだ。』

 

「えーと、王様が復活したから、そのオルフェノクは出現し始めたって事だよな?じゃあ、王様が死んだら手下のオルフェノクは消えるのか?」

 

『鋭いね杏子。そのとうりさ。オルフェノクの王が死ねば、全てのオルフェノクは全員死ぬ。』

 

------キュウべえのその言葉を聞いて巴マミはオルフェノクを心配するかの様に聞く。

 

「……でも、オルフェノクはもともと、人間なんでしょう?そんな事をすれば……」

 

『マミ、元々、人間だけど、コレは仕方がない。でも、オルフェノク王を倒せば、君たちはオルフェノクの脅威から逃れる事ができる。君たちは早く、王様を探して倒すべきだと思うよ?』

 

------巴マミはオルフェノクの王を殺したら、全てのオルフェノクが死ぬ。その事に対し、巴マミは

 

「……でも、そんな事をすると……私達が、関係の無い、オルフェノクになってしまった人たちを殺した事に……。」

『確かにそうだね。でも、マミ、オルフェノクは一回死んだ存在だ。君たちが娯楽映画で見るゾンビや幽霊みたいな存在さ。また死んだところで、君たち人間に問題は------』

 

「そんな事を言うなぁ!キュウべえッ!!」

「佐倉さん?!」「ど、どうしたの?杏子ちゃん!?」

 

------突然、杏子は机を叩いて立ち上がりキュウべえに怒鳴りつける。我に返り一回冷製になって、巴マミ達に謝り再び座る。

 

「……あ、ゴメン。マミさん……。」

 

------オルフェノクの王が復活して、人間がオルフェノクへ変化…いや、進化するようになった。その事を聞いて杏子は、隆を見ながら思う。

 

「………(隆は……高い確率でオルフェノクだ……王を倒せば……コイツは……。)」

 

------杏子は苦虫を噛みしめる様な顔をした。その反応に対してキュウべえは

 

 

『……ああ、そうだね杏子、君の家族のナカザワ タカシは……人間じゃなかったね。ごめんよ。』

 

「ッ!?佐倉さん?!それ、本当なの!?」

「…ッ!キュウべえ、お前!」

「ど、どうしたの?杏子ちゃん?巴さん?」

 

------タカシはキュウべえの声が聞こえないので会話に置いてけぼりになっていた。それが幸いだったのか、さっきからキュウべえの声は本人には届いてなかった。

 

「マミさん……それについては、明日に話させてくれ。本人は気づいて無いかもしれないから……。キュウべえ!お前は余計な事をペラペラ喋りすぎだ!」

 

『僕からしてはコレは余計な事じゃ無いと思っていたんだけどね。僕は喋るときは、ちゃんといつも余計な事はちゃんと省いているつもりだったんだけどね……。』

 

「そ、そんな……。どうして……。」

 

「杏子ちゃん?巴さん?どうしたの?な、なんかまずい事でも起きているの?」

 

------タカシはキュウべえの話が聞こえず、杏子と巴マミがどうしてショックを受けているのかわからず。頭が右往左往するばかりだった。その様子見て杏子は

 

「悪いけど、タカシ……先に帰ってくれないか?魔法少女同士だけの話がしてぇんだ……。」

「え、で、でも。」

 

「でもじゃねぇ! 頼むから先に帰れぇ!」

 

「わ、わ、判ったよ杏子ちゃん!な、なんかゴメン!先に帰っているけど後で理由おしえてよね!巴さん、お邪魔しました。」

 

 

------タカシは杏子の気迫に押され、巴マミの家から出て、自宅に帰っていく。それに対し、巴マミは

 

「佐倉さん……あんな言い方……!」

 

「悪い……マミさん……でも、早く、タカシのいない今、話したい事があるんだ……。」

 

「………いま、キュウべえが言っていたタカシ君がオルフェノクっていう事かしら?」

 

「ああ、あたしの所為なんだ……。あたしが、オルフェノクに情けをかけて最後まで殺さなかったから……あいつが、オルフェノクに……。」

 

「……佐倉さん、その話……詳しくお願いできないかしら?」

 

「うん、実は……」

 

 

 

 

 

 

------巴マミは杏子から、色々聞いた。何故、タカシがオルフェノクになってしまった事と、タカシが、海の海岸で打ち上げられた事と、そして、生活と性格を。

 

 

 

「------で、タカシを岸から、引き上げようとした時にあいつ、なんて言ったと思う?『靴が濡れちゃいますよ?』だぜ?

タカシらしいよ、自分よりも相手の靴を心配する……絵に描いたような馬鹿野郎で、とてもいい奴なんだ……。それなのに、私の甘さの所為で、あいつをオルフェノクにしちまった……。」

 

「……そんな事……が……。」

 

「……だから、人間に危害を加えるオルフェノクは全員倒す!」

 

「っ!さ、佐倉さん、判っているの!?相手は元々とはいえ、人間なのよ!?」

 

「わかってる!……でも、私の甘さで、家族がオルフェノクになった!……言っておくけど、マミさん、これは復讐なんかじゃ無い!人が死ぬんだ!力の無い、人間が……!」

 

「………佐倉さん。」

 

「例え、あんたや、タカシに人殺しって言われたっていい!私はみんなを幸せにしたいんだ!……それが、私の願いなんだから!」

 

 

 

 

 

 

ーーΔΔΔーー

 

ーーside:タカシーー

ーー帰り道ーー

 

------タカシは誰もいない帰り道に独り言を呟いていた。

 

「……俺、キュウべえが見えも、聞こえもしないのに、二人から仲間外れにされた気分だ……。

……なんで、杏子ちゃんは俺に、先に帰れって言ったんだろ?キュウべえと喧嘩したからかな?」

 

 

「……杏子ちゃん。君には、オルフェノクは殺させない、君が罪を背負う必要なんてないよ……。

君に危害を加えるものは全員、俺が倒すよ……魔女でも、オルフェノクでも、人間だろうが、神でも……、

 

 

何も無い俺を……俺が人間じゃないと薄々気づいていても……前と変わらずに接している君を……。」

 

 

 

 

 

ーーΔΔΔーー

 

 

 

 

ーー翌日ーー

 

ーー()()()某所、魔女の結界ーー

 

------巴マミと杏子は見滝原で魔女を倒すため、魔女の使い魔を倒していた。倒しながら、巴マミと杏子は、タカシについて話をしていた。

 

「佐倉さん……タカシ君の事なんだけど、……あれから何か、話したの?」

 

「マミさん……いや、何も話して無い……。」

 

「……何も?」

 

「話せなかった……怖くてさ……。」

 

「彼、魔法少女と、魔女の事知っているのよね?彼と話した感じ……彼の性格上、無理にでもついて来ると思ったけど……」

 

「うん、来る前に、それでちょっと喧嘩した。

正直な話、あいつは、来てほしく無い……。一回、あたしの目の前で死んだ……から……」

 

「そう、いい判断だと私も思うわ。

だって、彼はこの魔女の戦いには関係無いもの……。魔女の戦いは魔法少女で片付けるべきだって、キュウべえも言っていたからね……。」

 

「……(ああ、そうさ、あいつは関係無いんだ……この戦いは……あいつには、オルフェノクでも何でも無い、普通の男でいてほしいんだ)……。」

 

------巴マミと杏子がそんな会話をしていると、魔女の結界に違和感を感じる。

 

「ところで、マミさん……この魔女の結界……」

「ええ、使い魔の数が少ないわ……。」

 

------巴マミと杏子は、互いに見合い、予想する。

 

「まさか、別の魔法少女が?」

「十中八九そうでしょうね……下手をすると、縄張りを奪いに来たのかもしれないわ……。」

 

------巴マミと杏子は互いに警戒しながら進んでいく。すると声が聞こえてくる。

 

「マミさん……」「ええ…慎重に……。」

 

------声が聞こえてくる場所魔女の部屋だった。気付かれない様にゆっくりと中を二人は覗くと。

 

「……はぁ!?」「え?……あれって……。」

 

 

 

『Ready』「チェック!」『Xceed charge』ピピピピッ!

 

「デルタぁぁ!?」

 

------デルタが魔女の結界にいることに杏子は大声を出し驚き、巴マミは唖然としていた。

------デルタはそのまま、魔女に対し、必殺ワザを放ち青い三角錐のポインターを当てる。

 

「うおりゃああーー!!」

 

------デルタはポインターの中へ飛び込み魔女を穿つち、反対側から飛び出す。

 

「€หaھปgق###ーー!!」

 

------魔女のは灰色の塵へと化していきグリーフシードを落とす、同時に魔女の結界は晴れていく。デルタは魔女を倒したことに歓喜の声を上げる。

 

「やった〜〜!……あれ?杏子ちゃん?」

「お、お前、何でここに!?」

 

------杏子は声で理解した。デルタに変身しているのは隆だと。

 

------杏子は困惑した。杏子がいる今ここは見滝原であり、隆のいる筈の場所は風見野だったからだ。

 

「あ、あんたは風見野にいるはずだろ!?何で、見滝原にいるのさ?!

しかも、何で、あたし達よりも先に魔女の結界に入っているんだよ!」

 

「え、えーと……たまたま……」

 

「納得できるかーーっ!」

「さ、佐倉さん落ち着いて……」

「そうそう、杏子ちゃん落ち着いて……」

 

「誰のせいだ!誰の!?」

 

「ご、ゴメン……」

 

 

「納得できる理由言うまで、ここから動かさないからな!」

「そ、そんなー………。で、でも……」

「ち ゃ ん と 言 え よ ?」

「は、はい………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

------杏子は激怒していた。理由は魔法少女関係でタカシを危険な目に合わせない様に隆為に思って言いつけたのに、自分のお願いを無視し、あまつさえ、先回りし魔女退治していたからだ。

 

------先回りでき、魔女を倒した、納得できる理由を言うまで、タカシはその場から離して貰えなかった。

 

 

 

〜〜33.3分後〜〜

 

 

 

「実は、朝の占いで……」

「占いで魔女結界の場所がわかれば魔法少女苦労しねーよ!」

 

「えっと…夢の中で神様が……」

「嘘だな?」

「はい……。」

「いい加減、本当の事を言えよ!」

 

------隆は痺れを切らしたのか、深呼吸をして覚悟を決めて杏子に話しかける。

 

「じ、じゃあ……笑わないって……言うなら…。」

 

「いいぞ、早く言えよ。マミさんにいつまでも待たせちゃ悪いし。」

 

「別に、私は忙しい訳じゃないから大丈夫よ佐倉さん。」

 

「じ、実は俺……超能力が……使えるんです。それで、魔女を感知していました……。」

 

------そのセリフを聞いた瞬間、巴マミはまた誤魔化していると思い。それに対し杏子は……。

 

「え、えーと……隆くん……それも……」

 

「おい、隆、あんた……それって、いつもあたしの怪我を治してくれた事に関係あるのか?」

 

「さ、佐倉さん?!」

「あ……ばれてた?」

 

------杏子は薄々、昨日から気づいていた。自分とマミさんが受けた怪我が隆に触られていた時に治っていたからだった。杏子にばれた隆はそこまでショックは受けていなかった。

 

「隆、あんたが超能力持っていた事は、薄々気づいていたさ……でも、何で黙っていた?」

 

「信じてくれないと思って……。」

 

「あたしが魔法少女の事教えた時に教えればよかったんじゃねーの?」

 

「……ごめん、……話せなかった……理由は、もう一個あるんだ……。」

 

「もう一つ?」

「隆くん、話してくれないかしら?私も、佐倉さんも……あなたと関係ない人間ではないのよ?」

 

------隆は信じてくれた事を安心したが、また、別の事に不安を感じていた。その不安を杏子と巴マミに話した。

 

「俺の……その超能力を使えば使うほど……どんどん、強力に……いや、進化していったんだ……!」

 

「進化?いったいどんなだよ……?」

 

「最初は……治すだけだった……怪我を……。杏子ちゃんや……動物を……。」

 

「優しい能力ね……。」

 

「でも……」

 

「でも?」

 

「今度は、死体を生き返らせる事まで、出来たんです……!」

 

「ッ!?う、嘘だろ!?」「じ、冗談だよね?タカシくん…?」

 

「だったら証拠見せてあげますよ……。」

 

------そう言って隆は立ち上がり、あたりを見回し、蝶の死骸を発見し、杏子達の所へ持ってくる。

 

「……言っておきますけど、人間はまだした事がないです。……虫や動物なら……」

 

------そう言いながら、隆は目を閉じながら、蝶を手の平の上に乗せ念じる。 すると、蝶の死骸がどんどん、発光しながら蝶の怪我が無くなり、やがて、隆の手の平の上から元気に飛び立っていった。

 

「……信じられないわ。まるで、魔法少女みたいにタカシ君が魔法を使えるなんて……。でも、タカシ君はソウルジェムも指輪も無いし……。」

 

「タカシ……お前、超能力で他に何ができる?」

 

「念力を使って、攻撃を止めたりも……それで、あの時に…」

「ん?ちょっと待て!タカシ!念力でオルフェノクの攻撃を止めたのか!?」

 

「え?……うん。」

「…………。」

 

 

 

ーーΔΔΔーー

 

 

ーー巴マミの家ーー

 

------あの後、タカシは家に帰り、巴マミと杏子は巴マミの家に行った。そして、杏子はキュウべぇに文句を言う。

 

「キュウべぇ!あんた、タカシがオルフェノクなのは何時からって言った?」

『杏子が二回目のオルフェノクと戦った翌日だね。』

 

「で、あんたはタカシの事をオルフェノクだと……。」

 

『何を言っているんだい?ナカザワ タカシの事をオルフェノクだ。とは、僕は一回も言ってないよ?君に彼がオルフェノクかどうか質問しただけでね……人間じゃないとは、言っていたけど?』

 

「は!?ふざけんな!キュウべぇ!じゃあお前は、あたしが勝手にタカシの事をオルフェノクかどうか疑ったって言いてぇのかよ!!」

 

『うん。そうだね。』

 

「マジでふざけんなぁ!あいつをオルフェノクと決めつけてあいつに嫌われるところだったかもしれねーんだぞ!?」

 

『僕も、君と彼がケンカするのは望んで無い。』

 

「私からも良いかしら?」

 

『何だい?マミ?』

 

「超能力者って、普通の人と魂が違うのかしら?で、オルフェノクと超能力者の魂の見分けもつかないのかしら?」

 

『うん。そうだね。僕は人間か、そうでは無いかの見分けをつけることしかできない……だから、僕は彼の事をオルフェノクだと疑ってしまったんだ。その結界、杏子、僕の落度で君を怒らせてしまった。ゴメンよ。』

 

「……二度と、紛らわしいこと言うなよ?」

 

------杏子はその言葉をキュウべぇに吐いて、タカシに対してホッとした。あの時、タカシは超能力で防いでいたと考えると、死んでオルフェノクになった訳じゃ無いからだ。

 

「はぁ……ずっと、あたしさ、あいつがオルフェノクじゃねーのかって悩んでいたのがバカらしくなってきた……。」

 

「むしろ、私は彼が超能力使えることに驚かされたわ……。」

 

『そうだね、僕もそっちに驚いたよ。超能力者はオルフェノクよりも珍しい存在だからね。』

 

 

 

 

------その後、杏子と巴マミは今後の方針を話し合った。

 

------結果、タカシについては家に残って、対オルフェノクの自宅警備員になってもらい、魔法少女の魔女退治には参加しない事にした。

 

------杏子にとっては其方の方が、家の安全の確保と、巴マミに魔法の教授してもらいやすいので、都合が良かったのだ。

 

 

ーーΔΔΔーー

 

 

ーー5日後、ーー

 

------杏子と、巴マミが魔女を倒した後、

 

「凄いわ、佐倉さん!この短期間でここまで魔法の使い方が上手くなるなんて、これは才能ね!」

 

「えへへ。そうかなぁ?」

 

------杏子は巴マミの教えのおかげで、杏子の魔法の使い方は急成長していた。彼女が、巴マミくらいの強さに追いつくのも時間の問題であろう。

 

「……マミさん。この後、暇?良かったら……あたしの家に来ない?」

 

------杏子は、普段のお礼がしたくて、家に招こうとした。巴マミは少し、遠慮しようとしたが、隆にも会いたい気持ちがあったので、おじゃまする事にした。

 

 

ーーΔΔΔーー

 

 

 

ーー杏子の家ーー

 

「えへへ。マミお姉ちゃぁ〜ん!遊んで、遊んでー!」

「コラ、モモ!夕食、食べ終わったばっかりだろ?!」

 

「ちょっと、モモちゃん!?何で、マミさんにはマミ()()()()()で、僕にはタカシ()()なのぉ?!」

 

「え〜〜?だって、マミお姉ちゃんはお姉ちゃん、て感じがするけど、タカシくんはタカシくんって感じだよ?」

 

「あははは、言えてるな!」「うふふ、そうね。」

「……俺、そんなに子供に見えるのかな……。」

 

------杏子は、巴マミを家に招き入れ、杏子の家族は全員、巴マミを歓迎していた。

------巴マミにとって、こんなに明るくて賑やかなのは久しぶりで、楽しそうであった。

 

「それにしても、隆、甘い物をちゃんと用意してくれてありがとうな!」

「どういたしまして!

あっ!ほら、みんな。甘い物を食べた後には抹茶を飲むと良いよ?今出すから待っていてね!」

 

「また、抹茶かよ?最近そのお茶ばっかり、家でそれしか飲んでねーぞ?」

 

「それは……抹茶が、あ、抹()茶ってさ!……なんて、あははは、あははは!」

 

------巴マミを含む杏子の家族はいきなり隆が醸し出したに唖然とする。

 

「「「「隆(くん)、寒い」」」」

 

「え〜〜〜?」

 

 

ーーΔΔΔーー

 

------その後、巴マミは軽く賑やかな、話し合いをし、杏子の教会が突然、話を聞きに来る人が増えた話もした。

 

------杏子は巴マミを家まで送り、その道端で、自分の願いで、自分の父親の話が、民衆に届く様になったことも話した。

 

 

 

------数日後、杏子は絶望する。

 

 

 

------運命によって

 

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