ガンナーは神と踊る   作:ユング

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どぞー


第十二話

月読尊は、休日であるためにそれなりに人が多いだろうと考えた太朗の案内で、長年蓄積してきた人どおりの少ない経路を選んで歩いていた。必然的に、異性とほぼ二人きりの構図になるが、二人の間にはそんな甘ったるい空気は存在していない。トレンドマークになりつつある彼女の両肩にシロとクロがそれぞれ鎮座しているからというのもあるが、それ以上に二人の意識にそんな考えがのぼっていないためだ。せいぜいが、仲良しこよしで散歩といった程度の認識である。お互いを異性としてみていないということも一つの要因だろう。果たして、太朗の母親が望むような展開がくるのか定かでないが、それを二人が望むかどうかは別問題である。

 

そんな二人が並べば、人通りは少ないとはいえ目立つ。元々悪目立ちする堅気に見えない太朗に、黙っていれば目を見張るほどの美人である月読尊というチグとハグのチグハグコンビ。すれ違うたびに、いろいろな意味で避けられるのは免れることではない。とはいえ、今更それを気にするような二人ではない。それに今の月読尊は思考に没頭していたこともあって、意識を外に向けていなかった。もし太朗が手を引いていなかったら壁や電信柱にぶつかってしまう場面も度々あるほどであった。

 

彼女がそこまでして自分の中に閉じこもっていたのは朝のことを思い返していたからだ。彼女は今朝初めて、サングラスをつけていない太郎の素顔を見た。あらゆる負の感情渦巻くおぞましき瞳を間近で見たとき、彼女は理解した。

 

太郎は自分に向けられる、人間の深層心理に潜む『負』の視線を無造作に、無尽蔵に、無差別に、そして丁寧に束ね、己に視線に乗せているのだと。天体を観測することで時を読み取る月読尊は、他者を観察することで力を読み取ることができる。彼女は太郎の持つ異能の本質が視線にあることを正確に捉えたのだった。

そして思い浮かぶのは昨夜森で見た太郎の状態だ。纏わり付いていた悪霊怨霊の類は、彼自身から漏れ出ていた『負』に呼応したのだ!

 

視線の圧力という言葉がある。

どこかの美術館で長時間人の目に晒された絵画は表面が少しだけ削れるという逸話から、もしかしたら視線には圧力があるのではないかという仮説が生じて出来た言葉。実際誰かに見られていると感じると思ったことはないだろうか?諸説はあるが、もし実際に視線に圧力があって、彼が自分の視線に他人の視線を乗せることが出来るというのなら、それが意味することは、七十億人もの人間が生きるこの世界において彼の目は、あらゆるものを圧縮するほどのパフォーマンスを発揮するということだ。それこそが彼の過負荷(マイナス)、負倶帯纏《コンプレックス・コンプレッサー》の正体。

糸屋の娘は目で殺す、その言葉を体現したことになる。

 

そしてその弊害か、彼は意図せずとも常に威圧した状態になっている。もしくは、視線の圧力によって相手が萎縮してしまうと言い換えてもいい。当然だろう、彼の目には七十億人分の負が宿っているのだ、それに当てられた人間が耐えられるはずもない。サングラス越しでこれなのだから、直に見れば精神の崩壊か、はたまた狂気を呼び覚ますか。どんな形であれ、碌な結果にはならないだろう。

月読尊としても迸る怖気に正直鳥肌が立つほどであった。神としての矜持からか、それを表に出すことは無かったが。そして、そんな状態で平然としている太朗の異常性、精神性こそが最も恐るべき事柄でもあるのではないか。そんな風に月読尊は思う。

 

(あるいは気付いていないだけの愚か者か……)

 

月読尊と太朗が出会ってからまだ一日しか経過していない。知らないことも多いが、それでも分かることがある。太朗は見た目とは違って、いい奴なのではないか。初めて会った時はその威圧感と不気味な木を作る力に興味を持つと同時に、彼を危険視していた。だが昨日、肩に掛けられた上着の暖かさを思い出す。短い時間の中で彼から与えられる心遣いを思い出す。

彼女は太朗との掛け合いを実は嫌いではなかったりする。むしろ、歯に絹を着せぬ彼の言動を密かに好ましいとさえ感じていた。絶対に口に出したりはしないが、それでも太朗との時間は嫌いではないのだ。

 

「ついたぞ」

「ん?」

 

どれくらい思考に没頭していたのか、気が付けば目的地についていた。呼び鈴を鳴らしている太朗を横目に、月読尊の意識は外界へと向けられた。

 

「いらっしゃいタロ兄さん。それ、とっ!?」

 

そして、気付く。神としての目の前の家に染み付いた宿敵の気配に!

扉を開けたのは、羅刹王、すなわち神殺しの魔王だった。

 

 

 

 

 

「グラさん貴様ッ!?妾を謀ったのか!?全て、このための演技であったのか!?」

 

隣で黙り込んでいたツッキーにいきなり叫ばれた。その目は先ほどまで無かった憤怒の色一色で染められていた。突然の豹変に俺は戸惑うばかりであった。

 

「タロ兄さん!早くそいつから離れるんだ!」

 

そして、たった今玄関から出てきた護堂君も何故かそんなことを叫んできた。基本人当たりのいい彼がこんなことを言うのははっきり言って珍しい。ツッキー何が気に入らないというのか。

 

「グラさんッ!」

「兄さんッ!」

 

二人に詰め寄られても、俺はオロオロと戸惑うことしか出来ないっ!

 

「どうしたんだい?」

 

そこに救いの手が差し伸べられた。護堂君の背後から出てきたのはお爺さんだ。既に七十は過ぎているというのに、恐ろしく垢抜けている護堂君の原点にして起源、一朗さんだ!

彼ならこの場を容易く収めてくれることだろう。

何故かお互いを敵視している二人を見て不思議そうな顔をしている一朗さん。

すぐに人を安心させるような笑みを浮かべた。

 

「護堂。昔からの付き合いとはいえ、お客様に対してその態度はどうかと思うよ?」

「ッ!?だけどじいちゃん!こいつは」

「護堂?」

 

一朗さんに口答えをする護堂君だが、役者が違う。彼の笑みに黙殺されてしまった。さすが一朗さん!俺に出来ないことを平然としてやってのける!そこに痺れる憧れるぅ!そしてモテる男はフォローも忘れない!

 

「うちの護堂が失礼したね。さ、立ち話も何だからどうぞ中に入って」

「……」

「ツッキー?」

 

その場から動かず、睨みつけるように護堂君を睨みつけるツッキー。まるで宿敵に遭遇したような、そんな顔だ。一体護堂君に対して何を思っているのか。と思ったら、勢いよくこちら睨みつける。凄く怖い。肩のクロとシロが彼女を宥めるように頬を舐めていた。それで少し落ち着いたのか、大きく息を吐き、護堂君を指さして宣言した。

 

「ふんっ!良かろう、貴様の誘いに乗ってやるわ!」

「タロ兄さん。説明してもらうからな!」

 

俺が説明してほしい。肩をいからせて荒々しく家に入っていくツッキーの背中を見送る。護堂君も微妙な表情で後に続く。

 

「あ、これ頼まれてたものとつまらないものですが」

「これはご丁寧にありがとう。さ、太朗君も中に入りなよ。お茶出すから飲んでいきなさい」

「お構いなく」

 

呆然としていた俺もにこやかに見守っていた一朗さんも二人の後を追うように家の中に入っていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「粗茶ですが」

「無理しなくても……」

「大丈夫ですのでお構いなく」

 

突き放すような言い方をする少女。カタカタ震える小さな手がちゃぶ台にお茶を置いていく。そのくりくりと可愛い瞳は俺を真正面から捉えているが、よく見ると見慣れた感情が浮かんでいる。他の人に比べれば気にするようなものでもないが、それでは目の前の少女は納得いかないらしい。俺にはよく分からないが、彼女は向上心が高いから俺という恐怖を乗り越えたいのだろう。

彼女は草薙靜花。今年中等部3年にあがった護堂君の妹だ。俺の美的感覚が狂っていなければそれなりに可愛いらしい顔立ちをしており、将来が楽しみな子だ。

護堂君と長い付き合いがあるように、彼女とも長い付き合いがある。とはいっても、話せるようになったのはここ2、3年のことなので、深い付き合いではなかったわけだが。昔は俺がこの家に来た瞬間部屋に引きこもっていたというのに、今はこうして俺の前に姿を現しているのだから何が起こるか分からない。本当、どういった心境の変化だろうか。俺は一口お茶を含みながらボーっと考える。うん、うまい!

 

「それに、タロ兄さんから逃げたくないですから」

「何か言ったか?」

「なんでもないです!そんなことより、あの二人喧嘩でもしたんですか?」

 

ぼそりと呟いた言葉を聞きなおしたら、顔を真っ赤にして露骨に話題を逸らされた。

『お兄ちゃん大好き』とでも呟いたのだろうか?ツイッターの存在を知ったら毎日ツイートしそうなくらい、これまで全身でそれを表現しているのに何を今さらっと言った感じではあるが、本人としてはそのことを隠しているようだし、他人に聞かれると確かに恥かしい。なので、俺は何も聞かなかったことにした。

 

「……」

「……」

 

目を合わせず、険悪なムードの二人組みの姿を意識したくないっていうのもあるがな。会話もなく、今にも舌打ちしそうなあの二人の間に一体何があったというのだ。まるで空間がゆがんでいるような、どす黒く、重い空気に包まれていた。

 

「いい加減にしないか、護堂。いつものお前らしくないよ」

 

一朗さんが宥めるようにそういうが、護堂君はプイッと視線を逸らすだけだ。これは重症だな。一朗さんもため息をついているし。

 

「ツッキーもいい加減に矛を収めろよ。クロとシロが部屋の隅で縮こまっているじゃないか」

「裏切り者が何をいうかッ!この痴れ者が、恥を知れ!!」

 

俺もツッキーを宥めようとしたら、何故か怒られた。ツッキーが一体何を怒っているのか分からないが、どうも見ている様子だと護堂君と何か関係があるらしい。しかしそうなると二人は元々知り合いだったことになるけど、どこでどう知り合ったかが気になるところだ。どう考えても第一印象が悪かっただろ、これ。

 

「お兄ちゃん。この人に何したのッ!?どうせお兄ちゃんがいらないちょっかいをかけたんでしょ!」

 

あまりの空気に見かねたのか、静花ちゃんが切り込んでいった!凄い勇気だ。

 

「人聞きの悪いこと言うなよ静花っ!大体この人とは初対面なんだ。ちょっかいもなにもあってたまるか!」

「初対面でどうしたらこんな重い空気なるのよ!また嘘ついて!」

「嘘じゃない!それにまたってなんだよ!?」

 

兄妹喧嘩勃発である。

意外な事実の発覚である。初対面同士でここまで仲悪いのか。う~ん、よっぽど二人の相性が悪いということなのだろうか?しかしそんなことがあるのだろうか。それにしては、一朗さんが言ったみたいにらしくない。昔から一朗さんに連れられて諸国に置いてきぼりにされて色んな人と接したせいか、どんな人でも大体受け入れているのにね。

 

「二人とも、そこまでにしておきなさい。お客さんの前で失礼だよ」

「あ……ごめんなさい」

「……流石に熱くなりすぎた。ごめんなさい」

 

冷静になったのか、素直に頭を下げる二人。さすが一朗さん。年長者としての威厳が凄い。さすが、俺の憧れなだけはある。

その後初対面であるならと、一朗さんの提案でお互い自己紹介する流れになった。彼の意図としては喧嘩するにしても、印象だけで決め付けず、知らないのならまずは知ろうということらしい。さすが一朗さん、その深謀遠慮に恐れ入るぜ!と、なにやら、ツッキーが顔を歪めていた。

 

「これでは妾が道理の分からぬ子どもみたいではないか」

「え?まさにそのとおりだろ?」

 

軽口を叩いてみたが、無視された。やっぱり、まだ怒っているのだろうか?でも無言でぺしぺし叩いてきてくるのはいつものことだし、一体どういう状態なのだろうか?

 

「草薙護堂だ。よろしく」

「月読尊じゃ。よろしくしなくてよい」

 

それに、護堂君に対しても思うところがあるのか、ツッキーは頑なに態度を崩そうとはしない。やっぱ子どもじゃないか。まぁ、一朗さんを前にしたら他の人は子どもみたいなもんだ。さすが、一朗さん。その存在は止まることをしらないのか?

 

「ツッキー」

「なんじゃ。貴様に文句を言われる筋合いはないぞ?」

 

鋭い目つきで睨みつけられる。さっきからどうしてそんなに怒っているのか分からない。ここに着くまでなんともなかったのに。護堂君と会ったから?でもそれがどう繋がるのかが分からない。

 

「何でそんなツンケンした態度をとるんだ?」

「何で?何でじゃと?貴様、本気で言うておるのか!?」

 

あ、やっちまったか?

 

「妾を神の宿敵たる羅刹王の前に連れてきたくせに、よくもそのようなことをぬけぬけということが出来るな!無恥厚顔が過ぎるぞ!」

「羅刹王?護堂君のことか?」

「その白々しい演技をやめぬか!貴様はあの男がそうであると知っていたのだろう!貴様ほどの男であれば気付かぬはずはないのじゃからな!」

 

護堂君が羅刹王だという。それが意味するのは何かしらないが、それが二人が険悪な理由なのか。いつもなら、ツッキーの戯言だと切り捨てるが、護堂君までそれを受け入れている節があるのはどういうことか?

 

(おい、その話を今ここで持ち出すなって。じいちゃんと静花それにタロ兄さんもいるんだぞ!)

(妾の知ったことではないのじゃ!)

(クソっ、神って奴はどうしてこう自分勝手な奴ばかりなんだ!)

 

顔を寄せて二人で何かを話しだしたぞ。そして、盗み聞きは良くないが若干聞こえてきてしまった。その話をするなとかなんとか。この様子を見ているとさっきの険悪ムードはなんだったのかと思うけど、仲良くなれそうで何よりだ。一朗さんの血を濃く受け継いでいるせいか、女性と仲良くなるのはお手のものだな護堂君は。

 

「……お兄ちゃん、もう女の人に手を出してる。さっきまであんなに仲が悪かったのに……やっぱおじいちゃんと一緒ね」

 

同じことを思ったのか、静花ちゃんがむくれてしまった。お兄ちゃん大好きと呟くくらい好きだもんね。冷たい視線で二人を見ているのは嫉妬が6割、護堂君の女性遍歴を思い起こしてが4割といったところだろう。

 

「待った!それは流石に聞き捨てならないぞ!俺はじいちゃんと違う!!」

「おやおや、その言い方はまるで僕が悪いみたいな感じだね」

 

いつも通りに戻りつつある空気にツッキーも毒気が抜けたのか、少し声に軟らかさが戻ってきた。

 

「それで、貴様は妾をどうするつもりなのじゃ?」

「俺はあんたをどうこうするつもりはないぞ」

「そうか。ならば妾もこの場では矛を収めるとしよう」

 

よく分からんが、どうやらあっさり和解が成立したようだ。よかったよかった。しかし、羅刹王か。言葉が厳ついのはこの際置いておいて、ツッキーと護堂君があそこまで仲悪い理由がそこにあるらしいが、一体何を意味することなのか。

知り合いであったなら、護堂君がツッキーの設定に付き合っているという風に納得できたが、初対面であるというし。いや、待てよ?逆ではないか?

実は初対面というのが嘘であり、知り合い同士で護堂君が羅刹王というツッキーの設定に付き合っているのだと。そして、いやな顔せずにツッキーの設定に付き合っているほど親しい関係で考えられるのは、恋人くらいしか思い浮かばない。あえて敵対関係を演じているのは、障害があるほど燃え上がるからか。情熱的だな二人とも。

そう考えると、さっき二人して小声で話していたその話をするなというのは、この話からそれがばれるということを避けたかったからか。

 

一つの謎が解けると、いろいろなことが見えてくる。先ほどの険悪ムードはただの照れ隠しで、ツッキーが俺に向って起こっていたのはばれていたと勘違いして焦ったのだろう。そうかそうか、二人は付き合っていたのか。……まぁ護堂君なら仕方ないか。

胸に去来するこの気持ちは一体なんだろうか、なんてセンチなことは考えない。うぶなねんねじゃあるまいし、これでも前世含めて三十年近く生きている計算になるわけだし。何より、母さんにも言ったがそんな風に思ってはいなかったのだから。って誰に言い訳しているんだか。

 

「これを狙って、妾をここに連れてきたのか?」

 

少しだけしんみりしていると、ツッキーがよく分からないことを聞いてきた。『これ』って何だ。しかし、向こうが分かってるだろみたいな感じで聞いてきたのに、俺がそれを汲み取れないのであれば絶対に後で馬鹿にされる。

 

「さぁな」

 

なので、ここは濁す。男なので見栄張って肯定しても良かったがバレた時が面倒くさい。

 

「そうか……なら、そういうことにしておくのじゃ」

 

そういって胸に抱いた子猫を撫でながら、微笑むツッキーはどうやら完全に怒りを静めたようだ。俺の回答に満足してくれた用で何よりだ。下手に答えなくて良かった!

 

「ところであなたはタロに、田中先輩の何なんですか?」

 

ツッキーに向って静花ちゃんがそんな質問を投げかけた。しかし静花ちゃん、そんな詰問するような言い方せんでも。

 

「なんじゃ貴様は、藪から棒に」

「いいから答えてください!」

「……貴様、妾に向って何じゃその口の利き方は。不快ぞ」

「ツッキー」

 

何やらツッキーから物騒な気配を感じ取ったので、声をかける。すると鼻を鳴らして、椅子に座りなおす。

 

「感謝するがいい、小娘。グラさんの顔に免じて答えてやる。妾とグラさんの関係じゃったな。……ふむ、なんじゃろうな。妾もよく分からぬ」

「分からないって……」

「一ついえることは、妾らの関係は他のどんなものよりも奇妙で奇怪なものなのじゃ」

「……ぷっ、なんですかそれ」

 

おどけたように言い放ったツッキーの言葉に、静花ちゃんが笑った。

女性陣も概ね良好な関係を築けていけるようで何よりだ。

 

「で、タロ兄さん。説明してもらえるんだろうな?昨日のこともあいつのことも」

 

だから護堂君や、警官みたいにそんな目を光らせてくれるな。謎の迫力があって怖いんだ。女性陣みたいにもっとほのぼのとした対話をしようよ。

 




蛇足:田中太朗は草薙一朗教の信徒であるし、草薙一朗狂である。

しかし、徐々に勘違いから遠ざかっているようなと思う今日この頃である。
もはやタグから消すべきか……?いや、まだ粘ろう。

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