ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊   作:ボルメテウスさん

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第13話 一誠の意地 勝利の道!

今、俺の目の前で赤いコートの姿を着てライザーを追いつめている結崎がいる。

 

一ヶ月前に俺の命やアーシアの命を助けてくれた恩人で、今も部長の為に共に戦ってくれている大事な仲間だ。

 

でも今後も絶対に結崎に頼れるとは限れない。

 

ならばせめて今この時を乗り越えないといけない。

 

その為にも俺も戦わなきゃいけないんだ!

 

(本当に良いんだな。)

 

あぁ例え右腕を差し出しても勝つ!

 

それと同時に結崎の剣が光を出すと同時に一閃した。

 

するとライザーの体は真っ二つに割れ、後ろの結界までも割れた。

 

それが合図なのか結崎がこちらを見て頷いた。

 

あぁ分かった。

 

お前が作ってくれたチャンス無駄にしないぜ!

 

それと同時に俺は走り出し、ライザーに向かっていった。

 

それと同時に俺の籠手から赤いオーラが出ると同時に体に纏わると共にそれは鎧となり、俺の後ろからオーラが噴射した。

 

「がっはぁ!」

 

俺はそのままライザーを蹴り上げると共にそのままポイントへと向かって行った。

 

「なっ貴様は一体!」

 

「俺はリアス・グレモリーの兵士、ただそれだけだ!」

 

「なっ貴様まさかあの場で一番最弱だった奴なのか!」

 

そう言ったライザーは驚いているけど、確かに俺は最弱だ。

 

部長のような消滅の魔力はない。

 

朱乃さんのように魔力を自在を操れる訳でもない。

 

木場のような剣術もない。

 

子猫ちゃんのような怪力もない。

 

結崎のように神器を使いこなしている訳でもない。

 

だから今は俺がやるべき事をやるだけだ!

 

「くっだがどうやって俺を倒すつもりだ。」

 

「あぁ確かにお前を倒す事はできない。

けどお前に勝つ事はできる!」

 

「なにを言ってっ!」

 

その瞬間ライザーは後ろを見ると驚てた。

 

「なっ結界が破壊されている!」

 

「あぁそうだ。」

 

これが結崎の作戦だ。

 

結崎が言うには仮面ライダーウィザードで出てきた怪人の中にまったく同じの不死身のフェニックスがいたらしい。

 

不死身故に倒す事ができなかったけどある方法を使って勝ったらしい。

 

その方法はなんと太陽にぶつけて、永遠に破壊と再生を繰り返したらしい。

 

その方法を参考に結崎の考えは今までのレーティングゲームのルールを簡単に考えて分かったという方法だ。

 

「お前を結界の外に出せば、その時点で俺達の勝ちだ!」

 

「なっ」

 

このレーティングゲームは最後までフィールドに立っていた方が勝つ。

 

そこから考えて普通はライザーを倒す為の方法を考えただろう。

 

だけど別にレーティングゲームのルールは最後までいた方が勝つと言っていた。

 

ならばもしもこの場の舞台から消えたのならどうなんだろう?

 

「くっそぉ、離せ」

 

そう言いライザーは魔力を炎に変えて、俺当ててきているが今の俺にはまったくもってダメージがこない。

 

「お前、この婚約が冥界でどういう意味を持つかわかっているのか!?

悪魔の将来のために必要なことなんだぞ!?

お前みたいな、た、た、ただの下級悪魔がどうこういっていいようなことじゃないんだぞ!」

 

それこそとっくに答えなんて決まっている。

 

「結崎が言ったようにお前のような奴が悪魔の将来をましてや今の状況まで追いつめられてやっと窮地だと分かったようなお前が」

 

そう言い、俺はライザーを飛ばしたと共に一回回転すると共に脚を奴に向けて構えた。

 

それと同時に

 

『Bost!!』

 

俺の背後にあったブースターから魔力が放射され、脚先からドラゴンのオーラが現れ奴に向けていった。

 

それは俺達を導いてくれた結崎の憧れの存在である仮面ライダーと同じライダーキックの構えを取った。

 

奴に向かって蹴り上げた。

 

「がっはぁ、貴様ぁ!」

 

それと同時にライザーもポイントへと向かって飛んでいった。

 

そのままライザーは木場と朱乃さんが維持していた結界の穴に吸い込まれていってその姿を消した。

 

結界の穴が消える直前、ライザーは光になって消えていった。

 

〔ライザー様、戦闘不能

よってリアス・グレモリー様の勝利です。〕

 

そのアナウンスの声を聞き

 

「よっしゃああーー!」

 

その声を出し、俺は禁手が解け、そのまま地面へと向かっていった。

 

そこで誰かに受け止められて見ると、そこには部長がいた。

 

「ぶっ部長?」

 

「ありがとう、一誠。

あなたのおかげで勝てたわ」

 

「いいえ、俺なんて。

むしろ結崎が」

 

「えぇ確かに結崎のおかげで確かにこうやって勝てたわ。

でもあなたのおかげで勝てたわ。

それは結崎も言っていたわ」

 

そう言ったと同時に部長が俺とキスをしてくれた。

 

 

「終わったか」

 

そう言い俺はゆっくりと腰を下ろして、しばらく転送が来るのを待つだけだった。

 

しかしまさかここまでうまくいくなんてな、でも終わりよければ全て良しという言葉もあるしまぁいいか。

 

そう思い俺は転送されるのかと思った時だった

 

『この時を待っていた』

 

「えっ?」

 

それと同時に俺の変身が解けた。

 

「先輩、その手は」

 

すると屋上に着ていたのか小猫が目の前に着ていた。

 

その台詞を聞き、俺は自分の手を見た。

 

そこには普通の人間の手ではなくまるでスタンドガラスのようになっていた。

 

「なんだこれは!?」

 

それと同時に俺は全身になにかに吸い込まれていくような感覚がしていた。

 

「大丈夫ですか?」

 

そう言い小猫は近づいて、触れてくれた。

 

だけどそれでも吸い込まれていくような感覚は終わらず

 

『さぁ儂の元へ、帰ってくるが良い。

我が眷属よ。』

 

その言葉と共に俺の目の前がまっくろになった。

 

その日、リアス・グレモリーに協力していた幽霊である結崎怜が行方不明になった。

 

しかし彼が行方不明になって5日後彼は発見された。

 

だが彼には変わっていた所があり、彼と共にいた金髪の少女が共にいた。

 

その時になって明かされたのは彼の過去であった。




突然いなくなってしまった結崎怜

彼がいない5日間

それは彼の原点となる物語である。

普通の人間であったはずの彼はなぜ人を斬り、殴ると言った傷つける行為になれていたのか。

これは結崎怜が仮面ライダーになる前に起きた事件が残した傷跡

そして彼の本当の意味での序章である物語である。

次回 ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊

主の鬼と眷属の幽霊
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