ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊   作:ボルメテウスさん

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第14話 主の鬼と眷属の幽霊

結崎怜の仮面ライダーになる前の話をしよう。

 

つまり彼がまだ生きていた時の話である。

 

彼は幼少期に見た仮面ライダーの影響で仮面ライダーという存在に憧れを持ってしまった。

 

普通の憧れならば幼少期で終わってしまう儚い夢に終わってしまうが彼の憧れはそこで終わる事はなく、むしろ増すばかりである。

 

憧れを目指す為に彼らが行ってきた数々の特技を習得するように努力をし、格闘能力も共に続けてきた。

 

だがそれでも現実は生きている間に彼は仮面ライダーとなる事はできなかった。

 

彼はそれでも諦める事なく進み続けた。

 

その結果、彼は進んだ先で死んでしまい幽霊となり、憧れの存在である仮面ライダーとなった。

 

彼が仮面ライダーとなり、数々の敵、数々の仲間と出会い戦った。

 

彼の始まりは幼少期で仮面ライダーと出会う事により全てが始まった。

 

彼が死んだ事により彼の仮面ライダーとしての道が始まった。

 

だがしかし彼の戦いの始まりはそのどちらでもない。

 

これは彼の戦いの始まりと共にその始まりの戦いへの決着の物語である。

 

 

ぴちゃりという音が聞こえ、俺は目覚めた。

 

先程までなにかによって眠らされていた俺が目覚めて目に入ったのはまるでお化け屋敷のような光景だった。

 

周りには高級そうなソファや机があり、俺が目を覚めたのは丁度ベットの上だった。

 

埃はないのかベットの上で多少動いても埃は出ず、新品同様だった。

 

だがしかし本来ならば窓と思われる場所には無数の鉄骨で覆われており、太陽の陽や月の光を一切通さない感じがした。

 

俺はすぐに幽霊だという事を思い出し、幽霊化しようとしたが

 

「幽霊化できない、それに神器が使えない!?」

 

これは一体どういう事なんだ?

 

確かあれは俺の魂のような存在だが、出ないのはおかしすぎる。

 

そう思っているとがっしゃりという音が聞こえた。

 

音が気になり、俺は自分の両手を見るとそこには鎖がついた手枷があった。

 

だが鎖は引きちぎられていた為に、既に手枷の役割を既に果たしていなかった。

 

寝る前にはなかった物だからおそらくこれが原因で神器を使えないのはおそらくだがこれが原因なんだろう。

 

幸い、脚には枷がなかったので歩く事はできたが相変わらずここがどこなのかについてはさっぱり分からない。

 

とりあえずは部屋から出て、様子を見に行った方が良いだろう。

 

そうして俺はドアへと向かった時だった。

 

「どこへ行くつもりなんじゃ?」

 

「えっ?」

 

俺の後ろで誰かに呼ばれたと思い、後ろに振り返ってみるとそこにいたのは少女だった。

 

その姿は血のように赤いドレスを着ており、長い金髪の女の子がいた。

 

「あなたは一体、んっこの声どっかで」

 

「お前をここに呼び出した張本人じゃよ。」

 

「えぇ!」

 

俺は驚いたのと同時に扉の前でいつでも移動できる体制で目の前の相手を見た。

 

見た感じでは相手はこちらに対して相手をしていない感じがする、おそらく俺の戦いの手段も奪ったからもあるが、こんな物を用意できている時点で相当な使い手だという事が分かる。

 

「そう警戒しなくても良いんじゃよ、我が眷属よ」

 

「眷属?」

 

そう言えばあのレーティングゲームで終わった直前に聞いた言葉には確かに俺の事を眷属だと言ったけど

 

「お前は一体何者なんだ?」

 

「儂か?

儂の名前は キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。

長いからキスショットで良い。」

 

「キスショットさん?

だとして俺をなぜこんな所に」

 

「本当ならばお主は儂の眷属のままにしておきたかったのだが悪魔の領地の奴がいなくなってしまっては面倒であったからな。

記憶を消して、卒業まで待つことにしたんじゃよ。」

 

「えっ眷属?」

 

それってあの部長が言っていた悪魔の眷属だよな。

 

でも俺は確かゴーストドライバーの条件であり、人間であるのは確定していたはず?

 

「あの領地の小娘が使っていたのは完成された悪魔の駒じゃ。

悪魔が繁栄に使っていたのとは違い、儂が使ったプロトタイプには悪魔はできない代わりに眷属にする事はできるからな。」

 

「だとしてもなんで俺が眷属に?」

 

「その事を話したい所じゃが、そろそろ時間じゃな」

 

「えっ?」

 

そう言うと共に窓からいきなり音が聞こえると共に身構えた。

 

「ここかあの伝説の吸血鬼がいるのは!」

 

「えっと奴らは?」

 

「奴らはこの日本に隠れ住むはぐれ吸血鬼ハンターだ。」

 

「それはどういう事なんだ?」

 

「まぁ儂も相当な有名人じゃからな」

 

「あぁその通りだ、ハートアンダーブレード。

貴様を倒し、その魂で俺はさらなる力を得る!」

 

そう言い姿を現したのは夜だというのに巨大な鎧を付けた骸骨の怪物がいた。

 

というか

 

「絶対にあいつ吸血鬼ハンターじゃないだろう!」

 

「奴は悪魔の指輪と契約して、その身を骨に変えて絶対なる力を得た奴だ。

その後契約した悪魔の魂を吸い、力は上級悪魔並じゃ」

 

「なっ、それでこいつをどうするんだよ?」

 

「お主がやるんじゃよ。」

 

「俺が!

無理だよ!」

 

「なんじゃ、この程度だったら戦えるじゃろう。

仕方ないのぅ、一時的に封印を解いてやろう」

 

そう言うとキスショットはこちらに近づき、自身の指を切り、手枷に血を流した。

 

すると手枷は光初めて、ぱかっと開くとそこからなんとゴーストアイコンの絵が描かれていた。

 

「これは?」

 

「一時的に解放した。

完全に解放すると面倒だからな5分で倒せ。」

 

「5分って、あぁもうやってやる。」

 

ここでやらないとどうせ、俺がやられてしまう。

 

だったら戦ってやる!

 

ネロ達の声が聞こえないけど、これはやっぱりもう片方が解除されていないのが原因だろう。

 

すると俺はゴーストアイコンを取りだしたら、そこにはもう一つ青いゴーストアイコンがあった。

 

いつの間に!?

 

とにかく、今は

 

【アーイ】

 

【バッチリミナー!バッチリミナー!】

 

「変身」

 

【カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!】

 

それと同時に現れたゴーストと共に俺はガンガンブレードを手に持ちながら奴に向かって走り出した。

 

「ほぅ、まさか貴様がハートアンダーブレードの眷属は神器使いだとはな。

だがその程度の奴が勝てるか!」

 

そう言うと共に奴の剣を真っ正面から受け止めた。

 

確かにこいつ、とんでもない馬鹿力だ!

 

だけど

 

「力だけだったら、これでどうにかなる!」

 

そう言い俺は奴の剣を後ろへとかわし、後ろに立ち回ると同時に一閃して切り裂いた。

 

「なっなんだこいつは!」

 

「はぁ」

 

そのまま俺は空中に飛び、ガンガンブレードを銃モードへと変えて奴に向けて放った。

 

幾つもの銃弾が奴の体に向かって飛んでいき、鎧を幾つも貫通した。

 

だがその身は骨だった為にダメージがあったのかなかったのかどうかすら分からない。

 

「くっ貴様あぁー!

これでも喰らえ!」

 

そう言うと共に骸骨は口から吐いた紫のなにかがこちらに向かって襲いかかってきた。

 

これは

 

「鼠に飛蝗だと?」

 

どういう事だ、そう疑問に思いながらも危険だと思い俺はすぐに銃弾で紫の塊に向けて放っていた。

 

だが銃弾が当たったが全てに当たる事ができず、幾つが俺に当たった。

 

それと同時にその魂は奇妙な光を放ち、爆発した。

 

「がぁ!」

 

今のは一体なんなんだ!

 

「なるほど、魂食いの能力を使い食ってきた魂を実体化させ爆発させたのか。」

 

本当かよ、だとしたら奴は死んだ後でも命をなんていう事に使っているんだ!

 

「ほぅ賢明だな、ハートアンダーブレード!

だが分かった所でどうやってこの命爆弾を防ぐ!」

 

確かに手が分かっていてもこのまんまじゃあ不利のまんまだ。

 

こうなったら一か八か新しいゴーストアイコンに賭ける!

 

【アーイ】

 

【バッチリミナー!バッチリミナー!】

 

「なに、神器からまた別のなにかが出てきた!?」

 

「変身!」

 

【ニュートン魂 リンゴが落下!引き寄せまっか!】

 

その時現れた新たな姿を見ると、それは今までとは違い両手がなにかによって覆われていた。

 

「これは?」

 

「姿が変わった所でどうなる!?

もう一度これでもくらいやがれ!」

 

そう言い再び奴の口から先程の命がこちらに向かって放たれた。

 

だけどな

 

「どうすればいいんだ!」

 

今から武器を取り出そうにも遅すぎる。

 

だがニュートンという言葉を思い出した。

 

そうだ、エジソンは電気を操れたようにもしかしてこれは

 

「やってやるぜ!」

 

そう言い拳を前に出した。

 

すると拳が光り出すと同時に俺に向かっていた命は止まった。

 

それと同時にそのまま命は俺の方へと行かず、奴へと向かって行った。

 

「なっがはぁあ!」

 

奴はそのまま命達に当たり爆発した。

 

そういう事か、どうやらこれは重力を操る事のできる能力を持っているらしいな。

 

「さぁ行かせて貰うぜ!」

 

「なんなんださっきの能力は!?」

 

「反撃させて貰うぜ!」

 

そう言い俺はもう片方の手を奴に向けて放つと今度は先程とは真逆で奴の方からこちらに向かってきた。

 

「なっ引き寄せられる!」

 

そう言いながらこちらに向かって来た所を俺は思いっきり何十という拳を奴に向かって叩きつけた。

 

最後に片方の手でゴーストドライバーを押した。

 

【ダイカイガン! ニュートン! オメガドライブ】

 

「これで止めだぁ!」

 

そう言い俺はもう一度拳を嵌めると同時にその拳に青いエネルギーがたまり始めると共に奴の腹に向かって放った。

 

「がぁああ、まさかこんな奴にやられるとはぁ!!」

 

それと共に奴は地面に叩きつけると共に鎧は砕け散ると共に骸骨が残っていた。

 

そして自然と霧となってその姿はなくなった。

 

「はぁなんとか勝てた。」

 

そう思っていた時だった。

 

俺の片手にあった手枷が閉まると俺の姿はゴーストから元の姿へと戻った。

 

それも俺の幽霊としても能力もなかったので当然空中からそのまま地面へと向かっていった。

 

「なんでだぁーー!」

 

そう言い俺は地面へと落ちていった。

 

やばいぞ、やばいぞ!

 

まさかまた死ぬのか?

 

あれ幽霊でももう一回死ぬのかな?

 

そう思っていると誰かが俺を受け止めてくれた。

 

「えっ?」

 

「ここまでやるとはな、やはり儂の眷属と言った所じゃな!

これならばあいつを倒すにも十分だな。」

 

「倒す?」

 

「あぁそれがこれからの目的だ。」

 

一体全体どうなっているんだ、これは?

 

「それではバイクも既に持ってきておるし向かうとするか。」

 

「えっとどこに」

 

「端ノ小島で牛鬼を退治しに行く。

儂をこけにしてくれたお礼参りをしに行く。」

 

「えぇ~」

 

こうして俺はなにが起きているか分からない内に俺と主と名乗るキスショットの旅が始まった。




キスショット「さぁ物語はついにビキンズナイトへと繋がる奇妙な5日間の冒険の始まりじゃ!」

結崎「ビキンズナイトと言えば仮面ライダーWだな。
最初のMOVE大戦の作品でもあるWの主人公である左 翔太郎とフィリップとの運命の出会いを描いた物語は今でも憶えているぜ!」

キスショット「今回の話もいわばこれと同じ始まりの話じゃ!
まぁ登場人物は楽しみにしておけ。
それでは次回」

結崎「早い!」

キスショット「ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊
出会いのバイクロード!」

結崎「バイクロード?」
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