ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊 作:ボルメテウスさん
「あれは光写真館」
光写真館
仮面ライダーディケイドで舞台となった光写真館だ。
という事は本当に城戸さんとチェイスさんは本物なのか。
「ここってやっぱり光写真館!」
「えっとやっぱり結崎は知っているのか?」
「はい!
仮面ライダーディケイドで主人公の門矢土さんの住んでいる家としても有名なんです。」
「仮面ライダーの主人公。
それは一体どういう事だ?」
俺の言葉に疑問を思ったのかチェイスさんが聞いてきた。
意味って言われても
「意味はそのままだ。
そいつの世界では俺達の存在はテレビの中のヒーローのようだからな。」
その言葉がドアから聞こえ、見るとそこには俺の憧れの人物である門矢土さんがいた。
「あなたはやっぱり!」
「あぁそうだ、俺は門矢土だ。
またの名を通りすがりの仮面ライダーだ。」
やっぱり予想通りだ!
でもなんで
「なんであなたがここに。
それに今まで興奮していたけどなんで真司さんが生きて」
「悪いがそこにいる城戸真司は生きていない。
お前と同じく死んだ存在だ。」
「それって」
「ここはお前の言う所の死後の世界。
それも厄介な事にとんでもない状態になっている。」
そう言い土さんの説明を始めてくれた。
「お前の世界は俺が旅してきたどの世界とも違う悪魔や天使と言った存在が何十といる世界となっている。
本来ならば世界というのは悪魔や天使と言った敵対している存在ならばともかく、これ程多くの存在が一つの世界にいると世界のバランスを保つのは難しい。
そんな不安定なバランスを狙い、世界を手に入れようとした奴がいた。」
「そいつは一体」
「奴の名はJUDO
かつてある世界でZXが虚空の牢獄に閉じこめられたはずの存在だ。」
「JUDO?
一体それは」
そんな名前の敵を今まで聞いた事がない。
でもZXと言えば昭和ライダー10人目にして一話しかなかった事で有名なライダーだけどそんな奴は知らないぞ。
「でもそのJUDOが一体どうやって世界を手に入れるつもりなんですか?」
「奴は一体どうやって世界を征服するつもりなんですか。
先程の話からするとその虚空の牢獄に閉じこめられているから身動きが取れないのでは」
「あぁだからこそ、奴はある方法で世界を手に入れようとしている。
それはお前だ、結崎怜。」
そう言い俺に指した。
「俺が?」
「お前はあの世界においてはクウガやアギトと言ったライダーと同じく中心的な存在だ。
奴はお前という存在を消し、成り代わろうとしている。」
「俺を消すって」
「あぁお前の身体は確かに無くなったが奴らからしたら死体から僅かな情報で身体を再生させる事など問題ではない。
既に奴らはその準備を始めている。」
「えぇ!
マジですか!?」
それって確実に手に入れているじゃないか!
「だがそれでも奴の誤算があった。
お前は魂となって世界の存在の中心となっている為に手に入れたとしても世界の修復力によってすぐに消されてしまう。
だから奴はお前をこの世界の死が集まる世界へと閉じこめ、真の死人となるまでライダーの力を使い切らせようとしていた。」
「なら俺はあのまま戦い続けていたら」
「確実に消されていた。
そしてお前の世界はJUDOによって支配されただろう。」
「だが奴にも誤算があった。
本来ならばあそこでは敵しか存在しない怪人達だったが、奴は平成を知らなかった。
悪の怪人が死んでばかりで正義の仮面ライダーが死んだ事も正義に目覚めた怪人達がいる事すら知らずに共に蘇らせてしまった。」
「その結果、俺とチェイスも一時的にだが復活したんだ。」
「そうだったんですか。」
というよりも衝撃の事実が分かってしまった、まさかチェイスさんが死んでいたなんて。
本編見る前に知っちゃって、少し残念だ。
「とにかく今回の戦いの相手は厄介だ。
なんたってこれまで倒した奴らが全員襲いかかってくるからな。
だから勝てる可能性を見つけるにはこちらも味方を探し出す事だ。」
「でも味方って誰がどんな奴かだなんて分からないぞ。」
「その点ならば心配はいらない。
この世界は原点の世界又は映画の世界で死んだ奴らが集まっている。
無数のパラレルワールドでもまだマシだからな。」
「えっ映画?」
その単語に疑問を思ったのか城戸さんは疑問に思ったけど、おそらく俺に分かりやすく伝える為に門矢さんが言ったのだろう。
だとすると味方にしておきたいのはライダーの中でも強い二人だな。
「確かにそう考えるとなんとかなりますね。
仮面ライダーの中でも味方になる奴は多い。」
「問題は結崎の留まれる時間も限られている、その為に味方の数は限られてくるぞ。」
確かに味方が集まってもタイムリミットが過ぎてしまったらおしまいだ。
「あぁ時間としては一時間。
それまでに探し出すぞ。」
そういい門矢さんと共に仲間探しに向かった。
◇
仲間探しをして30分が経った。
タイムリミットが迫る中で
「まさかこの組み合わせで襲ってくるとはな」
そう言い、俺は目の前にいる敵を見た。
敵の数は4人で他の敵は城戸さん達が引き受けてくれているが、目の前にいる敵はそれ以上に厄介だ。
4人の内の二人は同じ怪人の為か体が灰色で馬をモデルにしたホース・オルフェノクとバラをモチーフにしたローズ・オルフェノク。
そして残りの二人は中華のような鎧を纏った緑の怪人レデュエともう一人はまるで西洋の騎士のような怪人であるロード・バロンがいた。
おそらくこのタイミングでは最悪と言っていい程の奴らだ。
ホース・オルフェノクとロード・バロンが味方になってくれると良いがその隣にいる奴らは仮面ライダーの中でも知能がとてもなく高い奴らだ。
「貴様に問う!
貴様はあの世界でなにを望む!」
その言葉を放ったのはロード・バロンだった。
その言葉にどう返答したら良いのか分からない。
ならばここで言えるのは
「望む事は簡単だ。
あの世界を守りたいと思っただけだ。」
「守りたい?
君はそんなの為に戦っているのか?」
「あぁ」
そう言うと近くにいたローズオルフェノクとレジュエは笑い始めた。
「これは驚きだね、まさかそんな考えをする人間に出会えるとはね。
お前は面白いな。」
「えぇくだらなく、つい笑ってしまった。
それではまるで前の世界にいた仮面ライダーのようだ。
下らない、それだけでも笑えるな。」
そう笑い続けていた二体の怪人。
だが他の二人は笑わず、見ていた。
「俺は正直言って、あんた達と戦った仮面ライダーのように立派でもなんでもない。
ただこの力と俺に色々な事を教えてくれた仮面ライダー達によって戦えてこれただけなんだ。」
「なんだと?」
「あぁだけどな!
俺にそんな事を教えてくれた仮面ライダー達のように、せめて今目の前で危機になっている世界を救いたい!
だから頼む、力を貸してくれ!」
そう言い俺は目の前の奴らに言う。
いくら都合が良いと考えだって良い、だけど俺は守りたいんだ。
「くだらないな。
貴様の言葉など意味はない、さっさと殺すとするか。」
そう言い、ローズオルフェノクとレジュエが手を翳した。
もう駄目なのか。
「あぁそうだな。
意味などないな」
「貴様らの言葉だがな!」
「なっ」
それと同時にロード・バロンとホース・オルフェノクは剣を振り上げてローズオルフェノクとレジュエを同時に攻撃した。
「貴様らまさか裏切るつもりか!」
「裏切る?勘違いするな!
貴様らのように弱者の支配しか考えない弱者に従うましてや共に戦うつもりなど最初からない。」
「木場君、まさか君はその行動が正しいとでも言うのか、かつて乾巧と戦った君の行動を正しいと言えるのかい?」
「俺も正直言ってあの時の俺の行動が正しいとは言えない。
けど君の中にある彼を見て、もう一度信じる事にしたんだ。」
「駆紋さん、木場さん」
そう言うと共に二人は怪人の姿から人としての姿を変えた。
「怪人という姿を別に嫌っている訳ではないが、こちらの方がお前には良いのだろう。」
そう言い駆紋さんの手に持っていたのはなんとリンゴロックシードだった。
「手元に今はバナナロックシードがないからな、俺の力を込めて作り出した。」
「そうだったんですか。
それじゃあもしかして木場さんの持っているのは」
木場さんの持つ、それはなんと劇場版で出てきた仮面ライダーオーガのオーガフォンだった。
「なぜかな、持っているのは僕にも分からない。
だけど今は君と共に戦える姿としては丁度良いからね。」
そう木場さんは笑った。
やっぱりそうだ、この二人は俺の知っている仮面ライダーのライバル達の中でも最強のライバルだ。
非常事態だけどやっぱりこの二人と一緒に戦えるなんて嬉しいぜ!
そう言い俺はベルトから新たな光が光り始めた。
「これは!?」
その時に俺が取り出したのは、なんと新たなゴーストアイコンだった。
「まさかここで新しいゴーストアイコンができるとはな。」
「貴様ら!
もう許さないぞ!?」
「三人共、ここで私のおもちゃとしてくれる!」
そう言い奴らは戦闘態勢を取った。
だけど俺には今、確かに頼れる二人の味方ができた!
だから恐れる事はない!?
「「「変身!」」」
【カイガン! ビリー・ザ・キッド!
百発!百中!ズキューン!バキューン!】
その音と共に俺の姿はまるで西部劇に出てくるガンマンのような姿となった。
これはビリー・ザ・キッドなのか!?
【カモン! リンゴアームズ!
デザイア・フォビドゥン・フルーツ!】
それと共に隣にいた駆紋さんの変身した姿はまるで鎧を纏った赤い騎士、仮面ライダーバロン リンゴアームズへとなった。
【Complete】
そして木場さんの姿はまるで黒い鎧の中で黄金に輝く線で囲まれた王の姿、仮面ライダーオーガとなった。
「貴様らぁぁーーー!」
そう言うと共にローズオルフェノクとレデュエがそれぞれの多数の葉や植物が襲いかかってきた。
だが
「やらせるか!」
【Exceed Charge】
その音と共にオーガへと変身した木場さんは手元に持っていたオーガストランザーから伸びた刀身が全ての攻撃を焼き尽くした。
焼き尽くした敵の攻撃の後に駆紋さんの前にあるチャックのような入り口クラックを作りだしローズオルフェノクとレジュエの横へと飛び出した。
「ふんっ」
【カモン!リンゴオーレ!】
「はぁ!」
それと同時に駆紋さんのソードブリンガーにエネルギーを放ちながらローズオルフェノクとレジュエを切り裂いた。
俺は手に持っているガンガンセイバーガンモードとゴーストガジェット・バットクロックガンモードを一体化させて、ライフルモードへと変えてベルトの前へと翳した。
【ダイカイガン! ガンガンミナー! ガンガンミナー!】
俺は同時にローズオルフェノクとレジュエへと向けて狙いを定めた。
「命燃やすぜ!」
【ダイカイガン! オメガインパクト!】
「ふっ」
それと同時に駆紋さんはクロックを発動されると同時に回避し、ガンガンセイバーから放たれた巨大な時計模様のエネルギーが放たれローズオルフェノクとレジュエの二体を巻き込んでいった。
「まっまさかこんな事で私の野望が」
「まだおもちゃで遊びたかったのに」
その言葉と共にローズオルフェノクとレジュエはその姿が無くなった。
「なっなんとか倒せた。」
そう俺は座り込んだ。
「まだ終わっていないだろ。
貴様の言うJUDOと言う奴との戦いが残っているはずだろうが」
「あぁ奴を倒さないと君の世界の危機は終わらないのだろう。」
「あっはい!」
そう言い俺は立ち上がった。
結崎「仮面ライダーの中でも人気の高いライバルキャラの仲間入りで燃えてきた!」
キスショット「それは良いとしてお前がいない間の儂らの様子はどうなるんじゃ!」
結崎「大丈夫、出番はあるよ。
スピンオフで」
キスショット「それはあるのか、ないのか!?」
結崎「OVAと言えばやっぱり鎧武外伝は最高だぜ!
今度仮面ライダーチェイサーも出る予定なので仮面ライダーのスピンオフは今後も注目だ!」
キスショット「人の話を聞け」
結崎「という事で次回、ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊
黄金の敵 その名もJUDO」
キスショット「こんなのでこの作品は大丈夫なのか?」