ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊   作:ボルメテウスさん

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「次の目的の場所ってもう着いたのですか?」

「あぁだけど、前回と違って普通の町だからな急いでどこかに止めないと」

「そうですか、あっすいません少しトイレに行ってきます。」

「おぉトイレはそこから左だぞ。」

「はい」

「あれ?
先輩、トイレって確かこの前の暴走で壊れちゃって今は外と繋がっている状態じゃなかったけ?」

「あっ」

「なんでトイレが外ぉぉぉぉ!!!」

「わぁーい結崎が落ちている!」

「なぁ!
やべぇ、早く降りるぞ!」


コラボ大決戦 2016  城下の章 前編

その日は幼稚園がお休みでお母様から頼まれて、お兄様の弁当を届けに行くだけの日だったはずだった。

 

だけど、それはただの日常の一日ではなくかけがえのない出会いと別れの日になった。

 

私は地図さんに道を教えてもらいながらお兄様の学校へと向かって歩いてました。

 

その道の途中でした。

 

なにか見たことのない物が落ちていました。

 

少し気になって、私は能力を使って話しかけてみました。

 

「あなたは一体なんですか?」

 

「んっ?

私の声が聞こえるのか、まさか結崎以外にそんな人物がいるとはな。」

 

「結崎?」

 

「あぁ私の持ち主だ。

私の名前はエミヤと言う者だ。

すまないがお嬢さん、私を結崎の元へ運んでくれないか?」

 

「えっと」

 

そう言い、私は時計を見ました。

 

まだ食事の時間まであるのだから、近くならば届けてあげた方が良いだろう。

 

「うん、遠くなかったらいいよ。」

 

「それは助かる。

結崎はこの近くの公園に落ちたと思うから、そこへ行ってみよう。」

 

「分かった。」

 

そう言い私はエミヤさんの言う通り、公園へと向かいました。

 

場所はそれ程遠くなかったので、入ってみるとそこにはなにかを探している赤い髪をしたお兄さんがいました。

 

「えっとあの人が結崎さん?」

 

「あぁそうだ、助かった。」

 

そう言うと共に私の手元にあったエミヤさんはなんと宙に飛んで、結崎さんの元へと飛んでいきました。

 

結崎さんはエミヤさんを見て、驚いた様子の後すぐに受け取り私の元へと戻ってきた。

 

「えっと、エミヤを助けてくれてありがとう。」

 

「えっと結崎さんもエミヤさんとお話しできるの?」

 

「まぁちょっと訳があってね。

それよりも届けてくれたお礼になにか一つお願いを叶えて上げるよ。」

 

「えっ?」

 

いきなり来て、お願いを聞いてくれると言ってくれたけどなにか怪しいなぁ。

 

「まぁ確かに怪しいと思うけど、本当にエミヤを見つけてくれたお礼だから。」

 

そう言ってくれた結崎さんの顔は嘘をついている様子はなかった。

 

だったら、少し不安だったしおつかいの手伝いしてくれるかな。

 

「実はお兄様とお姉様のお弁当を届けに行くのだけど、不安だから一緒についてきて。」

 

「あぁそれぐらいだったら任せなさい。」

 

そう快く受けてくれた結崎さんの笑顔を見て、安心して歩こうとした時でした。

 

突然後ろから結崎さんが抱き着いてきて、持ち上げました。

 

「えっ」

 

それと共に結崎さんは突然、空を飛び一緒に空を飛びました。

 

すると先程まで私達がいた場所にはなにか大きな爆発が起こりました。

 

急いでなにが起こったのか見てみると、そこにはなんと牛の頭をした怪物が槍をこちらに向けていました。

 

あれは確か最近噂になっている怪物だった。

 

なんでこんな所に?

 

そう思っている時でした。

 

【アーイ】

 

その音が聞こえると同時に結崎さんのベルトから音がなると共に出てきたのは黒いコートが一つ出てきた。

 

それは先程襲い掛かってきた牛のような人に向かうと共に空を飛びながら体当たりをしていた。

 

それに怯んで牛の怪物を見て、結崎さんは私を地面に降ろした。

 

「少し危ないから下がっていて。」

 

そう言うと共に結崎さんは一気に牛のような人へと向かって走り出した。

 

そして

 

「変身!」

 

【カイガン! カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!】

 

そう音が鳴ると先程まで牛の怪物の近くにいた黒いコートはそのまま結崎さんに近づき、結崎さんが着ると、その姿は先程とは違う姿になっていた。

 

「あれはもしかして仮面ライダー?」

 

その姿は噂でしか聞いた事のない正義のヒーローである仮面ライダーのようだった。

 

結崎さんが変身した仮面ライダーはそのまま牛の怪物さんの持っていた槍といつの間にか持っていた大きな剣で戦っていた。

 

剣と槍は今まで見たことのない速さで繰り返されており、その度に地面には亀裂ができていた。

 

しばらく続くと思っていた切り合いの後に結崎さんは牛の怪物さんを蹴ると共に手には先程と同じ物であるエミヤさんだった。

 

【カイガン!エミヤ!アンリミテッド!ブレード!!ワークス!!!】

 

そうベルトから音が鳴ると同時に出てきたのは赤いコートだった。

 

もしかしてあれはエミヤさんなのかな?

 

そう思っていたらエミヤさんが結崎さんに重なるとその姿は先程とは変わっていた。

 

すると結崎さんの手が光出すと次に出てきたのは先程の巨大な剣ではなく、細長い棒のようななにかだった。

 

結崎さんはそれを構えると共に牛の怪物さんに突っ込んでいった。

 

先程までとは違い、長い物なのか結崎さんと牛の怪物との闘いは距離は長くどこまでも続くと思っていた。

 

だけど結崎さんは一つの突いた後、後ろへと下がると棒を遥か上へと投げた。

 

すると牛の怪物もそれに釣られるように空へと飛んでいきました。

 

それを見た結崎さんは凄い速さで牛の怪物さんに近づきました。

 

【ダイカイガン! エミヤ! オメガドライブ!】

 

それと共に結崎さんが走りだすと同時に結崎さんの後ろに先程の武器とそれと似た武器が幾つも出てきて、蹴りだしました。

 

だけどそれが当たる前に牛の怪物が手を出すと、なんと結崎さんを地面へと叩きつけました。

 

そして上になにか光の輪が出てきて、牛の怪物の姿を消しました。

 

 

地面へと落とされた結崎さんはそのまま立ち上がりました。

 

それからベルトからエミヤさんを取り出すと、先程までの結崎さんの姿へと戻りました。

 

ただその顔は先程よりも厳しい物でした。

 

 

「エミヤ、あいつ最後に言っていた言葉」

 

「あぁ」

 

俺達は先程までの戦闘で聞いた牛の怪物の目的、それは

 

「その娘が我々の計画に必要な事を知っているのか、アギトの群像」

 

そう牛の怪物が言っていた。

 

「それにあのプラズマに空での行動は」

 

「確実にエジソンとニュートンだ。

まさかあいつが当たりだとはな。」

 

「あぁだけど、それよりも今は」

 

そう言い後ろにいた栞ちゃんを見た。

 

奴がなにを目的であの子を狙うのか分からないが、このままでは彼女が危ない。

 

「大丈夫ですか、結崎さん?」

 

「んっあぁ大丈夫だ、ありがとう。

とりあえずは君はお兄さんとお姉さんの弁当を届けるんだよね。」

 

「はい。」

 

「それじゃあ俺も手伝うよ。

その後家に送っていくよ。」

 

「ありがとうございます。

それと結崎さんってもしかして仮面ライダーなんですか?」

 

えっ仮面ライダー?

 

なんでその単語がここで出てきたんだ?

 

「もしかして仮面ライダーを知っているの?」

 

「はい、この町では有名な話で」

 

「有名、もしかしてここは別の仮面ライダーの世界なのか。」

 

そうだとすると、ここは前回のように俺と似た世界ではなく仮面ライダーに関する世界なのかもしれない。

 

だとすると一体なぜここにゴーストアイコンが?

 

分からない事は多いが今は

 

「んっ?」

 

この子の用事を手伝って、安全な所まで連れて行かないといけない。

 

あいつがこの子を狙っているのは先程の戦闘中に聞いたから、調べないとわからないが今はこの子の命が大事だ。

 

仮面ライダーの情報は後だ。

 

「さてっと、行くとするか。

えぇっと、そういえばお名前は?」

 

「櫻田栞です。」

 

「そうか櫻田さん、少しの間だけどよろしくね。」

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