ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊 作:ボルメテウスさん
その場ではライオトルーパーと黒影トルーパー達がその場に大量に集まっていた。
そしてそこにいるのはカチドキアームズとなっ神崎、ただ一人だけだった。
神崎はその場で動かずにその手に持っている火縄大橙DJ銃を片手に持ち、全ての敵に対して銃撃を放って行った。
火縄大橙DJ銃放たれる一発一発が威力が高く、軍勢の数は減っていきライオトルーパー達から放たれるエネルギー弾は神崎の身体に傷一つつける事ができずに、一対軍という戦いで神崎はまさに無双という言葉が似あう戦いを行っていた。
そんな中軍勢の中に紛れて神崎に襲い掛かる影が一つあった。
神崎に襲い掛かった影の正体、それはシルバラだった。
その手に持っているのはダークライダー達の中でも圧倒的な質量を持つ武器である巨大な純銀の棍棒であった。
単純ながら強い力と防御力は神崎が変身しているカチドキアームズと似ている所があった。
その戦いにおいてはタイミングを計りながら撃つ大繩大橙DJ銃では不利だと判断し、腰に設置し背中に背負っているカチドキ旗を取り出し、対応を始めた。
威力としては棍棒に劣る所があるカチドキ旗だがその手数の多さと大きい範囲の攻撃、そして何よりもカチドキ旗の持つ能力である重力操作で圧倒的な力の差であったシルバラに有利に運んでいた。
シルバラはそれに対して、地面に棍棒を振り下ろした。
それにより巨大な衝撃波を生み出し神崎を上空へと飛ばした。
上空へと飛ばされた神崎はそのまま腰にあった火縄大橙DJ銃と無双セイバーを一体化させ、火縄大橙DJ銃 大剣モードに変えカチドキロックシードを入れた。
【ロックオン! 一 十 百 千 億 兆! 無量大数!! カチドキチャージ!!】
それにより巨大なオレンジ色のエネルギーの刀身が現れ、シルバラへと向けて振り下ろした。
シルバラはその手に持っている棍棒で対応しようとしたが、質量の違いにより砕け散り辺りにいたライオトルーパー達と共に吹き飛んでいった。
■
現在は上空でただ一人飛んでいた火野は現在戦っている相手に対して苦戦を強いられていた。
火野の相手はシルバラの兄であるゴルドラがその手に持った黄金の錫杖から放たれる鉄のツブテによる遠距離攻撃により防戦一方の戦いを繰り広げていた。
下手な攻撃を仕掛けようとすればすぐに鉄のツブテの餌食にしかならないので現在は上空での攻撃を躱しながらゴルドラに対しての反撃の方法を考えていた。
火野が変身している姿であるタジャドルは基本性能は良く、バランスの良い闘いができる姿であるが技の一つ一つの動作が大きい為に現在のように物量での攻撃に対しては弱い所があった。
「ならば」
そう言うと共に火野が行った行動としては地面へと急降下すると共に着地し、それに追うようにして鉄のツブテが一気に火野へと襲い掛かり、巨大な土煙がそこに舞っていた。
土煙が舞うとゴルドラは終わったのかと鼻で笑うような動作をしたが、それは次の瞬間大きく変わった。
土煙の中から現れたのは無数にも光る孔雀を模した光弾が次々とゴルドラへと向かって襲い掛かってきた。
ゴルドラははそれに対して行ったのは先程と同じく鉄のツブテによる防御を行ったがそれが仇となった。
【プテラ トリケラ ティラノ トラ バッタ ギガスキャン】
それと同時に煙の中から現れたのは炎の鳥がゴルドラへと向かって飛んで行った。
「ッ!」
全ての攻撃を光弾へと集中していた為に対応が遅れたゴルドラはそのまま炎の鳥に飲み込まれるようにしてその姿を消した。
炎の鳥はそのまま上空へと飛び炎を拡散させると炎の鳥は無くなり、そこに現れたのはタジャドルの姿になっている英司だった。
先程の行動はその手に付いているタジャスピナーであった。
英司は先程の攻撃をタジャスピナーによる防御を行いダメージを最小限に抑えると共に周りは土煙が起こるのを確認すると共に背中から出した羽根型の光弾をゴルドラに向かって放った。
ゴルドラはその攻撃に対する防御をするのを見越して、一撃で破壊する事ができる技の為に現在変身に使っている分のメダル以外の手持ちのメダルを全てタジャスピナーへと装填すると共にゴルドラへと向かって必殺技を放ち、火野は勝利を収めた。
戦いに勝った英司はすぐに上空へと舞うと共にタジャスピナーと背中から放つ光弾を使い、地上にいるライオトルーパーや黒影トルーパー達へと向かって攻撃を仕掛けて行った。
■
その戦いはこれまでの戦いとは比べられない程の戦いが行われていた。
その場で姿を確認できているのは白い警察のパトカーを思われる姿である仮面ライダーG電王だけだったが、G電王は確かに戦いを行っていた。
G電王は周りを見渡しているとふと腕を動かし、なにもない所へと殴った。
そこから現れたのは青いフォーミュラカーを模したドライブ最速の形態であるタイプフォーミュラに変身している神藤のスピードはドライブの最強形態であるタイプトライドロンをも上回る形態である。
なので通常ならば目視する事すら難しい速さであるフォーミュラを捕える所か防御も難しい。
それができるのは仮面ライダーG電王の解析能力により、事前に動きを予測する事によって対処が可能になっている。
戦いとしては1分に満たないが、神藤はある意味では不利な戦いだと理解できた。
現在はフォーミュラの武装は格闘しかなく、専用武器がなくサポートする為のシフトカーも使用すると暴走する可能性がある為に簡単に使用できない状態だである。
その状態では相手に決定打に与える事ができずにいた。
「くっどうしたら良いんだ。」
【ここは一気に終わらせるしかなさそうだ。】
「だとしても、その隙をどうやって作るかだな。」
そう言い俺は目の前にいる敵に対してに行える手を考えた。
「こうなったら、限界を超えるしかないな。」
「まさか危険だ!
その手はあまりにも危険すぎる。」
「だけど、こうするしか奴を倒す手段はない。
それに俺だって死ぬ気はないぜ!」
そう言い神藤はシフトブレスのフォーミュラカーを連続で倒し始めた。
【FO FO FO FO FOMULA】
言うと同時に神藤の姿は瞬く間に消えてなくなった。
それに戸惑うG電王だったが、その後ろに襲い掛かった衝撃に驚いてる間にも次々と衝撃が襲い掛かってきた。
神藤が行ったのはフォーミュラにある能力である超加速を限界以上に引き上げた結果G電王の解析能力を超えた速さによって攻撃を当てる事ができるようになっている。
G電王も神藤の動きに対して予測を行うと様々な方向に攻撃を仕掛けようとしていた。
「一気に決める!」
そう言うと神藤はとどめを指す為に再びフォーミュラカーに手を伸ばした。
【ヒッサーツ!FULLTHROTTLE!FOMULA!】
その音声と共に神藤の姿は消え、G電王の周りに突然青によって覆われた。
それは神藤が走る事により現れた残像であり、その残像から次々と線がG電王へと伸びていった。
G電王はそれに対して攻撃を行うことができず、最後の線がG電王を通り過ぎるとG電王の各所に次々と傷ができはじめ、遂には宙へと舞い爆発した。
そう先程までの線は全て神藤による攻撃であり線が出ている時には既に必殺技を放ち終えた後であったのだ。
「はぁはぁなんとか倒せた。」
『無理だ、その身体では動くのは危険だ。』
「大丈夫だ、まだ動けるぜ。」
そう言い、神藤はライオトルーパー達へと向かって走り始めた。