ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊   作:ボルメテウスさん

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コラボ大決戦 2016  最終決戦 FINAL

ここまでの道の間、ダークライダー達や黒影トルーパー達に襲われてきたが一誠、昴、茅野、神崎、火野、神藤

 

彼らがダークライダー達との戦いを引き受けてくれたからこそ、ここまで来れた。

 

そして今目の前にまさにこの事件の真犯人である仮面ライダールネサンスが目の前にいた。

 

「結崎怜、やはりお前が私の前に立ちふさがったのか」

 

「お前は俺を知っているのか」

 

「あぁ知っているさ、だけど今のお前が知るはずはないさ。」

 

「どういう事だ、それは」

 

まるで俺が知らない所で出会ったような口ぶりだな。

 

「くだらない問いかけさ、幾ら話そうと貴様はここで死ぬ。

ただそれだけの話さ。」

 

「そうかよ、だったらここでお前を止めてやる!」

 

そう言い改めてルネサンスの事を確認した。

 

目の前にいるルネサンスは確実にこれまで戦ってきたどの敵よりも強い。

 

数多い英雄の中でも最も天才と呼ばれるのに相応しい英雄、レオナルド・ダウィンチ

 

そして、そのレオナルド・ダウィンチを中心にラファエロ、ミケランジェロの二人の力を得る事で攻守共に万能に行う事ができる。

 

これ程、恐ろしい敵は戦った事はいないが

 

「『それは俺達も同じ事だ』」

 

俺達はそれと共に手に持ったガンガンセイバーの刀身を一つ外し、投げて、こちらに近づいてきていた複数のモナリザの絵を斬り裂いていった。

 

そしてもう片方の手に先程辿り付いたライオン型ガジェットを装備する事により、新たな炎のような形をした刀身が生えてきた。

 

片手で振るうと共にガンガンセイバーの全体の色は白へと変わっていき、周りは赤い薔薇が散らばられていった。

 

「その首、貰う」

 

そう言いルネサンスのラファエロの部分が光りだすと共に現れたのは天使が使う事をイメージさせる光り輝く弓矢だった。

 

その弓をこちらに向けて引くと、その光は大きく集まり放たれた。

 

光となった矢はこちらへ向かう途中で幾つにも分離していき、その数は既に100を超える程の数になっていた。

 

そんな事に対して俺達が行える事はただ一つ

 

「『今の俺達ならば光を超える事な不可能ではない!』」

 

その言葉と共に俺達の周りはゆっくりと遅くなる感覚が来ると、俺は光の矢の間を潜り抜けていくと共にルネサンスの前まで来ると共に剣を振り下ろそうとした。

 

だが、その直前に時間の感覚は元の速さに戻り奴はこちらに気づき後ろへと飛んでいった。

 

「『やはり10秒が限界という訳か』」

 

「お前なにをやった」

 

「『言っただろう、俺は光を超える事は不可能ではないという事をな』」

 

「黄金劇場の効果か!」

 

そうこれこそが今の俺達が行える最大の能力

 

これまでは変身前の能力をスキルとしか使えなかったが、この姿と黄金劇場の内部だけだったら最強フォームの力はともかく、中間フォームの特殊能力は使う事ができ、先程行ったのは仮面ライダーカブトのクロックアップによる高速移動だ。

 

「『だけど強すぎる能力はやはり制約があるか』」

 

本来ならば制限時間はもっとあるはずのクロックアップが10秒で解けたのは、おそらくはライダーの中でも強力な力な為に再現は難しい為に10秒しか保つのは難しいらしいな。

 

「ならば」

 

そう言い次に仕掛けてきたのはミケランジェロが光りだし、身体が異様な筋肉の大きさへと変わってき、右手には石の蛇が絡みつき、こちらに振り下ろしてきた。

 

「『今度はパワー勝負という訳か、だが我らは大地の戦士のごとく硬いぞ』」

 

そう言うと共に俺達の身体は先程とは比べものにならない程の力が漲り奴の放った攻撃に対して受け止めた。

 

「またしても、その能力か。

やはり厄介だな、貴様とネロが組み合わさった能力は」

 

「それはどういう事だ」

 

「私は遠い未来、お前と戦った事がある。

そして私は貴様に負け、夢を奪われた、人生をダウィンチのように生きるという道をお前に!」

 

「俺にだと」

 

「お前に分かるか、いいや分からせたはずだ。

憧れもなく、無意味な人生を送る苦しみがどんなに苦痛なのか」

 

「あぁそうだな、確かにわかっているよ。

お前によって憧れはなくなった、でもな」

 

そう言うと共に、ルネサンスの横で蹴り飛ばした誰かの影が見えた。

 

「大丈夫か、結崎」

 

「はい、大丈夫です」

 

それは先程まで軍勢を請け負ってくれていた仮面ライダー電王だった。

 

「良太郎さん達、敵の軍政は」

 

「他の皆が引き受けてくれたから、僕達はここで助けに来たんだ。」

 

『決戦まであと少しだよ』

 

「はい」

 

そう言い俺は立ち上がり、改めてルネサンスに向き合った。

 

「その憧れは人を強くするし、良い方向へ導いてくれる。

だけどその人そのものになろうとなるのが憧れじゃない。

憧れはその人をより良くなる為の成長する道であり、いずれ乗り越えるべき壁でもあるんだ。」

 

「だから、俺は仮面ライダー達に憧れ、そして超える。

それが俺なりの彼らへ尊敬の印だ!」

 

「なんか僕達が憧れって言うのは照れ臭いな」

 

「そうかぁ、でも結崎、俺達はそんなに簡単に超えられる壁だと思うなよ」

 

「分かっています、だからこそ俺は憧れたんです」

 

「そんな事、私は認めない、お前の、そんな事を言ったとしても、私は、私はあぁダウィンチだぁ!」

 

【DASTROY TORIPUL DAITENGAN】

 

【Full Charge】

 

【ダイカイガン! ネロ・ブランド! オメガドライブ!】

 

「死にやがれ」

 

そう叫ぶと共に、背後から隕石群を出現させ、こちらに向かって襲い掛かってきた。

 

「『いいや、ここからが本当に』」

 

「「「「「「あぁ俺達の」」」」」」

 

「「「「「「「『クライマックスだぜ!』」」」」」」」

 

そう言うと共に背後からモモタロス達をはじめとする味方であるイマジン達が現れ、共に走り出し、隕石群の中心にいるルネサンスへ向けて飛ぶ。

 

そうして放った蹴りと共にイマジン達が、こちらに当たりそうな隕石を砕きながら共に進んでいき、最後にはルネサンスへと蹴りが当たった。

 

それによりルネサンスは後ろに飛ばされ、腕付いている変身アイテムと思われる物が壊れた。

 

「やったか」

 

そう言い俺はルネサンスへと近づくと、そこには髭を生えた老人が寝そべっており、絵で描かれていたレオナルド・ダウィンチそっくりだった。

 

俺はルネサンスだった人に近くにまで寄った。

 

「私は、生前から人外達に狙われ続けた。

子供の頃から不安な日々が続いていった。

そんな時に出会ったのが、あなただった。」

 

突然語りだした独白、それは俺には驚きの出来事だった。

 

記憶を取り戻した俺にはこの人を助けた記憶なんてなかった。

 

「俺?」

 

「あぁあなたは私を助けて、そこから様々な事を教えてくれた。

そんな中で一番記憶に残っているのがレオナルド・ダウィンチだった。」

 

「彼は人間の中でも様々な事を発明した天才だと言ってくれた。

ならばそのような人間になれば、私は人外達に恐れない日々があるのではないかと思い勉学を進めた。」

 

「そこからだ。

私は知識を深める為にあらゆる分野を調べた、その為には非道な事にも手を出した。」

 

「そしてついに私はレオナルド・ダウィンチを始めとするルネサンス三大巨匠の魂を閉じ込めて、力に変える事に成功した。」

 

「だがそんな私の元へと戦いを挑んだのが結崎怜だった。

結崎怜は私の成功を決して認めようとしなかった。

なぜだ、あなたならば分かってくれると信じていたのに」

 

そう言い彼の言葉は終わった。

 

そうか、未来での俺と出会った事が事件の始まりだったのか。

 

なぜそんな行動したのかまでは分からないけど、俺だったらたぶんこう言ったのだろう。

 

「英雄の力は決して従えるものではない。

ダウィンチさん達の力を無理矢理に従えて、道を外そうとした。」

 

そう、彼はダウィンチさんの力を最初は憧れから来た物だったかもしれない。

 

だが何時しか力への執着へと変わってしまったのか。

 

「私は間違っていたのか」

 

「あなたが本当に英雄と心を通わせようしたならば、きっと応えてくれる」

 

「あぁそうだったか」

 

そう言った彼の声はどこか安心した声だった。

 

「こんなに知識をつけたのに、こんな事も分からなかったとはな。

やっぱり私はあなたには敵わないよ、結崎さん」

 

そう言い、彼の身体は徐々に砂へと変わっていった。

 

「身体が」

 

「ははっ敗者は死ぬだけか。

愚かな事をしようとした私らしい最後だ。」

 

「そんな、確かに罪を背負ったかもしれない。

だけど、罪を償う為には生きなきゃいけないはずだ。」

 

「あぁそうだな。

確かに償いたい気持ちはある。

だから私はあなたにこれを渡そうと思う」

 

そう言い渡したのは幾つかのゴーストアイコンだった。

 

「私がこれまで無理矢理引き出してきた英雄アイコンです。

これでせめてあなたに力を与えるのが、今の私にできる最後の償いです。」

 

そう受け取ると共に俺のゴーストドライバーにアイコンが吸い込まれて行ってしまった。

 

「あぁ最後に結崎さんの言葉を知れて、本当に憧れていたダウィンチに会う事ができた。

罪人の最後としては、本当に幸福の最後だった。」

 

そう言い、彼の身体はついに砂となって消えていった。

 

俺はそれをただ見る事しかできなかった。

 

名も知らない友よ、君の言葉は確かに受け取ったよ

 

「良太郎さん、俺、これからも背負っていきます。

未来でこの人が間違えてしまったのが俺ならば、今度こそ俺はこの人を導いていく。

俺があなた達から教えてもらったように」

 

「そうか、ならば期待しているぜ」

 

そうすると共に俺達の前にデンライナーが現れた。

 

「さぁ帰ろうぜ、それぞれの時空へ」

 

「はい」

 

俺はそう言われ、デンライナーへと乗った。

 

出会いがあれば別れがある。

 

そんな当たり前の事だけど、悲しい。

 

だからこそ、この言葉には意味がある。

 

ここまで助けてもらった皆には本当に感謝している。

 

そうして、俺達の時空を世界を超えた戦いは幕を閉じた。




長かった、本当に長かった。
思えばコラボ大戦を初めて半年、まさかここまで長くなるとは当初は思いませんでした。
最後の年という事で様々な行事やスランプに襲われながらもここまで書けたのは、皆様に呼んでもらいたいと思う一心で書き続ける事ができました。
今回の話でコラボ大戦は終わりを迎えますが、結崎怜の戦いはまだまだ続きますのでこれからもお願いします。
そして今回のコラボに参加してくれました皆様には本当に感謝しています。
ここまで本当にありがとうございました。
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