ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊   作:ボルメテウスさん

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第34話 結崎の新たな姿、それは平成!?

その戦場はまさに絶望的な戦力の差がありすぎていた。

 

仮面ライダーゴーストと仮面ライダースペクターの二人が影の国で修行を行っている間、グレモリー眷属を始めとしたメンバーは日本に来ているオーディンの護衛を務めていたが、そのオーディンを襲うとしたロキの襲撃にあった。

 

その時に敵であったはずのヴァ―リーチーム達の介入でなんとか無事に戦闘を終えたが、彼らが持ってきた情報はさらなる戦いをもたらした。

 

渦の団に所属している英雄派の中でも謎の存在として有名であったダークゴーストがロキにある実験兵器を渡したという事だった。

 

その兵器の名はメガウルオウダー、性能としてはゴーストに使われるゴーストドライバーをモデルに作られた兵器であっただけに、様々な能力を読み取り使う事ができる。

 

それにより、油断ができないと分かり、グレモリー眷属達は油断なく決戦の準備を行ったが、その闘いは劣勢だった。

 

ロキは自身の魂の半分をゴーストアイコンに変え、仮面ライダーダークネクロムへと変身した。

 

その姿は本来のネクロムとは違い、白色のマスクに黒いボディという違いはあるが、その性能も大きく違った。

 

まず自身の配下であったフェンリルの強化は勿論の事ながら、量産していたミドガルズオルム達を龍の形から人の形へと変えた。

 

これにより、ただでさえ不利なグレモリー眷属達は劣勢に追い込まれていた。

 

そしてロキは追い込まれたグレモリー眷属達にとどめを刺そうとした、その瞬間だった。

 

彼らの前に突然赤い光が舞い降り、彼らの周りにいたミドガルズオルムを吹き飛ばし、姿を現した。

 

そこにいたのは仮面ライダーゴーストに似た仮面をつけているが、その身に纏っているのは赤い鎧というゴーストのパーカーとはまるで違う物だった。

 

そして、その鎧の各部にはなにかのシンボルが描かれており、なによりも腰にあるはずのゴーストドライバーはまったく別のベルトへと変わっていた。

 

「なっ何者だ!!」

 

突然現れた、その人物に対して、ロキは叫ぶと、その人物はなにかを考えたのか頭をひねり、なにかを思いついたのか手を叩き言った。

 

「俺、久しぶりに参上!!

よしっ、やっぱり仮面ライダーの中では電王だな、インパクトがあるセリフは」

 

そう言った赤い鎧の人物に対して、グレモリー眷属達は驚いた顔をし、オーディンは面白い物を見たかのような顔をしていた。

 

「ゆっ結崎なのか!!」

 

「久しぶりだな、皆。

まぁ遅れた分は取り戻すから、そこで見といてくれ」

 

そう言い結崎は言うと手の平をひらひらしながらロキが率いる軍政へと向かって歩いて行った。

 

その余裕の態度が気に入らなかったのか、ロキは声を荒げながら叫んだ。

 

「そいつを殺せ!!」

 

そう言うと共に ミドガルズオルム達は結崎へと向かって四方から襲い掛かって来た。

 

だが結崎は落ち着きながらも自身の腰にあるベルトを押すと、そこから音声が流れた。

 

【龍騎!ウィザード!】

 

「龍騎さん!ウィザードさん!龍の力、見せてください!!」

 

【ラッシャーイ!!】

 

それと共に結崎の身体に刻まれた紋章が二つ飛び出ると、それは人の形へと変えると、そこに現れたのは長い黒のロングコートをした赤い宝石のような仮面をした人物と同じく赤色だが、まるで中世の騎士を思わせる鎧を着ており、右手にはドラゴンを思わせる籠手を装着している。

 

「しゃあっ!」

 

「さぁショータイムだ」

 

「なっ仮面ライダー!!」

 

「ゼノヴィア、知っているの?」

 

「あぁ師匠が憧れている仮面ライダーで、平成ライダーと呼ばれる龍騎とウィザードだ」

 

「まさか、結崎、仮面ライダーを呼び出す事ができるようになったのか!!」

 

そう言っているうちに言うと、それぞれカードと指輪を取り出すと、カードはドラゴンの籠手の中に入れ、指輪はベルトへと翳した。

 

【STRIKE VENT】

 

【ビッグプリーズ】

 

その音声と共に龍騎の手には龍の形をしたグローブであるドラグクローが装着され、ウィザードは音声と共に現れた魔法陣に手を通すと、そこから現れた手はウィザードの何倍もある大きさへと変化していた。

 

龍騎はミドガルズオルム達へ向けて、次々と火炎弾を打ち出していき、あまりの火力で燃やし尽くされていき、ウィザードの手が、空へと飛んでいたミドガルズオルムを掴んでは投げるのを繰り返した結果、瞬時にミドガルズオルム達は全滅した。

 

「ありがとうございます!」

 

結崎はそう礼を言うと龍騎とウィザードは再び紋章へと戻り、結崎の鎧へと装着された。

 

だが、そんな結崎に対して背後に控えていたスコルとハティは襲い掛かるが、結崎の左腕の紋章が輝くと共に結崎は右足に重心を乗せ、飛びつく瞬間飛んだ。

 

すぐに反撃しようとするが、結崎は前方一回転し、空中で右足から円錐状の赤い光が現れ二体を捕らえると共に、そのまま結崎は光の中へと入っていくと二体は円に削れるようにして回り始めた。

 

二体の後ろに再び結崎が現れると、先程までいた二体は地面へと落ちた。

 

「あれは555の必殺キック」

 

「それって、もしかして結崎は仮面ライダーの必殺技も使えるという事なのか」

 

「おいおい、少しだけ知っているが仮面ライダーってのは、設定だけだったら化け物軍団だろ、それが自由に使えるっていう事はあいつ、相当やばいぞ」

 

結崎はそのままロキへと向かって歩き始めた。

 

「なっなんだ、その力は!?」

 

「仮面ライダーの力だよ」

 

そう言いながら近づく結崎に対して、ロキが行ったのは

 

「確かに強い事は認めるが、貴様では神である我を倒す事は不可能だ!」

 

「・・・そうか?」

 

そう言うと共に結崎の身体の各部が光りだすと共に結崎の姿は無くなり、それに戸惑っているロキは驚き、周りを見渡した。

 

ロキが驚いている間に赤い影がロキへと接近し、ロキを上空へと吹き飛ばした。

 

「がはぁ」

 

ロキが驚いている間にも、赤い影は次々とロキに攻撃を繰り返していき、上空で既に動けない状態に近くなると、赤い影は止まった。

 

その赤い影の正体は、なんと結崎だった。

 

「さぁとどめだ」

 

結崎が言うと共にベルトの操作を行い

 

【ゼンカイガン!平成ライダー!!オメガドライブ!!】

 

それと同時に結崎の身体に刻まれたマークは散らばり、半透明な仮面ライダー達を生み出すと共に、宙へと待っていたロキへと向けて蹴りあがった。

 

連続で迫りくる仮面ライダー達の攻撃に、ロキは抵抗する事ができずに全て受けきってしまい

 

「ばっ馬鹿なあぁ!!」

 

その叫び声と共に空で爆散していった。

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