ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊 作:ボルメテウスさん
あの戦いから次の日、俺は普通に起きる事ができた。
「やっぱり、体はあるな。」
俺は自分の体があるのを実感できる。
だけど体をすり抜けるとイメージすると体は微妙に透けてしまう。
そこで床を触ると床の下へと手が沈んでいった。
これは俺が幽霊だと言う証拠だろう。
「だけど結局は俺の状態がどういうのか全然分からないし、あの声も家に帰ってから全然聞こえなくなったんだよな。」
これからどうするかどうか考えていたけどとりあえずは
「学校に行くか。」
そう言い俺は予備の学校の制服を取り、着替えて学校へと向かった。
さって今日は水曜日だからまずはテレビでウルトラ列伝を予約して行くか。
新シリーズのXは声優さんがおもしろいし、他のウルトラマンも出てくるから案外楽しいんだよな。
この前のサイバーゴモラの登場なんて燃えたな、今後のサイバーゴモラが活躍して欲しいけどXがパワーアップするからなくなるのかな?
それでも絶対にサイバーゴモラの出番は今後も絶対あるはず!
そんな希望と共に俺は学校へと向かった。
俺の通う私立駒王学園はここ最近共学になった元女子高らしいが、俺にとってはそんなのはどうでも良い。
俺にとっての重要な事は早く帰れる事である。
現在は朝に仮面ライダーやスーパー戦隊の再放送があるからそれを見る為にも移動に少なくできるこの高校は重要だ。
それに最近はやっと原付の免許も取れたからますます仮面ライダーの気分を味わえるから高校になってからは本当に幸せだった。
けど昨日、俺は死んで本当の仮面ライダー?になってしまったんだよな。
「だけど結局なにが起こっているのか全然分かっていないんだよな。」
あれ以来俺の腰にあるベルトはどうやら俺以外には見えなく、幽霊であるはずの俺は周りから見えている。
それにあの怪物の正体は結局分からなかった。
仮面ライダーの世界と同じくなにか起こっているのか?
最悪なパターンとしては響鬼と似たような世界、最も最善なのはフォーゼと似たような世界だ。
響鬼は全国で数え切れない程の奴らと同じ怪物がいるからどうやって対応できるかどうか分からないからな、そんなのは無理だ。
反対に比較的フォーゼのような奴らだったら多少なりとも被害は少なくする事ができるし、奴らのボスを倒せばなんとかなると考えられる。
だけど俺を食った所を考えるとそれは考えられず、おそらくは第一期の敵だと考えていいだろう。
そう考えるとこれから大変かもしれないな。
こういうのはこっちが望まずともあっちから襲いかかってくるからな。
気長に待つとするか。
そう思い、俺は学校へと向かい、いつも通りの日常が過ぎていった。
そして俺は放課後、すぐにウルトラマンを見る準備の為に帰る準備をしていたら
「やぁ君が結崎君かい?」
「んっ誰だお前は?」
なんか金髪のイケメンに話しかけられた。
誰だっけこいつは、別のクラスだったけどなんか有名な奴だったな?
「僕の名前は木場 祐斗というんだ。
よろしくね。」
「へぇそうなんだ。」
555に出てきた木場と名前そっくりだな、見た感じ外国育ちだけどなんで名前は全部日本語なんだ。髪でも染めているのか?
「ごめんだけどこれから用事はあるかい。」
「まぁな、でも話は一体なんなんだ?」
「実はうちの部長が君と話したいらしくってね。」
「部長?
なんの部長?」
「オカルト研究部の部長なんだ。」
・・・・オカルト研究部だって?
それはあれか冗談なのか。
でも冗談を言っているように見えないしこいつらなんか怪しい。
もしかしてこれは新手の詐欺か!
「すまんが俺、オカルトには興味ないんだ!」
「えっでも君はクラスではオカルト好きだって「勘違いだ。じゃあな」えっと」
危ないまさか詐欺だったとはな。
いやもしくはカルト教壇か?
勘弁してくれよ、こっちはただでさえ死んで幽霊(?)になったんだからよ。
◇
「以上が報告です。」
「なるほど、オカルト研究部と聞いた瞬間に逃げ出したとなるとますます怪しいわね。」
「先日、突然の廃館から発見された腕の一部が結崎伶君のとも一致したのですが本人はこうやって来ていますわ。
ただし人間ではない魔力を持ってですが」
「それってつまりあいつも悪魔になったんですか?」
「問題はこの前まで普通だったはずの結崎君の身に一体なにが起こったのか。
それとも彼に化けたなにかなのか、分からないけどこれは調査するしかなさそうね。」
◇
あの日以来、木場を初めオカルト研究部が呼ぼうとしてくるがオカルトなんていう怪しい部活に行くのは怖いからな。
なるべく避けようと思ったが、まるでストーカーのような行動はいけないと思うんだけどな。
「はぁ結局なんなんだ、あいつらは?
詐欺にしてもしつこいにも程があるだろう。」
そう思いながら俺は帰り道を歩いていた。
今日は仮面ライダー3号を見ようと思ってスキップしてしまった。
3号はあの映画だけだったけどとんでもなく格好良いんだよな、悪だったけど正義に目覚めた後の活躍は燃えたな。
そんな中だったが突然なんか変な感じがした。
なんだこの嫌な感じは?
そう思い中へ入ると嫌な静けさが支配していた。
その奥には血の臭い、それも今出たばかりの多量の感じがする。
「これはもしかして!」
そう思い俺は部屋に入るとそこには夥しい血のにおい、そしてその原因とも言える物が壁に貼り付けられていた。
その近くにいたのは驚いた様子でいた一誠だった。
「おい、一誠これはどういう事だ?」
「あっお前は結崎、いやこれは俺も分からないんだよ。
ここに来たらこれが」
そう言い一誠は混乱した様子で話していた。
どうやらこいつは犯人じゃないと考えて合っているだろうな、なんだってここまで動揺する奴が犯人とは考えられない。
もしも犯人だった場合は相当芝居がうまい奴だな。
「分かった。
それでお前が犯人じゃないとしてもここから逃げるぞ」
「なっなにを言っているんだ。
ここは警察に電話を「馬鹿かお前は」なっ馬鹿とはなんだ馬鹿とは
「血がまだ新しいという事はこれをやった頭のいかれた奴がまだ近くにいるんだぞ。
逃げないと俺達まで殺されてしまうんだぞ。」
俺は既に死んでいるけどな。
それに真犯人はすぐ近くにいるしな。
「おい出てきな、いるのは分かっているぞ、殺人鬼」
◇
「っ!」
結崎が叫んだ言葉に動揺している間に扉の向こうから変な歌を歌いながら神父がでてきた。
「よく居場所が分かったねぇ、俺様ことフリード様はちぁぁんと殺気消したはずなんだけねぇ?」
「そんなもん隠す気なかっただろう。
それよりも、この人を殺したのはお前だと言う事だな。」
そう言った瞬間結崎から今までにない殺気が溢れ出してきた。
こいつは話す機会はなかったけどいつも楽しそうだったけど今のこいつから感じるのはそんなのを吹き飛ばしす程だった。
「それがなんですかぁ?
俺様はこれ以上悪魔に汚されないように殺したんですよ、アーメン、アーメン!」
そう言いあいつは死んだ人の顔を踏みつけた。
あの野郎!
「そうか、分かった。
だったら俺はその人の手向けとしてお前を殺してやるよ。」
「できるんですかぁ?
見た所普通の人間が俺様天才少年神父様に勝てるとでも?」
「あいにく、俺はもう普通ではないし人間じゃないんだよ。」
「それじゃあそこにいる悪魔と同じですか?」
「悪魔?
一誠が悪魔だったのは知らなかったし俺は悪魔じゃないよ。」
そう言うと結崎は手にいつの間にかなにか持っていた。
それをボタンを押すと共に腰にあったなにかになにかを入れた。
その次の瞬間だった。
【アーイ!】
【バッチリミナー!バッチリミナー!】
なんとベルトから音が鳴り始めた。
なんだこれは、もしかして結崎の神器なのか!
「なんですかそれは、五月蠅いのでとっと死んでくれませんかぁ!」
そう言いフリードは結崎に向かって銃を撃った。
「ゆっ結崎!」
俺は急いで結崎の名前を呼んだが反応せず結崎は腰にあるなにかを操作して
「変身」
【カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!】
その言葉と同時だった結崎の身体が突然黒いなにかになると腰からオレンジのパーカーのような物が結崎に向かっていた銃弾を防いだ。
「えっ」
そしてパーカーは結崎の元へと戻り、結崎に重なると共にその姿を現した。
それはまるで昔見たことがあるどこかのお化けのようなマークをした人がそこに立っていた。
あれが結崎なのか?
「あれぇいきなりパーカーが出たと思ったらひらりっと俺様の銃弾を受け流したんだけどあなた様は一体何者かなぁ?」
「俺か?
俺の名前は仮面ライダーゴーストだ、この人の魂の為にお前を地獄に送る幽霊だ。」
かっ仮面ライダーだって!
結崎があの仮面ライダーになったのか!
特撮の!
「なにかなぁ君ヒーローごっこのつもりかなぁ?」
「ヒーローごっこをしている子供でもお前を倒さないといけないのはわかっている。
さっさと始めようぜ。」
「ひゃはあー!
気分良いねぇ、さっさと始めようか!」
そう言いフリードは結崎に近づいた。
けど結崎はゆらりと動くとフリードの腕を殴ると共に足下に蹴りで一気に体制を崩した。
それでもフリードは体制を崩れたまま、片手にある光の剣で結崎を斬りかかったがそのまま蹴りの反動で身体を一回転させてその攻撃を避けた。
それだけではなく一回転したと共にフリードのあごをおもいっきり蹴った。
「ふぐぅなんなんですかその戦い方は!
そんな見た事も聞いた事もないんですけどぉ!」
「そうか、俺は毎日のように見ているぞ。
もっと娯楽を見とけよ、まぁ見る機会はもうなけどな。」
そう言い結崎はベルトに手を掛けようとしたその瞬間だった。
「キャアアアー!!」
「えっアーシア!?」
俺の後ろには死体を見て悲鳴を上げていたアーシアがいた。
なんで、こんな所に
「はい油断は大敵!」
そう言いフリードは結崎ではなく、俺に向かって銃を放ってきた。
「っ!」
突然の事で反応できず、俺は思わず目を瞑ってしまった。
だがいつまでも衝撃は来ず、目を開けた。
そこには結崎が俺の前に立っていた。
そして身体から少し血が流れていた。
それで分かった、結崎は俺をかばって
「ひゃはは、なるほどなるほど!
結崎君はその悪魔ちゃんを庇って動かないのかぁ。
だったら簡単、そこの悪魔ちゃんを狙えば向こうから自然と当たってくれるという訳ですねぇ、俺様ったら天才!」
そう言いフリードの奴は次々と俺に向かって打ち始めた。
俺はなんとか動かそうとしたけど脚がすくんで動けねぇ。
「あれぇ弾切れか?
まぁ後は動かないコート野郎と糞悪魔を始末するだけだからこれで十分だけどねぇ。」
そう言いフリードの奴は光の剣を持ってこっちにゆっくりと近づいてきた。
「おい、結崎!
もうやめてくれ、それ以上はお前が」
「いいよ、今動くとあいつはお前を狙うだろ。
だったらここで戦えば少しはお前を助けられる可能性があるからな。」
「だけどそのせいでお前の身体が」
「あぁ正直ぼろぼろだ。
だけど戦う事はできるぜ。」
そう言った結崎は顔は見えないけど本当に頼もしかった。
なんだよ、俺悪魔になったのに全然変わってねぇ!
「さぁ、お覚頂戴ねぇ!」
そう言いフリードは剣を思いっきり振り下げたが
「ッ!」
結崎の前に立ったアーシアによってその攻撃は防がれた。
「やめてください!
一誠さんが悪魔だとしてもとっても良い人です。
それに一誠さんを守ろうとしたこの方もとっても良い人です。
そんな人達を殺そうとするだなんて間違っています。」
そう言ったアーシアの言葉を聞き、フリードは怒ったのかアーシアに向かって叫んだ。
「悪魔はクソだって教会で習ったんだろう!
お前マジで頭にウジわいてるんじゃないだろうが!」
そう言ってアーシアを殴ろうとしたが結崎はその手を握った。
「あぁなんだ?」
「ウジわいているのは貴様の方だ。
人間としてやってはいけない事をやった貴様がここにいる悪魔だと言った一誠なんかよりもよっぽど気持ち悪い存在だ。」
「あぁ死に損ないがなにを言っているんですかぁ?」
「残念ながら俺は最初から死んでいるからな。
お前程度に殺されるかよ!」
そう言い結崎はフリードを思いっきり蹴った。
「がはぁ、貴様よくもやってくれましたねぇ!」
そう言いフリードが襲いかかろうとした時だった。
中心の部屋から魔法陣が光り始めた。
結崎怜「凶悪神父を倒したのもつかの間。
部屋の真ん中に現れたのはなんとホースオルフェノクと巫女と猫娘だった。」
小猫「猫娘とはなんですか。
でもホースオルフェノクとは一体なんなんですか?」
結崎怜「あぁホースオルフェノクとは平成ライダー4作目仮面ライダー555のもう一人の主役だとも言われる存在だ。
その名前はなんと木場勇治なのだ!」
小猫「偶然でも凄いですね。
あれっでも確か木場先輩は騎士の駒で馬と同じ顔でしたね。」
結崎怜「ある意味謎の多い木場。
だが次回はさらなる展開になってしまう。
次回ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊!
第3話 バイクも幽霊?通り抜けて??逃げて???」
小猫「私も次回、やっと出番です。」