ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊   作:ボルメテウスさん

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第3話 バイクも幽霊?通り抜けて??逃げて???

法陣に驚きながら俺は様子を見ているとそこから出てきたのは男女三人組だった。

 

ここで新手かと思い、警戒しているが一誠は安心した顔でしていた。

 

「やぁ兵藤君助けにきたよ。」

 

「あらあら、でもどういう状況かしら?」

 

「・・・怪しいフード?」

 

そう言い三人が三人が別々の事を言った。

 

「おい、一応聞くが一誠。

あいつらは味方だと考えて良いんだな。」

 

「えっあぁ大丈夫だ。

味方だよ。」

 

「そうか。」

 

そう言い、俺は神父に再び狙いを定めた。

 

「どうやらあなたがイッセーを守ってくれたそうね。」

 

そう言い背後から声が聞こえると共に俺は振り向くとそこには紅髪の女性がいた。

 

誰だっけ?

 

「ごぎげんよう、フードの戦士さん。

私の下僕を助けてくれて感謝するわ。」

 

「はぁそりゃあ、どうも。

にしてもあんたら誰だ?

あそこにいる木場は知っているが他のは知らないぜ?」

 

「おっお前、まさかこっちだったのか!」

 

「失礼な。

俺はただこの前なんかオカルト研究部だっけ?

その誘いを断っただけだ、あの時ウルトラマンXがあったしな。」

 

「・・・まさか結崎君かい?」

 

「そうだけどなにか」

 

そう返事したら周りが再び静寂に包まれた。

 

「どうやらここから出たら聞く事が増えたわね、結崎君。」

 

「まぁ明日は金曜だからいいけど、今はあの神父をどうにかした方がよくないか?」

 

「それもそうわね。」

 

そう言い俺達は一斉に神父の方を向いた。

 

「なんだいなんだいこれはなんですかぁ?

そちらさんに気を失っている間に悪魔さんが団体でいらしゃるとはねぇ!

これは俺様ちょーピンチかな?

でもでも」

 

「っ!

部長、こちらに堕天使らしき影が複数近づいてきてます。」

 

そうポニーテールの人が言うと共に状況はどうやらこちらが一気に不利になっているようだな。

 

「朱野、イッセーを回収して魔法陣で跳ぶわよ!」

 

「待ってください!

それじゃあ結崎とアーシアは」

 

「残念だけど魔法陣は私と眷属しか跳べないわ」

 

「そんな・・・」

 

そう悲観している様子だった。

 

だがしかし確かにこのままじゃあ

 

「っ!

部長、こちらに堕天使とは違う凄い速さで近づいている物が来ます。」

 

「なんですって!」

 

そう俺達は警戒していると壁の向こうからなにかが部屋の中に入ってきた。

 

「これは一体!」

 

そこにあったのは黒い巨大なバイクがそこにあった。

 

「これは一体?」

 

そうしているとバイクはこちらに近づき、俺の方へと向いた。

 

俺はなにかと思ったがそのバイクにはなんと俺のヘルメットがあったのだ。

 

まさかこれって俺の原付なのか!?

 

「まさか乗れなのか」

 

それと共に頷くようにバイクはうねった。

 

これじゃあますます仮面ライダーだな、だけど今の状況はありがたい。

 

「えっと部長さんでしたか、俺達にかまわず跳んでください。」

 

「でも結崎」

 

「大丈夫だ、幸いバイクで逃げる事はできるからな。

アーシアちゃんを連れて逃げる事はできる。」

 

「だけどよ」

 

「イッセー、ここはあの子を信じなさい。

今はそれしかできないのだから。」

 

「分かりました。

頼むぜ、結崎!」

 

「あぁ任された。

アーシアちゃん、バイクに乗って」

 

「あっはい!」

 

そう言いアーシアちゃんはバイクに乗った。

 

「あらまぁそうはさせませんよ!」

 

そう言いフリードがこちらに襲いかかろうとしたが木場が剣でその攻撃を受け止めた。

 

「ここは僕達が時間稼ぎをする。

結崎は早く」

 

「おぉ悪いな」

 

そう言うと共にバイクがうねりを上げると共に走り出した。

 

バイクの速度は速く、危うく壁にぶつかる所だった。

 

「だけどこの速さならいける。

捕まっていてね」

 

「あっはい!」

 

それと共に俺はバイクを動かせるとまるでバイクが生きているように目の前に迫る壁を避けたりしてくれる。

 

そのままバイクでの逃走が続いて、一分もしない内に先程までいた場所が遠く向こうになっていた。

 

「さってと」

 

バイクを降りて、俺は変身を解除したのと同時にバイクは元の原付に戻っていた。

 

「えっと大丈夫かい、アーシアちゃん」

 

「はっはいぃぃ~、大丈夫ですぅ~」

 

そう言っているけどアーシアちゃんの眼はぐるぐると回っていた。

 

まぁあれだけの速さで走っていたらそうなるか。

 

「まぁとりあえず今夜は家に泊まるか?」

 

「えっ?」

 

 

今はアーシアちゃんを俺の家に上がらせた。

 

そこでアーシアちゃんから事情を聞いた。

 

「それにしてもまさか堕天使とかがいるとはな。」

 

「えぇっと本当にそうです。

私が知っている限りではこんな感じなんですか。」

 

「まぁな、だけどまさか幽霊である俺や襲ってきた悪魔以外にもまさか堕天使がいるとはな。」

 

「幽霊?」

 

「あぁ、俺数日前になんか悪魔に食い殺されてしまったんだ。」

 

「・・・はいぃ?」

 

俺はそう言い、死んだ事情を説明した。

 

「そっそんな事があったんですか。

なんかごめんなさい。」

 

「大丈夫、大丈夫。

それにしてもアーシアちゃんはどうしてあの神父と一緒にいたんだ?

なんかここまで話した感じじゃああんな事をしているようには見えないんだけど。」

 

「えっと、はい。

実は私もこんな事をしているとは知らなかったんです。」

 

「ふむ。」

 

そう言われ、俺はアーシアちゃんから事情を聞いた。

 

なんでもアーシアちゃんは元はどこかの教会でシスターで不思議な力で怪我人を治していたらしいのだ。

 

だけどそこで悪魔の怪我も治してしまった為に教会から「魔女」と呼ばれ追い出されてしまったらしい。

 

そこでなんか怪しい奴らからここの勧誘され、ここの教会に所属したらしい。

 

「そうか。」

 

世の中には様々な人がいるというのは仮面ライダーを通して分かったつもりなんだけど、このままアーシアちゃんを放っておく訳には行けないな。

 

「まぁ今から教会に戻ると危ないから今日はここで泊まると良いよ。」

 

「えっでも」

 

「どうせ教会に帰っても解決しないと思う。

ならちょっと離れて考えたらいいよ。」

 

「そうですね。

ありがとうございます!!」

 

「いいよ、あっそれと着替えは確かジャージがあったはずだからそれを使って。

ちょっとぶかぶかかもしれないけど。」

 

「えっとジャージですか?」

 

「まぁ服みたいな物だ。

風呂場はあそこだからそこを使うといいよ。」

 

「なにからなにまでありがとうございます。」

 

「いいって事よ」

 

そう言いアーシアちゃんは風呂場へと行った。

 

それにしても

 

「あの子、見た目は外国人なのに日本語ぺらぺらだったな。」

 

そう言いながら俺は今日見る予定のDVDを考えた。

 

ここは無難に仮面ライダー響鬼の映画を見よう。

 

そう思い俺は響鬼を取り出し、DVDにセットして見始めた。

 

序盤が終わった頃になるとアーシアちゃんは風呂から上がってきた。

 

「あの、お風呂ありがとうございます。」

 

「そうか、よかった。

えぇ~と後は寝床だけど汚いと思うけど布団がもう一式あったからそれを使うと良いよ。

あっ俺はここで寝るから確か和室が開いてたからそこを使うといいよ。」

 

「ほんとうになにからなにまでありがとうございます。」

 

「いいよ、いいよ。

俺が連れてきたようなもんだしな。

んじゃあ案「あの」んっ?」

 

「先程から気になっていたんですけどあのテレビに流れているのは一体なんなんですか?

ちょっと前に聞いた時代劇ですか?」

 

「んっ違うよ、これは仮面ライダーという映画だよ。」

 

「仮面ライダーですか?」

 

「あぁ俺の人生のほぼ全てを教えてくれたような人達なんだ。」

 

そう言い俺はテレビへと画面を向いた。

 

そこには仮面ライダー響鬼との決戦に負けた歌舞伎が殺されてしまうシーンだった。

 

仮面ライダーの中でもダークライダーの部類に入る歌舞鬼だけど、彼は決して悪人ではないと俺は思う。

 

「あの、結崎さん。

今は彼が殺されてしまったのですが、なんで彼は仲間に殺されたんですか。」

 

「それはだな、彼が仲間を裏切ってまで子供を救いたかったからだよ。」

 

「裏切って?」

 

「あぁ歌舞鬼は人間の為に戦ってきたんだけど、それを人間はそんな歌舞鬼を化け物としか見ずにいた。

それでも信じ続けたけどそれもできなくなって、人間を襲う側になってしまったんだ。」

 

「でも今子供を救うって」

 

「あぁ歌舞伎は確かに人に絶望していた。

だけどそれでも人を自分を僅かでも慕ってくれた子供という存在を歌舞伎は見捨てる事なんてできないんだよ。

歌舞鬼は本当は優しすぎる仮面ライダーなんだ。」

 

そう言っている間にも仮面ライダー響鬼達の戦いはクライマックスに突入していった。

 

それぞれ6人の仮面ライダーと共にに次々と現れる敵に立ち向かっていく。

 

「この仮面ライダー達は例え自分達が化け物として扱われても人を守ろうとする。

それは化け物とか人間とかではなく、そこに命があるから守るんだ。」

 

「命を守る。」

 

「あぁ人々や命を殺しても罪悪感がない奴らから守る為にな。」

 

そうして響鬼はEDが流れていた。

 

思っていた以上に時間がかかり、もう朝近くになっていた。

 

「ふあぁしまった。

朝までずっと見てしまった。

今日は学校休もうかな。」

 

そう言い俺は学校に電話する為に向かった。

 

「あの結崎さん!」

 

「んっ?」

 

突然アーシアちゃんが大きな声でこちらに声をかけてきた。

 

「私はあの時の事を間違っていたのかどうかわかりません。

でも命を助けるのに理由はありますか?」

 

そうアーシアちゃんの言葉に俺はどう答えるべきだろうか。

 

いいや、とっくに決まっている。

 

「助けたい。

ただそう思ったら助ければそれでいいと思うよ。

だからアーシアちゃんが悪魔を助けたというのに間違っていないよ。」

 

そう俺は返事をした。

 

俺がドアを閉めると後ろからアーシアちゃんの泣き声が聞こえた。

 

少し覗いてみるとアーシアちゃんの顔は嬉しそうだった。

 

彼女にしてやれる事はこれぐらいしかないと思いながらも、俺は眠い体を引きずって電話した。

 




アーシア「結崎さん、仮面ライダーっていろいろありますけど女の人の仮面ライダーもいるんですか?」

結崎「いい質問だね、そうだよ。
近年での平成ライダーでは女性が変身する仮面ライダーも多くいるんだ。」

アーシア「でしたら初めての女性仮面ライダーって一体誰なんですか?」

結崎「一般で言うと仮面ライダーファムだね。
仮面ライダー龍騎の映画で初登場した女性仮面ライダーだな。」

アーシア「あれっでも調べたらタックルという人がいたと聞いたんですけど」

結崎「残念ながら彼女は仮面ライダーではない。
バイクにも乗っているし、マスクもしている。」

アーシア「でしたらなんで仮面ライダーじゃないんですか?」

結崎「それはもちろん東映が言ったから」

アーシア「・・・世の中って厳しいんですね。」

結崎怜「とりあえず次回、ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊!
第4話 外での食事は危険?現れる堕天使!」

アーシア「あっそう言えば他にも真・仮面ライダー序章の続編ってあるんですか?」

結崎「アーシアちゃんはある意味凄いな。」
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