ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊 作:ボルメテウスさん
「あのぉ、起きてください。」
「んっ?」
誰かに体を揺らされて、俺はゆっくりと眼を開けると目の前にはシスター姿に戻っていたアーシアちゃんがいた。
「あれっおはよう。」
「あっおはようございます!」
俺があいさつするとアーシアちゃんはやっとほっとしたのか笑顔で挨拶してくれた。
にしても確かアーシアちゃんのシスター服は帰ってすぐに洗濯機で大急ぎで使ったけど6時間あれば乾いていると思うけど、それってもしかして
「あっもう12時過ぎていた。」
これは学校にはもう行けそうにないな。
さってとどうするか、昼飯を作ろうにも材料は昨日あの家に忘れてきてしまったから作ろうにも作れないしな。
よっし
「・・・アーシアちゃん、昼飯って食べた?」
「えっいいえ、まだ。」
「だったら外で食べようか。」
「外でですか」
「あぁ、ちょっと着替えるから外に出てくれる?」
「あっはいわかりました。」
そう言い、アーシアちゃんが部屋から出ると俺は着替えて、アーシアちゃんと出かける事にした。
◇
あれからすぐにアーシアちゃんと共にある店にたどり着いた。
そこはこの町にしかないという珍しいハンバーガーショップで、普通ならばと思えるような商品も大量にある。
俺は今日は腹が減っていたので13の具材を組み合わせた13バーガーセットを頼んだ。
アーシアちゃんが選んだのは風と切り札バーガーというのを選んだ。
この店のバーガー名ってなんか変わったのが多いから面白いんだよね。
「これがハンバーガーというのですか!?」
「あぁそうだよ、そう言えばアーシアちゃんはこういうハンバーガーって初めてなんだっけ?」
「あっはい。
私ずっと教会にいたのでこういう食べ物も初めてなんです。」
そう言いアーシアちゃんはハンバーガーを食べていた。
それがいつも当たり前だと思っていた事でも他の所では食べた事のない人もいる物だと、いやアーシアちゃんの場合は教会に拘束されて食べられなかったというのが正しいのかな。
昨日彼女から聞いた話では彼女は生まれた時から教会に育てられ、神器の力で聖女と呼ばれて人々の為に働いてた。
だけどある日、悪魔を助けた事によって魔女と呼ばれて教会から追い出されてしまった。
俺から言わせればくだらないの一言だ。
例えば裏でこっしりと人を殺し続けたのならともかく、傷ついた悪魔を助けたのはアーシアちゃんが優しいという事があるだろうとなぜ考えないんだろうか?
異形の者でも心は繋ぐ事はできる、それは俺が仮面ライダーを通して知った事だ。
差別がある考えは結局は悲劇を起こす原因になるしかないというのが分かったからだ。
555のオルフェノクやキバのファンガイアでも人々と暮らしているのだけど差別によって悲劇が起こったのは言うまでもない。
Wにおいてもドーパントの原因はそんな人の心がのせいで不幸にな奴ができてしまったのかもしれない。
俺はそんな考えをしながら公園に着くと同時に周りからなぜか嫌な気配が感じた。。
そこからなぜだが死の臭いというのが周りに広がっていた。
「この公園は」
「あれっどうしました?」
俺の心配をしたのかアーシアちゃんがこちらに近づいてきた。
だがそれと同時に俺は直感が自然と体を動かせた。
「危ない!」
「えっ?」
なにかと戸惑ったのかアーシアちゃんの手を引くと共に後ろへと下がるとそこには光の槍がつつき刺さっていた。
「おいおい、まさかここで出てくるとはな堕天使。」
俺は上空を見た。
そこには黒い翼をした奴らが四人上空にいた。
「なんだよ、お前ら。
ここで危険物の持ち込みは禁止だぜ。」
「あら、ここでは特に人が来ないからあなたを倒せばなんの問題もないわよ。
さぁ、その子を渡しなさい。」
「断ったら?」
「残念ながら死んで貰うわ」
「そうか、ならば俺はもう死んでいるからなんの問題ないな。」
そう言い、俺はベルトを出現させると共に変身をした。
【アーイ!】
【バッチリミナー!バッチリミナー!】
「変身!」
【カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!】
「さぁ魂燃やすぜ!」
「あらあら、確かに強敵そうね。
でもね、あなたの事は聞いているわ。
あなたって他に誰かが攻撃されそうになったらそれを庇うとフリードから聞いている。
だったら」
同時に奴らは狙いをなんと俺ではなくアーシアに向かって投げてきた。
「なっあいつら!」
俺はすぐにアーシアを抱えて、後ろへと避けた。
だが避けきれずに脚に槍が刺さってしまった。
「ぐっ」
「結崎さんっ!」
「やっぱりね、これはアーシアを狙えば勝手に倒れてくれる訳ね。
どうかしら、アーシア私達の元へと戻ってくればそいつは見逃してあげてもいいわよ。」
そう奴は邪悪な笑みを浮かべた。
脚は先程の槍の一撃で少し無理したら動けそうにない。
だけど、ここで諦めてたまるかよ。
「もういいです、結崎さん!
私がついて行けば、せめてあなたは助かります。」
「大丈夫だよ、アーシアちゃん。
俺はまだまだ戦えるから、それに今君をあいつらに渡したら絶対に君はまたあんな思いをしてしまう。」
「でもあなたは助かります」
「それじゃあ駄目なんだよ。
そんな事をしたら俺は俺自身が許せない。
俺が仮面ライダーだからな。」
「でも結崎さん、あなたは仮面ライダーと言っているだけで本当の」
「あぁ分かっている。
だけどな俺自身が目指す仮面ライダーならばここで諦めて、君をあいつらに渡したら俺は」
そう俺が目指しているライダーは例え最弱だとしても命がけで人を守る為に戦う、それが俺の目指す仮面ライダーだ!
『ならばまずはこれを受け取れ、それはきっとお主の力となってくれる。』
「えっ?」
「お話はそこまでにしてもらうわよ。
渡さないと言うんだったらもうちょっと痛いめに合って貰うわよ。
カラワーナ、ドーナシーク、ミットテルト」
「分かりました。」
「かしこまりました。」
「了解ッス!」
そう言うと共に奴ら四人がこちらに向かって光の槍を投げてきた。
俺はすぐにアーシアちゃんの楯になろうとした。
だがその前に俺のベルトからなにかが飛び出た。
それが先程投げた光の槍を全て切り裂いた。
「えっあれは?」
「なっなんなのあれは」
俺は驚きそれを見ると、そこには赤いコートが二つの剣を持って跳んでいた。
あれは俺の奴と同じ感じ、もしかしてこれから出てきたのか?
それと共にベルトから出てきたのは赤い使っている奴と同じ形をした赤いのが出てきていた。
もしもこれが今俺の使っている奴と同じのだったら、試してみるしかない。
「くっ所詮こけ脅しよ。
行きなさい。」
「「「はい!」」」
そんな声が聞こえてきたので俺は急いでベルトを開いて赤いのをベルトの中へと入れて再びレバーを引いた。
するとベルトの音が鳴ると共に赤いコートが奴らを少し攻撃すると共にこちらに迫った。
【カイガン!ムサシ!決闘、ズバット、超剣豪!】
それと共に俺の体に赤いコートが装着されると共にその姿はまた大きく変わった。
「なっなんだその姿は!?」
「さぁな、分かる事はお前達からアーシアちゃんを守る為の力だ。」
そう言い俺は構えを取った。
『ベルトに手を取れ。
そこから武器が出てくる。』
「武器?」
俺は声に導かれて手を翳すと、そこから出てきたのは先程まで俺の幽霊の雰囲気とは真逆の機械的な剣が現れた。
『その剣の上部を取れ、それでその武蔵本来の力を発揮できる。』
「武蔵の本来の」
俺は声に導かれるように剣を二つに分けた、すると剣は二つになった。
「武器や姿を変えられると思っているッスか!」
そう言い奴らはこちらに向かって大量の光の槍を投げてきた。
俺は自然とその光の槍を切り裂いた。
糸も容易く切れるこの槍が先程までの脅威とは思えない程あっさりと切り裂けるのを感じる程の威力を発揮した。
「なっ光の槍をあっさりと、ならば一気に近づいて」
「カーラワーナっ!」
その内一人がこちらに苛立ったのか女性がこちらに光の槍をもちながら近づいた。
だけど
「残念だったな、接近戦はこちらの領分だ。」
それと同時に俺は片方の剣をベルトに翳した。
【ダイカイガン!ガンガンミナー!ガンガンミナー】
するとベルトからなにかを伝わったのか二つの剣に赤いエネルギーが溜まり始めた。
俺は片方の剣を近づいてくる奴に向けて投げた。
それを脅威に感じたのか女性はすぐに避けた。
だが俺は片方の脚で跳ぶと共に剣にボタンがあったのでそれを押したと共にベルトから音が鳴った。
【オメガスラッシュ】
俺はそれと同時に剣を振り下ろすと女性を切った。
だが俺は跳んでいった剣が片手に戻ってきた剣をもう片方で切り裂いた。
そして最後に十時斬りでとどめを刺した。
「きゃあああーーー!」
それと同時に女性は悲鳴を上げると共に爆発すると共になくなった。
「くっ」
「結崎さん、大丈夫ですか?」
「あぁ大丈夫だ。」
「へぇこれでも?」
その言葉と共に爆発の中から光の槍がこちらに向かって襲いかかってきた。
俺の腹に光の槍が刺さっていた。
「ぐぅ」
「あらあら、爆発を囮にして倒すつもりだけど残念ねぇ」
「てめぇ」
俺は腹に刺さっていた槍を引き抜くと共に俺は上空を見た。
そこにはこちらを邪悪な笑みで見つめている奴らがそこにいた。
「お前、味方の死を使って」
「あら、馬鹿な奴が勝手に死んだだけでなんでそこまで怒っているのかしら?」
「てめぇ!」
俺は体から出る怒りを糧に立ち上がって、目を見開いて立ち上がった。
「もういいです。
結崎さん。」
「アーシアちゃん、なにを言って」
「もう私の為に十分戦ってくれて嬉しかったです。
でも私もこれ以上結崎さんに死んで欲しくないのです。
だからもうこれ以上は傷つかないでください。」
そう言いアーシアちゃんは俺からそっと離れて奴らの元へと向かって行った。
「待って」
「さようなら、結崎さん」
その言葉と共に俺の意識は薄れていった。
だがその最後の光景はアーシアちゃんの泣き顔だった。
結崎「さらわれてしまったアーシア!
俺はアーシアを助ける為に教会へと向かった!
だがそんな俺の前に現れたのは意外な助っ人!」
木場「えっとここはどこなのかな?」
結崎「気にするな、ここは本編とは関係ないのだからな。
そういえば知っている木場、教会と言えば仮面ライダーの中である伝説があるんだ。」
木場「伝説?」
結崎「あぁ実は仮面ライダークウガの伝説である予算を大量に使ったと思われた教会は12年間大量に使われたと思われていたけど実はそれほど使われてなかったのは現在では有名な話なんだ。」
木場「クウガの教会はそんなに有名なシーンなのかい?」
結崎「あぁ平成ライダーがヒットを支えた最初の名シーンと言っても良い奴だ。
燃える教会の中での戦闘は今でも伝説のシーンだ。
そして次回は同じく教会にて激戦が繰り広げられるぜ!
次回ハイスクールD×D 結崎怜は仮面ライダーただし幽霊!
教会大決戦!」
木場「僕達の活躍もお楽しみに!」