デジモンストーリーサイバースルゥース 光と闇の電脳探偵!   作:シュリーダ

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四話目投稿します。少し、オリジナルな要素もありますが、それが許せる方だけご覧ください。それではどうぞ!


Chapter01「暮海探偵事務所へ、ようこそ」
第四話 謎の女性登場!?変わる日常!


 ーー前回ーー

 

 

突如としてアミ達の前に、EDENで噂になっている黒い怪物である謎の生命体が出現し、アミ達に襲いかかる。

謎の生命体がアミ達へと襲いかかるがアミ達は力を合わせて生命体と戦う。謎の生命体の強さに苦戦するアミ達だが、どうにか隙を作ると、ログアウトするためにシュンはアミの手を引いて、ログアウトホールへと走っていく。ログアウトホールまで後少しと行ったところで謎の生命体の触手がアミの足を掴むとシュンはアミを助けるために立ち止まる。

 

 

そして、シュンとアミの目の前が真っ暗となりEDENからログアウトされる。しかし、シュンとアミのログアウト処理中に予期せぬエラーが発生するも最終的にログアウトに成功しEDENから現実世界へと戻っていった。しかし、自分の部屋のパソコンからEDENへとログインしていたはずのアミとシュンの姿はどこにも無かったのであった。

 

 

 

 

 

 

「(ぐっ‥ここは現実世界か‥‥どうやらログアウト出来たようだな‥‥しかし、部屋の中にいたはずなのに、なぜ道路の真ん中にいるんだ?)」

 

 

「(う~ん‥‥ここはどこ?わたし、無事に現実世界に帰ってこれたの?)」

 

 

 

シュンが気がつくと、そこは現実世界の道路にいて、自分の部屋にいたはずなのにこんなところに何故いるのかと考えていると、シュンが目を覚ました直ぐ後にアミも目を覚まし、突然の事態に混乱する。

 

 

「(気がついたかアミ‥)」

 

 

「(あっ、シュン!どう言うこと!ここはいったいどこなの?わたし部屋でログインしていたはずなのに!何でこんなとこに!)」

 

 

 

シュンはアミが目を覚ましたことに気づいて、声を掛けると、アミはシュンにここはどこなのかと、部屋にいたはずなのに何故こんなところにいるのかと聞く。

 

 

「(落ち着けアミ‥‥俺も全ての状況を把握してるわけじゃない。わかることだけ話すと、どうやらここは新宿らしいな‥‥部屋にいたはずなのに何故こんなところにいるのかは分からない、それに何故、こんなに周りの奴らが俺たちを見ているのかもな?)」

 

 

 

「(えっ!わっ、ほんとだ‥何でみんなこっち見てるの!わたし達、何か変なのかな?)」

 

 

シュンはどう言うことかと聞いて来たアミに、落ち着くように言い、まずここは新宿だと案内の看板を見て確認し、そして、自分達の周りを多くの通行人達が驚くように見ていることに気づき、アミもそのことに気づいて驚いて何故、自分達を見ているのだと不思議に思っていると‥‥通行人達がシュンとアミを凝視し何かを呟いている。

 

 

 

「‥ねぇ、ちょっと‥ あれ、やばくない?」

 

「何だよ、あいつら‥‥ 気味悪ぃ‥‥」

 

 

通行人のOLやサラリーマンがシュンとアミを見て、ヤバいとか気味が悪いなどと呟いている。

 

 

「(なによ?別にわたしの体に変なところなんて‥‥って、なにコレ~~~!!!)」

 

 

みんなが自分達をジッと凝視しているので、アミは別に自分の体に変なところなどないと見てみると、自分の体が水色になっていて、まるでデジタル色彩のような感じになっていたためアミは驚いて、自分の体を見回す。

 

 

「(どうやら、あの怪物のせいで、不完全な形でログアウトされたらしいな‥‥まるで、データの集合体のようだな‥)」

 

 

「(そんなのんきなこと言ってる場合じゃないでしょシュン!!どうすんのよ、こんな姿になっていったいどうしたら?‥‥)」

 

 

シュンはどうやら、あの怪物のせいで、不完全にログアウトされたらしいと予想し、アミは呑気にそんなことを言うシュンにどうするのよと言う。‥シュンとアミが現在の状況について、話していると‥‥

 

 

 

「コラァ!?天下の公道のど真ん中でナニ騒いでんだぁ?まとめて逮捕すんぞ、あぁ」

 

 

「あっ、婦警さん! こっちに‥!」

 

 

人混みの奥から、婦警の人が来て、通行人の若者はこっちだと婦警を呼ぶ。

 

 

「誰が婦警さんだ、誰が! 刑事さんだ、刑事さん! 見た目だけで物事判断してんじゃねぇ、逮捕すんぞ?‥‥ん? あ? あぁ!? な、なんだ、ありゃ!? どーなってんだ!? うへぇ、キモッ!? キモイから逮捕! ソッコー逮捕!」

 

 

婦警さんは婦警ではなく刑事だと、若者を怒ると、そして、シュンとアミの現在の姿を確認すると何だありゃと言い、キモイから逮捕すると言う。

 

 

「(キモイって言われた!?この姿なら仕方無いけど、何だかショック‥‥)」

 

 

「(そんなこと言ってる場合か!逮捕されるのは不味い‥何とか逃げるぞアミ!)」

 

 

アミは仕方無いとはいえ、キモイと言われてショックを受けて、シュンはそんなこと言ってる場合じゃないと言って、何とか逃げるぞと言ってアミの手を引いて立とうとする。シュンがアミを連れて何とか逃げようとしたその時!

 

 

アミとシュンの後ろの道路から派手な色をした外車がシュンとアミのところまで、向かって来て、ドリフトをするとシュンとアミの前へと止まり、車のドアが開くと、車の中から一人の女性が現れて何だか、わかっていないアミとシュンに向かって話しだす。

 

 

「面白い姿をしているなーーキミ達はー実に興味深いーー」

 

 

謎の女性はシュンとアミにそう言うと、車のエンジンをつける。

 

 

「乗りたまえ、厄介なことになる前にーー」

 

 

「え!乗れって?それにあなたはいったい?」

 

 

「乗れって言われても‥どうやって乗るんだ?この車、二人乗りだろう?」

 

アミは突然、自分達の前に現れて、乗るように言う、女性にいったい誰なのかと聞き、シュンは見たとこと二人乗りの車にどうやって、乗るのかと聞く。

 

 

「ふむ‥‥まぁ、キミ達二人くらいなら詰めれば大丈夫だろう。さぁ、乗りたまえ‥」

 

 

謎の女性はシュンとアミの二人くらいなら詰めれば大丈夫だろうと言い、乗るように言うと、アミとシュンはいろいろと考えるよりもこの状況を何とかする方が先決だと思い、アミとシュンはうまく詰めて車に乗る。シュンとアミが乗り込むと、謎の女性はアクセルを全開にして、その場所からもうスピードで車を発進させる。

 

 

「ああぁああ~!?おい、待て! そこの車!? 止まらねぇと逮捕すっぞ!!!こうぅらぁぁ~!!!」

 

 

刑事さんはいきなり車が突っ込んで来たことに驚いている間に怪しい二人を乗せて発進してしまったため驚いてあわてて止まるように言うが、謎の女性が運転する車はシュンとアミを乗せて行ってしまった。

 

 

「人よりは奇妙な現象に慣れている方なんだが‥‥こんな現象は初めて見たよ。 私の声は聞き取れているかな?話しはできるかい?」

 

 

「えぇと‥はい、大丈夫です。聞こえますし、話しも出来ます。」

 

 

「あぁ‥どうやら話すことや聞くことについては問題ないようだな‥」

 

 

謎の女性は、人よりは奇妙なことに慣れている自分でも、シュンとアミに起こっている現象に遭遇したのは初めてだと言い、シュンとアミに自分の声は聞き取れているかと、話すことは出来るかと聞くと、シュンとアミは問題なく聞くことも話すことも出来ると言う。

 

 

「それはよかった‥‥キミたちがもし、人ではない何かだったらどうしようかと思っていたところだ‥」

 

 

「あっ、はい!こんなんですけどれっきとした人間です。それに、何でこうなったのかも分からなくて‥」

 

 

「そうか‥キミ自身 自分の身に何が起きたのかは理解できていないようだな‥」

 

 

「はい‥‥いったい何が起こったのかわたしにも分からないんです‥」

 

 

謎の女性はやはりアミ自身にも何が起こっていたのか分かっていないようだなと言い、アミも自分自身に何が起こったか分からないと女性に言う。

 

 

「ふむ‥‥そちらのキミはどうだい?今、自分に何が起きているのか理解しているかい?」

 

 

謎の女性はシュンに自分に何が起こっているのか理解しているのかと聞く。

 

 

「あぁ、おおよその検討はついている‥‥」

 

シュンは謎の女性の問いにおおよその検討はついていると言う。

 

 

「ちょっとシュン!あんた、わたし達が何でこうなってんのか分かってんのなら教えなさいよ!何でわたし達がこんな姿になってんのか!!」

 

 

「ふむ‥わたしも知りたいな‥ぜひ教えてもらえないかい‥」

 

 

アミは何故、自分達がこうなっているのかシュンが検討はついていると聞くと教えるように言い、謎の女性も教えてくれるように言う。

 

 

「‥‥いや、まだ、推測に過ぎないし絶対にそうだとも言い切れない、今、話すのは止めておく‥」

 

 

シュンはまだ、推測に過ぎず‥絶対にそうだと確信出来ないため、今言うのは止めておくと言う。

 

 

「なっ!勿体ぶらずに言いなさいよ!」

 

 

アミはそう言うシュンに勿体ぶらずに言うように言うが、シュンは話そうとしない。

 

 

「ふむ‥キミがそう言うのなら良いだろう‥それなら、わたしに聞きたいことはあるかい?何でも答えよう 私の知りうる範囲でな‥」

 

謎の女性はシュンがそう言うなら聞かないと言い、それでは、自分に聞きたいことはないかと言い、自分に分かる範囲で答えようと言う。

 

 

「もう、シュン!分かったら言いなさいよ。それじゃぁ、聞きますけど、今、わたし達の体ってどうなってますか?」

 

 

「キミたちの体は“極めてデジタルな状態“にあるように見える まるで、電脳空間からアバターのまま現実世界に飛び出したような‥‥もしも本当にそうだとしたら、実に興味深い現象だ‥ふふふふふ」

 

 

アミはシュンに分かったら言うように言い、謎の女性に自分達の体はどうなっているのかと聞くと、女性はアミ達の体は極めてデジタルな状態になっていると言い、まるで電脳空間からアバターがそのまま現実世界に出てきたようだと言い、本当にそうだとしたら興味深い現象だと言い、楽しそうに笑う。

 

 

「なにを楽しそうに笑っているんですか!!こっちはこんな姿になってどうしたらいいかわからないのに!!」

 

アミは自分達の体の状態を見て、楽しそうに笑っている女性に怒る。

 

 

「すまないな‥どうにもこういう奇妙な現象については興味がつきなくてね‥それで、他に聞きたいことはあるかい?」

 

 

「まったく‥それで、一応聞きますが、ここはどこでしょうか?」

 

 

「ここかい?ここは新宿だ‥“仕事“で“探しもの“をしていてね。偶然通りかかってキミ達を見つけたのさ、‥自分で言うのも何だが、あらましは嘘のような真だ。今は、中野にある私の“事務所へ向かっている。そこで詳しい事情を聞かせてもらおう‥事務所につく頃にはキミの推測も確信に変わっているだろうしな‥」

 

 

謎の女性はこういう奇妙な現象には目がないのだと言って、謝ると他に聞きたいことがあるかと聞くと、アミは一応知っているがここがどこかと聞くと、女性はここは新宿だと言い、仕事で探し物をしている時に偶然通りかかりアミ達を見つけたのだと言う。今は、中野にある女性の事務所に向かっているのだと言い、そこで詳しい事情を聞かせてもらうと言い、シュンにも事務所につく頃にはシュンの憶測も確信へと変わっているだろうと言う。

 

 

「‥‥‥」

 

 

「え~と‥そうだ!わたし達の他に友達の二人は近くにいませんでしたか?」

 

 

シュンは女性の確信めいた言葉に侮れない女性だと警戒し、アミはシュンの様子を不思議に思いながらも友達二人が近くに居なかったかと女性に訪ねる。

 

 

「いや、周囲にキミ達以外の人物はいなかったはずだ‥ひょっとするとキミの友達もキミ達と同じような姿をしているのかな?」

 

 

「え!え~と?」

 

「いや、それはないはずだ。あいつらは無事にログアウトしていた‥俺たちと同じようになっていることはないだろう。」

 

 

女性は周囲にシュンとアミ以外の人物達は居なかったと言い、もしかして、その友達もアミ達と同じ姿をしているのかと聞くと、アミは分からずに、考えていると、シュンはそれはないと言い、何故なら無事にログアウトしていたからだと言う。

 

 

「そうか‥友達のことは気にするな、とは言えないが‥まずは、自分自身の事を最優先に考えたまえ‥」

 

 

「あっ、はい!それじゃぁ最後の質問です。あなたは誰ですか?」

 

 

女性は友達の事を気にするなとは言わないと言いまずは自分自身の事を最優先に考えるように言い、アミは女性の言うことに納得すると、最後に女性は誰なのかと質問する。

 

 

「私が誰か?‥そうか、自己紹介がまだだったな。最初に名乗るべきだったが、キミ達の存在があまりにも興味深くてね。すっかり失念してしまっていたよ‥すまない」

 

 

女性はアミに誰なのかと聞かれ、自己紹介がまだだったと思い出し、アミ達の存在があまりにも興味深くて名乗るのを忘れていたと言って謝るとアミとシュンに名を名乗る。

 

 

「私は「暮海杏子」ーしがない「探偵」さ」

 

 

アミとシュンを助けた謎の女性、暮海杏子はアミ達に名前を名乗り、自分の事をしがない探偵だと言う。こうして、アミとシュンは謎の女性、暮海杏子と出会う。

 

 

アミとシュンを乗せた車は暮海杏子の事務所のある中野へと向けて行くのだった。

 

 

 

 

ーー中野BWーー

 

 

アミとシュンを助けた謎の女性“暮海杏子“の車は中野へと到着し、中野ブロードウェイ1階の奥にある探偵事務所"暮海探偵事務所"へと連れて来られる。シュンとアミは、"暮海杏子“に言われ、中へと入るとその部屋は様々なファイルや書類が山積みとなっており上には“鉄頭徹尾"と書かれた紙が飾ってある。シュンとアミは中央にあるソファーに座るように言われ、シュンとアミはソファーへと座る。

 

 

「さて、それでは‥事務所へも着いたことだし、キミの推測も確信に変わっているだろう‥聞かせてもらえないかい?」

 

 

暮海杏子は事務所へと着いたことだし、シュンとアミが何故そんなことになっているのかを聞かせてほしいと言い、シュンは自分達に起きたクーロンでの出来事やこれまでの経緯などについて、シュンが推測している事を暮海杏子へと説明する。

 

 

「‥‥なるほど、経緯は把握した。 キミ達が電脳空間からログアウトして出現したという新宿のあの場所はーEDENへログインした場所と同じか、あるいは その付近なのかな?」

 

 

「いいえ、違います。わたしもシュンも自分の部屋のパソコンから"EDEN"にログインしたはずなのに、ログアウトして、気がついたらあそこにいたんです‥」

 

 

「あぁ、突然、俺たちの前に現れた”EDEN”で噂になってる謎の生命体に襲われて、急いでログアウトしたら目の前が急に真っ暗になってな‥気付いたらあんな場所にいた‥‥」

 

 

「フム- では、今こうして私と会話しているのキミ達とはまた別の”カラダ”が、何処かに存在するわけだ。」

 

 

「‥!?えっ!どう言うことですか?」

 

 

「肉体から精神データが分離してしまい、個別の存在として 現実世界に現れた‥?それとも、何らかの理由で新宿に移動した肉体が「壊れたデータの怪人」のような姿に変化した‥?いずれにしろ奇妙奇天列な話ではあるが‥‥目の前にまさしく、摩訶不思議な姿をしたキミ達がいる‥現段階では、状況証拠による単純な推理しかできない 早速、情報収集を進めよう。」

 

 

 

暮海杏子はシュンとアミからこれまでの経緯を聞いて、シュンとアミの話しからある仮説をたてて、シュンとアミに説明する。しかし、現段階では状況証拠による単純な推理しか出来ないと言って、シュンとアミにもっと詳しい説明を聞こうとする。

 

 

「まずは、キミ達がEDENにログインした場所の現状を確認するのが定石だろう‥キミ達は自分の部屋からログインしたのだったね‥」

 

 

「はい、そうですけど‥でも、どうして助けてくれるんですか?」

 

「あぁ、それは俺も気になっていた‥今の俺たちの外見は普通じゃないからな‥‥」

 

 

アミとシュンは“暮海杏子にどうして助けてくれるのかと聞く、シュンも今の自分達はこんな怪しい姿なのに普通にしている”暮海杏子“のことを不思議に思っていた。

 

 

「‥ふっ、キミ達は今何処にいる?ここは、電脳犯罪事件をはじめ、多種多様な超常現象事件の解決に確かな実績を誇る、「暮海探偵事務所」だ‥キミ達の身に起こった怪異的現象の謎を解明するのにこれほどの頼もしい場所はないだろう? そして、キミ達が腰掛けているのは依頼人用のソファー なに、以来報酬の件ならば心配しなくていい‥キミ達の存在は、すでに何よりの報酬なのだよ。 大船に‥ そうだな、「メアリー・セレスト号」あたりに乗り込んだつもりでいなさい‥‥」

 

 

 

「はっ‥‥はぁ?ありがとうございます‥」

 

「‥‥‥」

 

 

アミは何だかわからない様子だが、一応、お礼を言い、シュンはまだ納得してないのか“暮海杏子“を警戒している。

 

 

「さて、話を戻すとしよう  キミが自分の部屋でログインしたのに何故、あんな場所にいたのかだが、それよりも何よりも前に、キミ達の姿をどうにかしなければいけないな‥その姿では、まともに外を歩くこともできない それに、とても不安定な状態に思える‥」

 

 

「えっ!でも、そう言われても、わたし自身いったいどうしたらいいかわかりませんし‥‥」

 

 

「あぁ‥俺たちのカラダのデータがいったいどこに消えたのか皆目検討もつかん‥‥」

 

 

 

シュンとアミはそう言われても、いったい自分の体のデータがどこにあるか分からないし、どうしたらいいのかと考える。

 

 

「フム- じっくりと観察して確信したが、キミ達はまさにデータの塊‥「電脳体」そのものだ‥しかし、キミ達は私の声を聴き、ソファに腰掛け、会話している。現実世界の物理法則に従っている証拠だ‥つまり、リアル特性を持ったデジタル体-「半電脳体」と名付けるとしよう ‥‥ふふ!」

 

 

「だからぁ!そんな楽しそうにしないでください。わたしはどうすればいいか不安なんですからぁ~!!」

 

 

「なるほど、半電脳体か‥‥極めて奇妙な現象だな‥‥」

 

 

アミはまたもや楽しそうに笑う“杏子“に怒り、シュンは極めて奇妙な現象に不思議そうに自分の体を見る。

 

 

「すまないな、 キミ達のカラダがデータで構成されているならば見た目をどうにかする事自体は、さほど難しくはないだろう- 適合するデータを取り込み、修復すればいい‥ キミ達は、基本的にはEDEN内で使用されているアバターと構造を同じくしているはず‥クーロンの放置データの中に、アバターパーツのデータが見つかれば上々なわけだが‥問題は、その状態でログインできるかどうかだな‥」

 

 

「成る程な‥確かに俺達の体のデータがどうなったのかも分からない。それなら“クーロン“で変わりのデータを見つける方がいいだろう‥幸いな事に“クーロン“には様々なデータが放置されているからな‥俺たちの体の変わりとなるデータもあるはずだ‥」

 

 

「そっかぁ~!そうすれば体がもとに戻るんだね。ん?」

 

 

 

シュンは“杏子“の言ったとおりにすれば自分達の体を取りあえず、もとに戻れるだろうと言い、アミもそれを聞いて、体がもとに戻る事を聞いて、安心すると突然、テレビの方を見てソファから立つとテレビの方に行く。

 

 

 

「ん、何だ?テレビがどうかしたかい?」

 

 

「アミ、どうした?」

 

杏子とシュンはアミがいきなりテレビの前に立つとどうしたのかと聞く。

 

 

『こっちよ‥‥ 翔びなさい』

 

 

「‥‥えっ!?(今、どこからか声が!まさか、テレビから!でも翔べってまさか‥‥よし!)」

 

 

アミは突然どこからか声が聞こえてきたことに驚き、テレビから聞こえてきたことにまさかと驚き、突然翔べと言われて、訳が分からないが、決心するとシュンの手を掴む

 

 

「よし、行くわよ!シュン」

 

 

「はっ?お前いったいなにいっ……」

 

 

アミはシュンに行くわよと言ってテレビに手をかざすとテレビの前にデジタルな空間が開いて、アミとシュンがテレビへと吸い込まれた。テレビの中へと吸い込まれたアミとシュンは気づくと、謎のデジタル空間へと浮かんでいた。

 

 

「声に言われたとおりに、翔んじゃった…一体何が起こったの?」

 

「それは俺のセリフだアミ‥突然お前に手を引かれたと思ったら、ここは一体どこだ?」

 

 

「分かんないわよ?突然テレビから声が聞こえてきて、翔びなさいって言ってたから手で触れてみたらここに突然吸い込まれてここに出たんだもん?シュンは声は聞こえなかったの?」

 

 

「あぁ‥俺にはそんな声は聞こえなかったが‥まぁいい‥どうやら、先に進めるみたいだ。行くぞ!」

 

 

「あっ!ちょっと待ちなさいよシュン!」

 

 

アミはシュンを連れて突然、謎の声に従って翔びこむとそこはデータの流れているデジタル空間へと飛び出す。アミはシュンに声が聞こえたかと聞くが、シュンは聞こえなかったと言って奥へと進めると気づくとシュンはデジタル空間の道を進む。アミは慌ててシュンの後を追いかける。しばらくデジタル空間の中を進んでいると突如としてその空間とから出て、見覚えのあるエリアへと出る。シュンとアミが出るとその空間に通じる出口は閉じてしまった。

 

 

「あれっ‥ここって‥‥もしかして「EDEN」!?」

 

「どうやらそうみたいだな‥あの空間は何故だか知らんがEDENに通じていたらしい?」

 

 

アミとシュンがEDENに出たことに驚いていると、アミのデジヴァイスに着信が入る。

 

 

「-暮海杏子だ 私の声が聞こえるか?危ういタイミングだったが、何とか追跡できたよ‥‥一体、何が起こったんだ? キミの姿が、まるで端末に吸い込まれるように‥ 消えた」

 

 

「はい、わたしにも分かりません?突然、翔びなさいって声が聞こえて来て、テレビに手を当てたら吸い込まれたら変なデジタル空間に出ました‥その空間を進んでいったら何故かEDENに出ました。」

 

 

「あぁ、まるでデータが流れていて道のようだった‥」

 

 

アミのデジヴァイスに着信が入りアミが出ると、暮海杏子からの連絡で突然消えたアミとシュンに一体何が起こったのかと聞くとアミも何が起こったのか分からないと言い、翔びなさいと声が聞こえたと思ったらテレビに吸い込まれたと思ったら謎のデジタル空間へと出ていたと言い、その空間を進んでいったらEDENへと着いたと説明する。シュンもまるでデータの道のようだったと言う。

 

 

「なるほど‥キミ達が通ったのはまさしくネットワーク回線の流れの中だろう 事務所の端末は、EDENネットワークにも接続している。キミ達はデータとして、回線内の流れに乗り-EDENに出現した‥キミ達にとって、ネットワークはまさしく“道“として視覚化されるようだ。 しかし、現実世界から電脳世界へのアクセスがそこまでダイレクトに実行できるとは、驚きだな‥‥ 端末接触による、電脳世界への潜行- ダイブ‥ いや、跳躍(ジャンプ)か‥今後、キミ達のその能力を「コネクトジャンプ」と呼ぶことにしよう‥」

 

 

「コネクトジャンプ‥ですか?」

 

「なるほど‥ぴったりの言いようだな。」

 

 

「まったく予測していなかった能力だが、嬉しい誤算だな そのままアバターパーツのデータを調達してくるといい。

「クーロン」へ向かいたまえ  クーロンには放置されたままのジャンクデータがごまんとある。 目当てのデータくらい、簡単に見つかるさ」

 

 

”杏子“はそう言うと、アミへの着信を切り、アミ達への連絡を終わらせる。

 

 

「よし、そうと決まれば早速クーロンに向かうわよ!シュン」

 

「あぁ、クーロンで変わりのデータを見つけて体のデータを修復しよう」

 

 

シュンとアミがクーロンへと向かおうとしたその時‥‥

 

 

 

「--こっちよ‥‥来て」

 

 

「(また、声が!いったいどこから?)」

 

 

「(何だこの声は!アミ、これがお前の聞こえたという声なのか?)」

 

 

「(うん、何だか分からないけど、とにかく声のする方に行ってみましょう!)」

 

 

クーロンへと向かおうとしたアミにまたもや謎の声が聞こえ、今度はシュンにも聞こえたようでアミとシュンは声の聞こえた方へと行くと、真っ白な空間を通るとそこはいくつものモニターがありその空間に一人の女性がいた。その女性からは何かミステリアスな感じを思わせる不思議な女性だ。

 

 

 

 

「私の声が届いたようね -ようこそ、「デジラボ」へ ここはデジタルワールドへと微かに交わる、デジモン達の楽園。

私は「御神楽ミレイ」 あなた達に、この楽園を開放してあげる」

 

 

「えっ、あなたは?それにここは一体どこ?それにデジタルワールドってなに?」

 

「どうやら俺達をここに呼んだのはお前のようだな‥」

 

 

アミとシュンをここまで導いた不思議な女性「御神楽ミレイ」の突然の発言にアミは頭に?マークを浮かべてデジタルワールドは何と聞き、シュンは自分達をここまで呼んだ不思議な女性ミレイを警戒する。

 

 

「知らないなら知らないで、とくに問題ないわ‥今のところは、ね‥時が来れば、自ずと知ることになるはずだから。他に聞きたいことはある?」

 

 

「えっと‥じゃぁ、でじ‥らぼ?って何ですか?」

 

 

「『デジタルモンスター・ラボラトリ‥「タルラボ」でも「モントリ」でも、略し方は自由だけれど‥私は「デジラボ」をおすすめしているわ」

 

 

「はぁ、えっと?ミレイさんが私達を呼んだんですか?」

 

 

「私があなた達を呼んだ‥ それは、少し違うわあなた達が私を呼んだの あなた達はデジモンと、深く“交わり“はじめている。  その”運命の交叉”に、私は引き寄せられ-あなた達を見つけた  つまり私は、あなた達に呼ばれたのよ。」

 

 

アミがミレイが自分達をここに呼んだのかと聞くと、ミレイは少し違うと言い、アミとシュンがデジモンと深く関わったことによって、ミレイを呼んだのだと言う。

 

 

「話はそこまでにしましょう。まずは、ここが、どういう場所か‥‥自分の目で確かめてみて」

 

 

ミレイにここ「デジラボ」はどういう場所なのか確かめて見てと言われて、アミとシュンはデジラボの施設についてミレイから説明を受ける。

 

 

デジラボにある施設は3つある、一つ目は「デジパンク」:パーティ編成やスキャンしたデジモンを再生したり預けたり出来る。「デジファーム」はデジモンを特訓したり食事をさせたり出来る。「メディカルマシーン」は傷ついたデジモンを回復させることが出来る。

 

 

「デジラボのこと、理解出来たかしら?しっかり利用して、デジモンとの交わりを深めなさいな、あなた達が、私が見込んだ通りの人達か、確かめさせてもらうわ。最後にもう一つ、私からのプレゼントよ!」

 

 

ミレイがそう言うとアミとシュンに、ハッキングスキルの能力がインストールされる。

 

 

「え、ミレイさん。これって?」

 

「どうやら直接インストールされたようだな、ハッキングスキルだと‥」

 

 

「えぇそうよ‥ハッキングスキルは、デジモンを使役することで発揮される力 ハッカー御用達の、とても危険な力よ。この力をどう使うかはあなた達次第だけど‥‥これだけは、覚えておいて、あなた達は、デジモン達と特別な絆を深めることができる。 デジモンたちと共に生き-喜び、哀しみ、そして成長しなさい。 絆を深めれば、きっと、デジモン達はあなた達を助けてくれる‥いずれそれは、とても大きな力-あなた達の運命をも切りひらくほどの力になる」

 

 

 

「デジモンと一緒に成長していく‥‥運命を切り開く力になる‥」

 

 

「デジモンと絆を深めることで、そこまでの力が発揮出来ると言うのか‥‥」

 

 

アミとシュンはミレイから聞かされた壮大な話しに言葉を無くして驚く。

 

 

「『コネクトジャンプ』-あの不思議な力を、そう名付けたのね。」

 

 

「えっ、はい!私達が名付けたんじゃないんですけど‥‥」

 

 

「あの力については、私もわからない‥ハッキングスキルに似ているけど、何かが‥違う‥‥ただ、あなた達を導く特別な力であることは確かよ。それじゃ‥これから、よろしくね。」

 

 

「えっ、はい!よろしくお願いします。」

 

 

「御神楽と言ったな‥お前に聞きたいことがある‥」

 

 

アミはよろしくと言われてミレイに返事を返し、シュンはミレイに聞きたいことがあると言う。

 

 

「あら、何かしら?それと、ミレイで良いわよ?私もアミ、シュンって呼ばせてもらうわ、それで、何が聞きたいのかしら?」

 

 

「お前は一体、何者だ‥‥?」

 

 

シュンはミレイに一体何者かと聞く。

 

 

「‥‥どういうことかしら?」

 

 

「そうよ、シュン!今、ミレイさんって言ってたじゃない!」

 

 

「そう言うことじゃない‥‥デジラボと言う特殊な場所を管理し、さらには一般や現実では知りようもないようなことまで知っていた‥さらに、今の俺達を見ても平然としている冷静さ‥‥普通じゃない‥改めて聞く‥お前は一体何者だ。」

 

 

シュンはデジラボと言う特殊な場所を管理し、さらには一般や現実では知りようもないことまで知っているミレイを経過し、ミレイに何者かと改めて聞く‥アミもシュンのその真剣な様子にシュンと一緒にミレイを見る。

 

 

「‥‥私は御神楽ミレイよ‥それ以上でもそれ以下でもないわ。心配しなくても私はあなた達の味方よ。フフッ」

 

 

ミレイは警戒するシュンに自分は御神楽ミレイだと言い、シュン達の味方だと言う。

 

 

「‥‥‥そうか、すまなかったな‥それじゃぁ俺達はそろそろ行く‥」

 

「あっ、シュン!それじゃぁミレイさん、私達そろそろ行きます。」

 

 

「そう、「クーロン」に向かう途中だったかしら? 今回だけは、特別に出口を繋いであげるわ。次からは”アクセスポイント”から尋ねてきてね。」

 

 

ミレイがそう言うと、アミとシュンをクーロンへと転送されて行った。シュンとアミが居なくなったデジラボでミレイは一人呟く。

 

 

「フフッ、本当に面白い子達ね‥‥これからどうなるのか楽しみだわ、彼女は言うなれば”光” 彼は”闇”と言ったところかしら?彼は危ういわね‥下手をしたら自分の持つ闇に飲み込まれる‥‥フフッ、光と闇を持つ者達、これからどうなるのか本当に楽しみだわ‥‥」

 

 

ミレイはデジラボで一人そう呟いて、本当に楽しみだと楽しそうに笑っていた。

 

 

 

 

 

--クーロンLv1--

 

 

シュンとアミはクーロンへと転送され、気づくとクーロンの入口へと来ていた。

 

 

「どうやら、クーロンへと転送されたようだな。」

 

 

「そうだね。それにしてもミレイさん、不思議な人だったなぁ~!悪い人じゃなさそうだけど‥‥あっ、そう言えばシュン!あの時、プロットモン達と別れちゃったけど、どうしよう?クーロンをデジモンもなしで進むのは危険だよね。」

 

 

アミはミレイを悪い人では無さそうだが、不思議な人だと言い、そしてあの時の一件でプロットモン達と離れ離れになってしまったことを思い出し、このまま、クーロンを進むのは危険だとシュンに言う。

 

 

「心配ない、」

 

シュンがそう言って自分のデジヴァイスからデジモンを出現させる。

 

「えっ、シュン!他にもデジモン持ってたの?」

 

アミはシュンがデジヴァイスからデジモンを出したことに驚いて他にもデジモンを持っていたのかと聞く。

 

 

「あの時のクリサリモンだ。消滅仕掛けていたデータを調整して何とか、ケラモンとして再生させることが出来た。」

 

 

「へぇ~!あの時のクリサリモンだったんだ。ケラモンって言うんだ。えっと、成長期、種族、フリー、属性、闇 必殺技は笑いながら(?)口から破壊力抜群の光弾を吐き出す『クレイジーギグル』。クリサリモンの進化前のデジモンなのね。」

 

 

「あぁ、ケラモンがいれば大丈夫だ。行くぞ!」

 

 

シュンはケラモンが居れば大丈夫だと言ってクーロンを進む。シュンとアミは早速もらったハッキングスキルでファイアウォールを解除する。そのまま、進もうとすると、アミのデジヴァイスに着信が入る。

 

 

「私だ- やれやれ、ようやく通じたな」

 

 

「杏子さん!」

 

 

「キミ達の追跡情報をロストして、再検索していた‥今度は何処に迷い込んでいたんだ?」

 

 

「神楽坂ミレイと言う女のところですよ‥」

 

 

シュンは杏子にミレイの管理するデジラボに行っていたと説明する。

 

 

「そうか、神楽坂ミレイに会ったか‥いや、私も少しばかり面識があるのでね。 それにしても、自然の成り行きの中で、彼女にまで出会うとは‥まったく騒々しいな、キミ達の”運命”とやらは‥さてと、ともかく本来の目的を遂行するとしよう まずは-‥ん? すでにファイアウォールを解除したのか やるじゃないか、手間が省けたよ‥ふふ では、次の行動に移ろう‥クーロンの入り口一帯をスキャンしてめぼしいジャンクデータにマーキングをしておいた。ジャンクデータが、キミ達の体のパーツになる 探し出して、直接取得するんだ。なにぶん即席の仕事だ、いささか精度を欠くかもしれないがそこは、キミ達の足と能力でカバーしてくれ 自分達の体を正常な状態に戻すための、重要な一歩だからな、気を引き締めて事に当たりたまえ。応急的な措置とはいえ、正常な姿を取り戻したキミ達に会えるのを楽しみにしているよ」

 

 

 

杏子はシュンとアミの体の変わりとなるクーロンにあるジャンクデータにマーキングをしておいたと伝えると正常な姿のアミ達に会うのを楽しみにしていると言って通信を切る。

 

 

「やった、杏子さんに感謝しなくちゃ!これで探しやすくなったわ!」

 

「あぁ、それじゃぁ行くとしよう。」

 

 

シュンとアミは杏子から自分達の体の変わりとなるジャンクデータがマーキングされているマップを送ってもらい、シュン達はそれを目指してクーロンを進む。アミとシュンは杏子の送ってくれたマーキングされたマップをを頼りにクーロンを徘徊する野生デジモンをケラモンが戦い、次々と自分達の体を構成するのに使えるジャンクデータを見つけて行く。シュンとアミが次々にジャンクデータを見つけ、必要なデータまで後一つとなった。

 

 

「よし、データ見つけ!これで、後一つで体が元に戻るんだよねシュン」

 

「あぁ、しかし、さすがにケラモンだけじゃきついな‥‥早くインプモン達を見つけないとな‥」

 

 

「そうね!早くプロットモンにも会いたいし!早く探しましょう。」

 

 

さすがにケラモン一体では出てくるデジモンは幼年期のデジモンが多いとはいえ、きついと言い、アミも早くプロットモン達を探そうと先に進む。シュンとアミが先へと進もうとしたその時、

 

 

「ポヨ~~!!!」

 

 

突如、向こうから何かの悲鳴が聞こえてくる。

 

 

「悲鳴!一体どこから!」

 

「どうやら向こうの方から聞こえて来たようだが‥‥」

 

「行くわよ!シュン」

 

アミとシュンは悲鳴の聞こえた方へと向かう。するとそこには、子鬼のような姿をした二体のデジモンがスライムのようなデジモンを襲おうとしていた。

 

 

「あれって、あの幼いデジモンが襲われてるの?あのデジモンは、ポヨモン、幼年期、種族、フリー、属性、無 必殺技、アワ、幼年期ってことは赤ちゃんってこと!」

 

 

「そのようだな、あの二体は、ゴブリモン、成長期、種族、ウイルス、属性、土、必殺技は火の玉を相手に投げるゴブリストライクか、ほっとけアミ、ただの野生のデジモン同士の争いだ。俺達が関わることでもないだろう。」

 

 

アミはデジヴァイスでポヨモンのデータを調べて幼年期だと言うことを知り、デジモンの赤ちゃんだと知り、シュンはただの野生のデジモン同士の争いだから関わる必要はないと言う。

 

 

「何言ってんのよ馬鹿シュン!助けるに決まってんでしょう!あの子はまだ、赤ちゃんなのよ!」

 

 

アミはそう言うと、今にも襲われようとしているポヨモンの前へと走る。

 

 

「はぁ‥やれやれ‥」

 

シュンはアミの行動にため息を付きながらポヨモンの前へと向かうアミを追いかける。

 

「ちょっと、あんた達!何この子をイジメてるのよ!この子はまだ赤ちゃんなのよ」

 

アミはポヨモンとゴブリモンの間に入り、ポヨモンを守る。アミの言葉にゴブリモンはおかまいなくアミ事攻撃しようと棍棒を構える。

 

 

「ポヨ~‥‥ポヨ!」

 

「大丈夫よ、必ず守ってあげるから!」

 

怯えているポヨモンの頭にアミは手を乗せ、必ず守ると言い、ポヨモンを撫でて安心させる。ポヨモンはアミの暖かい手で撫でられていると先ほどの恐怖が嘘のように消えていくように感じている。

 

 

「まったく、お前は昔からそうだな‥弱い者がイジメられているとほっておけないその性格はな‥」

 

「ケラケラ~!」

 

 

「シュン、ケラモン!」

 

 

シュンはポヨモンを守るアミ達の前へと立ちはだかる。

 

 

「何よ、何だかんだ言ってやっぱり守ってくれるんじゃない!あんたもそう言うところ昔から変わってないわね。」

 

 

「ほっとけ‥来るぞ!」

 

アミは何だかんだ言って自分を守ってくれるシュンに昔から変わってないと言い、シュンはケラモンと共に襲いかかるゴブリモン達と戦う。

 

「アミ!そいつを連れて下がってろ!行くぞケラモン!」

 

「ケラケラ~!」

 

 

シュンはアミにポヨモンを連れて下がってるように言うと、シュンとケラモンと一緒にゴブリモンと戦う。シュンはケラモンにゴブリモンの攻撃を交わしてから攻撃するように指示し、ケラモンは素早い動きでゴブリモンの攻撃を交わすと、必殺技”クレイジーギグル”でゴブリモンを吹っ飛ばす。すると、もう一匹のゴブリモンはアミ達の方へと向かい、アミ達に襲いかかる。

 

 

「なっ!しまった!」

 

 

シュンはしまったと思い、急いで、アミ達を守ろうとするが、ゴブリモンの方が早く間に合わない。

 

 

「ギシャァ!!」

 

 

「きゃぁぁ~!」

 

 

ゴブリモンの棍棒がアミに振り下ろされようとしたその時!

 

「ポヨ~!」

 

「ギシャァ!」

 

 

アミの腕に抱かれていたポヨモンがゴブリモンへとアワをはいて、攻撃する。ゴブリモンも突然の攻撃に驚き、後ろに下がる。

 

「ポヨモン?あなたが助けてくれたの?」

 

「ポヨ!」

 

「ありがとう!ポヨモン!」

 

 

アミはポヨモンが助けてくれたのと聞き、ポヨモンにお礼を言う。

 

 

「ギシャァ!」

 

ゴブリモンはアワを振り払うと、またもアミへと向かい攻撃しようとする、だが、

 

 

「パピーハウリング!」

 

 

何処からか声がしたかと思うと、ゴブリモンの声が止まる。声の方を見るとそこには探していたプロットモンが必殺技でゴブリモンの動きを止めていた。

 

 

「アミ!やっと見つけたわよ!」

 

 

「プロットモン!あなたが助けてくれたの、ありがとう!だけど、プロットモン、こんな姿なのによくわたしだって分かったわね?」

 

 

「何言ってるのよ!わたしはアミのデジモンなのよ!分かって当たり前よ!」

 

 

プロットモンはやっとアミを見つけたと言って喜び、アミはプロットモンによく自分だと分かったねと言うと、プロットモンは当たり前だと言う。

 

 

「今はあのゴブリモンを倒す方が先ね!お願いインプモン!」

 

「おう、任せろ!くらえ、サモン!」

 

プロットモンが一緒に来たインプモンにおお願いと言うと、インプモンは動きの止まっているゴブリモンに向かって炎の魔法”サモン”を放ち、ゴブリモンを吹っ飛ばす。

 

 

「インプモン!あなたも来てくれたのね!」

 

「おう、随分探したんだぜ、アミ、シュン!」

 

 

「それはすまなかったな、インプモン!だが、お前が来てくれて助かった。ケラモンはもう限界だ。」

 

シュンはインプモンにすまなかったと言って、ケラモンが限界を迎えたためインプモンが来てくれて助かったと言う。

 

 

「おう!俺が来たからにはもう大丈夫だぜ!だから、そのケラモンを休ませてやりな。」

 

「あぁ‥」

 

インプモンが自分が来たからには大丈夫だと言い、ケラモンを休ませてやれと言って、シュンはケラモンをデジヴァイスへと戻す。

 

「よし、プロットモンとインプモンも来てくれたし、百人力よ!行くわよみんな!」

 

「あぁ!」

「おう!」

「えぇ!」

 

アミがみんなに行くぞと言うと、アミ達はゴブリモン達とのバトルを開始する。

 

 

「行くぞ、インプモン!ゴブリモンに”サモン”だ!」

「おうよ、くらいやがれ!」

 

 

インプモンの特大の”サモン”がゴブリモンへ直撃しゴブリモンを消滅させる。

 

 

「こっちも行くわよ!プロットモン!」

「えぇ、パピーハウリング!」

 

 

プロットモンのパピーハウリングがゴブリモンの動きを硬直させる。

 

「今よ!プロットモン」

 

「えぇ、くらいなさい、ホーリライトⅠ」

 

動きが止まっているゴブリモンにプロットモンはスキル、ホーリライトⅠで攻撃しその攻撃でゴブリモンは消滅する。

 

 

「やったぁ!倒したわ、やったわねプロットモン!」

 

「うん、やったわね!アミ」

 

 

「へっ!これくらいオレにかかればどうってことないぜ!」

 

「そうだな、よくやったインプモン!」

 

 

シュンとアミが頑張ったプロットモンとインプモンを誉める。

 

「さて、無事に再会出来て何よりだな!」

 

「うん、そうね!あっ、そう言えば私たちと別れてからプロットモン達は何をしてたの?」

 

 

アミとシュン、プロットモとインプモンはお互いに再会出来たことを喜びあう、そして、別れたあの時からプロットモン達は何をしていたのかと聞くと、プロットモン達はあの時、あの怪物から無事に逃げる事の出来たプロットモン達はアミとシュンを探して、クーロン中を探し回っていたと言う。どうやら、アグモンとガブモンも無事に逃げられたようだ。

 

 

「そっか、無事に逃げられたんだ。良かった‥それに私たちを探してくれてたなんてありがとうプロットモン!」

 

 

「えぇ、どういたしまして、それでアミ達は何をしているの?それにその姿は?」

 

今度はアミ達が自分達に起きた状況を話す。あの後、自分達は不完全にログアウトされ、今はクーロンで自分の体の変わ

りとなるデータを探しているのだと説明する。

 

「それなら、早くそのデータを探してシュン達の体を元通りにしようぜ!そのデータは奥にあるんだろう?」

 

「あぁ、それじゃぁ行くとするか!」

 

シュン達が最後のデータのある場所へと行こうした時、先ほどのポヨモンがアミの足元にすり寄る。

 

 

「ポヨ~~!」

 

「キミはさっきのポヨモン?どうしたの?」

 

アミは自分の足にすり寄るポヨモンを手に乗せて、どうしたのかと聞くと、ポヨモンはアミへと体をさらにすり寄らせる。

 

 

「どうやら助けてくれたアミに懐いているようですね。アミのデジモンになりたいようですね!」

 

「えっ?そうなのポヨモン!」

 

「ポヨ!」

 

プロットモンがどうやら助けてくれたアミに懐いていると言い、アミはプロットモンにそうなのと聞くとポヨモンはそうだと言うように頷く。

 

「そうなの?それじゃぁポヨモン!わたしのデジモンになる?」

 

「ポヨ!」

 

「やった♪これからよろしくねポヨモン!」

 

アミはポヨモンを新たな仲間にする事が出来て、喜びで笑顔になる。

 

「新しい仲間が出来て嬉しいわ!」

 

プロットモンは新しい仲間が出来て嬉しいと笑顔になる。

 

アミはポヨモンを仲間に加えると、プロットモン達と一緒に最後のデータのある場所へと到着しそのデータを回収する。そうして、全てのデータを回収するとアミとシュンの体が光り、シュンとアミの体が元通りになる。

 

 

「やったぁ♪元に戻った!」

 

「あぁ、取りあえず一安心だな‥」

 

アミとシュンは自分の体が元通りになったことを喜んでいると、アミのデジヴァイスに杏子からの連絡が入る。

 

 

「私だ、ふむ、見た目だけは正常に戻ったようだな‥根本的な解決ではないが、まずまず大きな前進だ。目的は達した 一度事務所に戻ってきたまえ、」

 

「はい!あっ、でもこの体で普通にログアウト出来るんでしょうか?」

 

「ふむ、取りあえずいつも通りログアウトしてきたまえ、事務所の端末から入ったのだから事務所の端末から出てくるのが道理であると推測するが-正直なところ、キミ達の場合は何が起こるかやってみないとわからない。まぁ、仮にデータがネットワーク中に散ってしまうような事態になっても、可能な限りサルベージしてあげよう」

 

「ちょっと杏子さん!怖いこと言わないでくださいよ!不安になるじゃないですか!」

 

 

「‥ふふ、冗談だよ 半分はね!」

 

 

杏子はそう言うと、アミへの通信を切る。

 

「まったく杏子さんはまたわたし達を不安にさせて‥どうするシュン?」

 

「どうするも何もログアウトするしかないだろう。インプモン‥お前はデジヴァイスに入ってくれ」

 

アミは杏子の発言にまたもや不安となり、シュンにどうするのか聞くとシュンはログアウトするしかないだろうと言い、インプモンにデジヴァイスに入るように言う。

 

「えっ!デジモンってデジヴァイスの中に入れられるの?」

 

「おまえさっき俺がケラモンをデジヴァイスから出したりしたのを見てただろう‥‥デジモン・キャプチャーの機能の一つでデジモンはデジヴァイスへと入れる事が出来るんだよ‥」

 

「そうなんだ、それならいつでも一緒に居られるね!プロットモン、ポヨモン!」

 

「えぇ!」

 

「ポヨ!」

 

アミはデジモンがデジヴァイスに入れられることを知ると、プロットモンとポヨモンにいつでも一緒に居られるねと言う。

 

 

アミとシュンはログアウトするためにログアウトホールへと向かい、その途中でデジラボへもよってデジモンを回復させるとログアウトホールからログアウトした。

 

 

 

 

 




如何でしたでしょうか?それでは次回もお楽しみに!
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