デジモンストーリーサイバースルゥース 光と闇の電脳探偵!   作:シュリーダ

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S投稿します。第六話をお楽しみください。


Chapter02「父を探して ~山科悠子の依頼」
第六話 アミとシュンは電脳探偵!?少女との再開!


杏子の淹れた珈琲を飲んで気絶し、数時間して目を覚ましたアミとシュンは”暮海探偵事務所の探偵”暮海杏子の助手になることを決めると、早速、杏子から仕事を言い渡される。

 

 

 

「さて、早速だがキミにやってもらいたいことがある。電脳探偵としての記念すべき最初の任務は‥拠点となる、ここ中野内にある各施設への挨拶回りだ。」

 

 

 

「挨拶回りですか?」

 

 

杏子からの最初の任務は拠点となる、この中野内にある各施設への挨拶回りだと言う。

 

 

 

「そうだ、キミ達も何かと世話になることが多くなるはずだからな。しっかり顔を覚えてもらってきてくれ」

 

 

杏子はアミ達も何かと世話になることが多くなるから顔を覚えてもらうように言い、ついでに杏子のデスクの右側の壁にある「ホワイトボード」についての説明も受ける。事務所に来る依頼はそこから受注出来ると説明する。ついでにK-カフェと言うコーヒーショップで珈琲豆を買ってきてほしいと頼まれる。

 

 

 

「分かりました、それじゃぁ杏子さん行ってきます!」

 

 

アミは杏子に行ってきますと言うと、シュンと一緒に探偵事務所から出る。すると、そこには見たことのある女性が立っていた。

 

 

「‥こんにちは、電脳探偵さん」

 

 

「えっ!ミレイさん!なんで?」

 

 

「どうしてこんなところにいる‥?」

 

 

アミとシュンがミレイがいたことに驚く。

 

 

「ふふ、そろそろ来る頃だと、私にはわかっていたわ。こっちへ- お店の中へ、入ってくれる? あなた達に、してあげなくちゃいけないことがあるの」

 

 

ミレイはアミとシュンにしてあげなくちゃいけないことがあると言って店の中に入るようにお願いする。

 

 

 

「えっ?してあげなくちゃいけないことって何ですか?」

 

 

「‥とりあえず入るか‥」

 

 

アミとシュンはミレイに言われて店の中へと入るとミレイは半電脳体のシュンとアミに「特殊なプログラム」をインストールし、「とある機能」を追加したと言う。右手のグローブで-物質的なものをスキャンすることで対象を「半電脳化して取得することができる」機能、つまり、現実世界で手に入れたものを「データとして電脳世界に持ち込める」と言い、採取したデータはシュンとアミの持つ鞄に収納されると説明する。

 

 

「えっ!そんな事が出来るんですか!」

 

 

「半電脳体だから出来ることだと言うことか‥こんな事が出来るなんてやはりお前は只者じゃないな‥」

 

 

「フフッ、私は人よりちょっと電脳世界の構造に詳しいだけ‥それに、あまり女性の秘密を知りたがるのは感心しないわね‥でも、もしも行く先を見失った時は、いつでもおいでなさいな。干渉が許される範囲で、道を示してあげる。」

 

 

ミレイはシュンに電脳世界に人より詳しいだけと言い、女性の秘密を聞くのは感心しないわねとからかい、困った時は出来る範囲で道を示してあげると言い、店の中にある電話のような端末からデジラボに行けるようにすると言う。

 

 

 

「この世界はデジタルとの境界線が希薄になっているようね‥私があなた達とここで出会えたのもその証明の一つだわ。でもそれは、決して世界にとって良い出来事ではないはず‥きっとこれから起こる災厄の兆しの前兆ね。あなた達との出会いがこの世界の希望の光となると良いのだけれど‥フフ‥この世界は私を楽しませてくれるかしら?」

 

 

 

ミレイはシュンとアミにそう言うと、”デジラボで会いましょうと言ってその場所から去る。シュンとアミはミレイの言葉の意味が分からずに黙って話しを聞いていた。

 

 

「ミレイさんはいったい何のことを言ってたんだろう?」

 

「さぁな、よく分からないやつだ‥それより早く杏子さんの任務をを済ませるぞ」

 

 

シュンとアミはミレイと会話の後に、この中野にある各施設へと挨拶していき四階にあるK-カフェで珈琲豆を買うと事務所へと戻る。その途中で二階にあるCDショップの前で見覚えのある人物と再開する。

 

 

「ねぇ、シュン‥CDショップの前にいる人ってもしかして”ノキア”!」

 

「あぁ、そのようだな‥どうやら無事にログアウト出来たようだな‥‥」

 

 

アミとシュンは二階のCDショップの前に”ノキア”がいることに気づき、ノキアもアミ達に気づいてこちらに歩いて来る。

 

 

「ん?‥あ、あぁっ!?アミ!シュン!よかったぁ、無事だったたぁ~‥!」

 

 

「えっ!まぁ何とか無事みたい‥」

 

 

「まぁな‥‥」

 

 

「てかま、そりゃそうか~ 電脳世界で起きたアレだし‥リアルでどうこうなるアレじゃないよね。けど、あのコたち‥ 大丈夫かなぁ‥」

 

 

「あのコたち?いったい何のことだ?」

 

 

「うっそ、憶えてない!? こんの、ハクジョーモン! ほら、あたしをかばってくれたデジモンたちだよ!ちょっと心配だなぁ‥あのコたちがいなかったら、きっと今頃」

 

 

ノキアはアミとシュンが無事だったごとに喜び、そしてすぐに電脳世界での出来事だから当たり前かと一人納得し、あのコ達が心配だなぁと言うと、シュンは何のことだと聞くと、ノキアは憶えていないシュンを白状者と怒り、助けてくれたデジモンの事だとシュンに言う。

 

 

 

「あぁ、あの二体のことか‥‥」

 

 

「きっと大丈夫!無事に逃げ切れたと思うよ!」

 

 

「うん‥はぁ‥なんか、あたしってば子供のころからああなんだよね‥大事な時になると、いっつもビビっちゃうってゆーか‥頭が真っ白になって動けなくなっちゃう、みたいな‥アミやシュンにもヤな思いさせちゃったかな‥ ホントごめん‥」

 

 

「ううん、別に気にしてないよ。だから、謝ることなんか無いよ!」

 

 

”ノキア”はあの時、恐怖で動けなくなってしまったことでアミとシュンに嫌な思いをさせてしまったことを謝る。アミは気にしてないと言って、謝ることはないよと言い、シュンもそれに頷く。

 

 

「うん‥二人ともありがとう!‥あっ、それはそうと、キミ達も二人でしょっぴんぐ・

なう?それとも二人でデートだったりして~!」

 

 

 

「なっ!?ち、違うよ////!デートなんかじゃないよ!誰がシュンなんかと!!!」

 

 

 

アミとシュンはノキアに気にしていないと言い、謝る必要はないと言うと、”ノキア”は二人にお礼を言い、アミ達もショッピングに来たのかと聞き、それとも二人でデートかと聞くと、アミは顔を真っ赤にしてデートじゃないと否定し誰がシュンなんかと行くもんですかと顔を真っ赤にして否定する。

 

 

「冗談はよせ‥‥‥こんなへちゃむくれとなんてするわけないだろう‥」

 

 

 

シュンは冗談はよせと言い、アミをへちゃむくれと言い、否定する。

 

 

「なっ!!また言ったわねぇ~!シュン(怒)誰がへちゃむくれですってぇ!!」

 

 

「‥‥うるさい‥‥」

 

 

アミはまたシュンにへちゃむくれと言われたことに怒り、シュンはアミの怒った声にウルサいと言って耳を塞ぐ。

 

 

「アハハ!アミとシュンは相変わらずだね~、それで、ホントは何してんの?」

 

 

「もう!シュン、後でおぼえてなさいよ。実はわたし達ねここの一階にある探偵事務所で”電脳探偵”として働いてるの!」

 

 

 

「へ~、電脳探偵になったんだ~!?すっご~い! 電脳探偵か~!電脳探偵‥は?なにソレ?で・ん・の・う・た・ん・て・い?」

 

 

 

「うん、わたし電脳探偵になったんだ!」

 

 

アミはノキアにここの一階にある探偵事務所で電脳探偵として働いていると説明し、ノキアは電脳探偵と聞き慣れない言葉を聞いて頭を傾げる。アミは電脳探偵になったんだと自信満々に言う。

 

 

 

「‥べつにいいけど‥ てか、いいか悪いかもわかんないけど‥何だか、すんごい思い切ったんだなって‥」

 

 

「そう?別にそこまで思い切ったことはしてないけど?‥」

 

 

「(いきなり電脳探偵になったなんて言ったらそうなるだろうな‥)」

 

 

 

ノキアはアミに思い切ったことをしたねと言うと、アミは別にそこまで思い切ったことはしてないと応え、シュンはいきなり電脳探偵になったなどと言うアミに心の中で呆れる。

 

 

「ま、ハッカーになるとかより全然いいかも!‥てか、ハッカーだよ!アラタ! あいつ、ハッカーだったよ!助けてはくれたけど‥ あれ、完全にハッカーだったよ!? 何かちょっと、凹むな‥ウソつかれてたわけじゃん?あれから会ってないんだ‥うぅ~、ヤダなぁ、気まずいなぁ‥」

 

 

 

「えっ!アラタってハッカーだったんだ‥でも、ハッカーだからってアラタはアラタだよ!だからそんなに気に悩まなくても大丈夫だよノキア!」

 

 

「そのとおりだな‥」

 

 

ノキアは電脳探偵が何なのか分からないが、ハッカーになるよりはマシかと言い、アミ達にアラタがハッカーだったことを教える。ノキアからアラタがハッカーだと教えられたアミは例え、アラタがハッカーだったとしてもアラタはアラタだと言い、そんなに気に悩む必要はないとノキアに言う。シュンもそうだと頷く。

 

 

 

「う~ん‥そっか!それじゃぁ気にするのはやめて、「ジミケン」の新曲でも聴いて悪魔的になろ‥!それじゃあまたねぇ~!アミ!シュン!」

 

 

 

「またねぇ!ノキア」

 

 

「‥またな」

 

ノキアはそう言うと、アミとシュンにまたねと言ってCDショップで別れる。アミとシュンもノキアと別れると急いで事務所へと戻るのだった。

 

 

 

「ただいま戻りました~!杏子さん」

 

 

「これ、頼まれていた‥珈琲豆です‥」

 

 

アミとシュンは今、戻ったと杏子に言い、シュンは頼まれていた珈琲豆を杏子に渡す。

 

 

「ふむ、ご苦労。挨拶回りはすんだようだな‥かなり個性の強い面々だが‥流石、中野に住む人々といったところか うむ。さて、次は街に出てもらうぞ‥」

 

 

「えっ!街にですか?」

 

 

「なぜですか?」

 

 

杏子は挨拶回りから帰ってきたアミとシュンに次は街に出てもらうぞと言い、アミは驚き、シュンはなぜだと杏子に聞く。

 

 

「半電脳体のキミ達が、現実世界に完璧に溶け込めるかどうか- 順応テストの最終段階といったところだ。「新宿」で聞き込みをしてきたまえ。キミ達のことが噂になっているかもしれない‥何せ、あの姿を目撃されたのだからな。」

 

 

「そうですね‥確かにあんな事があったら噂になってるかもしれませんね。」

 

 

「危うく警察にも捕まりそうになったしな‥‥」

 

 

「うむ、その間は私の仕事を片付けさせてもらう‥叉吉刑事にも調査結果を報告しておかないといけないのでね。」

 

 

新宿に言って、あの時の事が噂になっていないか聞き込みをしてくるように言い、杏子はその間に叉吉刑事に調査結果を報告しておくと言う。

 

 

「わかりました杏子さん!それじゃぁ行ってきます。」

 

 

アミとシュンは杏子の指示通りに新宿で聞き込みをするために事務所を出る。

 

 

 

「待ちたまえ、ひとつ重要な事を伝えそびれていた。キミ達の‥‥親達のことだ。」

 

 

「えっ!お母さんが!何か言ってましたか?」

 

 

「‥‥‥」

 

 

新宿へと聞き込みに行こうとしたアミとシュンに杏子は伝え忘れたことがあると言って引き止め、アミ達の親達についての事だと聞き、アミは母親が何か言っていたかと聞く。

 

 

 

「‥親御さんが仕事で長期海外出張しているのは不幸中の幸いだった。アミ、キミが倒れたと聞いて帰国しようとしていたところを間一髪、すぐに退院すると連絡して引き止めておいた。キミからも連絡して、安心させてあげたまえ」

 

 

 

「はい!わかりました、お母さんに大丈夫だと連絡します。」

 

 

アミはそう言うと、事務所の端に行って母親に連絡する。仕事でとても忙しそうにしている‥母親の体のほうが心配になるも自分が無事に退院し心配ないことを伝える。

 

 

 

「さて、シュン‥キミの親御さんにもキミが倒れてたと連絡が言っていたようだが‥キミの家族関係は少々複雑のようだな‥キミの父親は仕事で出ずに変わりの者が出ていたが、私がもうすぐ退院するから心配ないと伝えておいた‥‥後数日したらキミを病院から引き取りに変わりの者が来る予定だったらしい‥」

 

 

「‥‥いつもと同じですよ‥‥そういうヤツです‥あいつはね‥‥」

 

 

杏子は今度はシュンの親の方の事を教える。シュンの家族関係は複雑だと言い、シュンの父親は仕事で出ずに変わりの者が出たと教える。杏子は変わりの者にもうすぐ退院するから心配ないと伝えたと言う。シュンは相変わらずと言った様子で表情を変える事はない。

 

 

「うむ、深くは詮索はせんが、せめて妹さんには連絡しておくと言い‥キミの事を随分心配していたようだからな‥」

 

 

「‥‥わかりました‥‥」

 

 

 

杏子は深くは詮索しないと言うと、せめて妹には連絡しておくように言う。シュンの事をとても心配していたようだからと言う。シュンは了解し妹に無事の連絡を入れる。妹は偉く心配していたようだが、シュンが大丈夫だと知ると安心したようだ。

 

 

アミとシュンはそれぞれ連絡を終わらせ杏子へと報告する。

 

 

 

「親御さんに妹さんの様子はどうだったかな?」

 

 

「はい!心配していましたが、大丈夫だと伝えると安心していました‥杏子さんによろしくと言っていました‥」

 

 

「‥だいぶ、心配していたようですが安心するように言っときました‥」

 

 

アミとシュンは杏子に母親と妹に大丈夫だから心配ないと伝えると安心したように言う。

 

 

 

「ふむ、問題無さそうだな。安心したようで、何よりだ。これからは連絡が来ることもあるだろう‥親御さん達の件はキミ達に一任する‥ しっかり対応したまえ。これは、人の子としての義務でもある。」

 

 

「はい!」

 

「‥‥(コクっ)

 

 

杏子は親達についてはアミ達に一任すると言い、アミとシュンは了解と頷く。

 

 

「では、行動開始だ‥ 「新宿」へ向かいたまえ。」

 

 

杏子がそう言うと、アミとシュンは今度こそ聞き込みのために新宿へと向かうのであった。

 

 

 

 

アミとシュンは新宿へと着くと、早速あの時の事について聞き込みを開始したが、どうやらあの時の事は大して噂にはなっていないようだ。稀に聞く話しでも”妖怪すけすけ”出たとか、新宿の地下にある秘密の研究所から改造デジタル人間が逃げ出したと言う的外れな話しばかりである。そして、アミとシュンが聞き込み調査を続けていると、アミとシュンのクラスメイトである、リョウタとサクラと出会う。

 

 

「あれ?シュン‥それに、‥ん?んんん?アミ!お前こんなところで何やってるんだよ!?」

 

 

「あはは‥‥リョウタ‥サクラ‥久しぶり!!」

 

 

「おう、久しぶり!じゃねぇよ!!お前、お袋さんのトコ行ったんじゃねーの!海外!‥あ~、なんつー国だっけ‥なぁサクラ、どこだっけ!?」

 

 

「‥‥えー‥? ‥うん、そうだねー‥‥えっと‥‥ ぐん‥‥ま‥‥?」

 

 

「ば‥っ ぜってーちげーよ!つかそれ、外国じゃねーよ!?ニッポンだよ!?」

 

 

「‥うん‥‥そう、だねー‥‥」

 

 

「?‥ねぇリョウタ、サクラ様子が可笑しいみたいだけど大丈夫?」

 

 

「ったく、最近ずっとこのチョーシだよ‥何か「ジミケン」にハマったらしくてよー、四六時中ジミケンジミケンうるさかったと思ったら今度はこんなだよ‥‥」

 

 

 

リョウタは海外に行ったはずのアミがいたことに驚き、アミはサクラの様子が可笑しい事に気づき、どうしたのかと聞くと、先ほど”ノキア”も言っていた「ジミケン」にハマったらしく最近この調子なのだと言う。

 

 

「家じゃ、ず~~~っとジミケンのPV観てるらしいしよー‥ さすがに心配だぜ‥」

 

 

「そうなんだ‥(あれっ、ジミケンって確かノキアの言ってた‥やつだよね?)」

 

 

アミはリョウタからサクラがジミケンにハマっている話しを聞いて、先ほどノキアが言っていた事を思い出す。

 

 

 

「つか、お前だよお前!海外行かずに、シュンと一緒にいるなんて、何やってんだ?」

 

 

「えと‥‥一応今、シュンと一緒に電脳探偵をやってて、今新宿で聞き込み調査の真っ最中なの!」

 

 

「で、でんのうたんてい!?な、なんだそりゃ?なんか、すげーアツくなる響きだな、デンノータンテー!なぁ、サクラ?聞いたかよ!?こいつ、デンノータンテーになったてよ!?」

 

 

「‥‥‥‥‥」

 

 

アミは今はシュンと一緒に電脳探偵をやっていると言い、リョウタはその響きにテンションをを上げて、サクラにすげぇなと言うがサクラはぼ~っとしたままである。

 

 

「おい、おいってば‥‥‥(さわさわっ)」

 

 

リョウタはサクラに話しかけるが反応がないためもう一度話しかけるも反応しないためリョウタはふざけてサクラの体を触ろうとする。そして‥‥‥ドゲシッ!!

 

 

 

「ぐぼあへ!?」

 

 

リョウタはサクラに腹を殴られ痛みで悲鳴を上げる。

 

 

「い、今ならイケると‥ 思ったんだ‥」

 

 

「あはは‥‥リョウタも相変わらずだね‥‥」

 

 

「‥‥しょうもないやつだな‥」

 

 

相変わらずのリョウタの様子を見てアミは可笑しそうに笑いシュンはしょうもないやつだと言う。

 

 

「おい、シュン!今のは聞き捨て何ねぇぞ!?ったく、つかお前ら、ジミケン知ってんのか?」

 

 

「えっ?さぁ、何それ?」

 

 

「聞いたこともないな?」

 

 

「バンドだよバンド! なんか最近ジミに売れてんだぜ?何がいいんだが、俺にはさっぱりわかんねーけど!‥まぁ、曲はそこそこよかったりするけどよ」

 

 

「へぇ~そうなんだ!」

 

 

「興味ないな‥‥」

 

 

アミはそうなんだと頷き、シュンは興味ないと言う。

 

 

「とにかく、お前らがデンノータンテーになって、ガッコさぼりまくってるってコトはわかった‥送別会したのにな~俺、泣いちゃったのにな~」

 

 

「違うってばぁ、これには言えないわけが‥‥って、今思い出したけどシュン!あんた、わたしの送別会に来なかったわね‥幼なじみの送別会に来ないなんてどういうコトよ!!!」

 

 

リョウタに学校をサボっている事を指摘されるとアミは違うと言って、言えないわけがあると言おうとした時に、シュンが幼なじみである自分の送別会に来なかった事を思いだしシュンに怒る。

 

 

「あ‥‥あれな‥‥寝てた‥‥」

 

 

「なっ!寝てたですってぇ~!幼なじみが海外に行くっていうのに寝てるなんて!」

 

 

シュンは寝てたと言い、アミはそれを聞いてシュンに怒るが、慌ててリョウタがアミを止める。

 

 

「まぁまぁ落ち着けよアミ!けど、これからもお前に会えるなら、いっか!なっ、サクラ?」

 

 

「‥‥‥うん」

 

 

リョウタは怒っているアミを止めると、リョウタはこれからもアミに会えるならいっかと言って、サクラにもそうだよなと聞くとサクラは数秒した後に”うん”と一言呟く。

 

 

「へへへっ! まっ、そーゆーこった!」

 

 

「うん、そうだね!」

 

 

アミも怒っているのも忘れて笑顔で頷く。

 

 

「しかし‥それにしても、サクラは大丈夫なのか?‥‥」

 

 

シュンは話している間もぼ~っとしているサクラを見て大丈夫なのかと聞く。

 

 

「‥‥‥‥うん///‥‥」

 

 

サクラはまた数秒してから返事をするが、その顔は少し紅くなっていた。

 

 

「‥‥?」

 

 

シュンはサクラのその様子に頭にハテナを浮かべる。

 

 

「「なっ!」」

 

 

サクラの微妙な変化をアミとリョウタは見逃さなかった。

 

 

「それじゃぁ!わたし達はそろそろ行くから!!さぁ、行くわよ!シュン!(何よ、シュンのバカ!)」

 

 

「おっ、おい!引っ張るな!」

 

 

アミは何だか、不機嫌な様子でシュンにそろそろ行くように言うと、シュンの袖を引っ張って行こうとする。

 

 

「おう、それじゃぁまたな(シュン、お前には負けないからな!!)」

 

 

「‥‥‥‥またね‥‥」

 

 

リョウタとサクラはアミとシュンにまたと言い、リョウタは心の中でそう呟く。

 

 

 

「おい!だから!引っ張るな!!」

 

 

アミがシュンを引っ張って駅の入口近くにある広場まで、来るとアミは歩くのを止め、シュンは袖を掴んでいるアミの手を外す。

 

 

 

「どうしたアミ?」

 

 

「シュン、もしかしてあれってアラタじゃない?」

 

 

シュンがアミの見ている方に目を向けるとそこにはアラタがいた。向こうもアミ達に気づくと、アラタがアミ達に声を掛けてくる。

 

 

 

「‥アミ!シュン! 何とも無かったんだな‥!」

 

 

「アラタも大丈夫だったんだね!」

 

 

「ん? 俺か?ま、見ての通り、こっちも一応問題無しだ。強いて問題を探すとしたら‥ノキアのやつ、かな」

 

 

アラタはアミとシュンが無事だった事に安心しアミもアラタが大丈夫だったことを喜ぶ。アラタはアミとシュンに問題ないと言うがアラタは強いて言うなら一つだけ問題があると言う。

 

 

「チキンにゃ、刺激強すぎたハズだぜ。ま、ほとんど自業自得だけど‥‥にしても、あの化けモン‥」

 

 

「化け者?それって、あの時に出てきた!」

 

 

「あぁそうだ‥はじめて見たぜ‥ 何となく、噂にゃ聞いてたけどよ。他のデータを捕食する、あぶねープログラムがあるってな‥」

 

 

 

「それが、EDENで噂になっている黒い怪物か‥‥」

 

 

「あぁ、あの後、運営に問い合わせてみたんだが知らぬ存ぜぬの一点張りだ。どう考えたって不自然だと思わないか?あんなモン、運営が気付いてないはずないだろ。」

 

 

 

「うん、そうだよね。あんなのがいたら運営の人も気付くはずだよね?」

 

 

「あぁ、確かにな‥‥少し気になるな‥」

 

 

「だろ!俺もどうにも気になるんだよな‥ちっとばかし、本腰入れて調べてみっかな。少なくとも、公式のイベントや底辺ハッカーの悪フザケってんじゃなさそうだからな‥」

 

 

 

アラタがあの時に出てきた化物について話し、あの後にEDENの運営に言ってみたが、そんな化け者については知らないと言われるもあんな奇怪な化物に気付いていないのはおかしいと言い、アミとシュンも確かにと頷く。

 

 

「うん、そうだね。あっ!そういえば”ノキア”から聞いたけどアラタってハッカーなの?」

 

 

 

アミは先ほどノキアからアラタがハッカーだと聞いて、アラタにハッカーなのかと訪ねる。

 

 

「ん? 俺がハッカーかどうかって? まぁ‥それは、何つーか、アレだな‥‥」

 

 

「??」

 

「‥‥‥」

 

 

アミがアラタはハッカーなのかと聞くと、アラタは何だか焦った様子でアレだなと言う。アミはアラタの様子に不思議そうにし、シュンはただ黙っている。

 

 

「ああっと、俺、約束があったんだった。そんじゃま、行くわ‥じゃぁなアミ、シュン‥また、そのうちな」

 

 

「あっ!アラタ、ちょっと!」

 

 

アラタは急に約束があったと言って、アミとシュンに別れの挨拶をすると、その場から走って去って行った。

 

 

「どうしたんだろうアラタ?」

 

 

「まぁ、問題はないだろう‥杏子さんの事務所に戻るぞアミ‥‥」

 

 

アミとシュンは新宿でクラスメイトであるリョウタとサクラ、そしてアラタと会う。そして、聞き込みを終わらせると杏子の事務所へと戻るのであった。

 

 

 

アミとシュンは杏子の元へと戻ると新宿での聞き込み調査の結果を杏子へと報告する。

 

 

 

「ふむ‥ 先頃、目撃されたキミ達の姿も大した騒ぎには発展しなかったようだな‥」

 

 

「はい、特に噂にはなっていないみたいでしたし!」

 

 

「あぁ、たまに聞く話しも現実見のない話しだったからな‥」

 

 

杏子はアミ達からの報告を聞いて、大して噂にはなっていないようだと言い、シュンもたまに聞く話しも突拍子のないことだと言う。

 

 

 

「その様子ならば、キミ達も大手を振って街を歩けるだろう。」

 

 

「はい!!」

 

「‥‥‥あぁ」

 

 

アミとシュンは怪しがられることなく街を歩けることに安心する。

 

 

「ところで-話は変わるが、キミ達に新しい『EDENアカウント』を用意した。現在、キミ達のアカウントは、EDENネットワーク上で正しく認識されていない状態だ。そのため、通常手続きでEDENにログインできない。」

 

 

「えっ!そうだったんですか?でも、コネクトジャンプがあるから大丈夫ですよ!」

 

 

杏子はアミとシュンに新しい『EDENアカウント』を用意したと言い、アミとシュンの現在のアカウントでは正しく認識されていないため通常手続き通りにEDENにログイン出来ていないと言う。アミはコネクトジャンプがあるから大丈夫だと言う。

 

 

 

「コネクトジャンプで”侵入”できるとしても、不正なアカウント扱いでは、まともにサービスを利用できまい。そのような状態では、職務にも差し障る。今後は、用意した新規アカウントでログインしたまえ‥!」

 

 

 

「はい、分かりました杏子さん!」

 

 

「‥あぁ‥」

 

 

「さて‥‥そろそろ時間のようだな‥」

 

 

「‥?、何か約束があるんですか?」

 

 

「-仕事の時間だよ、助手諸君くん!」

 

 

 

杏子が今度は新しく用意したEDENアカウントで入るように言い、アミとシュンは分かったと言うと、杏子はそろそろ時間だと言い、アミは何か約束があるのかと聞くと、杏子は仕事の時間だよとシュン達に言うと、事務所のドアが開き誰かが入ってくる。

 

 

 

「あの‥‥ 暮海‥探偵事務所は、こちらでしょうか‥?」

 

 

控えめな声と共に一人の少女が探偵事務所の前へとやってきたようだ。

 

 

「誰か来ましたよ杏子さん?」

 

 

「‥‥(今の声‥どこかで聞いたような?)」

 

 

「約束した時刻通りか‥ふっ、なかなか優秀な依頼人のようだ。ようこそ、暮海探偵事務所へ。どうぞ、お入りください。」

 

 

杏子に入ってくるように言われると、事務所の扉を開け一人の少女が入ってくる。

 

 

「‥‥失礼します。」

 

 

「あれ!!あなたはこの前病院であった‥‥!」

 

 

「(‥‥面倒な予感的中か‥‥)」

 

 

 

「‥‥!! あなたたちは‥‥」

 

 

事務所へと入ってきた少女はセントラル病院での調査の時に出会った少女だった。アミと少女は病院で会った人が探偵事務所に行たことに驚き、少女は驚きで口元に手を当てて驚いている。シュンは聞き覚えのある声だと気づき、また面倒なことが起こりそうな予感にため息をつく。

 

 

「ほう? キミ達は知り合いか?」

 

 

アミと少女の驚いている様子を見た杏子が知り合いかと三人に訪ねる。

 

 

 

「‥‥いえ‥ 知り合いと言うほどでは ‥‥‥」

 

 

少女は杏子に、アミ達と知り合いと言うほどではないと言い下を向く。アミとシュンも少女のその様子に会った時の事を思いだし気まずそうにする。

 

 

「ふむ‥? まぁ、いいでしょう。依頼人の「山科悠子」さんですね?」

 

 

「‥‥はい 私が‥ 山科悠子、です。」

 

 

「では、依頼内容を伺いましょう。そちらのソファへお掛け下さい。」

 

 

「‥‥‥はい‥」

 

 

 

杏子はそう言うと依頼人である少女「山科悠子」をソファに座らせ依頼内容聞かせてもらうように言う。少女、悠子はソファへと座ると、依頼の内容を杏子達に話す。

 

 

 

「父が‥ 私の、父が‥消えてしまいました」

 

 

「‥消えた、とは?」

 

 

「行方不明に‥ なってしまったんです。探偵さんには、消えてしまった父‥‥『山科誠』を探しだして‥欲しいんです。」

 

 

依頼人である少女『山科悠子』は行方不明になってしまった父親『山科誠』を探して欲しいと杏子に言う。

 

 

 

「ふむ‥ お父様に関する情報はありますか?」

 

 

「はい‥ 父の、基本的な情報はこちらに‥‥データを送ります‥」

 

 

杏子は悠子に父親に関する情報はあるかと聞き、悠子は杏子に父親の基本的な情報データを送る。

 

 

 

「ですが‥ その中で手がかりになりそうなのは父が使っていた「EDENのアカウント情報」くらいで‥アカウント情報を問い合わせると‥現在も、アクティブな状態なんです‥ でも‥‥」

 

 

 

「呼びかけても、応答しない?」

 

 

「‥はい‥全く反応がありません‥ ‥‥‥父を‥ 見つけ出してください」

 

 

「‥わかりました、お引き受けしましょう」

 

 

「‥! よろしく、お願いします‥」

 

 

杏子は依頼を引き受けると悠子に言い、悠子も杏子達にお願いする。

 

 

「では、すぐに調査を開始しましょう。進展があれば、お知らせします。連絡先を教えて頂けますか?」

 

 

「‥‥‥ いえ‥ その必要は、ありません‥しばらくしたら、また、来ます。それでは‥ これで、失礼します」

 

 

 

杏子が調査の進展を知らせるために悠子の連絡先を教えて欲しいとお願いすると、悠子はしばらくしたらまた来るから必要ないと言って、事務所から出て行ってしまった。

 

 

「‥‥‥なるほど、な」

 

 

杏子はそう言うとパソコンの前へと座り、パソコンを操作し何かを調べている。そして、しばらくして‥‥

 

 

「‥‥山科誠のアカウント情報が確認できた。結論から言えば‥このアカウントは、何者かに乗っ取られている可能性が高い」

 

 

「それって、もしかして‥」

 

 

「あぁ‥アカウントの動きに不自然な点が多々見受けられる。同時に”複数の山科誠”がEDEN内を闊歩していたりな。」

 

 

「それは最近、問題となっている『アカウント狩り』にあったと言うことか?」

 

 

「あぁ、間違いない。キミ達にはまず、現在もアクティブな山科誠のアカウントの追跡からはじめてもらう。」

 

 

「えっ!今もその人のアカウントが使われいるんですか?」

 

 

「その通りだ!アカウントの乗っ取りは、住々にして組織的な犯行であることが多い。EDENで聞き込み調査をすればアカウント狩りに関する情報が、何かしら得られるだろう。出番だ、ワトソンくん達 ‥ふふ 「EDEN」へ趣き、聞き込み調査をしてきたまえ」

 

 

「EDEN?悪質なハッカーが多くいるクーロンの方ではなくて良いのか?」

 

 

「ふむ、アカウント狩りは組織的な犯罪である可能性が高い!個人のハッカーの仕業である可能性は低い!EDENでの方が有力な情報を手に入れられる可能性が高いと言うことさ!」

 

 

「なるほど‥確かにそうだな‥」

 

 

「分かりました。それじゃぁ杏子さん行って来ます。」

 

 

アミとシュンは少女、山科悠子の依頼で父親を探して欲しいと言う依頼を受け、その後に悠子の父、山科誠のアカウントが乗っ取られている事が判明し、アカウント狩りに合っている可能性があると分かるとアカウント狩りについて調べるためにEDENへとログインしていった。

 

 

 

 

 

 

 




アミとシュンはストーリーに関わる依頼は一緒にやりますが、それと言って関係ない依頼は別れてやりますので話数が増えるかもしれません。仲間になるデジモンは八体くらいを考えています。設定によってはフルの11体になるかもしれません。それでは次回もお楽しみに!
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