ハイスクールD×D 駒王学園の第三勢力 作:空☆条☆承☆太☆郎☆
「星族に生き残りがいたなんてな」
「まあな。当時はまだ赤ん坊だったからな。どうにか殺されずに済んだ」
魂威。自らの魂から溢れ出る生命力の波長をエネルギーとして打ち出す
「第二ラウンドといこうか」
「あんまりやりたくねえけどな」
再び構え直す。こいつの速さはかなりのものだ。瞬きしてる間に懐に一気に入られてしまう。
それに加えてのあの魂威だ。あんなもんまともにくらったらさすがにヤバい。
「連れの二人も結構鍛えられてるみたいだな」
「まあな。二人とも戦士団の中ではそれなりに戦える。というか、そうでなくてはコカビエルなんぞと一戦交えようなんて指令が来るはずないだろう」
組手を交わしながら会話を続ける。…さっきのあれはどうやら牽制らしい。この第二ラウンドでは戦意もさほど感じられない。
兵藤の方を見ると、籠手を使って上手く立ち回っているようだが、それでも軽く紫藤にあしらわれている。
木場もゼノヴィアに終始圧されている。二人とももうすぐ決着がつきそうだ。
「私たちもこのへんでお開きにしよう」
「試せたのか?これで」
「ああ。最初の魂威。あれは割と本気で撃ち込んだ。おまえはそれを反応して避けた。それで十分おまえの力は分かった」
「随分と上からの物言いだな」
「まあな。私は自分の強さにはそれなりに自信があるし、実際強いからな」
ふざけているとも取れる言葉だが、こいつの自信は本物だし、体捌きや組手の様子からも尋常じゃない修練の様相が感じ取れた。雪ノ下に届くやもしれないそれが黒川の自信につながっているのだろう。
「向こうも終わったみたいだな」
木場は我を失い、その隙を突かれ敗北。兵頭は例のすっぽんぽん技を無理に使おうとして、やはりその隙を突かれ敗北。少しはこりるべきだな。
こうして、教会派遣組の力試しは終わった。おかげで余計に木場のあれが拗れたけどな。
「お兄ちゃん電話〜」
家に帰るなり小町に子機を渡された。誰からだろうな。俺の携帯じゃなくて据え付けの方にかけて来るなんて。
「もしもし?比企谷八幡ですが」
『久しぶりね。比企谷君』
いや、マジで誰?知り合いなのは今ので分かった。向こうはちゃんと俺の名前も知ってるし、小町も特に警戒した様子はなかったし…
「すいません。どちら様ですか?」
『…私よ。私』
「わたくし…ってまさか!?」
思い…出した。あれだ、俺の知り合いの中で「わたくし」なんて一人称使うのはあのやかましい北欧の金髪縦ロールを除けば一人しかいない。
「
『やっと思い出したようね。健忘ヶ谷君』
雪ノ下みたいなこと言うね、この人。段々思い出してきたよどんな人だったか。すげえドSなんだよ。姫島先輩も目じゃないレベルで。
「それで、何の用ですか?」
『聖杯戦争についてよ』
「まさか貴女もマスターに?」
『ええ。小町さんの情報も得ているわ』
「できるなら参加させたくないです」
『…その話は近いうちに直接あってしましょう。この聖杯戦争は異質だわ。向こうの動きも分からないし』
「異質?」
『彼から聞いていないのかしら?この戦争はサーヴァント七騎対七騎の様相を呈しているの』
彼?…多分エルメロイ先生だな。
「…マジですか」
『まあ、それも今度でいいわ。貴方の方も立て込んでいるようだし、私も手続きが色々とあるから』
どこまでこっちの事情を知ってるんだこの人は。
まだ、聖杯戦争に関してはわからないことの方が多い。幸い時間はまだあるようだし、対策はこの聖剣奪取事件を片してからでいいってことか。
『では、また会いましょう』
「…はい。では」
すげえ緊張した…怖いわこの人。色々知りすぎだ。どっから情報持ってきてるんだ…
生徒会の彼の存在忘れてた…
新宿のアーチャー引けたのと新宿クリア記念に上げようと思ったら色々あって四日も経ってしまった…