ハイスクールD×D 駒王学園の第三勢力   作:空☆条☆承☆太☆郎☆

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急行

疾る。疾る。疾る。俺と衛宮はグレモリー先輩の眷族ではないので魔法陣で跳ぶことはできない。だから姫島先輩の報せを聞いたのち、現場の位置を聞いて「疾」っていた。なぜ「走」ではないのか。それは俺も衛宮も「強化」の魔術を使い、速度を上げているからだ。

 

 

「もうすぐだ八幡!」

 

 

「分かってる!はぐれの件は聞いてるよな?」

 

 

「ああ!雪ノ下から聞いてる!」

 

 

だったら一々説明しなくてもいいな。抵抗が激しいなら殺しても構わないらしいし、その方が早そうだ。

 

 

「雪ノ下か?」

 

 

『…どちら様?』

 

 

「おまえ分かっててやってるだろ?」

 

 

『あら、登録してない番号からの着信なんだから当然の反応でしょ?比企谷君』

 

 

おい。はっきり最後に名前言ってんじゃねえか。

 

 

「…というわけだ。現場に着き次第奴と交戦する」

 

 

『了解したわ。逃げられても深追いはしないでちょうだい。他にも仲間がいるかもしれないから。その場合は泳がせて根城ごと叩くことにするわ』

 

 

「分かった」

 

 

電話を切り前を向くと目的地が見えてきた。あと二、三分すれば着くだろう。魔戒剣を魔法衣から取り出しいつでも抜刀できる状態で腰に構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ISSEI

 

 

「アーシアから離れろ!クソ野郎!」

 

 

「なんだァァン、おまえはぁ!ゴミカス悪魔風情がこの俺様に話しかけてんじゃねえぞ!」

 

 

なんだこの明らかにやばい奴は!?見たところ神父みたいだけど、まともじゃない!それに、強い!

 

 

「あひゃひゃひゃ!!!はやく細切れになりやがれ!!!ゴミ悪魔!」

 

 

ブンブンと刃が光で出来た剣を振り回しながら、間合いを詰めてくる。

 

 

「グッ!」

 

 

「あはあはぁ!!スキありだよぉぉ!」

 

 

クソ神父が左手の銃の引鉄を引いた。音はなかったが…

 

 

「グッ、あああああ!!!」

 

 

足から激痛が走った。見ると、流れる血と共に傷口から煙が立ち昇っている。

 

 

「どうだ、対悪魔用の特製の光の弾は!痛いか?え?おい!」

 

 

クソ!!動けねえ!どうにかしないと殺されるってのに!!

 

 

「やめてください!!」

 

 

痛みで霞む視界の中、一つの影が俺の前に現れた。

 

 

「おいおい、おまえ今何してっか分かってるぅ!?アーシアちゃぁん!?」

 

 

「この人は悪い人じゃないんです!!」

 

 

「悪魔が良い分けねえでしょうが!!ああ!もう一緒に殺殺しちゃおっかな〜!!」

 

 

「やめろ!クソ野郎!」

 

 

戦ってやる!ああそうだ!女の子に庇われてるなんて男が廃る!戦ってやるさ!

 

 

「てめえみたいな奴がその子に触れるんじゃねえ!!来やがれ!俺の神器!」

 

 

左手に赤い籠手が現れる。確か部長が言ってたな。力を倍にするって。

 

 

「まだやる気なのかよ!!クソ悪魔の分際で!」

 

 

「当たり前だ!女の子一人助けられないようじゃ、男じゃねえ!!」

 

 

そう言いながら一歩踏み出そうとした時、窓ガラスを割りながら何者かが飛び込んで来た。

 

 

「よく言った!一誠!」

 

 

「し、士郎!?」

 

 

side OUT




遅くなって申しわけありません。


しかも短いですね。
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