テンプレはH×Hの世界でも通用する   作:ディア

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かな~り短めです……これ以上書けませんでした。


第2話 幼少×特訓×アルカ

俺がキルアとなってから三年が経った。それまでの間大変だった……ゾルディック家は赤ん坊の頃から毒物を仕込むのでミルクや離乳食に毒物は当たり前。そして去年から拷問や暗殺の訓練が始まり何度死にかけたことか!

 

だからといって逃げる訳には行かなかった。拷問によって雷の耐性を付けないと原作キルアの電気を使った念が使えなくなるし他の変化系の技が習得しにくくなる。念、特に発は頭の中でのイメージが強いほど理想の念に近づける。つまり想像するよりも体験した方が良いんだよ。

暗殺の訓練は生きる為だ。HUNTER×HUNTERの世界はただでさえ生存率が低い世界なんだよ。その世界の中で暗殺一家なんかやっていたらますます生存率は低くなる。それだけでなく化け物軍団のキメラアントがやって来る。そこで俺が生きる為には……

 

「キルア! よそ見をするな!」

修行のキツさのあまり軽い現実逃避をしていると後ろから親父ことシルバが俺を叱咤した。

「痛っ!? この野郎~……」

俺は現在進行形で蜂と格闘していた。片方に木を、もう片方には俺を縄で繋ぎ、「その縄の範囲内で蜂──キメラアントではない──から攻撃を避けて全滅させろ」とシルバから言われて木の上にある蜂の巣を叩いて当の本人は被害を受けないように高みの見物をしていた。

何もそこまでここまでやらなくても良いじゃないか。とは言えなかった。弱音を吐く程俺に余裕はない。そんなことを考えている暇があるなら……ぎゃーっ!?痛いっ!毒は効かないけど結構痛いんだぞ!!

「くそっ!!」

こうなればやけくそだ!

「だぁぁぁっ!!」

俺は蜂を数匹、叩き(殴り)落とし必死に抵抗するものの──

「~っ!!」

後ろから刺され、俺は痛みをこらえその蜂を叩き落とそうとするが無駄に終わり、リンチされ数時間後ようやく見かねたシルバに助けられた。

 

「キル今度から気を付けなよ」

その後シルバとイルミからお説教を受け、やる気を無くしてしまった俺はふて寝した。……ふて寝してもイルミの針で無理やりやらされるから機嫌を戻すくらいしか意味ないんだけどな。くそぅ、こんな理不尽なHUNTER×HUNTERの世界は嫌いだぁぁぁっ! よくよく考えて見るとHUNTER×HUNTERのテンプレってオリ主なのに何でテンプレートの欠片もない原作キャラのキルアに憑依なんだ!? これじゃ今までHUNTER×HUNTERの世界に移住したら念を鍛えて原作ヒャッハーしようなんて考えは無理なのか?!

 

「お兄ちゃん……?」

俺がふて寝していると救世主であり天使であり、そして妹でもあるアルカが俺のベッドに潜ってきた。ちなみにだがアルカは執事の連中からは坊っちゃんと呼ばれているけどれっきとした女だ。決して男の娘ではない。ちゃんと棒も玉もない事を確認したから間違いない。念とかナニカの力で誤魔化すことも出来なくはないけどわざわざそんな念を作って何のメリットがあるの? って話だ。

「アルカ……また本を読みたいのか?」

アルカを見ると俺の心が癒され、自然に抱き締めていた。

「うん、お兄ちゃん。これ読んで」

そしてアルカが差し出して来たのは…エロ漫画だ。正確に言えばミルキが夢中になっているアニメの18版の同人誌だ。…薄い本ともいう。

「これを読むには後15、6年経たないと駄目だ。他の本にしなさい」

アルカは少し不機嫌になりながらも次の本を取り出した。

「じゃあこれ!」

今度は釘とか針とかそんな資料集だった。イルミ、アルカの手の届かない所におけよ!

「頭痛え……」

「お兄ちゃん、大丈夫?」

「もうちょっと分かりやすい本にしような」

「うん!」

今回の教育……子供は良くも悪くも純粋だということがわかった。はぁ……これから天空闘技場へ行かされるとなると憂鬱だ。

最終的に主人公の強さはどのくらいになるのがいいのか?

  • 最強
  • 強キャラ(ネテロクラス)
  • 原作超え
  • 原作と同格
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