テンプレはH×Hの世界でも通用する   作:ディア

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次から次へと思いつく自分の才能が恐ろしい…(笑)

冗談はさておき、本編をどうぞ!


第5話 天敵×道化×デビュー

天敵……それはそいつにとって一番遭遇してはいけない存在だ。その天敵、イルミが俺の目の前にいた。

「な、なんでイルミがここに?」

「もちろん。キルを連れ戻す為だよ」

やっぱりかよ。お決まりのセリフ本当にありがとうございました。

「絶対嫌だ! まだ200階で一回も戦っていないんだぞ! これからって時に邪魔すんなよ!」

ゾルディックに戻ったところであの地獄が始まるだけだ。ミルキほどじゃないがグータラゴロゴロしたい俺からしてみれば絶対に居たくない場所だ。

「その割にはキルの噂が流れているみたいだけど? なんでも途中で銀髪の子供が試合の最中に乱入して選手をボコボコにしたとか」

「あれは修行だ! 仕方なく乱入して、仕方なくボコボコにしただけだ!」

それにボコボコにしたのは新人潰しと新人の奴らだけだし。ヒソカの試合なんかは逃げるのに精一杯で何度死にかけたことか……!

「そう? じゃあ仕方なく俺もキルを取り戻すよ。父さんからの命令だしね」

イルミが針を取り出し、俺に向けて投げたが俺はそれを回避した。ヒソカの修行がこんな形で役立つとは思わなかった。あれに当たったらアルカの記憶とか消されるもんな。最悪、俺の前世の記憶なんかも……そう考えると改めて避けられて良かったと思う。

「よく避けたねキル。ゾルディックの敷地内から逃げだしたことといいお前はやっぱり暗殺者に向いているよ」

「俺よりも強い奴に言われても嫌味にしか聞こえねえよ!」

「少なくともその年でそこまでやれるのはゾルディック家でもいないよ。だからこそ手加減はしない。キルなら生き残れると確信しているから」

冗談でしょ? ダメだ。目が(元々)笑っていねえ。こうなったらヒソカ……はダメだ。今、試合しているし頼ったところでむしろ倒せとか言われそうだ。

 

「キルア♠︎ こいつを倒せたら今日の修行はなしでいいよ♣︎」

そうそうこんな感じで。……ん?

「やあ♡」

俺と目があうピエロ。目が合った瞬間、おぞましい寒気が俺を襲った。

「な、なんでこんなところにいるんだ!? ヒソカ!」

ヒソカは神経衰弱をやっている時は試合時間をダラダラと伸ばし、俺の乱入を待っている。トランプ、特にjokerを持っている時はそうだ。あいつの懐に潜り込んで無傷でトランプを回収しなきゃいけないってのがこの神経衰弱のタチの悪さだ。最近は2回に1回の確率で取れるようになったけどそれでもこいつが闘技場にいるときは相手にしたくない。

「ん〜今日はつまらないし、さっさと終わらせちゃった♦︎」

流石変化系最強の男、気まぐれも俺の比じゃねえな。

 

そしてさりげなくイルミが針を飛ばしたのを気づいたヒソカはバンジーガムでガードした。

「へえ…噂の針使いってのは君のことかい♡ まさかゾルディック家の人間だとは思わなかったよ♣︎」

「なるほどね。お前がキルを誑かしたのか」

あれ? こいつらまだ面識なかったのか? よくよく考えてみりゃそうか。ヒソカとイルミは仕事仲間でつるむ関係。年齢や友好的に考えればこのくらいの時期だよな。

「誑かしたんじゃなくてキルアが自主的に首を振ったのさ♠︎」

そうだっけ!? あの時のことよく覚えてねえからわかんねえ……気づいた時にはヒソカに師事することになっていたしな。

「横にだろ?」

上手い! そして針が危ない! 理屈屋の癖して人を巻き込むんじゃねえ!

「やれやれ♣︎ 人の話を聞かない以上やるしかないね♦︎ 全力で戦える相手も欲しかったしたまには師匠の貫禄を見せてあげよう♡」

よし、逃げよう! 某グランプリホースのように!

「♠︎」

そう思った矢先、ヒソカの放ったバンジーガムがエレベーターの扉にくっついて出られなくなった。

「まさか僕の本気を見ないわけじゃないよね♣︎ そんなのはもったいないよ♡」

「キルの師匠と自称するだけあって行動もお見通しか。だからといって俺に敵うわけないけど」

危ねえ! 顔色変えずにここまでやるか!? 針は投げるものではない!

「確かに強いけど倒せないわけじゃない♠︎」

何にしてもこのまま暴れたら闘技場が偉いことになりかねない……二人の資産なら大丈夫だと思うけどそれでも俺に被害が来る。

「ストップ! ストップ! この勝負、せっかく闘技場まで来たんだから舞台の上で決着つけろ! イルミが負けたら俺は闘技場に残る!ヒソカが負けたら俺は帰る! それでどうだ!?」

我ながら名案だ……

 

「それは名案♦︎ ちょうどいい相手がいなかったしね♣︎」

「その必要はないよ。そこのピエロを殺せば全て解決する。それに無駄に時間をかけたくないしね」

ヒソカは賛成したがイルミはダメか。イルミは殺しに徹底した合理主義者。そんな程度で揺るがないのは分かりきっていた。

「イルミ……無理やり俺を連れ戻してもまた逃げるだけだ。ここは大人しく勝負しておけよ」

「……それもそうだね。俺が不在の時いちいち抜けられても面倒だしそうさせてもらうよ」

おおおっ!? イルミが言う事を聞いた!? 俺がまだ幼いから言う事を聞いたのか。よかったよかった。これでしばらくの間は時間稼ぎが出来る。その隙に俺は逃げてやる!

「それはそうとキルは逃げないよね?」

ギクッ!

「逃げる? 何の事やら……ハハハ」

俺は視線を泳がせそう答えた。絶対に逃げられないなこれ。

 

〜翌日〜

 

昨日の出来事の所為か、イルミは参加登録して下の階で階数を上げ続けている。そして肝心の俺はヒソカから出場許可を貰っていよいよ200階デビューとなった。

 

【さあ………そのいよいよこの少年がデビューした! 200階フロア同士の試合に突如現れる銀髪の乱入者! キルゥゥゥアァァァァッ!! これまでこの舞台で乱入してきた回数はなんと13回!のち選手を撃退したのは10回! 流石に気まずいと思ったのか今回は乱入者でなく選手として登場だ!彼がどのようにして戦うのか乞うご期待です!】

勝手なこと言いやがって…俺だって乱入したくてした訳じゃねんだ。しかし乱入してよく闘技場追放されなかったなと思ったら、スタッフ曰く「やるのとやらないのでは客の入りと売り上げが10倍違う」らしく選手達よりも俺を優先して追放しなかった。

 

【そしてその対戦者は期待のルーキー! ヘラクレスゥゥゥァァっ!】

俺の対戦相手の特徴は一言でいえば筋肉ダルマだ。ただし、纒をしていないことから奴は念能力者でないことが伺えるのでかませ犬としてふさわしい相手だ。むしろ奴以上にふさわしい奴はいねえ!

【役者が揃ったところで場内も大興奮だァァっ! これからの試合瞬きすらも許されない! 行くぞ! レディ〜〜…ファイっ!!】

カーンと音が鳴り、俺はヘラクレス…筋肉ダルマでいいか。筋肉ダルマのこめかみに念を込めた拳で一発殴ると脳震盪を起こし気絶した。

【なんと一撃! 一撃必殺! あのヘラクレスを一撃で倒してしまいました! 勝者は銀髪の乱入者キルアだァァァァッ!!】

やっぱりかませ犬はかませ犬だったか。これで後はイルミとヒソカの試合を見るだけだ。




キルアがイルミを説得できた理由について解説…

イルミが連れて行く

イルミ不在の時に抜け出されてしまう

また捕まえる

同様に抜け出す

以下ループが続いてしまうのでキルアを納得させてから帰らせたほうが有効的だと思った訳ですね。

ついでにキルアの対戦相手が新人にした理由は新人潰しが恐れをなしてキルアと試合を申し込まなかったことが原因ですね。

次回!ヒソカvsイルミ!天はどちらに微笑むのか!?

それでは感想、評価、誤字脱字報告お待ちしています。次回もお楽しみに!

最終的に主人公の強さはどのくらいになるのがいいのか?

  • 最強
  • 強キャラ(ネテロクラス)
  • 原作超え
  • 原作と同格
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