【完結】―僕と2人の幼馴染の遠い記憶―   作:kielly

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初投稿作品となります。
長々と、会話もほぼないため非常に読みづらくなっておりますが、努力していきますのでお願いします。






0話 μ'sのファンになった日

 

国立音ノ木坂学院

 

昨年度から共学となったこの高校で今、あることが問題となっている。

 

 

"廃校"

 

 

元々女子高だったこの高校が昨年共学化し、入学生増加を図ったもののあまり効果はなく、今年度の入学生は1クラス分ほどしかいない。その中で男子生徒は2~3人といったところ。

 

理事長より廃校の旨が伝えられ、廃校の知らせの貼り出しが学校中に。

廃校の知らせを受け、その知らせに対する反応は人それぞれ。

 

しかし、その大半が

 

 

 

『廃校は悲しいが、仕方ない』

 

 

 

廃校を惜しみつつ、仕方がないと諦めるというもの。

 

 

俺、白河瑞希(しらかわみずき)も例にもれず、その一人だった。

 

 

中学卒業後親の仕事の都合でこっちに来ることになり、入学したのが、たまたま共学化した上、家からもそこそこ近い場所にある、この音ノ木坂学院だったわけだが。

共学化したからといって、すぐに男子生徒が集まるなんてことはなく。

 

 

「はぁ・・・」

 

 

2年生で唯一の男子生徒という非常に肩身の狭い思いをしながら、1度きりの高校生活が、"廃校"という形で学校もろとも終わってしまう、なんてことになるなんて。

こんなことなら、親に無理言って一人暮らしを始めてでも向こうに残ればよかったかな・・・

 

そんなことを思いながらふと掲示板をみる。

 

 

「ん?」

 

 

そこには可愛らしい女の子3人のイラストと、「スクールアイドル『μ's』ライブやります!」と書いてあるポスターが。下のほうに日時と場所が書いてあった。

 

 

そう、大半が諦めているこの状況下でも、廃校を阻止すべく活動をしている人たちがいる。彼女たちもきっとそうなのだろう。

 

しかもこの3人の絵、どこかで見たことがある気がする。

 

あいにく俺のいるクラスは俺以外が皆女子であり、かつ俺は女子と接するのが得意でないため、クラスメートとは必要最低限の会話しかしてない。そのせいか、1年間過ごした今でさえ顔と名前が一致しないやつが大半というありさま。

 

 

 

ライブに興味がないわけではない。

 

 

最近流行っているスクールアイドルをうちの高校でやるというのなら、やはり見ておきたいし、アイドルであるためデメリットも大きいが、成功した時のメリットも大きい。

 

大きな賭けだとは思うが、廃校の知らせが来ている以上、これ以上に失うものはない。

 

それに、廃校を今さら阻止したいと考えるのならこれくらい大きな賭けをしないといけないだろう。そういう意味では彼女たちのやっていることは悪くない。

 

彼女たちとは会話もろくにしたこともないだろうが、彼女たちがどんなライブをするのか気になったため、俺はライブを見ることを決心した。

 

 

 

 

翌日

 

 

現在の時刻は16;05

ライブ開催予定時間は16:00

 

やべぇ、遅刻かよ。

 

先生に呼ばれ、いろいろ話していたらこうなった。

職員室から、ライブが行われる講堂まで3分といったところ。

 

ライブ、終わってたりしねえよな・・・?

 

 

小走り気味に講堂へと向かう。

 

どんな曲を、どんなふうに踊るんだろう。

そもそも衣装は制服なのだろうか、オリジナルの楽曲なのだろうか―――

 

 

 

講堂まであと数メートルというところまで来た。

 

が、何かおかしい。

 

ライブというのになぜこんなにも静かなんだろう。

ドアが閉まっているとはいえ、ここまで静かなものだろうか?

ましてや今俺がいるのは1階のドア。ライブが始まっていようものなら確実に何かの音は聞こえるだろうに。

 

なんとなく不安になったため、ドアに耳を当て、中の様子をうかがおうとする。

 

とそのとき

 

 

『歌おう!』

 

 

中からそんな声が聞こえた。

 

ん?今から始まるのか?

 

どうやら何かあってライブ開始が遅れていたのか、今からライブをするみたいだ。

遅刻したと思ってたけど、結果的によかったってことかな。

 

重いドアをあける。それと同時に音楽が流れ始めた。

 

まったく知らない曲・・・オリジナルか。

 

ステージに目をやると、そこには、おそらく手作りと思われる衣装に包まれ、きらきらと輝きを放つ3人がいた。

 

「可愛い・・・」

 

思わず声が漏れてしまった。

 

あの3人、確か同じクラスのやつだったか。

 

名前は確か、オレンジ髪が高坂穂乃果(こうさかほのか)、青髪が園田海未(そのだうみ)、グレーが南ことり(みなみことり)・・・だったかな。

いつも3人でギャーギャー騒いでるから嫌でも覚えてしまう。

 

どおりでポスターのイラストのキャラに見覚えがあったわけだ。

なかなか特徴をとらえているではないか、あの絵。

 

 

しかし、だ。

 

 

いつも賑やかな3人が、真剣な表情で、まだ完璧とまでは言えないものの、必死に練習したのであろう踊りを踊り、息を乱しながらも歌を歌っていた。

 

特別上手いわけではない、だが俺はその3人にくぎ付けになっていた。

 

 

曲が終わり、ステージが明るくなった。

 

パチパチパチパチ・・・

 

自然と拍手を送る自分がいた。

そして、ライブに夢中で気が付かなかったが、他にも客はいたようで。

 

 

「わあ~!」

 

「にゃぁ~」

 

 

目をキラキラさせながら拍手を送る子と、余韻に浸っているのか、ただただぼーっとしている子がいた。リボンの色からして1年生だろう。

 

 

「あ!ねぇねぇ海未ちゃんことりちゃん!あそこみて!」

 

「え?あそこ?・・・あ!」

 

「今気づいたのですか?」

 

 

どうやら俺がいることに気付いたらしい。園田さんは知ってたみたいだが。

せっかくだし、感想でも伝えようか。

 

そう考えていた矢先

 

 

コツ、コツ、コツ・・・

 

 

2階から、誰かの階段を下りる音。

ふと振り返ると

 

 

「どうするつもり?」

 

 

金髪の女子がいた。

 

その特徴的な髪色はそうそう忘れられない。

この学校の、現生徒会長だ。

 

ここまで間近な距離で見るのは初めてだ。

 

 

雰囲気からして、生徒会長はこの活動をあまりよろしく思っていないのか、明らかに不機嫌そうな表情で3人を見つめる。

 

 

「続けます!」

 

 

はっきりとした口調でそう言い放った穂乃果。

 

 

すげぇなこいつ、怖いと噂の生徒会長相手にそこまで堂々と言えるなんて。

 

隣の2人もそれに合わせて頷く。

 

 

「なぜ?」

 

 

その生徒会長の問いに、穂乃果は

 

 

「やりたいからです!」

 

 

これまたはっきりと答える。なんかかっこいい。

 

 

これなら、この勢いなら廃校だって防げそうな―――

 

 

 

「無様ね。」

 

 

「えっ・・・?」

 

 

沈黙。いきなり放たれた言葉の槍。

生徒会長は続ける。

 

 

「あなたたちが必死になってチラシを配ったり練習したりしてたのは知ってる。それなりに努力もしてきたのでしょう。」

 

 

生徒会長から聞いて初めて知った。

そんなことやってたのか。

同じクラスなのにそれすら知らなかったとは。

 

 

「でも、その結果がこれ。努力したからと言ってすぐにお客さんが来てくれる、なんてそんな甘い世界なら廃校なんてそもそもなっていなかった。」

 

 

事実、俺と1年2人以外には客は見られなかった。

 

 

「はっきり言わせてもらうと、あなたたちの努力は無駄。なんの役にも立ってない。無駄だったのよ。」

 

 

的確に、でも強い口調で3人に投げかける。

 

おいおい、ちょっと言いすぎじゃないのか・・・?

 

 

「でも!」

 

「でもなんだっていうの?まさか、まだ始めたばかりだから仕方ない。なんてそんな甘いことを言うつもりじゃないでしょうね?あいにく、そんな余裕はないの。あなたたちの遊びに付き合ってる暇はないの。」

 

 

穂乃果の言葉をさえぎるように次々と毒を吐く会長。

 

 

"遊びに付き合ってる暇はない"

 

 

3人の頑張りを"遊び"だと言った。

 

それを聞き、悲しい顔をして、今にも泣きだしそうな3人。

 

 

なんだよ、これ。

 

 

アイドルやるっていうから、楽しそうにやってる3人が見れるのかと思ったのに。

実際さっきまで輝いていたのに。

 

 

今はもう、その輝きは見られない。

 

 

「邪魔なのよ、あなたたち。ダンスもできない、歌も下手。アイドルなのに笑えていない。こんなんで誰がファンになるっていうの?そんなものを見せるくらいならやめてちょうだい、迷惑だから。」

 

 

"邪魔"

 

人の頑張りを"遊び"だと馬鹿にして、そのうえその行動を"邪魔"だと言い放った。

 

その言葉を聞いた俺は

 

 

「おい、そこの金髪女」

 

 

イラつきのあまり、暴言を吐いてしまった。

 

 

「・・・一応、私のほうが先輩のはずだけど。」

 

 

だがもう、止まらない。

 

 

「んなことはどうでもいいんだよ。それより、こいつらの頑張りを知っててよく"遊び"だとか"邪魔"だとか言えたもんだな!生徒会であるあんたらがモタモタしてっから彼女らが率先して廃校を防ごうと活動を始めたんだろうが。それをよくも"邪魔"だの"遊び"だの"迷惑"だのって・・・いい加減にしろよ!!」

 

 

ありったけを生徒会長にぶつける。

生徒会長の顔がより一層強張る。あぁ、こわい。

 

 

それでも、これだけは―――

 

 

「あとなぁ、てめぇはこいつらのファンなんかになるやつなんていない、みたいな言い方してたけど、俺はこいつら見て感動したよ!動きを見りゃ素人だってわかるくらいのクオリティだったかもしんないけど、彼女らの頑張ってる姿を見て、すごく元気をもらえたよ!それって"アイドル"としてすごく大事なことじゃなねえのかな、人に元気を与えられるって。だから俺は彼女たちを応援する!あんたが何と言おうと、彼女らの活動を応援して、あんたが"邪魔"だの"遊び"だの言ったことを謝罪させてやるよ!!」

 

 

立場も何も関係ない。

 

感情のままに、生徒会長にぶつけた。

 

・・・にしても言い過ぎたかな。

目つきすごい鋭くなっちゃったし、あ~怖い。

絶対なんか言われるだろ、これ。

 

 

「・・・そう。なら勝手にしなさい。」

 

 

えっ・・・?

 

何か言われると思ってただけに、意外だった。

あっさりとそう言って振り返り、階段を上がっていく。

 

 

振り返りざまの表情が、切なげであることを見逃さなかった。

 

 

・・・やっぱり言い過ぎたかな。

しかし、謝罪する間もなく、生徒会長は講堂を後にした。

 

悪いことしちゃったな・・・

 

そう思っていると、生徒会長と入れ替わりに

 

 

「ずいぶんとひどいこと言うてたみたいやねぇ」

 

 

関西弁で話す初対面の女子。確か、副会長?

名前は・・・わからんな。

 

 

「すいません。言いすぎました。」

 

「ふふっ、でも、それでええと思うんよ。」

 

「えっ?」

 

「にこっち。隠れてないで出てきたらいいのに。」

 

「ぐぅ・・・ばれてたのね」

 

 

高いところの席からひょいと顔をだす黒髪ツインテールの子。

 

 

「ほら、真姫ちゃんも」

 

「ヴぇえ!?わ、私はいいわよ、別に・・・」

 

 

とか言いながら、何だかんだ講堂に入ってくる赤髪の女の子。

 

 

「あなたと、そこの1年生2人だけやないんよ?ファンは」

 

「え?それってどういう・・・」

 

「にこっちも真姫ちゃんも、タイミングこそ違えど、穂乃果ちゃんたちの練習をちょこちょこ見に来てたんよ。そして、今日のライブをみて、感動してたんよ。」

 

「なぁっ!?ち、違うわよっ!なんでこんなできそこないのアイドルなんかのファンに、にこがなるっていうのよ!」

 

「そ、そうよ!だ、大体私はたまたま講堂の前を通りかかっただけで・・・」

 

「またまたぁ♪そんなこといって、羨ましげにキラキラした目でライブ見てたのは誰なんやったっけなぁ。講堂の通りの角のところで講堂の様子をちょこちょこ気にしてたのは誰やったっけなぁ?」

 

「うっ」「ヴぇぇっ!?」

 

 

2人して同じようなことしてたのか。というか―――

 

 

 

3人のライブ見てたのって、俺と1年生2人だけじゃなかったんだな。

 

 

 

「だから、絵里ちは無駄とか邪魔とか言ってたかも知れへんけど、結果的にここにいるメンバーを集めることができた穂乃果ちゃんたちは、決して無駄なことはしてないと思うんよ。だから、絵里ちにああ言ったのは良かったと、うちは思ってるん。」

 

「・・・そうですか。」

 

「絵里ちは今冷静さを失ってる。誰かが冷静さを取り戻してあげないといかんのやけど、うちはあなたみたいなことは言えないんよ。だから、ありがとうな?」

 

「少しでもお役に立てたのなら、幸いです。」

 

「ふふっ♪さて・・・」

 

 

笑みを浮かべる副会長。

 

何か企んでるのか?

 

 

「そこの1年生お二人さんと、真姫ちゃんににこっち、この4人をμ'sに入れてくれへんかな、穂乃果ちゃん?」

 

 

忘れてた、穂乃果たちもいたんだったわ。

黙ってたもんだから存在忘れてた。

なんて失礼なことを考えていると

 

 

「ちょっ!ちょっと待ちなさいよ希ぃ!」

 

「あ、あなた勝手に・・・!」

 

 

赤みを帯びた顔で副会長に引っ張られる2人が必死の抵抗。

そんな言葉は軽くスルーして、副会長さんのお願いに穂乃果たちは答えた。

 

 

「はい!花陽ちゃんたちや真姫ちゃん、それにツインテールの先輩も加わってくれたら心強いです!」

 

「私も、穂乃果ちゃんの言う通りです!」

 

「私も同じくです」

 

 

3人が並んで答えると、他の4人が各々

 

 

「花陽がアイドル・・・ふわぁぁ・・・」

 

「にゃ~、凛がアイドルなんて女の子らしいことできるかにゃぁ」

 

「ふ、ふんっ、仕方ないわね~。お手本見せてあげるから、しっかりついてきなさい!」

 

「ヴぇぇ、なんで私まで・・・ま、まぁ、作曲できるの私しかいないだろうし・・・」

 

 

4人それぞれ個性的なことを言ってるが、それぞれ納得したようで、否定の言葉は出なかった。

 

 

「よーし!今日からμ'sは7人だぁ!」

 

 

会長と話してた時とはうって変わって、ライブの時同様にキラキラとまぶしい笑顔を放っていた。

よかった。素直にそう思う。

 

 

「じゃあうち、そろそろいくわ。絵里ちの機嫌直さなあかんしな。」

 

「ほんとにすいません」

 

「ええってそんなこと!ほな~!」

 

 

手を振りながら階段を上がっていく副会長。

と、講堂を出る瞬間、

 

 

 

 

「・・・じゃあね」

 

 

 

 

俺のほうを見て、すごく儚げな笑顔を向け、そう言った。

 

会長のとは違う、もっと、悲しみを帯びた目で。

 

 

理由なんて、これっぽっちもわかんなかった。

 

 

 

「じゃあ、にこもそろそろいくわ。明日の朝練から参加させてもらうわ。」

 

「私も帰るわ。なんか疲れちゃったし。」

 

 

そういって真姫ちゃんと呼ばれていた子と、にこっちと呼ばれていた子が帰っていった。

それに続けて

 

 

「あ、あのっ!今日はお疲れさまでした!あ、明日からよろしくお願いします!」

 

 

穂乃果が花陽ちゃんと呼んでた子がぺこりぺこりと何度か頭を下げた後、階段を上がっていった。凛と呼ばれていた子もそれに続いてぺこりと頭を下げ、花陽の後をついていった。

 

 

残ったのは3人と俺だけ。

 

 

さっき会長に邪魔されて言えなかったこと、今伝えようかな。

 

そう思い、3人のほうを見ると、なぜか穂乃果の顔が目の前にある。

 

 

・・・え?

 

 

そう思った時にはもう

 

 

「みーくんっ!さっきはありがとう!」

 

 

なんて言われながら思いっきり抱き着かれていた。

というかみーくんて誰だよ。ろくに話したこともないのにあだ名とは・・・

 

ってまてまてまて、女の子に・・・だき・・・つかれるだと?

思春期男子にそんなことしちゃったらいろいろとまずいのでは?

 

対処法を知らない俺は慌てふためいていた。

それに気付かない穂乃果は、ライブのとき同様の真剣な表情でこちらを見つめ、想いを口にする。

 

 

「私ね、生徒会長にいろいろ言われて、あぁ、やっぱりこんなんじゃだめだったのかなって。人生そんな簡単にうまくいくわけないんだって。そんな風に思っちゃったんだ。でもね!みーくんが私たちのことを褒めてくれて、すごく嬉しくなった!だからありがとう!み-くん!」

 

 

満面の笑みで感謝の気持ちを伝えられてしまった。

すると、残りの二人も

 

 

「うん!みっくんのおかげで、こっちも元気になっちゃったよ!」

 

「曲が始まってすぐ、あなたが講堂に入ってくるのが見えました。それだけでも嬉しかったのに、生徒会長相手にあそこまで言ってもらえるなんて・・・瑞希さんには本当に感謝しています!」

 

 

みっくんって、また変なあだ名つけられちゃったなぁ。

まぁでも、3人ともいい笑顔してる。

ライブの時ごとく、とてもキラキラしていて、とてもまぶしい。

俺も、3人に応えるように、言葉を紡ぐ。

 

 

「俺も、お前らのダンス見たり歌聞いたりして、不思議と元気がもらえたんだ。だから、俺も感謝してる。ありがとうな。」

 

 

俺も感謝の言葉を伝えた。

 

全員が全員、相手に対して感謝してて、みんなにこやかな表情で。

なんだかそれがすごく嬉しくて、楽しくて、おかしくて。

 

 

「「「「ふふっ...あははは!」」」」

 

 

気づけば4人で笑いあってた。

女の子が苦手なはずだった。だったのに、こいつらには普通に話せるし、苦手だとも感じない。

 

なんでだろう?

 

 

 

 

ライブが終わり、時刻は17:30.

 

ちょっと遅めな下校となったが、たまには悪くない。

3人と道で別れ、とぼとぼと1人で歩く帰り道。

3人の笑顔を思い出しながら、ライブの輝きを思い出しながら。

ニヤニヤとしてしまうが、まぁ、それもいいだろう。

 

 

なぜならば

 

 

 

 

今日、俺はお気に入りのアイドルのファンになったのだから。

 

 

 

 




見てくださった方、お疲れ様でした。

改めまして、今回よりこの物語を書き始めましたkielly(きえりー)というものです。
ラブライブが好きだという気持ちだけで書いているので、文章等まだまだな部分も多々あるかと思いますが、読んでいただけたら幸いです。

拙い文章ではありますが、何とかうまく伝えられるようにやっていきますのでお付き合いいただける方はよろしくお願いします。

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