【完結】―僕と2人の幼馴染の遠い記憶―   作:kielly

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そらまる、誕生日おめでとうございました!!
うわああああああああああああああああ(涙)

少しずつ書き進めてはいたものの、結局2日ほど遅れてしまいました。
誕生日記念だから当日に投稿しなきゃ意味ないのになぁ。

次に来るであろう誕生日記念回はおそらく花陽ちゃんのはずなので、その時は遅れないようにやりますよ!


というわけで今回は、にこにー回です!


そらまる誕生日記念『特訓!』

僕は今、某カラオケ店に来ている。

歌の練習をするためだ。

 

 

「あーもうっ!なんで90点を超えられないのよ!?」

 

 

…主に、にこさんの。

 

 

「でも80後半の点数だったら充分だよ?」

「うっさいわね!にこが納得いかないのよ!というかなにより、あんたに負けてるってのが何よりムカつくのよ!」

「そんな事言っても...」

 

80代後半の点数を取り続けて入るものの、なかなか90を超えられないことに苛立ちを感じているにこさん。僕がちょいちょい90を超える点数を出しているのも含めて気に入らないと言っているんだろうけど、僕としてはにこさんらしく歌っていて、とてもいいと思うよ。

 

「にこさんの歌、すごくよかったと思いますよ?なんというか、容姿相応というか、可愛らしかったというか。」

「それ軽くディスってるわよね!?コンプレックスだって知ってるくせに!?」

「あらすいません、僕からしたらコンプレックスのようには感じないんで、つい。」

「ついって何よ!」

 

やたらと機嫌の悪いにこさん。ん~、カラオケなんだからもっと楽しめばいいのに。

 

「にこさん、カラオケの点数なんて所詮、機械が判定してるんです。だから、機械からしたら点数が低めだったとしても、人が聞いたらうまく聞こえるなんてことも多いんだよ?その逆もあるから」

「それでもにこは気に入らないの!絶対90点超えてみせるんだから!」

 

 

「だから瑞希!にこにいろいろ教えなさい!」

 

 

 

にこさんのカラオケ特訓が始まった。

 

 

 

「瑞希!まずは高い声を出すコツを教えてほしいわ!」

「あぁ~、確かににこさんは高音出すとききつそうだよね~」

「どうしても歌いたいっていう曲に限って、高音が少しきつかったりするのよ。」

「だったら裏声を使ってみたらどうかな?」

「裏声?たしかに、今まで使ったことなかったかも・・・」

「やってみたらどうですか?そしたら何か変わるかもですよ?」

「やってみるわ!」

 

 

"71点"

 

 

「ぷふっ!」

「なんでよっ!てか何笑ってんのよあんた!!」

「裏声のとき若干シャウトみたいな感じになってたのが面白くて・・・ぷぷっ」

「シャウト!?ヘヴィメタなんて歌ってないのに!裏声はダメだわ!次よ次!!」

 

 

 

 

 

「抑揚をつける?」

「うん、カラオケで採点の基準になる一つの要素だから、抑揚をつけて歌えば点数上がるかも」

「でも抑揚って言われたって・・・どうすればいいの?」

「簡単に言えば、盛り上がりの部分で強く歌って、それ以外は控えめに歌う、みたいな感じかな」

「なによ、すごく簡単じゃない!そんなのにこにだってできるわ!!」

 

 

"61点"

 

 

「だからなんでよ!!」

「ぷっ・・・くふふっ・・・」

「だから笑わないで!笑い方気持ち悪いし!!」

「なんでにこさん、サビで抑えてAメロで全力出してるの。普通逆じゃないかな・・・ふふっ」

「まだ笑うか!!くっ、簡単だと思ってたけどにこには合ってないわ!次よ!!」

 

 

 

 

「瑞希、あんたビブラート?ってのたまにやってるわよね?それ教えなさいよ」

「いや意識して出してるわけじゃないから分かんないよ・・・あぁあぁあぁあぁみたいに声を上下させるのがビブラートらしいけど」

「なるほどね。わかったわ!」

「ほんとにわかってるのかな?」

 

 

"53点"

 

 

「あはははははははっ!!」

「ついに爆笑!?それはいくらなんでもひどすぎないかしら!?」

「確かに声を上下って言ったけど・・・ぷぷっ・・・にこさんまで上下しなくても・・・ははっ」

「えっ、にこも上下してた?」

「してたしてた」

「はっ恥ずかしっ・・・だめだめっ!そんなの他の人の前じゃ見せられないわ!」

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・」

「なかなか越えられませんね、90点」

「やっぱり、にこには歌は向いてないのかな・・・」

「そんなことない!」

「えっ・・・?」

「僕はにこさんの歌、すごく好きだよ?それに、にこさんの場合は歌以外にも良いところはたくさんあるから。」

「・・・・・・」

「だから、そんなに思いつめなくてもいいんじゃない?それにね、にこさん。もう一つだけ、点数をあげられるかもしれない方法があるんだ。」

「・・・他の方法?」

「点数なんて気にしないで、にこさんの思うように、気持ちを込めて歌う。」

「気持ちを、込めて?」

「うん。自分が思うままに、好きなように歌ってる時が一番上手く歌えるんだって、ある人が言ってたんだ。だから、好きな曲を自分の思うままに歌ってみてよ」

「好きな歌を好きなように、ね。確かに、点数だけに囚われすぎてたかもしれないわ。1度だけ、素直に歌ってみようかしら。」

「頑張って!"みんなのアイドル"、にこさん!」

「・・・ふふっ。よ~し!ファンのために頑張っちゃうよ~っ♪ついてきてね~!」

「いえええい!!」

 

 

「ふぅ、やっぱり歌うって楽しいわね。」

「すごくよかったよにこさん。さすがアイドルって感じだった。」

「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいわ。」

「あ、にこさん点数出ますよ!」

「もう、点数なんてそんなに気にしてないわ―――」

 

 

"93点"

 

 

「!?」

「えっ!?僕の今日の最高得点より上!?やりましたよにこさん!!・・・にこさん??」

 

「ふふ~ん♪やっぱりぃ、にこにーの歌はぁ、機械までも魅了させてしまうっていうかぁ♪あれれ~?上から目線で偉そうにアドバイスしてきたのは誰だったかな~瑞希ちゃん?」

 

「・・・はい?」

「あ~んダメダメ~♪そんなに嫉妬しないで~?この"天才にこにー"に敵わないのは全世界共通だから~♪」

「ふむ・・・」

「も~、天才過ぎて困っちゃう~っ♪てへっ♡」

「・・・あー、もしもしのんちゃん?今ちょっといい?」

「にっこにーにっこにーにっこにっこ・・・え、希?」

「あのね、にこさんが希さんにワシワシされたい~って駄々こねてたからワシワシしてあげてくれない?・・・うん、立てなくなるくらいに、めいっぱい・・・」

「え、ちょっ!何言ってるのよ瑞希!そんなことにこは言ってないわよ!!」

「うん、お願いね。ありがとう。じゃあまた明日ね!」

「ちょっと!希聞こえる!?そんなこと言ってな―――」

「もう切っちゃったけど?」

「うわああああああああっ!!何してるのよ瑞希!?にこが、にこが悪かったから今すぐ撤回してよっ!」

「嫌です♪」

「そんなこと言わないでっ・・・あ、向こうにあるカフェで何かおごってあげるからっ!それでいいでしょ???」

「ダメです♪」

「そんなぁっ・・・お願いっ、何でもするから許してぇっ!」

「何でもするんですか?」

「うんっ、何でもするからっ!」

「じゃあ―――」

 

 

「のんちゃんに、ワシワシされてください♪」

 

「いやああああああああああああああああああああああああ」

 

 

 

 

この後にこさんは、めちゃくちゃワシワシされました。

 




いかがでしたでしょうか?

今回は会話多めで書いてみました。
読みづらさがいつもより増してる気がしますがどうでしょうかね?



やっと忙しい時期を乗り越え、年末休みに入ることができました。
来年の2月半ばくらいまではそんなに忙しくはならないみたいなので、更新できるペースは上がるのかなと思います!
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