【完結】―僕と2人の幼馴染の遠い記憶―   作:kielly

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うっちーのライブいきたかったああああああああああああああああああああああああああああああああああいやああああああああああああああああああああああ

僕ラブ・・・くそっ!!

うわああああああんもおおおおおおおおん


ということで今回は、うっちーのライブを記念しての特別編です(*・8・*)

今回は初の試みということで、いつもとは少し違った書き方をしてみました。

気に入ってもらえたらうれしいなぁ


うっちー2ndライブ記念『妄想ストーリーテラー』

 

 

 

 

 

『浴衣着てきてね』

 

 

 

 

その一言に胸を躍らせた私は、お気に入りの浴衣を着て待ち合わせの改札で"彼"を待っていた。

集合は19時だけど、1時間も早く着いちゃって少し後悔。だけど、いいの。"彼"にそう言ってもらえただけで、今年の夏はすごく特別なものになったから。

――きっとこの後も、忘れられない思い出になる。

 

それが良い形であれ、良くない形であれ。

 

 

 

「おまたせ。待たせちゃった?」

「ううん、いいの。さ、行こう?」

 

"彼"が集合の改札に来た。"彼"は私に気付くのが遅かったみたいだけど、たくさんの人ごみの中から改札から出てくる"彼"を、私はすぐに見つけた。"彼"のことだもん、誰よりも先に見つけられるよ。

 

 

 

だって私は、"彼"に恋をしているのだから。

 

 

 

"彼"は鈍いから、私の気持ちになんて気づけないだろうけど

 

もし、心に『形』があったら?

もし、恋に『色』があったら?

鈍い"彼"でも、私の気持ちに気付いてくれたのかな

 

 

 

でも、気づいてくれなくたってかまわない。

 

 

 

 

 

どうせ、『叶わない恋』なのだから―――

 

 

 

 

 

お祭りの会場には、たくさんの人がいた。出店で買ったであろう食べ物を食べてる人、金魚すくいで楽しそうに遊ぶ子ども。・・・手をつないで歩くカップル。

 

そんな人ごみを、私は、"彼"の少しだけ後ろを歩く。

"彼"はいつも通りの私服、私は浴衣。不釣り合いな気もするけど、私はそれでもいい。

 

 

少しでも、少しでもいいから、"彼"の目を私に向けてくれるのなら。

 

 

 

「おぉ~、きれいだ・・・」

「そう、だね。」

 

破裂音とともに、空に大きな花火が広がる。私たちはその空に打ちあがる花火を見ながら、声を漏らす。

横にいる"彼"の横顔は、打ちあがる花火の色に染められて、いつもより輝いて見えた。

 

私は、そんな"彼"を見ながら、打ちあがる花火を見ながら

 

たった一つだけ。一つだけのお願いを、神に願う。

 

 

どうか、今夜だけでもいいから、"彼"を私のものにして。

 

 

 

 

"彼"を、私の

 

 

 

 

 

 

『みっくん』を、『ことり』だけのものに、してください

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

 

そう願ったって無駄なことは、わかってる。

 

 

だって

 

 

 

 

その花火を見る目は、花火でも、ことりでもない

 

 

 

 

 

他の誰かを見てるんだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パン、パンッと破裂音を立てながら、次々と打ちあがっていく花火。

 

 

 

――恋にも、花火みたいに音があったなら、こんなつらい思いをしないで済んだのかな。

 

 

 

運命というものに、打ちあがる花火のような『しるし』があったら、可能性なんて感じずに、素直に諦めることができたのかな。

 

 

花火が次第に激しくなり、その音も激しさを増していく。

 

激しさが増すほどに、私の想いが、

 

何度も

 

何度も

 

私の心に響く。

 

 

 

でも、『しるし』なんてものがあったって無駄だったと思う。

 

 

 

だって、私の心の中の、『恋の音』が響いちゃったから。 

 

 

 

時間が経てば熱も冷める、なんていう人もいるけれど、それも無駄な考えだと思う。

 

 

 

『恋の音』を誰かが止めてくれるまでは、この熱は決して冷めないから。

 

 

 

 

 

そしてその『恋の音』を止めるのは、他でもない―――

 

 

 

 

 

花火はいよいよクライマックス。さっきよりも、激しさを増す花火。

 

"みっくん"の顔も、より一層花火の色に染められていた。

 

 

 

「ねぇ、ことりちゃん」

 

 

花火を見つめたまま、ことりの名前を呼ぶ。

 

 

名前を呼んでくれたのが、すごく嬉しくて。

 

 

 

あぁ、このまま時間が止まってしまえばいいのに

 

 

 

 

でも、そんなことは起こりやしない。

 

 

 

 

 

「僕、――――――――しようと思ってるんだ。」

 

 

 

 

 

みっくんの言葉に、"最後の花火"の音がが重なって、聞き取れなかった。

 

 

 

 

でも、現実って無情なんだ。

 

 

 

 

 

どうせ、どうせ聞き取れなかったのなら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから、さよなら、ことりちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

"最後の花火"で

 

 

 

 

 

『さよなら』を、消してくれればよかったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「うぅっ、悲しすぎるよことりちゃん!涙が止まらないよぉっ!」

「ことり・・・瑞希のことなんて忘れて、もっといい人を見つけてくださいね・・・」

「後味悪いよ!そして僕とことりちゃんの名前使ってるからよりリアルになっちゃってるし!!そして海未さんも変なこと言わないでっ!」

「えへへ♪妄想してたら思いついちゃったから、ついお話ししちゃった♡」

 

えへへ、ことりの傑作妄想小説『最後の花火』、好評だったみたい♡

ことりの名前を使ったのは、ことりが作者だからっていうだけだけど、みっくんの名前を使ったのはちゃんと理由があるんだよね~

 

 

そ・れ・は

 

 

みっくんってば、鈍すぎ!鈍すぎて困っちゃう!

 

みっくんに想いを寄せてる人が近くにいるんだよってことを教えてあげるために、みっくんの名前を使った、っていうのが妄想小説の作るきっかけ♪

 

 

そのためにことりの名前を使ったのは、ちょっとだけ胸が痛いけどね。

 

 

「でも、よくこれだけのお話を、口頭で何も見ずに話せましたね?」

「あ、そう言われてみれば、何も見てないね・・・」

「すごいよことりちゃん!これだけのお話を頭の中で考えて、話せるなんて!!」

「えへへ♡だって今日のことりは―――」

 

 

 

「"妄想ストーリーテラー"、なんだもん♡」

 

 

 




(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)

いかがでしたか?


今回は、うっちーの2ndライブ記念ということで、うっちーの2ndアルバム『Blooming!』より、タイトル名と内容を考えてみました。

『Blooming!』を購入されていない方には伝わりづらい内容だったかもしれませんね。

まだ購入されていない方!買っても後悔しませんよ!!


タイトルは、そのタイトル通り『妄想ストーリーテラー』より。

話の内容としては、『最後の花火』より。


僕の中では、この2曲がめちゃくちゃ好きなので選ばせてもらいました。

実を言うと、『最後の花火』を聞いた瞬間から、「あ、自分がもしSSを書くことになったら、この曲使って書いてみたいな。」と、この物語を投稿する前からずっと思っていました。

ですので今回の話は、文字数こそ少ないですが、すごく力を入れています。

できるだけ読みやすく、ダイレクトに伝わるよう。余計なところは消しつつ書いたので文字数はいつも以上に少なめですが、その甲斐があればいいなと思います。


うっちーもことりちゃんも大好き(*・8・*)

ライブに行けなかったのは残念だし、直接ライブ会場でお祝いできなかったのは未だに悔やんでいますが、こういった形でも、うっちーのライブ開催をお祝いできればと思います。

いつか、前橋グリーンドームあたりでライブしてくれたりしないかなぁ。
その時がもし来たら、絶対に参加します(*・8・*)!!


でもやっぱり、2ndライブ行きたかったです。

BD、発売されるよね?する・・・よね?


(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)(・8・)
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