というわけで今回は、海未ちゃん回です
「ただいま帰りました」
「あ、おかえりなさい、海未さん」
今、私は瑞希と同棲しています。
毎日のように、道場での稽古を終え家に帰ると、いつも瑞希が"おかえり"と迎えてくれる
これが私、園田海未の日常です
「晩ご飯にする?それとも先にお風呂入る?」
「では晩御飯をいただきます。せっかく作ってくださってるのでしたら、早く食べたいですから」
「うん、わかった。」
そうやっていつも晩御飯も作ってくれている瑞希には、本当に感謝しています。
・・・恥ずかしくて言えないんですけどね。
「・・・おいしい。瑞希は本当に料理が上手なんですね。」
「まぁ、趣味でやってるのもあるしね。でもそう言ってもらえるのは嬉しいよ。」
「よろしければ、今度の休日にでも料理教えていただけませんか?」
「ふふっ、それって要するに"休日も一緒に過ごそうよ"っていうことかな?」
「なっ—――――何言ってるんですかっ、もう・・・」
「あははっ♪ごめんごめん・・・ふふっ・・・」
「も、もうっ!笑わないでくださいっ!」
本当は分かってるくせに、私を辱めたくてわざわざ恥ずかしいことを言ってくる瑞希。
でもこれもまた、私の日常
こんな日常が、私は大好きなんです
だから、これからもずっと、こんな毎日を送っていきたい
切にそう思います
だからこそ―――――
「・・・で、その、休日の件はよろしいのでしょうか・・・?」
「ふふ、もちろんだよっ!」
少しでも、彼の近くにいたい。
同棲こそしていて、他のみんなよりは確かに距離自体は近いのかもしれません。
ですが―――――私は、それ以上を望んでいるのかもしれません。
この、大好きで大切な日常を、ワンランク上のものにしたい。
そう思っている自分がいる
だからでしょうね、もう一歩、踏み出したい
「瑞希、も、もう一つだけ、お願いがあるのですが・・・」
私は、今よりもっと、"彼の色"に染まりたい
「ん、どうしたの?海未さん?」
そして―――――彼にも、もっと"私色"に染まってもらいたいんです
「こ、今晩・・・その・・・お風呂、一緒にどうですか?」
・・・言いたいこととちょっと違いましたが、こういうことを言えるようになっただけでも、十分な成長だと私自身思います。
「う、海未さん・・・」
彼に、教えてもらったんです
「い、一緒に―――――――いたいんです。少しでも、"あなた"と。」
もっと自分のしたいことをすればいい、したいことを言えばいい、って。
「・・・うん。海未さんがそうしたいんなら、もちろん、いいよ。」
「ありがとうございます――――――"あなた"」
「ふふっ」
少しずつ成長していく私を、これからも見ててくださいね
「いつも、ありがとうございます」
「・・・うん!」
いつまでも―――――――あなたと。
いかがでしたでしょうか?
日常シリーズの海未ちゃん版でしたが、今回はちょっと雰囲気を変えてみました。
かつ、文章量を短めにして、より読みやすさを重視してみました。
海未ちゃんらしさが少しでも伝われば、と思います。
改めて、みもりんおめでとう!!