スプリガンズ~戦姫絶唱シンフォギア~   作:K-daisuke

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第2話

~山中~

ノイズを蹴り、殴り、投げ飛ばす。通常、あらゆる攻撃が一部を除いて効かないはずのノイズをそれだけでたやすく撃破していく宗助。彼がなぜこんなことが出来るのかというとそれは体内の聖遺物と融合し、完全に同一化しているからである。なぜそのようなことになったかはおいおい明らかにしていくとして宗助はノイズをいとも簡単に殲滅していく。

 

『オラオラオラオラァ!!』

 

手近のノイズにヤクザキックを叩き込み、次のノイズを鋭い正拳突きで吹き飛ばしていく。まさしく無双である。そこへ大型のノイズが接近してくる。

 

『デカブツか…なら!!』

 

高くジャンプすると右腕にフォニックゲインを集める。それがオーラのように拳に集まるとそのまま叩き付けた

 

『ビートパンチィィ!!』

 

その言葉とともに放たれた一撃はたやすくノイズを貫き、爆散させた。

 

『さて、こんなもんかな』

 

大型ノイズを倒し、一息ついているところに上空にヘリコプターが現れ、そこから少女が飛び降りてきた。

 

『おいおい、マジかよ!?』

 

蒼い長髪の少女が空中で光に包まれその姿を変える。

 

『あれは…シンフォギア!?うわさは本当だったって訳か』

 

シンフォギアを身に纏った長髪の少女が降り立つと宗助の方を向く

 

「お前は一体何者だ?」

 

少女が問いかける。

 

『名乗るほどのもんじゃねえさ…スーパースターの風鳴・翼その人によ』

 

おどける宗助であったがその目は剣呑であった。

 

『しかしまあ、風鳴・翼がシンフォギア奏者か…面白いねえ』

 

「答えろ!お前は何者だ?なぜノイズと戦える!?」

 

『それを聞いてどうすんだ?ま、どうせ知りたいのは俺がどこの所属で、俺の力がなんなのかってことだろうけど』

 

そう言うと一息つき、拳を構える。それを見た翼は自身のアームドギアを抜き、構えた

 

『来いよ。それが一番力を計るには手っ取り早いだろ?』

 

「ならば仕方ない…話は倒してからきかせてもらう!!」

 

一気に踏み込んできた翼に対して宗助は前蹴りを放つ。しかし、翼は寸でのところでそれを避けると右から横斬りを叩き込む

 

『あめぇ!』

 

鎧のガントレットからクローを展開すると刃を受け止める宗助。仮面の下で笑みを浮かべるとそのまま左のボディブローを叩き込む。

 

「くっ(こいつ戦場慣れしている?!)」

 

即座に後ろに跳んで威力を散らすと蒼いエネルギー刃を放つ。

 

『ストライククロー!!』

 

フォニックゲインをクローに集中させ、エネルギー刃を受け流すが既に翼は次の技に入っていた。

 

「これで!」

 

 

アームドギアを大型化させそこに蹴りを放ち、突撃する技【天ノ逆鱗】。宗助を貫かんとして放たれた技に対し、彼は鎧背部のスラスターを起動し全力で受け止めにかかったのだ

 

「避けない…だと!?」

 

そのまま技が直撃するが彼はクローで受け止めるとスラスターを全開、そのまま無理やり投げ飛ばした。

 

「そんな…バカな?!」

 

驚きを隠せない翼に対し、宗助はこう宣言した

 

『なかなか強いじゃねえか…だから褒美だ。俺はスプリガン!聖遺物融合型改造人間兵器・スプリガンだ!!』

 

高らかに名乗る宗助。それは運命の始まりであった。

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