スプリガンズ~戦姫絶唱シンフォギア~ 作:K-daisuke
~日本~
「改造人間兵器……シンフォギアではないのか?」
問いかける翼。それに対し宗助は答える
『ああ、そうだぜ…ま、詳しくは話せないんだがな…』
そういったあと再び構える
『さて、そろそろ面倒くさくなってきたからよ…鬼札を切らせてもらうぜ』
ベルトにフォニックゲインを集めると全身を光が包む
『チェンジコード!』
〔チェンジコード・アメノハバキリ〕
機械音が鳴り、光が強くなると蒼い鎧を纏った姿となる。その姿は左手と両足に片刃のブレードを装備しており、どこか翼のギアと似た雰囲気であった
『ここからは俺のステージだ!!』
そう言うと一気に駆け出す。そのスピードは先ほどまでとは比べ物にならないほどであった。
「(くるっ!)」
アームドギアを構える翼に対し、宗助は真っ直ぐ突っ込む。そして右からの袈裟斬りを放つが翼はそれを簡単に受け止め、鍔迫り合いになる。
『いいねえ、綺麗な戦い方だ…随分鍛えてるみたいだな…だけどよ!』
そう言い、一気に押し込みにかかる
『綺麗な戦い方だけじゃ、勝てねえぜ!』
そう言い、足払いを仕掛ける。当然翼はバランスを崩し転等するが、そのまま逆立ちに移り、回転。足のブレードで斬撃を放つ【逆羅刹】を放ってきたのである。
『おっと!?機転も利くじゃないの』
仮面の下で笑みを浮かべ、連続バックジャンプで避けると左手のブレードにフォニックゲインを集める。
『じゃあ、これはどうだ!?紅乃一閃!』
紅いエネルギー刃を放つが、翼はそれをバク転で距離を離すとアームドギアで受け流す。
『(掛かった!)』
足のブレードに仕込まれているブースターを起動し、一気に加速。懐に飛び込むとミドルキックを叩き込んだ
「がっ!?」
まともに食らい弾き飛ばされる翼。立ち上がろうとしたとき、喉元にブレードの切っ先が突きつけられる。
「そこまでだ!!」
そのときヘリが後方に着陸、一人の男が降りてくると同時に黒服が数人、宗助を囲む。
「おじ様!?」
『予想どおり来たか…』
そう言うとブレードを格納し、呟く宗助
「どうやら、俺が来るのを待っていたみたいだな…」
『ああ、アンタに5年前の礼がいいたくてな』
そう言うと宗助は鎧を解除し、元の姿に戻る
「公安警察官だったあんたが研究所に駆けつけて…俺を救ってくれたおかげでいまここにいるんだからよ」
「君はあの時の……あの実験施設の生き残りか!?」
「おじ様は彼を知っているんですか?」
ギアを解除し問いかける翼
「ああ…しかし、どうして君が翼くんと戦っていたのかね?」
「ああ…ただ運悪く鉢合わせちまって…その、力を試したくなったんすよ…」
頭をかきながら、申し訳なさそうの言う宗助。
「力を試す?」
「…俺の特殊な力…スプリガンシステムがどこまで戦えるかってのが気になってね」
「そうか…詳しいことはヘリの中で聞く。同行してもらおうか」
「元々、そのつもりっすよ」
そう言うと翼の方を向く
「さっきはすまなかったな…嬢ちゃん。ちょっと乱暴な真似しちまって」
「構わない。だが、全て話してもらうぞ」
「あらら、嫌われちゃったか…」
頭をかきながらヘリに乗る宗助であった