スプリガンズ~戦姫絶唱シンフォギア~   作:K-daisuke

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第3話②

「俺のことを話せばいいんだよな…」

 

ヘリの中で宗助は弦十郎と会話していた。内容が内容なため翼とは別のヘリに乗っている

 

「ああ、君のあの力についてとなぜその力を使えるのか」

 

「俺のあの力は…シンフォギアと似て非なる方法で引き出された聖遺物の力……人体と聖遺物の同位化…人体を改造し、そして聖遺物をそこに埋め込むことで力を引き出す…それが俺の力だ」

 

「人体改造……あの実験施設ではそのようなことが……」

 

「人体を改造し、聖遺物に近づけることでノイズに対抗する最強の兵士…守護するものを作り出す…それがスプリガン計画…俺はその成功体の一人なんだ…」

 

「成功体の一人…ということはあと何人かいるのか?」

 

問いかける弦十郎。それに対し、頷く宗助

 

「成功体は俺を含めて三人……どこにいるかはわかんないがな…」

 

「そうか……」

 

「弦十郎さん、この事は広まらないようにしてくれないか?」

 

「もちろん、そのつもりだ」

 

「ありがとう、恩にきります」

 

ヘリが2課の本部のあるリディアンの敷地内に到着すると宗助は降り立つ

 

「確か、あれは…私立リディアン音楽院…まさかここの付近とはなぁ」

 

頭をかきながら呟くと弦十郎が声をかける

 

「とりあえず上層部への説明は俺がしておく」

 

「ありがとうございます。ところで俺の処遇は?」

 

「一応監視対象ってことになるだろうな」

 

「だろうね…俺の力は異質ですから」

 

「そこでだ…2課の一員になる気はないか?」

 

「司令!?」

 

驚く翼を他所に宗助はやはりといった表情だ

 

「異質な力は監視対象…で、一番監視しやすいのは身近に置くこと…理にはかなってる…なら、一員にならせて貰うぜ」

 

「そうか、なら良かった」

 

「ま、上層部はうるさく言うと思いますけど?」

 

「お偉方は何とか説得してみるさ」

 

「助かります」

 

そう言うと翼の方を向く宗助

 

「というわけだからよ。これからよろしく、風鳴翼さん」

 

手を差し出す宗助。

 

「…よろしく」

 

そう言って握手する翼に対し笑みを見せる宗助

 

「そういえば名乗ってなかったな。俺は轟宗助。一緒にがんばろうぜ」

 

「ああ…防人として、共に戦おう」

 

「了解!全力でやらせてもらうぜ(そうすればいつか奴等に繋がっていくだろうしな)」

 

少し考え込むが笑みで返す宗助であった。

 

「…ところで宗助君は住む場所はあるのか?」

 

「あるにはあるんですけどもう引き払うようにしちゃったからこの近くで部屋を借ります」

 

「…なんならうちに来るか?」

 

「そこまで世話になるわけにはいかないっすよ」

 

頭をかきながら、笑みを見せる宗助である。

 

「あ、ところで俺のバイクあとで持ってきてもらうことって出来ます?」

 

「それくらいなら出来るが…なぜ?」

 

「そりゃあ……色々と商売上のデータが入ってるPCがあるんで」

 

「商売?」

 

「何でも屋をやってたんですよ」

 

「ああ、その情報が入ってるというわけか」

 

「ええ、だからいるんです」

 

「わかった。後で手配しておこう」

 

「ありがとうございます」

 

頭を下げる宗助であった。

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