俺の脳内選択肢が箱庭生活を邪魔している。   作:甘い納豆

1 / 4
初投稿です。
原作はアニメのみですので知識不足ではありますでしょうが、よろしくお願いします。
その他のSSからも参考にさせていただいております。



異世界に行く, 胃が世界に行く

どうも、甘草奏です。

一見どこにでもいる普通の普通の普通の高校生。

しかし、

 

選べ!

 

1『手紙が空から落ちてくる(異世界に飛ばされる)』

2『権藤大子さん(49)が空から落ちてくる』

 

奏「なにこれ! 1番!1番でお願いしまぁぁぁぁあああああっす!!!」

 

そう、私こと甘草奏は絶対選択肢という謎の呪いにかかってるただの男子高校生だ。

てか、呪いにかかってる時点でもうただの高校生じゃないよね!!

 

ヒラリ

 

奏「はいはい、手紙手紙」

 

奏「どれどれ?」ペラ

 

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

その才能を試すことを望むのならば、

己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、

我らの“箱庭“に来たれし』

 

奏「うぉおおおああおおああああああああああああああっ!」

 

どうも、甘草奏です。

一見どこにでもいる普通の普通の普通の高校生。

絶対選択肢という呪いにかかってるのと

上空4000メートルから垂直に落下していることを除いて…

 

奏「あはははは、おかしいな...なんで地面が遠いのかなー?」

 

奏「ってうわあああああああああああああああ!!こんなこと言ってる場合じゃない!落ちりゅうううううううううう!!」

 

私こと甘草奏は今日、死ぬようです。

 

 

 

 

???「し、信じられないわ!まさか問答無用で引きずり込んだ挙句、空に放り出すなんて!」

 

???「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜこれ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」

 

???「……。いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」

 

???「俺は問題ない」

 

???「そう。身勝手ね」

 

奏「ぶわっほおい!あれ、俺生きてる!?生きてるって素晴らしぃぃいいい!!」

 

 

???「あら?目を覚ましたのね。死んだかと思ってたわ」

 

???「俺も」

 

???「私も」

 

奏「みんなひどくない!?てか誰!?」

 

???「それはみんな思ってるだろうぜ。それと、一応確認しておくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」

 

飛鳥「そうだけど、まずは“オマエ“って呼び方を訂正して。ーーーー私は久遠飛鳥よ。以後気を付けて。それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」

 

耀「春日部耀。以下同文」

 

飛鳥「そう。よろしく春日部さん。ところで、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

 

十六夜「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と容量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」

 

飛鳥「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」

 

十六夜「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様。ーーーーんで、そこの冴えない男子生徒のお前は?」

 

奏「どうも、甘草奏です。冴えない男子高校生です」

 

 

くそぉ、冴えない男子高校生ですよぉぉお

もう気にしなーいスルースルー

 

 

十六夜「で、呼び出されたはいいけどなんで誰もいねえんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいうものの説明をする人間が現れるもんじゃねえのか?」

 

飛鳥「そうね。なんの説明もないままでは動きようがないもの」

 

耀「・・・この状況に対して落ち着きすぎているのもどうかと思うけど」

 

十六夜「ーーーー仕方がねえな。こうなったら、そこに隠れている奴にでも話を聞くか?」

 

甘草「え!?そこに誰かいるの!?」

 

十六夜の呟きと同時に、3人(+1匹)の視線(それにつられて甘草奏も)が草影に向けられる。同時にビクンッ と明らかに何かが動いたように草影が震えた。

 

飛鳥「なんだ、貴方たちも気づいていたの?」

 

十六夜「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ? そっちの猫を抱いてる奴も気づいていたんだろ?」

 

耀「風上に立たれたら嫌でもわかる。……奏は?」

 

奏「全然さっぱり摩訶不思議」

 

十六夜「おいおい、これくらい気づけよ?」

 

奏「いやいや、無理だから!ってなんであんた達は気づいたんよ!」

 

十六夜「ほら、わかってんだろ。出てこいよ」

 

奏「えー無視ですか」

 

 

そう十六夜が言うと茂みの方から声が聞こえた

 

 

黒ウサギ「や、やだなあ御三人様。そんな狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ? ええ、ええ、古来より孤独と狼は天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいでございますヨ?」

 

 

その問いに、3人は同時に答える。

 

 

「断る」

 

「却下」

 

「お断りします」

 

 

もう一人は.....

 

 

選べ!

 

1『黒ウサギの耳を引っ張りながら「この耳、綺麗ですね」と言う』

2『自分の耳を引っ張りながら「俺の耳のほうが綺麗だな」と言う』




こんな感じでしょうか?
見る人はいないでしょうが....
いるの....??

ねぇ....いてよ...

ねえ!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。