小野塚小町を描かせて頂きました。一応霊付きで。
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次回は何を描こうかまだ決まってないので下手で良ければ皆さんのコメントで何か描いてほしいというコメントを言ってくださればそれを描いていきたい考えてます。気軽に言ってくださいね。
ではではどうぞ。
香霖堂を出た橙矢と神奈はかなり離れている博麗神社を目指していた。
「……まさか最悪の事態になるなんてな」
満月が辺りを照らしているとふと神奈が足を止めた。
「あ?新郷、どうした?」
「………東雲さん、私もう無理です」
急に神奈がよく分からない事を言った。
「おいおい新郷。それはどういう意味だ?もう歩けないのか?」
「………もうこれ以上私の為だけに東雲さんには傷付いてほしくないんです」
「………………」
「さっきの時もその前の時も……東雲さん下手したら死ぬかもしれないんですよ!?」
神奈が声を荒げると橙矢は驚いた表情で見つめる。
「…………それに耐えきれないんですよ………」
「……………あー………ひとつ、いいか?」
後頭部を掻きながら橙矢は神奈の手を掴んだ。
「別に俺はお前の為に戦ってるんじゃない。シヴァを殺すために戦ってるんだ。そこのところを間違えないでくれるか。だから新郷が気にする必要なんて何処にもねぇよ」
一見橙矢の言葉は神奈の言葉を冒涜するような言い方をしていたが橙矢なりの優しさが含まれていた。
「…………ッ」
「…………新郷は外の世界に帰ることだけを考えてろ」
「でも……」
「俺がそう言ってるんだよ。気にするな」
掴んだままの手を引いて神社への道を歩いていく。
神社に行けば間違いなく霊夢やらが待ち構えているだろう。それに結界に穴を開けなければいけない。だが橙矢には天叢雲剣がある。恐らくだがこれならいけるかもしれない。
「さぁ帰ろうか。外の世界に」
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「――――――待て」
橙矢は不意に足を止めた。
「東雲さん?」
「…………………マズイな」
「何がですか?」
「新郷、ここの道を真っ直ぐ行けば大体十分で博麗神社に着く。走れ」
「え?」
「そんなに急ぐことないんじゃないか?橙矢」
第三者の声に盛大に舌打ちした。前方に立ち塞がるは藤原妹紅。
「………ふ、藤原さん」
「………………悪いね新郷神奈。まさかあんたがあの破壊神の妃だったなんてね。もっと早く気付いているべきだったね」
そう言って取り出したのは霖之助が持っていたのと同じ手配状。
それが徐々に燃えていき、煙が立ち込める。
「そうしとけば………こんな苦しまずに済んだのにね」
明らかな敵対意思を持っていると確信して天叢雲剣を構えた。
「新郷神奈並びに東雲橙矢。あんたらを幻想郷総力を持って潰させてもらうよ!」
「走れ新郷!!」
煙を突っ切って突っ込んでくる妹紅を横から蹴り飛ばして道を開かせる。
「ッ!邪魔するな橙矢ァ!」
「それはこっちの台詞だ妹紅!」
「新郷を殺すのがこの幻想郷を護る唯一の手段なんだよ……!」
「ふざけんな!そんな手段俺がぶち壊してやる!」
焔を上げる妹紅に一気に接近すると焔もろとも斬り裂く。
「ッゥ!」
怯んだところに腹を蹴りあげた。
「早く行くぞ!」
踵を返して神奈の手を取ると駆け出す。
「今はあんな奴の相手をしてる暇はない」
「待て!橙矢ァ!」
「ひ………」
「構うな!走れ!」
「仕方無い……!」
妹紅は手を上空に翳すと焔の塊を放った。
「何を………」
「……悪く思うなよ橙矢。これも幻想郷を救う為なんだから」
同時に橙矢の回りから多数の気配を感じた。
「まさかお前…………!新郷!早く行け!」
神奈の背中を強く押すとそれに続く。
「新郷はただここを真っ直ぐ走れ。間違えても振り向くんじゃねぇぞ!」
「そうはさせるか!」
雑草の中から慧音が飛び出てきた。
同時に橙矢は自分の目を疑った。何しろ慧音の頭から二本の角が出ていたからである。
「なんだそりゃ……!?」
「今宵は満月だからな、私は半人半獣。ワーハクタクだ。満月になるとどうも抑えきれなくてな」
「野蛮だなおい……」
「悪いな東雲。討たせてもらうぞ」
「寝言は寝てから言いやがれ!」
「それと、私だけに気を取られてて良いのか?」
「ッ!」
全力で神奈の方へと飛び退く。
それと同時に神奈に光の奔流が放たれる。
「くそ!」
刀を光目掛けて振り抜くと真っ二つに裂いた。
「さすがは橙矢だな。これを斬っちまうなんて………合わせろ妹紅!」
白黒の魔法使いが後方上空から弾幕を撃つ。
「承った」
前方に妹紅が待ち構えており、一枚のスペルカードを引き抜いた。
「不死〈火の――――ゴッ!?」
「邪魔だ!」
スペル宣誓中に殴り飛ばす。
「次!」
神奈の真横を通り過ぎると刀を魔理沙目掛けて振り下ろした。
「くそ…!」
マスタースパークを放とうとしていたミニ八卦炉で防がれるが力任せに地に叩き付けた。
さらに暴発寸前のミニ八卦炉を蹴り飛ばし、慧音に矛先を向けさせる。
「な――――――」
「消し飛べ」
放たれた不完全なマスタースパークが慧音を直撃した。
「ぐぁ……!」
「何してんだ橙矢!」
「お前らが襲ってくるからだろ」
喚く魔理沙に斬撃を浴びせると一瞬で近くの木の枝に着地する。
「…ッ橙矢!あんたそんなに強くなかっただろ!?」
「……………さぁ知らねぇな。お前らが弱くなっただけだろ」
「――――――だったら……!」
「あたいが相手になるよ」
「ッ!?」
橙矢の背後から声がして頭を下げて木から転がり落ちる。
刹那橙矢の頭があったところに鎌が薙いだ。
「死神までも呼んでいやがったか……!」
「いやぁ四季様の命でね。さすがに無視する訳にはいかないだろ?」
「…………小野塚小町。送る魂はひとつだけで良いだろ」
「破壊神の事かい?だったらもうひとつ魂が来るんじゃなのかい?」
「……………………黙れ」
足を強化させると目の前まで跳ぶ。その勢いで刀を振り下ろした。しかしそれは鎌によった防がれる。
「チッ!」
鎌の上から蹴り飛ばして距離を離させると腕を強化して――――
「遅い!」
目の前に小町が鎌を振りかぶっていた。
「は……?どわッ!」
混乱する頭を無理矢理冷静にさせると転がって避ける。
「そういえばお前の能力は瞬間移動の類だったな……」
「詳しく言えば〈距離を操る程度の能力〉だけどね」
「だから何なんだよ」
「油断大敵、覚えときな」
かなり離れた距離で小町の身体を捻り、鎌を振りかぶる。
「?何を…………ッしま…ッ!」
すぐに飛び退くが一瞬遅く、小町が目の前に来ると深々と肉を抉る。
「ガァ……!」
痛みに耐えて小町の腕を掴むと口を三日月の歪める。
「捕まえた……!」
刀をひくと一気に突き出した。
「この距離でかい…!?」
首を横に倒して刀を避けた。次の瞬間小町の腹にこれまでに喰らった事のない衝撃が奔る。
「う……ぁ…!」
吹っ飛んで後方にある木に激突した。
「……!あんた……ほんとに東雲なのかい……?」
「俺以外に誰がいる。お前の眼は節穴か?」
幻想郷の実力者達を蹴散らしてなお橙矢は誇る事もなく仁王立ちしている。
「来るなら来いよ幻想郷。俺はどんな手を使ってでもお前らを潰す………!」
刀を構えてその矛先を幻想郷全土へ向けた。
ぬあー。もうGWなんですね。特にすることはないからずっとケータイでも弄ってましょうか、、
では次回までバイバイです!