―破壊を司る神―
名前:シヴァ
能力:破壊する程度の能力・創造する程度の能力
職業:ナニソレオイシイノ(^q^)?
種族:神
・補足説明
絶対神ゼウスの命で幻想郷を破壊しに来た神様。ヒンドゥー教の神郡に属している。神様の中でもかなり位が上位の方で並大抵の神では太刀打ちすら不可能。サティーとは命を結んでおり、どちらかが命を落とすともう片方も死ぬ。それ故にサティーの生まれ変わりである新郷神奈を保護しなければいけない事態に。また一度見たスペルは彼の『創造する程度の能力』によりそっくりそのまま真似することが可能。ほぼチート。
「チートは神の特権だ!」
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描いてて思ったのですがかなり主人公っぽくなってしまいました。
ではではどうぞ。
橙矢は身体ごと回転して勢いを流すと足下を狙って薙ぎ払う。
「……!」
シヴァは後ろへ飛んで回避する。それを追うように斬撃を放つ。
即座にカリブルヌスを横に構えて受け止める。しかし勢いは止められず吹き飛んだ。
「うお……!」
壁に足を着けると橙矢目掛けて跳ぶ。
「フッ――――――」
短く息を吐き、シヴァに合わせて刀を薙ぐ。
しかし宙で回転すると刀を避け、脇を通り過ぎると橙矢の背後を取った。
すぐさま橙矢は反応して刀の柄でそのまま後ろを殴り付ける。が、それはシヴァの手によって止められた。
舌打ちすると柄を受け止めた手を殴り付けて放させると刀を地に突き刺してそのままシヴァの周りを大回りに駆ける。
ある程度走ると急停止して地ごと巻き起こして斬撃を放つ。引き摺ったことによって熱を帯び、紅く染まる。
「喰らいやがれ―――!」
「小賢しい!」
シヴァもカリブルヌスを振り下ろして斬撃を放ち、相殺させる。
「無駄だ無駄無駄!貴様のような空を翔ることも出来ない猿如きが俺に勝てるわけねぇだろ!!」
「仰る通りだ……!」
爆煙を突き抜けて刀を突き刺そうとする。
シヴァは地を内側から破壊して砕けた破片を壁として創造させた。
「なんでもありだなチート神…!」
壁に刀を突き刺して身体を回転し、車輪のように壁を伝って乗り越える。
「そんな芸も出来るのか……!?」
「驚く事でもねぇだろ!」
壁を蹴ってシヴァへと迫り、刀を振り下ろす。対抗するようにシヴァもカリブルヌスを振り上げた。
「………!」
何を思ったか橙矢は鞘を横に構えてそれに足を掛けると反対側に跳んだ。
カリブルヌスが地に触れた瞬間激震が走り、そこの地が抉り取られた。もし受け止めていたら天叢雲剣は無事だったかもしれないが橙矢の腕は骨もろとも破壊されていた。
「なんつー威力だ……」
冷や汗が背を伝ってシャツと皮膚が密着する。
「よく気が付いたな東雲橙矢。そこは褒めてやる」
「………それはどうも。嬉しくないけどな」
「ハハッ、確かに言えてるな。……それじゃあ行くぞ!」
橙矢にカリブルヌスを先を突き付ける。
(この構えは………ってやべぇ!!)
慌てて横に全力で跳んだ。直後橙矢の真横を紅い閃光が貫く。
「〈全人類の緋想天〉……躱されたな」
「いきなり何しやがる……!だがこれで……!」
一気に跳躍して天井に張り付くと斬撃を連続してシヴァの周り目掛けて放った。
「小癪な!」
橙矢に全人類の緋想天を放たれる。
「ッ!」
天井から離れて地に下り立つと少ない妖力を込めて刀を地に突き刺した。
「何を………――――ガァ!?」
先程引き摺ったことと斬撃が放たれたことにより、パチュリーが編み出したシヴァと神奈を繋ぐ経路を切断させる魔方陣が出来上がっていた。
そこの中央にシヴァがいて、魔力や妖力、何でもいいから注げば魔方陣が発動する仕組みだ。
「グ………ガ……ァ貴様……!」
シヴァが苦しそうに悶える。
「これで……どうだ」
ひとまず魔方陣が展開してくれたことに安堵して大きく息をついた。
が、魔方陣は破壊された。
「ッ!?何だと……!」
「………今のは効いたぞ東雲橙矢。中々小癪な手を使ってくるな」
心臓部分を擦りながらカリブルヌスを片手に歩み寄ってきた。
「……まさかすぐに破られるとは思わなんだ」
すぐに気を引き締め、刀を構えながら後ずさる。
「当然の結果だ。俺を誰だと思ってる」
「もう少しばかり持つと思ってたんだが……」
「悪いな。破壊神なもんで………っと」
破壊神の重心が傾き、神奈の方へ駆け出した。
「な―――――」
シヴァがカリブルヌスを神奈に突き出して――――って。
「何してんだ!?」
足を強化させると間に割って入り、刀を振り抜いてカリブルヌスを受け止める。
「やはり受け止めたか東雲橙矢。貴様の弱点は我が妃。つまり新郷神奈だ」
「――――!」
シヴァはもう一度カリブルヌスを振り上げると横から叩き付けた。腕を強化して受け止めようと試みるがあまりの威力の大きさに吹き飛んで壁に激突した。
「う……ガ…………―――!」
顔をあげると同時に身体を横回転させて目の前に迫っていたカリブルヌスを避ける。
「さっきまでの威勢はどうした?まるで別人じゃないか」
次々に降りかかる斬撃をあしらいながら距離を離して壁に刀を突き刺し、足を振り上げてその場で一回転してさらに腰を捻って地に着くと刀を壁ごと振り抜いた。
瓦礫がシヴァに飛んでいくが全て一瞬にして崩される。
「そうくるだろうな!」
崩れゆく瓦礫の中を突っ切ってシヴァに接近する。薙いだカリブルヌスを脚で地を滑って避け、下から顎を殴りあげる。
「ッ!?」
脳が揺れて一瞬だが判断が遅れる。立て続けに足を振り上げてさらに蹴りあげると蹴りあげた足で踵落としを顔面に入れ、刀の柄で殴り付けて吹き飛ばした。足を強化して一瞬で追い付くと刀で背を裂いた。
「グ………ォ…!」
腕を蹴り抜いて無理矢理回転させると腹に刀を突き刺し、強化した足で蹴り飛ばした。
「カハ……ッ!」
シヴァの口から血が垂れ落ちて白い床を紅く染める。
「……今のは中々いい攻撃だったぞ」
「ほざきやがれ駄神。まだ全力を出してないくせによく言うな」
「さすがに分かるか」
せせら笑ってカリブルヌスを構えると橙矢に迫る。
橙矢は逃げるように天井目掛けて跳び、それをシヴァが追いかける。
「しつこいな……!」
天井を蹴って再び床へと向かう。シヴァは天井に張り付くと先程の橙矢同様斬撃を放つ。
「マジかよ!」
刀を床に突き刺して身体全体をバネにすると一度も地に足を着かずに跳躍して斬撃を避ける。
「チッ…!」
シヴァは宙に浮いた橙矢の顔を掴むと地に叩き付けた。
「―――――!?」
カリブルヌスを橙矢の顔面目掛けて振り下ろす。反応して顔を逸らすと避けた。威力で吹き飛ばされるが壁に着地してシヴァへと跳ぶ。
聖剣同士が激突して激しい光を放つ。
「ッッ!」
反射的に瞼を閉じてしまう。それと同時に衝撃が身体を叩き、撥ね飛ばす。
刀を地に突き刺して無理矢理止まると足を強化させるとカリブルヌスを振り抜いたシヴァに一気に迫る。
振り抜いた体勢から振り上げたカリブルヌスを蹴り飛ばして身体を捻って目の前で刀を振り抜き、斬撃を飛ばした。
「この距離で撃つか……!?」
上半身を仰け反らせて避けられる。
「くそ……」
シヴァが足を振り上げて橙矢の腹を蹴りあげる。
「ぐ……!」
慌てて防いだが威力は身体を貫く。すぐさまシヴァの足を掴むと勢いをつけて顔面に蹴りを入れる。そして足を放してシヴァの背後を取り、首を絞めにかかる。
「貴様……!」
首の筋力だけで橙矢を持ち上げて地に叩き付けた。
「馬鹿力にも限度ってもんがあるだろ!」
刀でシヴァの足を斬りつけてバランスを崩したところで殴り付ける。さらに斬りつけようと試みるがカリブルヌスの分厚い刀身で殴り飛ばされた。
「〈全人類の緋想天〉!!」
吹き飛んだ橙矢に追い撃ちをかけるように紅い閃光を放つ。
「こんなもので……!」
腕を強化させると下から斬り上げ、軌道を逸らした。振り上げた状態から刀を振り抜いて斬撃を飛ばした。
「弱いな」
目の前に迫っていたシヴァに受け止められた。
「――――――!」
直感的にマズいと判断し、慌てて後ろに跳ぼうとする。それよりも速くカリブルヌスが橙矢の脇腹を貫く。
「―――――ッアアァァ!?」
血が口から吐き出される。それを耐えるとカリブルヌスの刀身を掴んで身体から抜くと横から殴り付けた。
「ッ」
殴られた方に回転させると続いて顔面を殴り飛ばした。
殴り付けた腕を掴まれて頭突きされる。
「――――ッ!」
身体が仰け反り、そこに腹を殴り付けられて吐き気が込み上げてくる。破壊神は手を止めることなく先程カリブルヌスが貫いた箇所を足の爪先で抉った。
「ガ……!」
あまりの激痛に視界が真っ白になる。
「おらよォ!」
胸ぐらを掴み上げられて地に叩き付けられて肺の空気が全て出ていく。
「ッ………ゴホッ、カハッ!?」
少し打撃を喰らっただけなのにも関わらず全身に激痛が奔る。
「くそ………」
片膝が崩れ落ちるが何とか耐える。脂汗をかきながら挑発的な笑みを作った。
「………俺を外の世界に帰すのがあんたらの目的じゃないのか?殺したら元も子もないだろ」
今更ながらの思い付きで命乞いをしてみた。だがその答えは鼻であしらわれただけだった。
「少し貴様は勘違いしてないか?俺は確かにお前を外の世界に帰す、と言ったな。だがそれは二の次の目的だ」
「……………何?」
「これを言ってもまだ分からないか?……つまりだ、本当の俺達神群の目的は東雲橙矢を幻想郷から除外させる。どんな手を使ってでもな。殺してもだ」
「ッ!」
「とにかく幻想郷からお前という存在を消せばいいだけのこと。それを俺は優しく外の世界に帰そうとしたんだが……あまりにも貴様が激しく抵抗するから強行策に出させてもらった」
「………!」
「まさか今更命が惜しくなったか?」
「………ハッ、馬鹿言えよ駄神……!」
身体を持ち上げて立ち上がる。
「新郷を置いて外の世界に行くくらいだったら死んだ方がマシだ」
刀を真っ直ぐ破壊神に向ける。
破壊神はそれを冷ややかな目で見下す。
「……………ハン、今のが俺の最後の慈悲だったんだがな……完璧に断られちまった」
シヴァは苦笑いすると一変、それまでとは違う覇気を身に纏った。
「――――――!」
冷や汗が大量に出てくるがそんなの気にしていられる余裕今の橙矢には無かった。
「こうなっちまったら仕方ねぇ……。東雲橙矢、もし死んだら俺じゃなく自分を恨めよ。なにしろ俺の慈悲を何回も無下にしたんだからなァ!!」
橙矢の視界からシヴァが消える。と同時に後ろから蹴り飛ばされた。
「ッ!?」
(何があった………!見えなかったぞ!?)
受け身を取って視野を広げる。しかしシヴァの姿は見えなかった。
「まさか……ッ!」
頭を下げるとその上をカリブルヌスが轟音を鳴らして振り抜かれる。
「そこか!!」
強化した拳で顎を殴りあげた。しかし、
「…………何してんだ?」
腕を掴まれると壁に叩き付けられる。それだけでは終わらずに投げ飛ばされて地を転がる。
「ッ…………!」
顔を上げるとカリブルヌスが目の前に迫っていた。
「うわ……ッ!」
慌てて刀で防ぐが吹っ飛ばされる。
「くそ!」
指先を強化して地に突き刺して止まる。運動エネルギーが急に逆方向へと向いたことによって激痛が奔ったが知ったのとではない。
「そうくると思ったぞ」
「え――――――」
横から声がして慌てて刀を振り上げる。が下からカチ上げられて仰け反る。
「しま―――――!」
「あばよ東雲橙矢」
カリブルヌスが橙矢目掛けて突き出される。
「…………ッ!」
腕を強化させて仰け反った状態から刀を振り下ろす。だが間に合わない。カリブルヌスの剣先が橙矢の心臓に向かい、
肉が引き千切れる音が響いて心臓を貫いた。
やっぱり戦闘シーン表現するの難しい……
では次回までバイバイです!