「暑い…何故?俺は焼きそばを作らないとならん」
「お兄ちゃんが部屋で機械を弄ってばかりだからです!
親戚の知り合いが海の家でバイトをしてみないか?って言われましたから、お兄ちゃんにも手伝って欲しいんです」
あれから、未来と一緒に暮らすことになった
余ってる部屋を借り
あるライダーシステムを作っていたんだが…
未来がいきなり部屋に入って来て
ある物を出し 俺はそのまま…未来に連れて行かれた…
だってさ…未来が作る
卵焼きが旨いから仕方ない…
「何故…俺が…」
「お兄ちゃんって料理を作るのがうまいからね~」
まぁ、料理を作るのは嫌いじゃない…
ホームレスの頃も食える料理を作っていたからな…
真はヘラを動かしながら
焼きそばを焼いていく。
「私は掃除してくるから、お兄ちゃん!焼きそばをお願いね!」
未来は真に頼み
雑巾を持ち
掃除に向かう。
「…はぁ…まぁ、いいか…」
真は真 自身
嫌では無かった
初めて 家族を知った真
真の心は変わり始めたのかも知れない。
「すいません!焼きそばをください!」
「…何個だ?」
「えっと…その…二つで」
「わかった…」
真はヘラで焼きそばを掴み
入れ物に入れていく
そして、入れ物に入れて
輪ゴムをつけ 割り箸を着け
女性に二つの焼きそばを渡した
「1000円だ…」
「あ、はい…」
女性は怯えながら
真に1000円を渡した
「…毎度どうも」
真はレジにお金を入れ
真はまたヘラを掴む
「……」
真は無表情だった
今までバイトもしたことも
人と話すことも無かったからだ
今まで、戦いの中にいた真
沢山の敵を殺して来た
沢山の敵を作って来た
救える命は助けた…
だが、報わなかった。
ーーーーーーーーーーーーー
あの頃はまだ輝いていた。
前世の俺…
「俺はヒーローになりたい!救える命があるなら
俺は救いたいんだ!!」
そして、
俺は初めてヒーローになった
辛いこともあったが
最初は誰かを救う為にガムシャラに戦った。
「これでも食らえ!」
<<ONE・TWO・THREE>>
「ライダーキック!!」
<<RIDER KICK>>
『グオォォォォォォ!!』
俺は最初の頃は
主役ライダーで戦っていた
人を襲うはぐれ悪魔を倒すために
初めては、仮面ライダーカブトになった
それから、あらゆる仮面ライダーにも変身した…
だけど……俺は仮面ライダーの力で…
初めて…人を殺してしまった。
「あ、ぁ………ア゛ァァァァァァァ!!」
夢を守る為に変身した
仮面ライダーファイズ…
俺ははぐれ悪魔ごと人を殺してしまった
クリムゾンスマッシュの威力が高過ぎて
俺ははぐれ悪魔とともに人を殺した
俺は主役ライダーになることを
恐れた…罪から逃げてしまった…
それから、仮面ライダーの力を狙う者が増え
俺は…ダークライダーの力を使ってしまった
俺ははぐれ悪魔や襲いかかる敵を殺していった
それから、俺は壊れたのかも知れない…いや、
転生してから壊れていたかも知れない。
「お兄ちゃん?お兄ちゃん!!」
「!…未来か」
「大丈夫?顔色が悪いよ?」
「大丈夫だ…慣れないバイトをしたからだ……未来
余った焼きそばで昼飯にするぞ」
「うん!!」
今は
俺は未来を守る…
それが俺が出来る唯一の罪滅ぼしだ…