真は特殊感染者の本を鞄に入れ
図書室を後にした
真は三階に上がると
そこには由紀の姿があった。
由紀「あ!まーくん!どこに行ってたの?」
「…由紀か…ちょっと図書室にな…由紀はどうしたんだ?」
由紀「えへへ!自由研究を何にしようか考えてたんだ!」
「自由研究?…」
由紀「うん!めぐねぇがね!夏休みにする自由研究を宿題で出したんだよ!」
由紀は笑顔で真に話しかける
「…そうか…自由研究は何にするんだ?」
由紀「まだ決めてないんだ…そうだ!まーくん!
ゆきの自由研究 一緒に手伝って!」
「…あぁ…いいが…」
由紀「ありがとう!まーくん!」
真と由紀は取り合えず
屋上に行き 屋上農園に行くと
そこには、悠里の姿があった。
悠里「あら?由紀ちゃんに真君 どうしたの?」
「…いや、由紀の自由研究を手伝いでな…」
由紀「自由研究 何にしようか考えてるんだよ!」
悠里「そうなの?ふふふ 」
悠里は笑みを見せ
二人に近付く
由紀「そうだ!りーさん!何か手伝うことある?」
悠里「あら?大丈夫なの?じゃあ、一緒にトマトの収穫を
手伝ってくれる?」
由紀「うん!」
「あぁ…」
由紀と真は軍手を着け
悠里の指示の元
トマトの収穫をした。
「…暑いな」
悠里「夏だもんね…」
照らされる日差しが
屋上にいる三人を襲う
由紀「そうだ!!まーくん!りーさん!私、決めた!」
由紀は大声で
真と悠里に言った
由紀「夏だから!皆でプールに入ろうよ!」
「…プール?」
悠里「確か 奥にプールがあるけど…掃除しないとね」
由紀「うん!掃除して
水泳がしたい!!」
「…わかった…悠里…掃除道具はあるか?
…暑いとプールも悪くないだろう…」
悠里「そうね…じゃあ、皆に知らせてくるわ
掃除道具はあのロッカーの中にあるわ」
「わかった…皆は水着でも着てくるといい…
プールを掃除して水を入れる…」
由紀「由紀も掃除 手伝うよ!」
悠里「じゃあ、私は皆に知らせてくるわ」
悠里は皆に知らせる為に
屋上から離れ
真と由紀はロッカーから
ブラシを持ち
プールに行く
「…そんなに汚れはないが…ブラシで擦り
綺麗にする」
由紀「わかりました!まーくん隊長!」
真はホースに水を流し
ブラシで汚れを擦り
綺麗にしていく
由紀「あはは!まーくん!見て見て!虹だよ!」
由紀はホースで水を上に向けると
一つの虹が現れた。
「…虹か」
由紀「うん!綺麗だね」
真は虹を見て
こんな絶望した世界で
平和だと思えた気がした。
その後
真と由紀は掃除を終わらせ
「…さて、水を入れるか…由紀
水着に着替えて来い…俺はプールに水を入れている…
由紀は皆を呼んでくれ」
由紀「はーい!」
由紀も屋上から離れると
真は一人になり
プールの水を入れ
大量の水がプールに溜まった
「…俺も着替えるか」
真も着替える為に
教室に向かった。