「…スゴく楽になった気がする」
慈「真君は頑張りすぎですから」
「…話すと楽になる…」
真は慈と話
少し真にのし掛かる罪が軽くなった気がした。
すると、真の直感が嫌な知らせを
呼び覚ます
「…慈先生」
慈「ど、どうしましたか?」
「大勢の気配を感じた…恐らく…
ゾンビたちがここを目指している」
慈「そ、そんな!早く避難しないと!!」
「…いや、避難しても 特殊感染者がいる場合を考えると…
避難は難しい」
慈「でも!」
「慈先生…頼みがあります
俺が奴らの注意を引くから…みんなを地下に…
地下に行けば 脱出 出来る…」
慈「そんな…真君が!」
「後がない…俺も簡単には死にません…
みんなが脱出後 俺も避難します」
真はエンジンブレードとブレイクガンナーを持ち
教室の扉を開ける
「…では」
慈「! 真君!!」
真は教室を飛び出し
大量の気配が感じる場所に向かった
その場所は…
「おいおい…ゾンビたちの集団登校か?」
入口の門に集まる
ゾンビたち
かなりの数のせいで
門が突破される勢いだった。
「…変身が出来ない状態で戦うのは厳しいか…」
『おい その為に俺がお前の夢に出たんだ
分かるか?鏡 真』
「夢の…そうか…アンタが…」
『あぁ 俺がお前をこの世界に連れて来た
俺の後継者に相応しいか…』
「で?…その後継者には相応しいのか?」
『あぁ…びっくりするぐらいにな…俺と違った強さを持ち
弱い者を助ける強さ…俺の後継者には相応しい』
「なら、アンタの力を貸してくれ」
『いいだろう…正し
貸すんじゃない…託すんだ』
夢に現れた化け物は
赤黒のコートを着た青年の姿に戻ると
青年は粒子になり
真の腰 辺りに粒子が集まり
粒子は一つのドライバーに変わった。
そのドライバーは
刀がついたベルトになった。
「…久しぶりだな…戦極ドライバー」
真は戦極ドライバーを撫で
ゾンビたちを見る。
「…何故だろうか…こんな状況なのに
かなり落ち着ける…託された力をどう使うか…
決まっている…俺は大切な者を守る為に使う!
例え 悪と呼ばれても!それが自分自身の信じた
正義だからだ!!」
真はバナナの錠前
バナナロックシードを取り出した。
《バナ~ナ》
指でクルクルとバナナロックシードを回し
戦極ドライバーにセットした。
《lock on!!》
クラックからバナナの鎧が
真の上で待機する
ドライバーから
ファンファーレのような音楽が鳴り響く
真はブレードを上に上げ
バナナロックシードを斬ると
『カモンッ!』
バナナが真の頭にかぶり
ライドウェアの兜【バーンカスク】が覆い、上からメットパーツが取り付けられる。それと同時に、バナナアームズが展開し、胸部・背面・両肩を覆う鎧となる。彼の右手には剥き身のバナナのような奇抜なデザインの槍【バナスピアー】が出現する。
『バナ~ナアームズッ! ナイト・オブ・ス~ピアーー!』
アームズの展開完了と同時に兜のバイザー【バーンサイト】が輝き、鎧から黄色い果汁のような液体が吹き出た。
バナスピアーの刀身を左手の甲の上に添えて構え、切っ先を目の前のゾンビたちに向ける。
「俺は『バロン』…『アーマードライダー バロン』だッ!!」
ついに変身
やっと…やっとだよ