「やってしまったか…」
俺、鏡 真は
財布を落としてしまったことに気付いた
「仕方ない…探すか…」
俺は自分の財布を探す為に探そうとすると
「あの~」
声がしたから振り返ると
後ろに何かバカそうな男が居た
「何だ?」
「えっと…この財布…貴方のですよね?」
男は一つの財布を真に見せると
真は
「拾ってくれたのか?…」
「まぁ、そうですね? 財布を落としたのが見えたので
走ったんですが 貴方が凄く速かったので…何故、歩いているのに走った僕より速いのか分からなかったですよ」
男は真に財布を渡すと
真は男にお礼をすると言ったが
男は笑いながら
「お礼なんかいらないですよ!それに困った人を助けるのは当然ですから!じゃあ!お兄さん!財布を落とさないでくださいよ!」
男は笑いながら
走り去った。
「変わった奴だな…それに…
アイツからヤバイ気を感じたからな…」
真は歩き出す
前に歩き出す
笑顔を守るために
今日だけは…
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ー男ー
初めまして!僕は吉井 明久って言います!
さっき見た目が怖そうなお兄さんに財布を渡して
帰る途中に…
「「「待てや!ゴラァ!?」」」
不良たちに追われています!助けてください!!
何故、こうなったのか?って言いますと…
さっき笑顔で走っていたら
不良たちにぶつかり追われています!
「だ、誰か助けてー!!」
僕は逃げるしかない!
あんまり喧嘩はしたくないし!
僕は近くの路地に入るが
そこは行き止まりだった。
「しまった!!」
「へっへっへっ…逃げ場はないな」
不良たちは手をボキボキと鳴らしながら
僕に近付いて来る。
「覚悟しろや?」
不良の一人が拳を後ろに引き
思い切り僕を殴る体制に入る
僕…殺されるのか…と
心の中で呟いた。
「死ねやァ!」
「逆にお前が死ね…」
ドスッ!と響く音
不良の腹に拳が埋まり
不良は苦しみの表情を見せながら
地面に倒れた。
「お前は誰だ!」
「よ、よっちゃん!!」
不良の二人は仲間の不良が突然
倒れると横に居た男の存在に気付いた
「あ、貴方はさっきの…あ、ありがとうございます!」
「あぁ…さっきはありがとうよ…お前が追われているのが見えたからな…お礼で助けた…感謝はするな…」
「てめぇ!よくもよっちゃんを!!」
不良が真に襲いかかるが
真は余裕の表情を見せ
不良の横腹に蹴りを入れると
不良はさっきの不良と同じに苦しみながら
地面に倒れた。
「ひぃ!?た、助けてー!」
仲間の二人がやられたのを見て
不良が逃げた。
真は吉井に手を貸し立たす
「えっと…あの…」
「無事ならいい…気を付けて帰れ」
真はそう言うと
振り向く
「あの!名前を!僕は吉井 明久です!助けてくれてありがとうございます!貴方は?」
「…俺は鏡 真…覚えなくていい」
そういい残し
真は去って行った