魔法少女リリカルなのは~チートな主人公の頑張り物語~   作:てりー

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第十四話

前回のあらすじ:フェイトを治しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDEリンディ

 

現在、私たち戦艦アースラのメンバーは第97管理外世界に来ている

 

わざわざこんなへんぴな場所にやってきたのは、小規模ながらも次元震が起こっているからだ

 

 

「皆、今回の旅はどう?」

 

 

各スタッフからの返答を聞くが、航行的には何も異常はない

 

懸念要素といえば、あの少年と二人の少女かしらね

 

特に、二人の少女は、また確実に戦うだろう

 

そうして、もしまた次元震が起こったら危ないかもしれない

 

そうなる前にこちらも動かなければね

 

何しろこちらには切り札がいるのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

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ケンカ続行中

 

何かって?なのはとアリサだ

 

なのはとすずか、アリサとすずかが喋ることはあっても

 

なのはとアリサが喋ることはない

 

というか、なのはが視線を向けるとアリサが避ける

 

そこまでツンケンしなくてもいいとは思うのだがなぁ

 

いつも仲の良かった2人が喋らないというのはクラスメートにとっても異質のようで、結構話題にものぼっている

 

さっさとなんとか出来ないもんかね

 

まぁ、あともう少しだ

 

夏までにはジュエルシードも終わると思うし

 

そうしたらパーッと遊べばいいか

 

 

 

 

 

 

夕方

 

 

ドクン

 

慣れきった感覚

 

直ったレイジングハートを持ったなのはと共に、ジュエルシードの近くにいくと、そこには木の化け物がいた

 

……でかいな

 

あの木ほどではないが、トップクラスに入るでかさ

 

 

ドガァン!!

 

 

これは、フェイトか

 

フェイトが放った光弾は全てバリアで止められた

 

そして、それに怒った化け物は何本もの根っこをだしてくる

 

 

「なのは、ユーノは俺に任せて高く飛べ!!」

 

 

ユーノを抱いて少し離れる

 

 

「アーク…セイバー!!」

 

「ディバイーンバスター!!」

 

 

ほぼ同時に放たれた斬撃と砲撃、化け物もバリアで受け止めるが苦しそうだ

 

後一息

 

 

俺は、昼の間最強、王を守り続けた騎士の剣をとりだして化け物に近づく

 

 

「さて、よく持ったが、これで終わりだ」

 

 

なのはとフェイトの攻撃を防ぐのに夢中になっている化け物に攻撃はない

 

 

「この一閃で、進むべき道を切り開く!!『転輪する勝利の剣

エクスカリバー・ガラティーン

』!!」

 

 

踏み込んで直接斬撃を放つ

 

アーサー王の剣が極光ならば、この剣は爆発

 

轟音が鳴り響く

 

 

グオォォォォ

 

 

断末魔と共に散っていった

 

 

 

 

さて、頭を切り替えろ

 

いま重要な事はなんだ?

 

俺にとっては、二人に何も制約なく、気持ちよくの対決をしてもらうこと

 

また暴走させないように見張り、最悪破壊すること

 

 

俺が切り替える間に、二人はジュエルシードの前に立って無言でにらみ合っている

 

 

空気が凍る、いや違う

 

これは嵐の前の静けさとでも言うべきか

 

熱が吸い込まれていく

 

放出する準備が整った

 

さて、4度目の戦いが始まる

 

 

まずは格闘戦

 

フェイトの鎌がなのはの杖が、唸りをあげる

 

さぁ……どうなる?

 

 

 

「ストップ!!」

 

 

 

……誰だこいつ?

 

 

素手でレイジングハートを、デバイスでバルディッシュを防ぎ、髪から足まで漆黒の服に身を包んだ少年が現れた

 

 

「時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ

 

市街地での戦闘は危険だ、執務官権限で止めさせてもらう」

 

 

ふむ、時空管理局というと、ユーノが話していた組織だな

 

どうする?相手は仮にも次元世界のアメリカ的存在(少し違うが)

 

ここは素直に従ったほうがいいのかな

 

 

「はじめまして、俺の名前は石神剣介といいます

 

今回はどういうご用件で時空管理局の方がいらっしゃったのでしょうか」

 

 

極めて丁寧に質問をしてみる

 

まずは下手にでて様子をうかがう

 

 

「さっきも言ったとおり、ここでの戦闘行為の中止と、君たち三人からの事情聴取だ」

 

 

話を聞く限り、別に危険はなさそうだな

 

しかし、驚かなかったということと確認もせずに三人と言ったことから、俺の存在も知っていたということか

 

 

「フェイト、トンズラこくよ!!」

 

 

3~4個の光弾とともにアルフの声

 

くそ、こんなことしたら反撃くらうのは目に見えているだろうが

 

土煙があがるが、その前にフェイトがジュエルシードのところに向かったのでそこまで走る

 

手には、紅き7枚の花弁を模した盾

 

1枚1枚が古の城塞並の堅さを誇る最強の盾

 

視覚が失われているので、ほとんど感覚で前に掲げる

 

 

「『熾天覆う七つの円環

ロー・アイアス

』!!」

 

 

ギャイン!!

 

投擲武器ならば、Aランク宝具をアーチャーの苦手な投影でも防ぐことができる最強の盾は、クロノの牽制攻撃程度では傷一つついていない

 

 

「ジュエルシードなんてどうでもいいからサッサとフェイトを連れて帰れ!!」

 

 

アルフが呼応して無理やりフェイトを連れて行った

 

ふぅ、ひとまず安心

 

 

「なぜ邪魔した」

 

 

冷静に聞いてきた

 

実戦経験も豊富か……厄介だな

 

 

「別に、ただ守りたい人を守っただけだ」

 

 

「今のは公務執行妨害と捉えられてもしかたがないことだぞ」

 

 

まぁ……確かに

 

 

「それについてはすまなかった

 

さっき事情聴取をしたいと言っていたよな

 

それの同行で手を打ってはくれないか?」

 

 

事情聴取となれば、あくまで任意同行のはず

 

ならば俺たちを強制的に連れて行くことはできない

 

さて、相手はどうくるかな

 

 

ブオン

 

 

いきなり空中に画面が浮き出て、まだ30歳になったかなっていないかくらいの若い女性の顔がでてくる

 

 

「はじめまして皆さん、戦艦アースラの艦長、リンディ・ハラオウンです

 

あなた方の要求を呑ませていただきます、アースラに来てください」

 

 

腑に落ちないことが一つある

 

そこの方でなく、そこの方々と言ったよな

 

俺は行くといったが、なのはも連れて行くとは言っていない

 

 

「ちょっと待ってください

 

俺は確かに行くと言いましたが、なのはは言っていないはずです」

 

 

正直、どんな目にあうかも分からないから、なのはについてきて欲しくない

 

でも性格的には、ついてくるって言うんだろうな

 

 

「な、なんでそんなこと言うの?

 

私も行くよ」

 

 

は~、まぁいいか

 

何かあっても絶対になのはだけは守りきると誓って、俺はアースラとかいうところに転送した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDEリンディ

 

危なかった

 

あの女の子がついていかないと言ったらどうしようかと思った

 

私の見立てだが、女の子のほうは間違いなく天才

 

この歳であれだけの砲撃を打てる子供なんて一人いるかいないかだろう

 

あの子が戦力となってくれるなら大歓迎だ

 

そしてあの男の子、デバイスも持たずにSランクの攻撃を放ち、牽制とはいえ、AAA+ランクのクロノの弾を軽く防いでみせた

 

あれが真名解放と言うのだろう

 

できればこちらの技術に応用したい

 

あの方は秘匿するものだ一点張りで教えてくれなかったが、あの子なら教えてくれるかもしれないから

 

 

置いてある緑色の甘いお茶を楽しんでいると、私の部屋の扉が開いて、待ち人達がやってきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

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光り輝く部屋に着いた

 

後ろには巨大な魔法陣、無機質というわけではないが、かといって豪奢でもない部屋

 

 

「ここって……」

 

 

不安そうななのは

 

ユーノによると時空管理局の時空航行船の中だという

 

本当にSFだな

 

時空……か、ゼル爺の平行世界とは全然違うし、どちらかというと宇宙の支配者

 

スターオーシャンでいう銀河連邦みたいなものなのだろう

 

 

俺は漫画知識で強制的に納得したが、なのはは出来ていないようす、ユーノもどう説明すればいいのか困っている

 

 

「ユーノ、要するに俺たち以外の星にも人が住んでいて、それを統括する機関ってことでいいんだよな」

 

 

出来ているかどうか分からないが、一応の要約をしてみた

 

これでなのはも少し納得してくれたようだ

 

 

 

「ここではバリアジャケットなどを解除してくれるとありがたい」

 

 

クロノに言われてなのはが解除する

 

 

「そこの君も」

 

 

……俺?

 

何も着ていないが

 

 

「そうですね」

 

 

ユーノが返事をした、な~んだユーノのことだったのか……ユーノ!?

 

もしかして……アルフみたいに変身するのでは……

 

 

髪は金に似た茶色、服は洗練された民族衣装のような、女顔の少年が現れた

 

 

「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

「……うっそ」

 

なのはの絶叫に俺の呟き

 

 

「たしか、この姿になるのは久しぶりだよね、なのは、ケン」

 

 

いや、少なくとも俺は初見だが……

 

なのはの方に目を向けても、なのはは目を逸らす

 

 

「あれ、最初に会ったとき、この格好じゃ」

 

 

「「なかったぞ(よ)」」

 

 

ビックリの告白をうけてしまった

 

 

 

 

 

 

 

「艦長、きてもらいました」

 

 

クロノに続いて部屋にはい……

 

 

部屋には美しい盆栽

 

ずっしりとした安心感を与えてくれる茶釜

 

心地よい音が心を吹き抜ける鹿威し

 

 

「お疲れさま」

 

 

赤い絨毯の上に正座している人は、この風景にはまるで似合わないだろうエメラルドグリーンの髪をした、美しい人だった

 

 

ってなんだこの部屋 

 

 

たぶん、ユーノはこういう日本文化を知らないのだろう

 

呆気にとられている俺となのはを不思議そうにみてきた

 

 

 

 

現在、どういう経緯でジュエルシード捜索にあたったのかをユーノが説明した

 

 

「なるほど、あのジュエルシードを発掘したのはあなただったのですね、スクライアの一族とは聞いていたのですが」

 

 

しみじみと頷く、リンディさん

 

 

「僕が責任を持とうと」

 

 

重たい言葉で話すユーノ

 

 

「立派だわ」

「でも無茶だな」

 

 

正義感に燃えているクロノとのバランスを上手くとるリンディさん

 

出来る人というのはこういう人なのだろう

 

人を配置すべき場所に配置して、なおかつ自分の得意なところはしっかりと出す

 

素晴らしいと思う

 

まぁ、ちょっとクロノの言い方はキツいが

 

 

 

そして一通りの説明を受けてリンディさん達の出した答えは

 

ジュエルシードの回収は時空管理局が全権を持つというもの

 

 

俺は予想していたから平気だが、なのはは驚いていたし、絶望的な顔をしていた

 

 

「まぁいきなり言われても困るわよね。いいわ、明朝までに返事を聞かせてください」

 

 

「前の場所に転送するということでいいかい?」

 

 

有無を言わさぬクロノの言葉に、なのはは黙らざるをえなくなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDEクロノ

 

今、僕は戦闘の映像を見ている

 

 

「二人ともすごいねぇ。魔力だけならクロノ君を上回るんじゃない?」

 

 

エイミィの言葉にムッとする

 

 

魔法は魔力だけで決まるものではない、状況に合わせた応用力と、的確な判断力だ

 

そう伝えるけど、軽く流されてしまう

 

僕はエイミィには適わないんだろうなと、本能で理解した

 

 

「わ……何あれ」

 

 

画面をみると、ちょうど石神剣介とかいうやつが、剣を振って大爆発を引き起こさせていた

 

 

「推定ランクS……なのに全く反動もなければ疲弊もない」

 

 

驚きの声をあげるエイミィ

 

そう、僕も不思議だった

 

あの魔法?には非殺傷設定がついていなかったからだ

 

 

「石神剣介……危険だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

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夕食を食べ終えて、俺はなのはとユーノとこれからどうするかを話し合っていた

 

 

「えっと、ケンはどうするつもりなの?」

 

 

それは決まっている

 

 

「俺はなのはについていくだけだよ」

 

 

本音を言えば、こんなことは止めて欲しい

 

もしかしたら止めるべきなのかもしれない

 

でも、俺はなのはの意思を尊重したい

 

どれだけ本気なのかを知っているから

 

 

「私は、ここで止めたくない

 

やっとあの子と、フェイトちゃんと対等に戦えるようになったのに、やめたくない」

 

 

じゃあ、決まりだな

 

 

 

 

 

「……というわけで、なのはの魔力の事もありますし、そちらにとっては悪い話ではないかと」

 

 

現在交渉中

 

やはりクロノは渋い顔をしてダメだと言ってきた

 

これは想定内なので、今度は向こうにとってのメリット

 

すなわち、戦力的な面での増強の話をした

 

前から、なのははバカ魔力だと聞いていたので

 

たぶん、戦力として欲しいだろうと思ったのだが、この作戦はハマったようで、クロノが更に渋い顔になり、横にいるリンディさんの顔は心なしか輝いて見える

 

 

「わかりました、なのはさん達の乗艦を認めましょう」

「艦長!?」

 

 

よっしゃ!!交渉成功

 

 

「ただし、

管理局所属待遇の魔導師であること

 

指示には絶対に従ってもらうこと

 

皆さんの能力を把握するために、自分の力は全て教えること

 

この3個を守ってもらいます」

 

 

……おかしくないか?

 

一つ目と二つ目は分かる

 

一つ目は、むこうとしても管理局手伝いでもないのに子供を事件に関わらせるわけにはいかないのだろう

 

二つ目も、組織に協力するなら当然のことだ

守かどうかは分からないが

 

しかし、三つ目は必要なのだろうか

 

これまで見たところ、魔導師の戦闘は基本的に個人戦

 

ならば、周りに迷惑がかからないから教えなくてもいいのではないか?

 

 

「ちょっと待ってください

 

最初の二つは納得したけど、最後は納得できません

 

最後のは撤回させてもらえませんか?」

 

 

だが、むこうとしても、ならば関わるなと言える以上、強気にでてくる

 

 

「それは、いけません

 

指揮官として部下の能力は把握しておかねばダメです」

 

 

くそっ、理由ももっともだ

 

こちらは秘匿したいという俺のワガママ

 

ならば聞き入れるしかないじゃないか

 

 

「……わかりました

 

その条件でよろしくお願い致します」

 

 

やっぱり俺は交渉ごとは苦手だと再認識して、悔しいが通話を切った

 

 

 

 

 

【なのは、交渉成功、あとは桃子さんを説得するだけ】

 

 

なのはに念話を送る

 

たぶん、今はお皿を洗っている最中だろう

 

俺とユーノは階段を降りて居間へ向かう

 

 

「さて、話したいことってなぁに?」

 

 

それからなのはは話した

 

ユーノのこと、フェイトのこと

 

もちろん魔法に関してはぼかしたが、その言葉はなのはの本心

 

俺は口をださなかった

 

なのはが嫌だといったから

 

それは、心のこもった優しい言葉

 

なのはらしい言葉

 

 

それを聞いた桃子さんは、悲しいと言いながらもOKを出してくれた

 

さぁ、行きますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDEリンディ

 

正直ホッとしていた

 

最初に会ったときは艦長として、捜索を一任する方向に持って行かねばならなかったから

 

本当に、天に祈る気持ちだった

 

なぜなら魔術はそれほどの価値があるものだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

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SIDEフェイト

 

夢を見ていた

 

昔の楽しかった夢

 

母さんと二人でのピクニック

 

美味しいお弁当

 

心地よいそよ風

 

全てが美しいから夢だとわかった

 

 

頭上には無機質な天井

 

頬からは冷たい涙

 

 

「フェイト、それは夢なんだよ

 

あのオニババが優しいわけあるもんか」

 

 

横でアルフが泣いていた

 

そんな風に思ってしまっているのが哀しい

 

何のためにジュエルシードを集めるのかは分からない

 

でも、これは優しい母さんと、また笑いあうための第一歩なんだ

 

お願い!!

 

分かって!!

 

 

「私は、フェイトの使い魔だ

 

フェイトのためなら何でもする

 

それが、フェイト自身が自分で決めたことなら……

 

でも、今のフェイトはオニババの言いなりになっているだけじゃないか!!」

 

 

目からは更に温かい涙

 

何なんだろう

 

哀しいけど嬉しい

 

 

「ありがとうアルフ

 

でも、これは自分で決めたことなんだ

 

だから……ついてきて欲しい」

 

 

私の一番の味方

 

いつだって身を案じてくれる優しい子

 

 

「……わかったよ……

 

でも、一つだけ……一つだけ約束して

 

フェイトは自分自身の幸せのためにやるんだって」

 

 

うん、約束するよ

 

だって、私の幸せは母さんの幸せだから

 

これは、私の幸せなんだ

 

さぁ行こう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

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