魔法少女リリカルなのは~チートな主人公の頑張り物語~   作:てりー

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第一話

白い靄のようなものを抜けるとそこは………空中!?

 

はるか眼下には山が見える

 

あぁ、これで俺の転生ライフも終了か……

 

さようなら天使、今まで楽しかったよ

 

 

「そんな簡単に死にませんよ~」

 

 

確かに平気だ、でも、身体が痛い

 

 

 

「いっったーー」

 

 

痛いと言えば痛いけど、意外と平気だな

 

 

「大丈夫ですか~?」

 

 

「……なんとか」

 

 

こんな高さから落ちても死なないとは……ガブリエルがくれたチート能力に関係があるのか?

 

というか、どんなチート能力をくれたんだろう

 

 

「お~い、どんなチート能力をくれたのか教えてくれないか?」

 

 

「い~ですよ~手紙があるみたいですけど~読みます~?」

 

 

「あぁ、読ませてくれ」

 

 

手紙をもらって中をみてみると

 

〝こんにちは、転生した気分はどうかね?

 さて、今回君にあげた能力は全部で四個だ

 一つ目、Fateシリーズに出てきた宝具と道具の譲渡

 二つ目、身体能力と五感の大幅な強化

 三つ目、オリジナル宝具『│天地統一《エインヘルトワールド》』

 四つ目、条件を満たせば勝手に使用可能になるだろう

 ちなみに、そこにいる天使が詳細を知っているのでこき使って構わない〟

 

大盤振る舞いってやつか?

 

正直ここまでもらえるとは思っていなかった

 

それに本編からzeroさらにマテリアルまで全て買っているほどFateが好きな俺が宝具を使える……これでテンション上がらなかったら人じゃねぇ!!

 

 

 

 

しかし、譲渡というのはどういう意味なんだろうか

 

 

「チート能力の詳細を教えてくれないか」

 

 

天使に聞けと書いてあるしな

 

 

「い~ですよ~、何から知りたいですか~?」

 

 

宝具が気になる…すっげー気になるけどまずは

 

 

「身体能力と五感の大幅強化について教えてくれ」

 

 

「文字通りの意味ですね~……う~ん、そうだ!そこにある木を蹴ってみてください」

 

 

指さしている方向をみると………嘘でしょ!!

 

成人男性一人でもギリギリ届かないような太い木があった

 

 

「………これ?」

 

 

「そ~ですよ~」

 

 

ニコニコ微笑んでいる顔をみると怒る気もうせた

 

まぁ、怪我しても大丈夫か(やけくそ)

 

 

「うおりゃーーーーー!!!!」

 

 

ドゴッ!

 

 

「……なんでさ」

 

 

某正義の味方の口癖がでてしまったが本当になんでさ!?

 

蹴った瞬間鈍い音がして5mくらい根本から吹っ飛んだ

 

 

「筋力はこのくらいですね~、視覚も強化されているので意識すればかなり遠くまで見ることができますね~」

 

 

確かに空を見てみると、飛んでいる鳥の目が見えた

 

 

「……こりゃすげぇな」

 

 

ため息しか出ない

 

アーチャーの千里眼ってこんな感じだったのかな

 

ただこれで時間を取られすぎるわけにもいかないから、次のチート能力を教えて貰おうかな

 

次はお待ちかねの宝具だ!!

 

 

「次に宝具のことについて教えてくれないか」

 

「え~と、『│王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》』と言ってください」

 

 

かの英雄王の宝具か

 

 

「│王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》」

 

 

いきなり背後の空間が裂けて何か変な空間ができた、よく見てみると刀の柄がたくさんでている

 

 

「今回、宝具の担い手を譲渡しましたので~真名解放もできますね~

 

ただ、あくまで譲渡ですので、元からあなたの物で~ないぶん~ランクが1~3ランクまで下がります~

 

それと『│十二の試練《ゴッドハンド》』等の『│王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》』に入らないものは含まれていません~

 

また、道具も全部入っています

 

要するに~ドラ○もんの四次元ポケットと同じです~」

 

 

ということは、Fateの宝具をいくらでも使えるってことか

 

それは嬉しいな

 

とりあえずシリーズごとに、少しずつ宝具をだしてみようかな

 

 

まずは、zeroから『│破魔の紅薔薇《ゲイ・ジャルグ》』

    staynightから『│約束された勝利の剣《エクスカリバー》』と『│風王結界《インビジブル・エア》』                           

    hollowから『│切り抉る戦神の剣《フラガラック》』

    extraから『祈りの弓《イー・バウ》』

を出してみた

 

ちょっと真名解放してみたいな……

 

やっちゃおうかな……

 

やっちゃうか!!

 

「風よ、舞い上がれ『│風王結界《ストライク・エア》』!!」

 

 

暴風が起こり、あたりの木を根こそぎ持っていって小さな広場ができた

 

制御が上手くできないから使うのは難しい

 

ここは、これからの課題かな

 

そういえば、宝具の真名解放をしたので今更だけど

 

「俺の魔力って大丈夫なの?」

 

せっかく宝具を持ってても魔力切れで使えませんじゃ悲しいからな

 

「たぶん大丈夫です~、身体能力に含まれるので~、かな~り強化されてますね~

 

え~と、『│天地乖離す開闢の星《エヌマエリシュ》』を全力で500回うっても全魔力値の数%しかつかわないレベルですね~」

 

 

それは凄いな……

 

確実にキャスターより上だろ

 

 

「メディアさんですか~?数十倍です~ランク的にいえばEXですね~」

 

 

つまり、無尽蔵ってことだな

 

 

「あとですね~、剣介さんには元から魔術回路がありました~

 

本数は2本で、属性は、『偽』と『癒』です~

 

両方とも適正が高かった上に強化してあるので~

 

今は複製しか使えませんが、修行すれば~すご~いことになると思います~」

 

 

俺は魔術回路まで持っていたのか、意外と高性能だな

 

しかし、複製と投影の違いって何だ?

 

 

「何か道具を持って『│複製開始《レプリケーション・オン》』でできますので試してみてくださ~い」

 

 

俺は光輝く『│約束された勝利の剣《エクスカリバー》』を持って

 

 

「『│複製開始《レプリケーション・オン》』」

 

 

 

増殖した

 

いや、『│約束された勝利の剣《エクスカリバー》』が二つに増えた

 

しかし、複製したと思われるほうは光っていない

 

「複製と投影の違いは、複製はランクが下がらないかわりに中の魔力がなくなります~

 

投影はランクが下がるかわりに魔力が残ります~」

 

 

だから光っていないのか

 

でも、元から通常よりランクは下がっているからな

 

感じとしてはいくらでも複製できそうだな

 

宙に浮かぶ無数の剣………恐っ!!

 

さて次で最後か

 

オリジナル宝具とやらの『│天地統一《エインヘルトワールド》』だが、道具が無いってことは元から備わった能力ってことかな?

 

まぁ、とりあえず使ってみるか

 

 

「『│天地統一《エインヘルトワールド》』!!」

 

 

 

 

………あれ?何も起こらない

 

どういうことだ?

 

 

「この宝具は常時発動型ですのでわざわざ言わなくても大丈夫です~

 

空を地面と同じように踏む感じですね~」

 

 

空を踏むって何だ?

 

まぁ、とりあえず空に足をだしてみt「うわぁぁぁぁ!!!!」

 

確かに踏めた、踏めたんだが何か気持ち悪い

 

落ちそうな気もするし

 

正直、楽しいよりも気持ち悪いって感じの方が強い

 

慣れれば、この感じはなくなるのかな?

 

 

「説明はこれで最後です~」

 

「おぉ、色々ありがとうな

 

試して遊んでみるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

複製や宝具で遊んでいると、はたと気がついた

 

 

「俺、金がねぇ……、寝るところどうしよう」

 

そうだった

 

転生してきて浮かれてたけど、金がない

 

 

『│王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》』も探してみたが流石に家とお金はなかった(後々考えれば宝石を売ればよかったのだが)

 

 

「どうしようかな……」

 

 

いくら外が寒くはないといっても限度がある

 

 

「町に降りてみては?」

 

 

その手があったか

 

町にいけばバイトもできるしな

 

天使から至極まともな提案をうけて、町に降りることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

歩くこと二時間、やっと山の下の住宅街みたいな場所に着いた

 

一息いれようと、何気なく近くのカーブミラーを見て時が止まった

 

写っているのは黒髪に琥珀色の美少年だった

 

自分は高校生のつもりだ

 

でも、周りに人が全くいないし、自分は転生という奇妙なことをした身

 

もしかしたら、この少年は俺かも知れない

 

 

そこまで考えた時点でやっと声が出た

 

 

「これ、もしかして俺ぇぇぇ!!!!!!!!!!!」

 

 

そうすると横から呆れ顔をした天使が

 

 

「そ~ですけど~……今更ですか~」

 

え? 今更って何?

 

今更も何も、言われたことないんだけど

 

 

「いや~、なんでもなにも転生したときに子供になりますってい~ましたよね~」

 

 

初耳なんですけど

 

そんなこと聞いたら絶対に覚えているさ

 

 

「本当ですか~!? それはすいませ~ん

 

今更ですが、転生したあなたは8歳になります~」

 

 

「本当に今更!ってか軽いな!!!!」

 

 

「もうすんでしまったことでウジウジしてもしょうがないですよ~。前をみなくっちゃ!!」

 

 

「いや、あんたのせいだからね!!」

 

 

漫才みたいな事をしたあと、俺はさらに重要なことに気がついた

 

バイトできねぇじゃん

 

俺どこもいけねぇじゃん

 

俺何も食えねぇじゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が気落ちして歩いていると、横をトラックが追い抜いていった。

 

ぼーっとトラックを見ていると、いきなり少女が道から飛び出してきた

 

一気に意識が覚醒する

 

トラックも気づいて車をとめようとするが、間に合わない!

 

俺が助けるしかねぇ!!

 

 

「くそったれーーーーーーーーーー!!!!」

 

 

トラックを追い抜いて横っ飛び、間一髪少女を助けた

 

 

「っっ、はぁぁぁーーーー、大丈夫だった?」

 

 

優しく声をかけると、いきなり目から大粒の涙がこぼれて顔を俺の胸に押しつけて

 

 

「うわぁぁぁぁぁん、恐かったよーー!!!」

 

 

 

 

これが、俺と高町なのはの出会いだった

 

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