魔法少女リリカルなのは~チートな主人公の頑張り物語~   作:てりー

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第二十八話

前回のあらすじ:フェイトにキスをしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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プシュー

 

 

「どうだった?」

 

「無事、完治!!」

 

「そりゃ良かった」

 

 

やっとなのはのリンカーコアが完治した、あとはレイジングハートだけだが

 

 

「なのは~」

 

 

きたきた、ユーノたちだ

 

俺以外の三人は、レイジングハート(フェイトはバルディッシュをだが)取ってきてくれた、じゃあエイミィさんに呼ばれているし、すぐに帰るかな

 

 

最近頻繁に時空管理局本局に来ているから分かったのだが、ワープってのも意外と時間がかかる、ワープというくらいだから一瞬で移動出来るのかと思ったら、場所の入力から始まって、入力した場所の検索、座標特定、ワープ準備と30分くらいかかる(地球が管理外世界だからというのも関係しているけれど)、まぁそれでも、普通に歩いたりするよりは段違いの早さだけど

 

 

「やっほ~、エイミィだよ

今どの辺りにいるのかな」

 

 

空中に画面が浮かび、その中のリンディさんが聞いてきた

 

今は二つ目の転送ポートで手続き中だから、あと20分くらいだろうか

 

 

「了解だよ~」

 

 

あの人も大変だよな、俺たちのお守りをする立場でもあるんだから、良きお姉さんって感じかな

 

さて、暇だしお茶でも買ってこようかな

 

 

「あ……ケンスケ」

 

 

飲み物売場でフェイトと二人になった

 

あのキスの件があってから、皆といるときは何ともないのに、二人きりになると微妙な反応を見せるようになってしまった、酷い言い方になるけれど、面倒くさい

 

フェイトの事を恋愛的な意味で好きだからした、という訳ではないので意識されてもなぁ、という感じなのだ

 

 

「あのだなフェイト、何度も言ってるけれど普通にしてくれよ、あれがやりすぎだったのは分かるんだけど、俺としてもどうすればいいのか分からないんだ」

 

「う、うん、気にしてないから、だ……だいじょ……ぶだよ」

 

 

明らかにガッチガチだよ、まぁ、もう少しすりゃ元に戻るだろ

 

 

「フェイトは何飲む?「え、いいよ自分で買うから」そういえば、この紅茶をよく飲んでいたよな「う、うん」よしっと」

 

 

ガコンッ

 

 

強制的にフェイトに握らせて、その場を去った

 

調子くるうな~

 

 

その後、アルフやユーノと話していたらエイミィさんからの緊急通信が入った

 

「皆聞こえる!!

海鳴市上空に捜索対象の二人を発見したの、現場にはクロノ君が向かってるけど……地球についたら、すぐに向かってくれる」

 

「「「了解」」」

 

 

よっし、今度こそ完封してやろう、と意気込んだところで、今は待つしかできないんだけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ついたら、そこではクロノが、赤髪幼女……ヴィータだっけか? と、犬耳おっさんのザフィーラと戦っていた

 

 

「よぉ、ヴィータにザフィーラ」

 

 

一斉にこっちを見て、顔をしかめた、一応この二人がかりでも俺に勝てなかったからな

 

横に降りたったのはなのはとフェイト

 

 

「私たちは、あなた達と戦いに来た訳じゃない。まずは理由を聞かせてもらえるかな」

 

 

 

ふと思ったんだが、この状況っていじめだよな、周りには大量の局員にクロノ執務官、そして俺になのはにフェイト、これで話を聞かせてって脅迫に近い気が……俺としては問題ないけれど、なのはとか無自覚でやっているんだろうな

 

 

「あのさぁ、ベルカの諺にこんなのがあるんだよ

『和平の使者なら槍は持たない』ってな、話し合いをしようってのに武器を持ってくる奴がいるかバカ!! ってことだよ、バーカ」

 

 

うわ、正論だな、何も反論できないよ

 

あの幼女は間違っていない、こんなのは脅迫同様だ、将来こんな事ばかりにならないかとお兄さんは心配だよ

 

 

「レイジングハート」

「バルディッシュ」

 

「「セーットアップ!!」」

 

 

いつもと同様に、なのはとフェイトが変身を開始した、あれ、なんか違う?

 

 

そうして変身が終わったとき、レイジングハートとバルディッシュの形状が変わっていた

 

特にバルディッシュとか、完全にリヴォルヴァーがついている、あれはもしかしたらカートリッジシステムかな

 

 

ドガァァァン!!

 

空から赤い魔力光とともに、一人の女性が降ってきた

 

 

「シグナム!?」

 

 

ヴィータたちにとっては心強い援軍だろう、たぶんこいつらのリーダーであり、エースだから

 

 

「結界破られました!!」

 

 

いや、もう知っているから、シグナム相手に局員の結界では厳しいだろうしな

 

 

「けん君、ユーノ君、クロノ君、手を出さないでね」

 

 

え~、そしたら暇じゃん、なのははそう言う奴だってのは分かってるし、予想していたからいいけど

 

 

「じゃあクロノ、俺らは何してる?」

 

 

ここでの指揮官はクロノなので、聞いてみる

 

 

「じゃあ、フェイトの援「私も、一人でやらして欲しい」どうしてそうなんだ君たちは……」

 

 

クロノが頭を抱えている、数的有利なのにそのアドバンテージを放棄しているからな、この事件を早く解決させたいクロノとしては、何でだよって気持ちだろうな

 

 

「あたしはあのザフィーラってやつとやらせてもらうよ」

 

 

前に戦った時はフェイトが劣勢で、それに気を取られながら戦っていて完全に負けていたから今度こそという気持ちがあるんだろう

 

 

「本当に君たちはしょうがないな、じゃあ、僕と剣介、それにユーノは術者の探索をしよう」

 

 

やっぱりそうだよな、なのはから蒐集したとき、四人目がいたのは確実、ということは、またここでフェイトが蒐集される可能性があるってことだからな

 

 

「じゃあ、僕は結界内を担当するよ、クロノとケンは外を見てくれるかい?」

 

 

無難だな、ユーノは機動力があるわけじゃないから腰を落ち着けられる中がいいだろう、俺やクロノはそこそこ機動力があるし外は広いから適任だ

 

 

「じゃあ、解s「あぁ、ちょっと待て」剣介?」

 

 

少しは役に立つ情報だろう、一様一般人に化けていても手がかり位にはなる

 

 

「相手の術者は左手の中指に傷があるから包帯なりなんなりしているはずだ、それを目印にすると良いかも知れないな」

 

 

『ゲイ・ボウ必滅の黄薔薇』で攻撃したので傷は癒えていないはず

 

さて、捜しますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDEなのは

 

離れようとするヴィータちゃんを追っていた、前は負けたけど今度は大丈夫、レイジングハートも強くなって戻ってきてくれた

 

 

「はっ、なーにが話し合いだ。結局戦うんじゃねぇか」

 

 

ヴィータちゃんがお話を聞いてくれないから仕方ないじゃない、言葉を聞くための戦闘だってあるんだから

 

 

「私が勝ったら話を聞いてもらうからね」

 

「やれるもんならやってみろ!!」

 

 

指の間から、鉄球をだしてきた、あれは威力も高いし速い、前はあれをシールドでギリギリ防げたくらいだけど、誘導弾ではないので上空に飛んでよけた

 

 

「カートリッジロード……おちろぉぉぉ!」

 

 

前に落とされた技、恐いけど、止めなきゃ!!

 

 

「プロテクション」

 

 

……あれ?

 

 

「っくそ!」

 

 

こんなに軽かったっけ、あの攻撃

 

違う、私のプロテクションが堅くなったんだ

 

〔バリアバースト〕

 

何その技、え、バリアが集まって……爆発した!?

 

 

「うわぁ!!」

 

 

レイジングハートのおかげで、私のレンジ距離になった

 

〔アクセルシュートを撃ってください〕

 

 

「アクセルシュート!!」

 

 

放射状に光線が飛び出してってえぇぇ!?

 

〔コントロールをお願いします〕

 

そ、そうだね、コントロールしないと、でも出来るかな、こんなたくさん

 

〔出来ます、私のマスターなら〕

 

……ありがとう、レイジングハート、絶対にやってみせるよ

 

私の周りにヴィータちゃんの鉄球があるけど、それなら、アクセルシューターで撃ち落とす!!

 

 

「アクセル」

 

 

それを見たヴィータちゃんが、防御のためにバリアを張った

 

たぶん、前だったら抜けなかっただろう、でも、今は抜ける!!

 

 

「シューーート!!」

 

 

レイジングハートが信頼してくれているから、私は戦えるんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

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SIDEフェイト

 

 

「はあぁぁぁ!!」

「せえぇぇぇ!!」

 

やっぱりシグナムは強い、バルディッシュが強くなっても、接近戦ではやっぱり五分五分……いや、四分六分だ、でもそれくらいの差なら、私は手数で勝てる

 

 

「プラズマランサー、ファイア」

 

前とは違って、追尾型になったプラズマランサー

 

これならシグナムのよける方向を指定できる、もらった!!

 

 

「レヴァンティン、カートリッジロード」

 

 

ギャイィィン

 

 

よけたところでの不意打ち、これでもしとめきれないんだ、やっぱり強いな

 

 

「バルディッシュにテスタロッサか……良いコンビだ」

 

「あなたと、レヴァンティンもです」

 

 

戦いの中で相手を褒めあうなんておかしなことかもしれないけど、私は自然にそれが出来た

 

 

「心が躍る戦いなのだがな……そうも言っていられん。受け止めてみろ」

 

 

闘気が集まっていくのが分かる、シグナムの本気の一撃だ

 

もちろん恐い、できるなら逃げたい

 

でも、バルディッシュが信頼してくれているから、私は戦える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

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【ユーノ、そっちはどうだ?】

 

【こっちも全然】

 

 

はぁ、見つからないな

 

結構捜しているんだけどなぁ、クロノからも連絡がないし

 

なのは達は大丈夫だろうか、心配ではある

 

【見つけた!!】

 

クロノか、何処にいるんだ?

 

【剣介のいる場所から北に300M先だよ、中指の先に包帯を巻いている亜麻色の髪をした女性だ】

 

北に300か、少し遠いな

 

クロノの近くにあるサーチャーから、映像が送られてきた

 

【闇の書を使って、結界を壊そうとしているみたいだ、今から逮捕する】

 

【了解、気をつけろよ】

 

 

急いで向かいますか

 

 

 

画面では、クロノが後ろから、女性にデバイスをつきつけていた

 

「捜索指定ロストロギア所持の疑いで、あなたを逮捕します

抵抗しなければ弁護の機会があなたにはある、武装の解除を」

 

 

よし、これで勝ちだろう

 

 

「グアァァ!!」

 

 

クロノが吹き飛ばされた!?

 

くそっ、画面が乱れてよく分からない、もう少しで現場だからさっさと向かおう

 

 

 

 

現場につくと、ちょうどクロノが蹴られていた

 

 

「おっとぉ」

 

 

かなりの勢いだったので抱き止めたが、お前軽いな、なのは……よりは重いけど、それでも女性の敵並みな軽さだぞ

 

 

「……ありがとう、剣介」

 

 

「で、あの趣味悪い仮面をつけた野郎は誰だ?」

 

「分からない、でも、強いことはたしグゥ!!」

 

 

痛そうだな、バリアジャケットの上から蹴りでダメージを与えるとは

 

 

「そこの仲間も今は動くな!!

直にこの判断が正しかったとわかる」

 

 

本当になんなんだ、あいつは

 

今の言葉から考えると、シグナムたちの仲間じゃない、だけど俺たちを攻撃してきている

 

 

「破壊の雷!!」

 

 

【やばい、アルフ、ユーノ、なのは達を頼む!!】

 

 

そして、闇の書の魔力が、結界を跡形もなくぶち壊した

 

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