魔法少女リリカルなのは~チートな主人公の頑張り物語~   作:てりー

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第二十九話

前回のあらすじ:仮面の男が現れました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「そろそろ、闇の書とかシグナム達守護騎士について教えてくれよ」

 

 

あの戦いが終わってから、すぐにクロノに切り出した

 

これから先は、あいつらの事を知っていなければいけないと思った、なんとなくだが

 

 

「そうだね、そろそろ皆も知って良い頃だろう

艦長、話しても大丈夫ですか?」

 

 

リンディさんに許可を取って、クロノが話し始めた

 

なんか、小難しい説明に入って理解しづらくなったので、掻い摘んで説明すると

 

 

要は危険物

 

 

 

 

まぁ冗談はこれくらいにして

 

時空監理局でも、一級危険捜索物に指定されているロストロギア

 

これまでに何度も完成されており、そのたびに大規模な破壊をしてきた

 

ジュエルシードがドラゴンボールなら、闇の書は聖杯みたいなものと考えればいい、結局大規模な破壊しかもたらさない

 

監理局が捕まえた事もあるらしいが、それでも暴走して、最後にはアルカンシェルと呼ばれる砲撃で粉砕したらしい

 

ならば、まだ形を保ってるのはおかしいじゃないかという疑問がでてくるだろう、それこそが闇の書の特徴の一つである『無限転生機能』

 

これは、どんなに破壊しても最終的には別の世界で転生するという能力、要するに不死身

 

ほかに、守護騎士ヴォルケンリッターも特徴として挙げられる

 

守護騎士は通常、闇の書の主の命令に従って666ページある闇の書の完成を目指すためだけに造られた擬似人格プログラム

 

そして、これが疑問点

 

なぜ、破壊しかもたらさないと分かっているのに、主のため、などという名分のもとに行動しているのだろうか、ヴォルケンリッター達が最終的に破壊しかもたらさない事を知らないと考えれば辻褄が合うが、それはそれで、これまで何度も完成してきたのに知らないなんておかしいじゃないかという考えに至る

 

これに関しては、クロノ達監理局も分かっていないということだ

 

 

まぁ、こんな感じかな

 

少しまとまったとはいえ、まだ色々と分からない事が多い

 

クロノによると、闇の書が解放されてしまえば封印は難しいので、そうなる前に主を捜しださないといけないらしい

 

ということなので、当面の目標は主捜しということになる

 

ちなみに、666ページのうめかたは、リンカーコアを持っているものからの蒐集ということになる

 

ただし、一度蒐集されたものからは二度と蒐集できない……まぁ、なのはからは蒐集出来ないよということだ

 

 

「次だ、あの仮面の男は何者だ?

クロノを吹き飛ばした体術からいっても、体捌きだけだったら俺よりも上だ」

 

 

御神流を習い始めてから一年半の俺に比べて、仮面の男は完成されている

 

ただ、正面から肉弾戦で戦って俺よりも強いかと言われると微妙だ

 

あいつらが本気を出しているのか知らないけれど、あれが本気だとしたら、間違いなく俺が勝つ、理由はサーヴァント並みの身体能力だ

 

俺の力は加減しているが、本気をだせばバリアジャケットの上から素手で殺すのも難しい事ではない

 

本気でクロノを蹴れば、その瞬間に内臓破裂を引き起こすことも可能……自分で言ってて恐くなってきたな

 

要するに、あの仮面は強いということだ

 

 

「あの男については、僕たちも分からないんだ

守護騎士たちの仲間でもなさそうだし……

執務官として様々な角度で調べてみるよ」

 

 

ってことは結果待ちか

 

 

「じゃあ、特にフェイトは気をつけろよ」

 

「え……何でかな?」

 

 

それくらい分かって欲しいものだけれどな

 

 

「フェイトは蒐集されていなくて、近接戦闘系だろ」

 

「あ、そっか」

 

「まぁ、何かあっても俺が守るけどな」

 

「ケ……ケンスケ!?

その……あり……がと」

 

 

うわぁぁ、俺の馬鹿やろうがぁぁぁ!!

 

無駄にフラグ建築してどうするんだって、どこぞの幻想殺しになるつもりはないのによぉ

 

 

「剣介さんって、女誑しって言われるでしょ」

 

 

言われてないからぁぁぁ!!

 

 

「はい、じゃああの仮面に注意するってことで、さよなら!!」

 

 

ぶっちゃけ逃げました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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次の日の放課後

 

俺は今、図書館にいる

 

あれは今日の昼のことだった

 

 

「ねぇねぇ、けん君

今日は前に言った八神はやてちゃんと図書館で会うことになってるんだ、もしよかったら一緒に行かない?」

 

 

別に俺はいいけど、他の奴は?

 

 

「私はパス、今日は家庭教師が家に来るの」

 

「私もダメかな」

 

「ニャハハ、ごめんね」

 

 

なのはとフェイトは、カートリッジシステムについてエイミィさんから説明を受けるんだっけか

 

皆、それぞれに予定があるんならしょうがない

 

 

「じゃあ二人で行くか

ただ、俺も用事があるから途中で時間で帰るぞ」

 

 

実はこの後、クロノやユーノと共に、人に会いに行くことになっている

 

クロノは、ユーノに何かやらせたいことがあるようだ、俺は興味本位だけどね

 

 

 

 

というわけで、今は図書館にいる

 

 

「あ、いたいた、あの子だよ」

 

 

車椅子に乗ってる幼女を発見した

 

優しそうな顔をしている

 

 

「はやてちゃん」

 

 

小走りで近づいていくと、幼女がこちらを向いて顔をほころばせた

 

 

「すずかちゃん!!」

 

 

あぁ、関西弁なんだ、標準語と違って、『す』でなく『か』が強調されていたから分かった

 

 

「よぉ、八神はやて……だよな」

 

 

ふぇっと声をあげてこっちを見た

 

少し疑問なんだが、どうして美少女の友達も全員美少女なんだろうな

 

 

「えっと、どなた様ですか?」

 

「あ、はやてちゃん

この人は私の友達で石神剣介君っていうの」

 

「八神はやていいます、石神さん「剣介でいいよ」ほな、よろしゅうな、けん君」

 

 

なかなかに礼儀正しいし、優しそうな幼女で好感が持てた

 

読んでいる小説を見ると、アーサー王伝説

 

アーサー王が好きなのだろうか

 

 

「かっこえぇよね~、アーサー王みたいな人は憧れるわ~」

 

 

もしかしたら、食いしん坊かもしれないと知ったらどうなるだろう

 

 

「で、なんや? けん君はすずかちゃんの彼氏なんか?」

 

 

ほぉ、いきなりそうきたか、グイグイ来るな

 

 

「えぇぇぇぇ!? 違う、違うよはやてちゃん!!」

 

「会って5秒でこれか、関西人ってのはスゴいな」

 

「私は関西人やないんやけどな、それでも、面白そうな事があったらグイグイいくで」

 

 

元気いいな、ハンデを感じさせない子だよ

 

その後は、好きな本とかについてしゃべっていたのだが、時間が来たので、先においとまさせてもらった

 

また会ってしゃべりたいと思わせる子だった

 

 

 

 

 

 

「で、クロノ、どこまでいくんだ?」

 

「本局までだよ、そこで待っていてくれているんだ」

 

 

本局か、遠いな

 

 

「別に、剣介はついてこなくてもよかったんだよ

大事な用があるから会わせてくれっていったのは剣介だろ」

 

 

まぁそうなんだけどね

 

 

「ねぇ、クロノ、そのお師匠さんたちってどんな人なの?」

 

 

不安そうにユーノが聞く

 

俺、クロノ、それにユーノはクロノの師匠に会いにいっている、前会ったグレアムさんの使い魔らしいんだけど、性格は強烈だって話だ

 

クロノを教えたってことは、かなり指導力がある人なんだろう

 

端から見ても、クロノは才能があるわけではない、ただ、努力の天才だ

 

それゆえに、指導者の指導力によって、ダイヤになるか黒鉛になるか決まる

 

そしてクロノはダイヤ……とまではいかなくても、それに近しいものになっていると思う、だから、その人達はものすごい人なんだろうな

 

 

ある部屋の前でクロノが立ち止まって深呼吸した、あぁ、この部屋で待ち合わせているのか

 

 

「リーゼ,クロ「わーぉ!!」ってうわぁ!!」

 

 

おぉ~クロノが押し倒されとる

 

とりあえず、18歳未満には禁止の映像が広がっているけど気にしないでおこうか

 

 

「あれ、あなたたちは?」

 

 

二人いた内で、クロノに飛びかかっていないほうの猫型使い魔が話しかけてきた

 

 

「こんにちは、クロノの協力者の石神剣介と」

「ユーノ・スクライアです」

 

「私はリーゼアリア、そこでクロノをいただきますしているのがリーゼロッテね」

 

 

双子の使い魔ってのもいるんだ

 

 

「あれ、、アリアーこのちっさいこ誰? ……食べていい?」

 

 

よし、ユーノを盾にしよう

 

 

「なんで微妙に僕の横に回ってくるのさ!!」

 

 

さぁ、なんでだろうね

 

 

 

 

 

 

「闇の書ねぇ」

 

「父様から話は聞いてるわ、出来る限り力になるけど、まだ新人をしごかなきゃならないのよ、それまでは無理ね」

 

 

提督の使い魔で、しかもクロノを育てたってことは、実績も豊富なんだろう

 

でも、確かユーノの頼みってこっちがメインになる頼みだったよな

 

 

「僕が無限書庫で闇の書の事について調べるのを、手伝ってはもらえませんか?」

 

 

無限書庫、世界の歴史が集まる場所、国会図書館の上位版と思ってくれて構わない

 

Fate/extraを知っている人ならば、ムーンセルのようなもので通じるだろうか

 

ただ、年代別とかの区分けがなくバラバラに入っているため、通常はチームを組んで年単位で操作をするのだとか

 

 

「そういうことなら、暇な時には手伝ってやれるよ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「で、次は剣介の用事なわけだが」

 

 

ぶっちゃけ用事なんてない、クロノの師匠がどんな人なのかという興味だけ

 

 

「君が大事な用があるというから連れてきたんじゃないか!!」

 

 

失礼な、興味があるってのは立派な用だぞ

 

 

「はぁ~、剣介の言葉を鵜呑みにした僕がバカだった」

 

「なんだか面白い子だね」

 

「僕はちっとも面白くない!!」

 

俺はとっても面白いぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDEなのは

 

私は、新しくレイジングハートに導入されたカートリッジシステムについて、エイミィさんから説明を受けている

 

本当なら、けん君やすずかちゃんと一緒に遊びに行きたかったんだけどな

 

最近のけん君は、いろんな女の子と仲良くしていて、私には関係ないかもしれないけど面白くない

 

けん君がフェイトちゃんとかと仲良くしていると、何でかわからないけれど胸がチクチクする

 

 

「なのはちゃん、聞いてるかな?」

 

 

あ、いけない、しっかり聞かなきゃ

 

 

「じゃあ、もう一度説明するね

カートリッジシステムっていうのは扱いが難しいの、普通はインテリジェント・デバイスなんて繊細なものに組み込んだら危ないの

でもこの子達がどうしてもって頼んだのよ、よっぽど悔しかったんだろうね」

 

そんなに私のことを思ってくれていたんだ、ありがとう、レイジングハート

 

 

「バルディッシュ、ありがとう」

 

 

フェイトちゃんも同じ気持ちだね、デバイスとはいってもレイジングハートは私の大切な友達だから

 

 

「モードは両方とも3つ

レイジングハートは、中距離攻撃のアクセルと、砲撃のバスター、フルドライブのエクセリオンモード

バルディッシュは範囲用のアサルト、鎌のハーケン、フルドライブはザンバーフォーム

二人ともできるだけ使わないでね、特になのはちゃんのエクセリオン・モードは壊れる危険性があるから」

 

 

そっか、やっぱり危険なんだ

 

あんな思いはもう嫌だから、出来るだけ使わないようにしなくちゃ

 

 

 

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