魔法少女リリカルなのは~チートな主人公の頑張り物語~   作:てりー

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第五話

前回のあらすじ:あれから1年がたちました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDE???

 

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

 

あれからどのくらいたったのだろう

 

腕からは血が流れ、意識は朦朧としている

 

ガサッ

 

魔力によって研ぎ澄まされた感覚が左に敵がいることを感じさせる

 

予想通り茂みから顔をだした敵を目で確認して、赤い宝石のような丸い玉を目の前に突き出すが

 

それをみた敵は目を見開いて突っ込んできた

 

 

少し早いけど……大丈夫かな

 

 

「妙なる響き光となれ

赦されざる者を封印の輪に

ジュエルシード封印!!」

 

 

まだ慣れていない魔法を唱えた

 

ズガァァン!!

 

 

ダメージは与えたものの、敵は封印しきれずに逃げてしまった

 

 

「逃がし…ちゃった」

 

 

足が崩れ落ちてしまったようだ、体力の限界だ

 

でも、伝えなくちゃいけないから最後の力を振り絞る

 

 

「誰か僕に力を貸して、魔法の力を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

 

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「将来かぁ~、アリサちゃんとすずかちゃんはなりたいものって決まってるんだよね」

 

 

お昼のひととき、前の授業の先生に触発されたか、なのはがそんなことを言い始めた

 

 

「私は、お父さんとお母さんがの後を継ぐ。これよ」

 

 

アリサはまぁ、小学生ぽいっちゃぽい……かなぁ

 

 

「私は機械が大好きだから、お姉ちゃんみたいな大学に行きたいかな」

 

 

すずかよ、ちょっと大人びすぎてないかい

 

 

「けん君はどうするのかな」

 

 

「俺か? とくには決めてないな、そんなもん高校の時くらいから決めりゃあいいんだよ」

 

 

「高校ね……先の長い話じゃないの」

 

 

つい1年前まではそうだったんだがなぁ

 

 

「2人は決まってるんだよね~」

 

 

どうしたんだなのはは、なんか卑屈だぞ

 

やっぱ気になるのかな将来とか、俺の子供の時なんざ遊ぶことしか考えてなかったけどなぁ

 

 

「でも、なのはは翠屋の跡継ぎじゃないの? ほら美由紀さんって料理……あれだし」

 

 

「うん、それも考えていることの一つではあるんだけど」

 

 

……もう少し子供らしい会話ってやつをしてほしい

 

 

「私、取り柄がないからなぁ。やりたいこと……ほかに何かあると思うんだけど……」

 

 

ベチン

 

 

ん?レモン?

 

 

「バカチン!!!」

 

あ、アリサが怒った

 

 

「私の親友が卑屈になるんじゃないの!!」

 

 

「そうだよ、なのはちゃんだからこそ出来ることはあるよ」

 

 

アリサの説教とすずかのフォローの絶妙な取り合わせだけど、なのはは直らない

 

あちゃー、ついに頬を引っ張り出したよ

 

そろそろ俺の出番かな

 

 

「はーい、そこまでー」

 

 

アリサを猫のようにつまみ上げる

 

 

 

「離しなさいよ~」

 

 

ジタバタ暴れるが離さない

 

 

お、パンツ丸見え

 

……黒……だと?

 

 

「おいアリサ、黒とは大胆だな」

 

 

一気に顔が真っ赤になって

 

 

「何見てくれてんのよぉーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

 

 

吠えた

 

 

「けん君、さすがにそれはダメだよ」

 

 

「デリカシーがないの」

 

 

その後二人から絞られて、アリサには平謝りした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夕方4人で帰っていると

 

 

「こっちの道が近道なの。前に見つけた隠し玉よ~」

 

 

塾へ向かう3人とはそろそろ別方向かなと思っているとアリサがいつもとは違う道に入っていく

 

 

「これ、どこらへんに出るの?」

 

 

「……………」

 

 

あれ?なのはの様子が変だ

 

 

「どうした?なのは………っておい!!」

 

 

いきなり走り出した

 

どうしたんだ?

 

 

 

急いで追いかけると、小さな動物を抱えていた

 

 

「このこが倒れてて……どうしようけん君」

 

 

これは……フェレット? いや、何か違うな

 

 

「とにかく衰弱が激しい、この近くに動物病院ってあったか?」

 

 

「私、家に電話してみるね」

 

 

「よろしく頼む」

 

 

そうして俺らはフェレット(?)を動物病院に連れて行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ガタン

 

 

 

 

夕食を食べて風呂に入って、さぁ寝るか

 

と思っていたら、なのはが凄い勢いで部屋から出る音が聞こえた

 

 

「なんだ?」

 

 

玄関に向かうと、士郎さんたちが騒いでいた

 

 

「なのははどうしたんですか?」

 

 

「今出ていったよ。どうしたもんか」

 

 

なら、俺が行こう

 

 

「行ってはだめよ、けん君」

 

 

止められるが、それよりもなのはが心配だ

 

「すいません!!あとで叱られるんで」

 

そうして一気に加速した

 

単なるスピードなら、誰も俺には追いつけない(神速使われたら無理だが)

 

庭を突き抜けて道路に出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SIDEなのは

 

今日見た夢と、あの林で聞こえた声と同じ声が聞こえたので

 

あのフェレットを預けた獣医さんを目指して走っています

 

 

「っは、っは、っは……着いた~」

 

 

ドゴーン!!

 

 

「ふぇぇぇ!?」

 

 

いきなり爆発みたいな音がして……あのフェレットが飛んできた!?

 

とりあえず胸で受け止めて、逃げなきゃ

 

 

「すいません、助けていただいて」

 

 

「しゃべった!?」

 

「あなたにこれを差し上げます、どうかあのジュエルシードを封印してください」

 

 

フェレットが赤い宝石を差し出してきたけど、何これ?封印?

 

私があたふたしてるとフェレットさんがいろいろ説明してくれた

 

 

「え~と、よくわからないけど、要するにこの宝石で、〈せっとあっぷ〉とかいうのをして封印すればいいの?」

 

 

「そうです」

 

 

「わ、わかった。え~と、レイジングハートせっとあっぷ!!」

 

 

わわ、いきなりあたりが光り始めた

 

 

「ふぇぇぇ? どうすればいいの?」

 

 

「落ち着いて、杖とバリアジャケットを想像してください」

 

 

いきなり言われても……

 

 

とりあえずこれでいいや

 

光がおさまると杖と学校の制服に似た服を着ていました

 

 

「この後は……キャーー!!」

 

 

いきなり黒い怪物がジャンプして襲ってきて

 

ガキィン

 

あれ?衝撃は?

 

おそるおそる目を開けると、そこには慣れ親しんだ琥珀色の瞳をした、私の大切な人がいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDEOUT

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

家を出て少し行くと、白くて杖を持った女の子……ってあれ、なのは? を見つけた

 

「キャーー!!」

 

怪物が頭上から飛び込んできてる

 

俺は飛び出して、持っていた干将・莫耶で

 

ガキィン

 

防いだ

 

 

「なのは、無事か?」

 

 

「ふぇ、けん君?」

 

 

「あぁそうだ、ちょっと待ってろよ。あの雑魚をすぐにかたづけてやるからよ」

 

 

「いけません」

 

 

?どこから声が?

 

もしかしたら、フェレット?

 

 

「あれはジュエルシードの魔力によってできた思念体です。いくら壊しても復活してしまいます」

 

本当にしゃべってるし

 

 

お、きた

 

キーン、カン

 

 

「で、倒す方法は?」

 

 

受け流しながら訪ねると、

 

 

「あります」

 

 

あんのかい

 

 

「どうすんだ?」

 

 

「彼女の持っている杖で封印をするんです」

 

 

「封印ってどうやるの?」

 

 

「心の中に浮かんだ呪文で封印をするんだ」

 

 

うわっ、アバウト

 

 

ギャイン、ギチ

 

 

「じゃあ、なのは。封印しやすいように敵をバラバラにするからその隙によろしく」

 

 

「わかった」

 

 

意識を集中して

 

「『レプリケーション・オン複製開始』」

 

 

怪物の周りに剣の牢獄を造り

 

 

「行け」

 

空中に浮かぶいく千もの剣で貫いた

 

 

 

「いまだ、なのは!!」

 

 

「う、うんいくよ!!リリカルマジカル……ジュエルシード封印!!」

 

 

おいおい、なんだあの杖すごい科学的だな

 

変化したと思ったら桃色の帯で怪物を包み込んで

 

 

 

おぉ、何か青い石が出てきた、あれがジュエルシードってやつか

 

杖で触って封印完了ってところだな

 

 

「お疲れなのは」

 

 

「あれ、終わった……の?」

 

 

「えぇ、あなた方のおかげで」

 

 

コテン

 

フェレットがぶっ倒れた

 

 

「大丈夫!?」

 

 

パトカーの音が聞こえる

 

周りを見てみると、なんだこの惨状

 

地面は陥没し壁は壊れ、電線は引きちぎれている

 

こりゃーやべぇな

 

 

「けん君、もしかしたら私たち、ここにいると大変アレなのでは……」

 

 

「あー、そうだな、三十六計逃げるにしかずってやつだね、逃げるか」

 

 

後に残ったのは惨状だけでしたとさ

 

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