最深部の誓約者がダンジョンの最深部を目指すのは間違っているだろうか? 作:Faust.
んんっ!
少し今回はおかしなところあるかもです。
楽しみにしているから遅くなってすみませんっ!
ここ最近、僕はダンジョンに潜ってお金を稼いでいた。
ファミリアが乏しいのが理由だ。
僕とベルがダンジョンにもぐらなければ今晩の食事も危ういほどだ。
だから僕は今1人でダンジョンの10階層に来ている。
ベルは今サポーターと一緒にいるらしく、別行動だ。
これをずっと繰り返している。
何日も何日も
換金して、ファミリアに貯金。換金して、ファミリアに貯金
「ただいま」
僕がファミリアに帰ると、ヘスティアがベルに迫っていた。
いつも通りだと思いながら、食事を作る。
「ヘスティア、何がいい?」
僕がそう聞くとなんでもいいよーと言ってきたので、余り物で済ますことにした。
なんだかんだで食事が終わり、ステイタスの更新をする。
するとヘスティアが言った。
「何かカナミ君とベル君のステイタスの表示のされ方が違うね」
僕はずっと前から気づいていたので、今頃かと思い答える。
「そうなんですよ。まぁ、ステイタスに変わりないですから更新してください。」
「わかったよ」
そう言っていつも通りのステイタス更新が滞りなく終わり、今日が終わる。
そして次の日もそれを繰り返し、繰り返し、繰り返す。
そして、ヘスティアが神の会議に参加しなければならなくなったため、より一層ダンジョンに潜り、お金を稼いでいた。
そして、貯金でまぁまぁのドレスを買ってヘスティアはそれをきても会議に出かけた。
今はベルと二人だ。
「カナミー、お腹すいたねー」
ベルが言う。
「そうだね、今日はヘスティアいないし、食べに行こうか」
僕がこう提案すると、ベルは目を輝かせ「うん!」と頷いた。
豊饒の女主人にて、
「カナミさん、少しいいですか?」
ベルとご飯を食べている時に急にリューに話しかけられた。
ベルに確認をとり、少し席を立つ。
「何?リュー、話って」
リューは真剣な目をして、
「あなたは最近武器を整備にも買え変えたりしていませんね?」と
その言葉にカナミは少し焦る。
「その片手剣を見ればわかる。武器屋の一番安いもので、刃こぼれしているにもかかわらず修理した感じがない」
その理由をカナミは渋々リューに言う
「僕のファミリアは貧乏だからね、武器を買うお金が無いんだ。
ベルとヘスティアの分の食事代、ファミリアの経費を儲けから引いたらほとんど、いや全く残らないんだ。だから武器を買うのも修理するのもできないんだ」
その言葉にリューは少し焦るように言う。
「あなたは自分の身体を第一に考えたほうが良い。そんな武器を使っていては死んでしまいます。だからそのファミリアの経費から主神に伝えて少しもらって買ってください。同じので良いですので」
そして、カナミは返事をする。
「ファミリアの経費はもう残ってないんです。今日は神の会議か何かでドレスがいるのにそのお金使ってしまったので」
カナミは少し困った顔で笑みを浮かべる。
「なら…なら今日のお代はどうするつもりですか?」
リューはふと思った疑問をぶつけてみた。
「もちろん僕が持ちますよ。ベルには少しでも安全でいてもらいたいのでお金はここでは使わせません。」
カナミは真剣に答えた。
その言葉にリューは少し怒った。
「あなたが死ぬかもしれないんですよ!?死んだらもう、何も、残らないんですよ?」
少し寂しい顔をするリューにカナミは答えた。
「僕はあなたに言いましたよね?もしかしたらこことは違う世界にいたって事」
リューは「はい」と答える。
「その元いた世界には1人の妹がいるんです。僕はその妹と二人暮らしだったんです。僕がバイトして、お金を稼いで妹を育てる。そんな暮らしをしていたんです。確かに、きつかったので何日間か食事を抜いたこともありますね。それと一緒でベルは弟みたいなものなんです。せめて、ヘスティアがバイトしてくれたら良いんですけどね」
ハハハと笑いながら言った。
「あなたはいつかひどい目にあう」
そうリューは端的に言った。
「承知の上です」
笑ってカナミは言った。
その話の後ベルとカナミはカナミがお代を持ち、ホームに帰った。
「カナミ!ごちそうさま!」
ベルは笑いながら言った。
「うん、どういたしまして」
そして、その次の日からいつも通りの日常が続いていた。ダンジョンに潜っては換金し、貯金。
そして、僕は今、ロキファミリアのところに来ている。
「おう、カナミ来てたのか」
扉から声がした。
「ベートさん!アイズ、リヴも!」
その後もこの4人で談笑していた。
するとロキが入ってきて、その話に加わり、もっと盛り上がった。
帰る時になり、挨拶をしようと思った時にロキから呼び止められる。
「あんたそんな剣でダンジョン潜っとんか?」
真剣な目をして言った。
他3人がわからない様子だったが、リヴがすぐに答えた。
「なるほどな、カナミ、その剣は修理したりしたことあるか?」
「ないよ、そんなお金ないし」
「どういうことや?」
ロキがその理由を聞いてきたので昨日リューに話した通り言った。
話し終わるとロキが口を開く。
「カナミ、ウチのところに改宗せぇ、これは強制や」
カナミは驚く。
いつもなら強制なんかされないし、そんなに真剣な顔じゃないからだ。
「なんでです?」
そう言うとすぐにロキは答えた。
「あんたんとこの主神は主神失格や」
そう言うと振り返りリヴェリアに何か伝える。
「あんたんとこの主神ともう1人の子供に言うとけ、明日ウチのファミリアに来いってな、じゃあなカナミまたいつでもきぃや」
そう言ってロキは1人でホームに帰って行った。
するとリヴェリアが小走りで何かを持ってきた。
「カナミ、これはウチの武器庫で使われていない剣だ。一番軽いのを持ってきたから、重さ的には大丈夫なはずだ。」
「え!?それは…」
するとリヴェリアが肩に手を置きいう。
「良いんだ、今までよく耐えたな。さっきの話からするとここにきても何回か食事を抜いたな?」
気づかれて少し肩が震える。
「ハハハ、バレましたか。うまく隠してるつもりだったんですけどね」
「お前は頑張っている。その報酬がないというのは余りにも酷だ。その報酬の代わりと言っては何だがこれを受け取ってくれ。壊れたらまたこい。まだまだ武器庫にはもう使っていない剣が腐るほどある。」
その言葉は嬉しかった。僕にとって一番嬉しい言葉だった。
「うん、ありがとう!」
そう言うとリヴェリアだけでなく後ろの2人も笑って頷いた。
「じゃあ、またお邪魔しにきます。今日はありがとうございましたーっ!」
そう言うとベートさんが
「おう、いつでも来い!」
と言ってくれた。
「それ、さっきロキにも言われましたー♪」
その言葉を聞いてベートさんはズッコケて他2人は笑っていた。
ああ、今日は良い日だった。
カナミ…なかなかやなお前泣
まだまだ活動報告でヒロインのアンケートとってます♪