烏間「では今日から体育は俺が授業を教えることになった。みんなよろしく頼む。早速だが実戦を交えて教えさせてもらう。」
へぇーCCGの職員って強いのかな。やっぱり化物と戦うんだから相当凄いんだろうななどと思っているうちにあっさり磯貝くんと前原くんが倒されてしまった。やばっ、滅茶苦茶強いこの人。このあとは地獄のような鍛錬の時間が続いた。
烏間「これで今日の授業は終わりだ。明日からも続くので家での自主練を忘れないように。」
やばい。滅茶苦茶しんどい。みんなちょっと疲れたくらいの顔をしているのに僕だけ明らかについていけていない。この先大丈夫かなぁなどとかんがえていると聞き覚えのある声がした。
カルマ「久しぶり。皆」
赤羽くんだ。そういえば赤羽くんは素行不良で一時停学になってたんだった。復帰したんだ。
カルマ「あんたが殺せんせー?よろしく」
と普通に挨拶をしたのかと思えば殺せんせーにダメージを与えていた。凄い、何気に初めてのダメージだよねこれ。赤羽くんは殺せんせーに戦線布告をしていたが一人では暗殺はできないだろう。殺せんせーに手入れされるんだろうなぁと考えていた。
***
結果はやはりダメだった。最初は持ち前のだまし討ちのセンスで殺せんせーを翻弄していたのだが、殺せんせーが警戒するようになってからは逆に手玉にとられるようになった。
神威「えっと…ちょっといいかな赤羽くん」
社交性に乏しい僕にとっては初めて話すのは少し勇気が必要だ。僕にしては頑張ったほうだろう。
カルマ「何か用?つか誰だっけ?」
神威「僕は佐々木神威って言うんだけど、あの一応去年同じクラスだった…」
覚えてなくても仕方ない。赤羽くんは成績がトップクラスでしかも運動神経抜群、対して僕は成績普通で社交性ゼロの影が薄い奴…だめだ自分でいってて悲しくなってきた。
カルマ「あぁいつも本ばっかり読んでた奴だっけ?ごめん俺学校よくサボるからあんまり覚えてないんだ。」
一応覚えててくれたみたいでホッとした。ここから本題を切り出すことにする。
神威「えっとそれで暗殺の話なんだけど、一人ではちょっと…
カルマ「どうしようが俺の勝手だろ。あんまり口出さないでくれる?」
強気に出られると僕は弱い。黙り込んでしまった僕に意外な助け舟が出された
渚「いいや、そいつの言うとうりだよ。一人ではあんな先生殺れっこないよ」
思わぬ所で助け舟が出た。そういえば渚ちゃんは赤羽くんと結構仲が良かった。渚ちゃんなら説得できるかも。
渚「カルマくんもわかったでしょ、みんなで協力して暗殺しないと一生かかっても成功しないよ。」
カルマ「俺はね、一度教師という生物自体を殺してみたかっんだよ。だからあいつは一人でやる。」
何だろう。赤羽くん殺せんせーというより教師自体を嫌っているようだ。昔に何かあったのだろうかなどとかんがえていると殺せんせーが赤羽くんを挑発しにきた。
殺「ヌルフフフさて赤羽くんもいい加減に諦めましたか?」
わざわざ挑発しに来るなんて殺せんせーも人が悪い。
カルマ「いいやまだとっておきがあるんだよ」
と赤羽くんは不敵に笑ってみせた。ハッタリじゃなさそうだ。
殺「そのとっておき、先生に通用しますかね?」
先生も負ける気はなさそうだ。
カルマ「…ねぇ先生。先生は絶対俺のことを見捨てたりしないよね?」
殺「はい勿論です。」
カルマ「安心したよ。じゃあ絶対成功するよ。」
そこからは驚きの連続だった。赤羽くんがいきなり崖から飛び降りて確実に殺せんせーを殺そうとした。しかし殺せんせーは無傷で赤羽くんを助けてしまった。
殺「赤羽くんなかなかいいアイディアでしたが先生には通用しませんよ。明日からはみんなと一緒に授業を受けてくれますね?」
カルマ「ははっ、すごいや本当に殺せない先生だよ。でもね俺は諦めないよ、俺は将来CCGの捜査官になるんだ。喰種の駆逐の余興としてあんたの暗殺は絶対成功させてやるよ。」
渚「えっー。カルマくん将来の夢ってCCGの捜査官になることなの⁉︎」
カルマ「そうだよ。俺の親父がそうだったからね。そういえば渚くんって弱点ノートみたいなの持ってるんだよね、後でみせてよ。」
殺「なぬっ、先生に弱点などありません。」
神威「ははっ、…」
殺せんせーのこういうところは結構好きだ。本当はスキだらけなのにね。でもどうやっても殺せない。
カルマ「そういえば神威くんだっけ今後よろしくね。」
神威「こ、こちらこそよろしく」
軽く自己紹介を済ませた後殺せんせーは急に慌て始めた
殺「私はここら辺で失礼しますが帰り道は気をつけて帰るように」
そうして殺せんせーは慌てて学校に戻っていった。何か仕事をほっといてきたんだろうな…
帰り道あまり話したことのない人と一緒に帰っていたので緊張していた。
カルマ「そういえば二人はよく一緒に帰っているの?付き合ってたりして〜」
赤羽くんが悪魔のようなかおをしている。そうか赤羽くんは人をおちょくるのが大好きだったんだ。他人の困った顔が大好物だと渚ちゃんから聞いた気が〜
渚「ただの腐れ縁だよ。家が近くてね。後小学校からの付き合いなんだ。」
神威「そうだよ。僕なんかと渚ちゃんが釣り合うわけがないでしょ」
カルマ「ちぇっ、つまんないの」
何をそんなに期待してたんだ…だいたい渚ちゃんはこう見えて結構モテる。他の男子の会話を聞いた所によると男子とも気さくに話してくれるのがいいらしい。あと男っぽい服装も多いけど単純に可愛い。僕なんか釣り合うわけがない。あっ、自分でいってて悲しくなってきた…
神威「あれっ、どうしたの渚ちゃん?」
渚「いやっ、別になんでも」
どうしたんだろう。まぁいいかそこま様子は変じゃなさそうだし。それより明日はリゼさんとの約束の日か…しっかりしないと
はい、ということで次回から物語を動かしていけそうです。あとカルマが渚のことをあえて渚くんと言っているのは男の子っぽい渚ちゃんをおちょくってるものだと補完しておいてください。