「へっ?」
神威(噛?なんだ?なんだ?この目‼︎)
リゼ「はぁぁあおいし…」
神威「うわあああっ‼︎」
リゼ「あらっ、大丈夫ですか?うふふふふ」
リゼ「ねぇ神威くん 私ね'黒山羊の卵’でとっても好きなシーンがあるんです…黒山羊が逃げ惑う男の臓物をぜーんぶ引き出しちゃうところ… 私あの部分何っっ回読んでもゾクゾクしちゃうの」
何をいっているんだこの人ば全く理解出来ない。あれっ血っ⁈血ってこんなに生温かいものだっけ?ああやっとわかってきた…僕は…僕は…この人に殺されるんだ‼︎
理解してからは簡単だった。まず恐怖で体が動かなくなりまともに言葉も発せなくなっていた。
リゼ「ウフフ、その表情 素敵ですよ」
リゼ「そうですよね…まさか“そう”だなんて…思いもしなかっただでしょう?」
ゴキッ ゴキッ ズグゥ
リゼ「私が‘喰種”だなんて‼︎」
神威「うっ」
リゼ「神威くぅぅぅん ゾクゾクさせてェ」
神威「うああああああああ‼︎」
リゼ「あははっ、待ってよ」
そこからは地獄のデスゲームが始まった。ルールはいたってシンプル…捕まえられたら…死あるのみ
(なにあれ なにあれ なにあれ なにあれ なにあれっ
彼女今なんて言った?ぐ、喰種っ⁈)
だがそう彼女から簡単に逃げられるはずもなく簡単に彼女の尻尾のようなものにあしをすくわれてしまった。
神威「ぐっ」
リゼ「あはは、捕まえた」
リゼ「神威くぅん 喰種の“爪”は初めてでしょう?お腹の中優しくかき混ぜてあげますよ…ウフフ」
神威「ひやあああ」
ドブっ
ダッ
なんとか落ちていた鉛筆をさすことで逃れられたが危機が去ったわけではない
(僕は…馬鹿だ‼︎ 今思えばあの時僕にぶつかってきたのも、休日に遊びに誘ってきたのも、全部彼女の計算だったんだ‼︎とにかく今は逃げないとーーーー
ヒュツ ドギュ
「かはっ」
ドゴォォン
リゼ「あらっ、死んじゃったかしら? ウフフ私神威みたいな可愛い顔の男の子が大好きでね…それにほどよく脂も乗ってるし筋肉質じゃないから柔らかくて食べやすそうで…さて今週食べた二人とどっちが美味しいかしら…」
グラグラッ… プツッ
リゼ「あらっ?」
ドゴォォォォォォォォォォォォン
「がはっ………なんで………あ…たっ………がっ」
ガクン
おいおいなんかすげぇ音が聞こえなかったか?
えっ?
ねぇ?あれっ鉄骨の下…人じゃない⁈
うわっ‼︎きゅ、救急車を呼ぶぞ‼︎
何…………だ……………?
こ……つ……に……リ……の……かく……を……
せ…せい……こ……子にも……包があります
なにっ……じゃあ………もまさか⁈じゃあ……リゼを……の石にして彼の……
先生成功……未だなしです……
チャン……を無駄……するな…………それを彼の体内に‼︎‼︎
ーー僕は小説の主人公でもなんでもない…ごく平凡な、どこにでもいる中学生だ
脈拍安定‼︎奇跡の成功だ‼︎
……だけど…もし仮に僕を主役にひとつ作品を書くとすれば……
ピッ ピッ ピッ
それはきっと…………“悲劇”だ
やっとリゼ編終わって今度から暗殺と喰種の話両方書いていけそうです