東京暗殺教室   作:あんていく@たいやき

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今回は特に話は動きません


お見舞いの時間

「えっ、神威が大怪我で入院⁈」

 

僕はその瞬間頭が真っ白になった

 

 

 

 

 

ワイワイガヤガヤ

 

茅野「おっはよー渚遅刻だぞ!先生たちが今緊急の会議だから良かったもののってあれっ、佐々木くんは一緒じゃないの?」

 

 

渚「ハァハァうんそうなんだ。家に行ってもいないし先に学校行ってると思ったんだけど…」

 

茅野「ううん。来てないのあんた達だけだよ。」

 

渚「あの馬鹿っ…どこで道草くってるんだ!」

 

磯貝「まあ落ち着けよ。でも心配だなぁ…もしかしたらどこかで事故にあってたりするのかも…」

 

倉橋「どっかで可愛い昆虫見つけたのかも!」

 

矢田「それで遅刻するのはあんただけだよ」

 

片岡「確かに普段おとなしく真面目な佐々木くんが学校に遅刻なんておかしいわね…」

 

寺坂「どっかで不良にでも絡まれてるのかもな、ははっ」

 

カルマ「そんな小物寺坂くらいしかいないよ」

 

寺坂「んだとてめー。やんのか!」

 

まずいクラスが慌しくなってきたここは落ち着かせないと

 

渚「み、皆聞いて!あいつなら大丈夫だって!そんな簡単に交通事故には合わないよ!」

 

ガラッ

 

殺「皆さん席について下さい。大事な話があります。」

 

ほっ。いいタイミングで先生が入ってきてくれた。そのおかげで寺坂たちも喧嘩しずに済みそうだ。そういえば緊急会議をしてるって言ってたからその内容かな?

 

殺「佐々木くんが事故に巻き込まれました。意識不明の重体です。今は病院で手術も終りましたがまだどうなるかわかりません。」

 

渚「えっ」

 

 

 

 

 

杉野「先生事故ってどういうことですか?」

 

殺「はい。昨日工事現場の近く鉄骨の落下がありまして、それに神威くんが巻き込まれたということです。」

 

神崎「そういえば朝少しだけニュースでやっていたような…」

 

渚「こ、殺せんせーあいつ今どこの病院で入院しているんですか⁈早く行かないと」

 

殺「待って下さい渚さん。今はまだ目も覚めていませんし行ったって入らせてもらえないだけです。焦っても仕方がありません。」

 

渚「で、でもっ」

 

殺「ところで、最近皆さんは非常に授業に真面目に取り組んでいるおかげで範囲が予定より進み過ぎているくらいなんですよ。」

 

渚「い、今はそんなことっ…」

 

殺「そこで今日は授業の一環として千羽鶴を折ってみませんか?こういうことも大切ですから」

 

茅野「あっ、なるほど!」

 

烏間「いやっ、確かに見舞いも大事だが上は暗殺のチャンスを1日も無駄にしたくないはずだ。いくらなんでも…」

 

殺「烏間先生、あくまで“授業”の一環としてです。佐々木くんはあまりクラスのみんなと馴染めていませんでした。この機会に是非彼には本当のクラスの一員になってもらいたいのです。」

 

渚「こ、殺せんせー」

 

烏間「まあ上には誤魔化せる範囲だから今回は目をつむっててやる。確かにあの子はクラスで浮いてるからな」

 

磯貝「よっしゃーそうと決まればみんなで千羽鶴折るぞ!」

 

「「「おぉーー」」」

 

(良かったね神威。あんたのこと思ってくれる奴がこんなにたくさんいて)

 

それからはみんなで千羽鶴をひたすらおりはじめた。いつもは面倒くさがりなカルマも今日は普通に参加してるし寺坂も嫌々ながら先生の監視のもときちんと鶴を折っていた。

 

 

杉野「よしっ、これで千羽目!」

 

みんなで苦労して折った鶴はとうとう千羽になった。

 

前原「でもこれどうやって病院まで持って行くんだ?」

 

殺「これは先生が責任を持ってきちんと運ぶので心配ないです。」

 

ちよっと感激した。あいつにここまで尽くしてくれる人たちなんて見たことなかったから。

 

茅野「どうかした渚?」

 

渚「ううんなんでもないよ。これであいつも心を開いてくれるかな…」

 

殺「勿論ですとも渚さん。みんなのおもいはきっと届きます。」

 

こうしてE組のちょっとしたイベントが終わった。

 

 

 

 

***

 

 

次の日神威の意識が戻ったとの知らせを聞き授業が終わった後みんなで病院にお見舞いに行ってみた。こんなに大勢で大丈夫かと思ったが、神威の病院室は個室の大きい部屋だったので案外なんとかなった。本当は面会はできればやめてほしいとのことだったが、烏間先生の交渉でなんとか許可してもらった。お見舞いに行った時あいつは普通に起きていた。

 

渚「神威〜」

 

神威「な、渚ちゃんってみ、みんなも⁈」

 

流石にこの人数でお見舞いに来たので神威は面食らっていた。特に千羽鶴を見た時は滅茶苦茶面白い顔をしていた。

 

殺「大事故に巻き込まれたと聞いておりましたが大丈夫でしたか?」

 

神威「じ、事故?ま、まあ…事故ですね…はいこの通り大丈夫です。心配かけて申し訳ありませんでした。」

 

なるほど、僕は事故にあったことになっているのか。あらそっちの方が都合がいいしそれに合わせておこう。

 

渚「嘘ね。」

 

神威「えっ?」

 

渚「あんた事故にあったと思ってたけどもしかして何か面倒ごとに巻き込まれたの?それだったら詳しく話して頂戴よ」

 

なんでこんなすぐに嘘がばれたんだ。渚ちゃんはこういうのにはとても鋭い。正直僕はあんな体験はなしたくはなかった

 

神威「えっえっと…それは…」

 

カルマ「みんな頑張って鶴折ったんだよ。それなのにそっちは事情話さないなんてちょっと虫が良すぎるよ」

 

神威「うっ、それは…」

 

烏間「確かにできれば俺たちも本当のことが聞きたいからな。話してくれないか?」

 

…確かにそうかもしれない。みんなも喰種のことをあまり知らないんだ。僕みたいな被害者を生まないためにも経験者としてちゃんとかたっておくべきだと思った。

 

神威「…わかりました。全てお話しします。」

 

 

 

 

殺「喰種ですか…」

 

烏間「真実を聞いておいて良かった。俺たちも早急に対策を取らねば」

 

神崎「嘘っ…本当に人を食べる化物なんて…」

 

カルマ ギリッ

 

杉野「お前よく生き残ったな。どうやって逃げたんだ?」

 

神威「えっとそれは覚えてなくて…」

 

みんな僕のことを心配して慰めの言葉もかけてくれる。ああE組の生徒たちはみんな性格がいいな…僕は幸せものだよ…

 

ゾクッーー今…殺気を感じたのは気のせいでないはず。この話を聞いて明らかに一人だけ違う反応を示すものがいた…

 

渚「へぇ〜〜あんた、女の子と夜まで遊んだ挙句その女に騙されて食われそうになりましたって?僕はな〜んにもそんな話聞いてなかったなぁ」

 

神威「えっ、えっと…渚ちゃん?」

 

明らかに怒ってるよね⁈僕が怪我してることも絶対忘れてるよあの様子じゃ…

 

殺「渚さん落ち着いて」

 

助かった殺せんせーはこういうところで頼りになーー

 

渚「うるさいっ!殺せんせーは黙ってて!」

 

殺「はっはいっ」

 

らなかった。ダメだせっかくの助けが何の役にも立たなかった…

 

渚「ねぇ神威…」

 

ヤバい。これは経験上結構ヤバい部類に入る。それを怒られる前からわかるのだから僕も成長したものだ…って違う現実逃避してる場合か!

 

神威「はいっ」

 

どうしよう…どうしよう…

 

渚「あんた世間ではあんたのことなんて言うと思う?」

 

神威「えっと…」

 

ヤバい頭をフルに回転させるんだ。答えを誤れば確実にブチ切れる。考えろ僕!なんのための今までの読書だっ!こういう時に知識が奴に立つものだろうが!

 

神威「わ、わかりません」

 

ああ終わった。

 

渚「それはね……自業自得っていうんだよ‼︎‼︎」

 

神威「ぎゃーーー

 

茅野「ち、ちょっと渚ここ病院で佐々木くんは重症よ‼︎」

 

渚「うるさいっ!こいつはちょっと頭のなか平和すぎなんだよ‼︎」

 

茅野「み、みんなで渚を止めるのよ‼︎」

 

こうして渚を抑えることには成功したが神威の退院期間が延びE組の生徒たちはすぐに追い出されることになってしまった。

 




言ってなかったですがこの主人公の名前は銀魂の神威からとってます。
あとできればお気に入り登録お願いいたします。初心者なんで単純ですがそういうことがモチベにつながりますので。
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