東京暗殺教室   作:あんていく@たいやき

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早く話進めたいけど小説書くの下手くそだからなかなか進まない…


問いただしの時間

カフカの有名な小説青年が大きな毒虫になってしまう話がある…僕はそれを読んだのだが当時は「もし自分が毒虫になったらどうしよう…」なんて暗い妄想をしたものだった……

 

 

 

嘉納「調子はどうだい?神威くん」

 

神威「まぁ、普通です。特になんとも…」

 

嘉納先生…僕の手術を行ってくれた先生。嘉納先生のおかげで生き残れたのだからこの人は命の恩人だ。感謝してもしきれない。しかし時間が経過すればするほどあの日の出来事が全てウソだったんじゃないかって思えてくる…だけどあれは現実だ…

 

嘉納「薬をちゃんと飲み続けたすぐに学校に戻れるよ。しかしあれだね、こんな驚異的な速さで回復するとはおもってなかったよ。」

 

神威「あははっ…そうですね運がいいんでしょうか?」

 

僕は何を言っているんだろう。あんな体験をしたのに運がいいわけがない。もしろ運なんてこれっぽっちもない。

 

嘉納「……ところでナースに聞いたんだけど病院食は気に入らなかった?」

 

ギクッ。痛いところを突かれてしまった。

 

神威「いっいえっ…美味しいです…」

 

 

 

ナース「どうぞ佐々木さん今日の昼食です。」

 

(今日の献立はご飯に焼き鮭、味噌汁か…今日こそは!)

 

神威 ぱくっ モグッ

 

(生臭い…)

 

ナース「あらっ佐々木さんもういいんですか?」

 

神威「……はい」

 

ナース「しっかり食べないと治るものも治りませんよ」

 

(確かにナースさんの言うとうりだ。でもおかしい何かこの料理…)

 

神威「……すいません、何かこれ味が……」

 

ナース「えっ、ちょっといいんですか?」 ぱくっ

 

神威「あっ」

 

(だめだ、それは本当にまず…

 

ナース「普通に美味しいですよ?」

 

神威「えっ?」

 

ナース「お魚嫌いなんですか?好き嫌いはダメですよ!」

 

神威「はい…」

 

神威(でも魚だけじゃなくほかの料理もとてもじゃないけど人に出していいのかというレベルで気持ち悪く吐き気がする。つまり全部不味い。)

 

結局その後もほとんど食べられないで残してしまった。

 

 

 

 

 

 

夜の病院は一人なのでどうしてもネガティヴなことを考えることが多くなってきた。最近全然ご飯が喉を通らないのがどうしても気になっていた。僕はもともと少食だがこれは異常だと感じていた。

 

神威(ほとんど何も食べてないのに不思議と腹は空いていない…ははっ、僕も毒虫になるのかな…)

 

そう、ほとんど何も食べていないのに何故かお腹は全然空かないのだ…頑張って寝ようとしてみるものの僕はこの不安をぬぐいきれないでいた…

 

 

 

 

 

 

 

 

殺せんせー「いやー退院おめでとうございます。今日からは授業に復帰できるようですね」

 

神威「心配かけてすいませんでした。」

 

久しぶりに学校に来てみると相変わらずで少し安心した。やっぱり病院にいたから調子が悪かったのではないかと思うようになってきた。

 

殺せんせー「そういえば神威くんは結構病院食を残していたみたいでしたがどうされましたか?」

 

ここでもまた同じ質問を受けてしまった。でもなんで殺せんせーがそんな事まで知っているのだろう?

 

烏間「何故お前がそんな事まで知っている」

 

烏間先生が僕の気持ちを代弁してくれた。まぁ普通の疑問ですよね。

 

殺「いえ、何回か病院の外から見かけたところあまり箸が進んでないようでしたからナースさんに聞いたところ魚が苦手みたいだとおっしやってました」

 

成る程…ってもしかして僕偶に殺せんせーに覗かれてたって事⁈流石にそれは酷いよ殺せんせー…

 

ビッチ「はっ、好き嫌いが多いなんてまだまだガキね」

 

ここで痛い駄目出しを受けてしまった。

 

(それにしてもこの人が噂のビッチ先生かぁ…なんでも英会話の担当でキスしまくる先生らしい…まあこの時期にくる人なんてみんなまともじゃないだろうからな…別にそこら辺は気にしないでおこう…)

 

殺せんせー「で⁈どうなんです神威くん⁈」

 

何をそんなに答えを知りたいのかわからないが正直に答えるしかないだろう。

 

神威「えっと…病院食がその…生臭く感じて…食べれないと思ったので残しました。」

 

殺せんせー「……」 烏間「……」

 

あれっ?なんでそんなに黙ってしまったのだろう?病院に失礼だと怒られると思っていたから少し拍子抜けだ

 

ビッチ「もういいでしょタコ。あんたもこれ以上こいつに付き合う必要はないしもう教室に行っていいわよ」

 

神威「はいっ!」

 

この時殺せんせーと烏間先生が僕の思っている以上に重大なことを考えていたことに僕は気づいていなかった…

 

 

 

ビッチ「なかなか可愛い顔してるじゃない?あのこ実はは女の子だったりしてwww」

 

烏間「なあ彼のことどう思う?」

 

殺せんせー「まだ情報が少なすぎますね…もうしばらく様子を見てみましょう」

 

ビッチ「ねぇあんたたち何の話してるの?」

 

烏間「あぁそうだな」

 

ビッチ「ムキー。私をのけ者にして勝手に話をするなー」

 

 

 

 

久しぶりに歩く廊下は相変わらず汚かったけどどこか懐かしさを感じた。

 

(あーなんか久しぶりの学校だからドキドキするなぁ。みんなとは入院した時に少し喋れるようになった気がするからちょっと期待している。あと渚ちゃんにはちゃんと謝らないとね…自業自得とはいえ心配かけちゃっし…)

 

扉の前に立つと何故か緊張してきた。転校生や久しぶりに学校に来たりする生徒の気持ちが少しわかった。でもぐすぐずしてもいられないので勇気を出して扉を開けた。

 

神威「おっ、おはよう」

 

磯貝「おっきたきたっ」

 

杉野「久しぶりだな!」

 

岡島「さぁーて。この前は出禁食らったから問いたださせなかったが今日こそは全て吐かせてやるぜ」

 

神威「えっえっ?」

 

どういう事か皆急にフレンドリーに接してきた。僕このクラスではほとんど喋らなかったのに何故こうも話かけてきてくれるのか全くわからなかった。

 

前原「とぼけんなよ。てめークラスでは大人しいアピールしといて内緒で女と夜までデートとはなかなかじゃねえか?」

 

神威「だっ、だからあれは僕が騙されて…」

 

岡島「うっせー。そんな事どうでもいいんだよ。で?どこまでやったんだ?もしくはやろうとしたんだ?」

 

さすが岡島くん…クラス一の変態。そういえば渚ちゃんもあいつのようになったら絶交とか言ってたっけ…

 

片岡「ちょっと岡島あんたら神威くんに変な事聞きすぎ。困ってるじゃないの」

 

片岡さんの気遣いにホッと胸を撫で下ろした。流石に急にこんなに喋りかけられたら少し整理がつかないので助かった。

 

矢田「そうよそうよ。ところでさ神威くんって渚ちゃんとどういう関係なの?神威くんが渚ちゃん以外の人と行動してるの見た事ないくらい一緒にいるよね?」

 

あれっ?僕ってそういう風に見られていたのか…どんだけ社交性ないんだよ僕…

 

神威「えっと渚ちゃんとは小学生からの幼なじみで…」

 

倉橋「ねぇー二人は付き合ったりしてるの?」

 

これまた赤羽くんみたいな質問が飛んできた。みんなこの手の質問が大好きなのか?

 

神威「そっ、そんなわけないよ。ただ僕が渚ちゃん以外の人とあまり喋れなくて……」

 

片岡「うそよ。あんなにいつも仲良くしているのに何もないなんて」

 

嘘って言われてもな…それが事実なので回答に困る。って片岡さん僕の味方じやなかったの⁉︎男子とやってる事変わらないよ!

 

神威「えっ、でもホントに…

 

片岡「真実を語るまで開放しないからね」

 

 

磯貝「あぁまともだった片岡まで…」

 

千葉「まぁ俺たちの年頃は恋バナのネタにはみんな飛びつくからな」

 

速水「そうね…でも困ってるようだしいい加減やめあげたらいいのに」

 

奥田「速水さんと千葉くんは大人すぎる気が…」

 

そこっ、見てるだけじゃなくて助けて下さいよ…本気で困ってきた…

 

渚「こらーあんたら人のいないところで好き勝手してんじゃないわよ」

 

杉野「げっ、渚⁈」

 

渚ちゃん⁈ってそういえばどこに行ってたの早く助けてよ…

 

茅野「ごめんみんな。渚止められなかったよ」

 

成る程。渚ちゃんがいない隙に僕から情報を仕入れようとしていたのか…

 

渚「神威あんたちょっと来て話あるわよ」

 

岡島「おい今は俺たちが…」

 

渚「何か文句でも?」

 

岡島「いえっございません。」

 

渚「あとみんなも付いてこないでね」

 

神威「ちょっと渚ちゃん一体どこへ…」

 

渚「うるさいっ。あんたは黙って付いて来なさい」

 

でも正直助かったので素直について行くことにした。

 

 

 

 

神威「えっと渚ちゃんあの…話って…」

 

正直いろいろ説教受けても仕方ないし覚悟しないとね…

 

渚「あんたあの喰種とはどこで出会ったの?」

 

神威「喫茶店だよ。最近僕が見つけた穴場なんだけどそこで偶然好きな小説家がおなじだったから意気投合してそれで…」

 

渚「ふーん…」

 

何も反応がないのがかえって怖い…

 

渚「じゃあさ、あんた何か狙われるようなことしたの」

 

神威「いやそんなはずはないと思うんだけど…」

 

実際僕はリゼさんと話したのはぶつかったあの日が初めてだった。あれっでも…僕ずっと目をつけられてはいたんだっけ?

 

渚「…まぁいいか。ほら戻ろう今日は来てそうそうだけど集会があるから本校舎では気をつけてね。」

 

神威「えっ⁈話ってこれだけ?」

 

予想以外に質問が少なすぎたのでこっちが聞き返してしまった。それならわざわざここまで呼び出す必要なかったんじゃ…

 

渚「まぁ他にも聞きたいことあったけどあんたも困るでしょ?だからこれくらいにしといてあげる」

 

渚ちゃんはこういうところでの心配りが本当にできる。だからみんなにも好かれるのだろう。

 

渚「あぁそうだ!今日は久しぶりにピックリドンキーにでも行かない?退院祝い的なものでさ」

 

神威「ホントに⁉︎やったー久しぶりにハンバーグが食べられる!」

 

正直病院食が不味すぎたので好物のハンバーグが食べられることが本当に嬉しいかった。

 

渚「はしゃぎすぎよ」

 

僕は嫌な集会のことも忘れて頭の中はハンバーグのことでいっぱいだった。だが一方で最近の食欲のことも完全に忘れていた…




次はまた喰種系の話を入れます。
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