東京暗殺教室   作:あんていく@たいやき

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テンポ遅すぎますかね…


異変の時間

昼休みになると僕らは急いで山を降り始めた。E組は本校舎から離れているため早く出発しないといけない。そしてやっと山を降りたと思えば差別をうけながら集会に参加しないといけない…実際この日も集会の間はとても苦痛だったけど殺せんせーのおかげで他のクラスにやり返せてスッキリした。

 

神威「あぁー結構長引いたなー集会」

 

???「おい神威」

 

僕は聞き覚えのある声を聞いたので振り返ってみると予想通りの人物がそこにいた…

 

神威「な、何かな田中くん…」

 

田中「おいおい昔家において貰っていた恩人に対して何かなはないだろうがよ」

 

昔僕は母さんを亡くした後母さんの親戚の家に引き取られた。僕はその家で認められようと勉強を頑張った。最初テストでいい点をおばさんに見せると喜んでくれたのが嬉しくて次も頑張った。しかしおばさんは…

 

「何それ、当てつけ?」

 

おばさんの息子の信太くんは勉強があまり好きではなかったので成績は振るわなかった。そのこともあってか信太くんへの当てつけだとおばさんは受け取った。そして僕は信太くんとその親友の高田くんから虐められ家での居場所もなくしてしまったというわけだ。椚ケ丘中へは周りに自慢をしたかったのだろうか強制的に入らされた。E組へ落ちるとおばさんは周りにそのことを知られるのを恐れて保険でおいておいた僕の実家へ一人暮らしさせた。それ以来は家族ではなくなったので田中くんと呼ぶようにしている

 

田中「くくっ無様だなぁ神威。いくら頭が俺より偉くても現実での地位は俺の方が偉いからな」

 

今はそれより早く帰らないといけないので僕は焦っていた

 

神威「あの…授業に遅れるからそろそろ帰らないと…」

 

高田「あぁ⁈てめーらはどうせ何やったて同じなんだよ。今更授業受けても糞の役にも立たねえよ」

 

神威「それでも授業に遅れるのは…」

 

田中「てめー…いつからそんな生意気な態度取るようになったんだ?あの男女の影響か?はははははっ、未だにつるんでんのか何の取り柄もなくE組に落ちたゴミ人間と」

 

僕の中でプツンと何かが切れる音がした

 

神威「あんまり渚ちゃんのことを悪く言うなよ」

 

その時自分でもびっくりする位凄んだ声が出た。慌てて我にかえると二人は僕が言い返すと思わなかったのか完全に面食らっていた。その隙を突いて二人から逃げることに成功した。

 

(今度からは出来るだけ絡まれないように気をつけないと…しかし何だろうあんな相手を脅すようなことなんて今までしたことがなかったのに…やっぱり最近は様子が変だ…)

 

この時に異変に気づいて早めに対処するべきだったとは思いもしなかった…

 

 

 

「いらっしゃいませー!」

 

渚「ビッグハンバーグ2つ」

 

店員「かしこまりました。すぐに出来上がりますので少々お待ちください。」

 

渚「しかしあんた少し見直したよ。田中たちにやり返せるようになるなんて」

 

神威「あっ、あれはちよっと…」

 

渚「やっと少しは男らしくなったのかな?顔はまだ女っぽいからなめられるけど」

 

神威「ははっ」

 

(あっ、定員さんが来た。やっと僕の大好物のハンバーグが…)

 

ピクッ

 

しかし僕の思考とは別に体は別のものに関心を示していた…

 

店員「お待たせしましたー。ごゆっくりどうぞ〜」

 

なっ、なんだったんだ今の…

 

渚「あんた今店員さんに見惚れてたでしょ?」

 

神威「いやっそんなことないよ」

 

渚「…やっぱり胸は大きい方がいいのかな…」

 

神威「何か言った?」

 

渚「何でもないわよっ!それより早く食べよう」

 

(渚ちゃんに何かはぐらかされた気がしたけどまぁいいか…僕も早く食べよう)

 

ぱくっ

 

神威「…‼︎」

 

渚「美味しい‼︎」

 

神威「ねぇ渚ちゃん…ちゃんと肉焼けてるよね?」

 

渚「当たり前でしょ?生っぽいんだったら石で焼けば?」

 

神威「うん…」

 

(僕は昔からハンバーグが大好きだ。特にピックリドンキーのハンバーグは肉汁たっぷりでずっしり旨味が詰まっていて…

 

ぱくっ

 

神威「‼︎」

 

豚の内臓を舐めてるみたいだ‼︎)

 

神威「ぅおえええええええっっ」

 

渚「どうしたの⁈神威⁈」

 

 

 

 

家では今日のことを考えいた

 

(ーおかしい何だって言うんだ一体…)

 

「東京の街を襲う恐怖に人々は不安を隠しきれません。ここで喰種研究の権威である小倉先生にお話を伺いたいと思います」

 

偶々テレビをつけたが何か自分と無関係には思えなくてそのままみることにした…

 

小倉「ーーそもそも喰種ってのはヒト以外から栄養を摂取できない。これは彼らの特殊な酵素の影響と言われている。おまけに彼らは舌の“つくり”が違うから食べ物が滅茶苦茶不味く感じる。人前では我慢するけど食べた後は強い吐き気に襲われるだろうね…」

 

丁度僕の症状と酷似していたので嫌な予感がした…

 

(もしっあの事件の後僕の体に何らかの影響があったとしたら…いやっ考えすぎだ…でも腹減った…)

 

神威「…“腹減った”?」

 

 

カフカの有名な小説に青年が毒虫になってしまう話がある

ー毒虫になった青年は食べ物の嗜好が変わり新鮮な食べ物は口にできず腐りかけのチーズなどを好むようになったー

 

僕は空腹を紛らわせようと様々なものを口に突っ込んだ

 

(もし僕の食べ物の嗜好が変わったのだとしたら…僕にとってのチーズは?)

 

神威「うっ、おえええええええっ‼︎」

 

 

 

 

神威「うっうっ」

 

結果何を食べても喉を通るものはなかった…

 

神威「何だよ…これ」

 

鏡を見てみると奇妙な黒目を持った自分の姿があった…これじゃまるで…

 

神威「どうして…何で…」

 

この世ならざる飢えに苛まれながらもその満たし方が分からないーいや…ある…一つだけ自分でも薄々気がついていた…だけど…それをしたら僕はもうヒトとして生きてられないかもしれない…でももう他にどうしろって言うんだよ‼︎

 

 

 

 

何をするわけでもないが勢いで僕は外に出てきてしまった。何か…何かしないと狂ってしまいそうだっから…

 

…こども

せいねん おんな しょうじょ にく おとこ にく おんな

にく にく ! にく‼︎

 

「ちよっとあの人何…」「馬鹿見んなよ…ちよっと頭がおかしいんだよ」

 

神威「フーッ、フーッ、フーッ」

 

僕はその時の自分の衝動を抑えるのでいっぱいだった。その時何かいい匂いが漂って来た…僕の食欲をそそるような…

 

(初めて嗅ぐのにどこか懐かしいような…母さんの手料理のような香りだ…)

 

ーどこだ?

 

僕はこの匂いの可能性に賭けるしかなかった。もしかしたら僕でも食べられるものを置いているかもしれないと…

 

(この角の先から匂いが…)

 

しかし現実は甘くはなかった…

 

グチャ グチャ

 

神威「えっ?」

 

そこには死体を喰う男の姿があった

 

神威「…う…う…嘘だ…」

 

死体の香りに釣られていたなんてっ‼︎

 

男「おい、そこのガキ…こいつは俺のもんだからさっさとどっかい…

 

???「どーん」

 

ブチィ

 

神威「⁉︎」

 

なっ、何が起きたんだ?今男の首が…

 

???「ーたくっ俺の“喰場”で食事してんじゃねぇーっての…んで後はこいつか…」

 

蛇のような面を被った男は面をとって僕のほうに近づいて来た…

 

ドン

 

状況の把握できていない僕をいきなり男が壁に叩きつけてきた

 

???「あんたもさ20区のルールぐらい知ってるだろ?他人の喰場荒らすのはルール違反だって…だからお前は死刑執行だこら」

 

喰場って何?ルールって?分からないことが増えていくばかりだ。だが一つだけ僕でも分かる事がある…僕は今から殺されるという事だ‼︎

 

???「そこまでだ!」

 

今度は路地裏からまた別の男が出てきた…いやっあれは…烏間先生?

 

???「ちっ、ハトかよ」

 

烏間「投降しろ貴様に逃げ道はない」

 

???「はっ何を言ってんだか。隙だらけじゃねぇか」

 

そう言うと男は路地裏に逃げ込もうとした

 

烏間「行ったぞタコ!」

 

???「はっ何を言ってんだか、あばよまた今度相手してやるよ」

 

そう言うと男は路地裏に消えていった…

 

烏間「ちっ、あのタコどういうつもりだ。捕まえると言っていたのに…まぁいいかこっちの喰種は捕まえられ…⁈」

 

どうやらこっちの正体に気がついたらしい

 

烏間「佐々木くん⁈なぜ君がここに…」

 

僕はこの人に思いのままを語ることしかできなかった

 

神威「助けて…ください。もうダメなんです。“この体”になってから全てが最悪なんです…お願いします…僕を…

 

烏間「ダメだ」

 

神威「‼︎」

 

烏間「その目と言ってる事からして君が喰種である事が分かった。喰種は全て抹殺だ」

 

僕は自分が甘かったと悟った。相手は喰種を殺すのが仕事。生徒だから少しは情けをかけて貰えると思っていたのかもしれない

 

神威「待ってください!違うんです!」

 

烏間「ならチャンスをやろう…君は見たところ今空腹そうだね…喰種の空腹は大変だと聞く…君は今この肉を我慢できるか⁈」

 

そう言うと烏間先生は僕の口の中に無理矢理人肉を突っ込んんできた。その時僕は今まで体験した事のない快楽に身を委ねようとしていた

 

神威「もがっ」

 

神「げえぇぇぇぇっ。ううっ。ゲホッ、ゲホッ」

 

ダメだっ、この快楽に身を委ねた瞬間僕が僕でいられなくなる

 

烏間「どうした?喰えよ?」

 

神威「…僕は…僕はヒトの肉なんて喰べられるわけないだろ…喰べられるわけないじゃないか…僕はっ…僕は人間だ‼︎化け物とは違うんだ‼︎」

 

烏間「調子にのるな。確かに貴様は喰種ではない…だが人間でもない。どちらにもなりきれない貴様に居場所なんてないんだよ‼︎」

 

殺「烏間先生…もうそこらへんで…」

 

殺せんせーまできた。ははっ、僕はいよいよ終わりかもしれない

 

烏間「貴様…」

 

殺「苦しかったろうね神威くん…」

 

神威「…」

 

殺「私についてきてください」

 

僕は殺せんせーの言葉に戸惑いを隠せなかった。そして警戒しても埒が明かないと考えたので素直についていく事にした…

 

 

 

 

 

 




初めて小説を書くのでストーリーなど何か悪いところがあれば感想で送ってください。参考にさせて頂きます。
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