クトゥルフ神話〜〜小説〜〜   作:不憫な死神

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何これ?っと思う方もいるだろう。だが俺は反省も後悔もしない...



邪神に愛されすぎてる女子高生の話
邪神に愛されすぎてる女子高生の話①


私、高宮咲は変わり者だ。

 

家では何人かの居候とペットと暮らし、学校では、良く図書館でオカルト関連の物を見ている。

 

...此処、福文丸鳥(ふくふみまるちょう)学園には変わり者が多い。

 

高校生なのに黒いロングコートを着て、背中腰に刀を二本刺している危ない高校生(帯刀許可証なんて、現実ではありえない物を持っているけど)

よく女子にモテていて何でも屋の仕事をしていて、拳銃を隠し持っている、危険な高校生。

ショタな兄が好きすぎるヤンデレガール

探偵助手と名乗る危ういショタ

妊婦さんの探偵と妊婦さんの医者さん(だが身籠ってるのは深きものの子供のようだが)っと変な人が多い。

 

そんな私も変な人の枠に入っているのだが...

 

「それで咲さん、次はどうしましょうか?」

「とりあえずあんたを縛っとく」

「あぁ!ダメです!そんな!そんな縛り方をするのは..」

 

こいつはうちに居候している男。名前はないようだ。

...正体はニャルラトホテップという邪神らしい。

ちなみに現在こいつにしているのは亀甲縛りというよくアダルティなゲームに出ている縛り方だ。

...こんな縛り方を学校でやっていいのか?

良いんです、どうせこいつが人払いしているので...って私は一体誰に言っているんだ...

 

そんな事を考えながら私は教室にカバンを取りに戻る。

 

 

 

 

「いやあ、結局あのままだと咲さんの家に入る余地がありませんでしたよ」

 

この男...一体どうやって抜け出したんだ。

 

「そりゃ普通にちょちょいのちょいっとやりましたよ」

「心を読むな、変態」

「クフフ、もっと言っても良いですよ?それとも殴りますか?良いですよ!私はそれも受け止めます!!」

 

うるさい。本当にうるさい。なんだこの邪神は...

そう思いながら私はいつの間にかついていた家の中に入る。

 

「あ、おかえり、どうだった?学校」

「ん、大丈夫だよクトゥルフ」

「そう?なら良いよ...そこの邪神は...まぁどっか行ってなよ」

「酷いですね。クトゥルフ、私をのけ者にしようと?」

「うん、だって君、やる事する事思う事全部キモいし」

「失礼な!私はちゃんと真面目な事を考えてる時もありますよ!」

「例えば?」

「あの刀を持った高校生をどうやって絶望の底に落とそうとか」

「「考えてないじゃん」」

「二人して酷い...うわあああああん!!」

 

男はそういうと二階にある自分の部屋に行ってしまった。

...クトゥルフはいつも緑色の服を着ている。手にはお気に入りのぬいぐるみがいる。

 

「ところで咲」

「ん?なに?」

「ヴルトゥームを見なかった?」

「ヴルトゥーム?見てないけど」

「そう...なら良いけど...」

 

ヴルトゥームはクトゥルフの弟。女の子に見えるけど男だ。寝始めたら何があっても寝てしまう。

 

「それで今日の晩御飯は?」

「深きものが持ってきたマグロにサーモン、イカとタコにカンパチやサメ、後フグにミノカサゴ」

「フグはともかくミノカサゴはやめようね?」

「ニャルラトホテップなら喜んで食べそうだけど?」

「あれはどう足掻いても治りません」

 

ミノカサゴは釣っても食べないようにしようね。フグはちゃんと毒を抜いたら食べれるけど...

そう言えばそれを裁く人はウチにいただろうか...

 

「ハスターが資格取ってたよ」

「心を読まないでください。...えっと?何?邪神って資格を取ってるの?」

「暇だからね。ちなみに僕は製菓衛生師の資格を持ってるよ。ほら」

「何で持ってるのさ...」

 

 

私はクトゥルフにそういうがクトゥルフは暇だからっと答える。製菓衛生師の資格を取るのはすごく難しいのにこの邪神ときたら...

 

「それからミノカサゴは食べれるよ?毒を持ってるから食べれないと思われるけど」

「え、マジ!?」

 

 

 

 

 

 

 

「チー、チー」

「ただいま」

 

私が飼ってる鳥。確か、メジロと言うんだったか...鳴き声変だけど

そんなメジロを籠から出し餌を与えながら私はリビングに戻る。

 

 

「あ、帰ってきてたんだ」

「ただいまハスター」

「うん、お帰り、学校はどうだった?」

「それ、クトゥルフにも聞かれたよ」

「む...そうなのか...」

 

ハスターが不機嫌そうにそう言う。

ハスターもヴルトゥームと同じで確かクトゥルフの弟だったか...仲悪いけど。

 

そんな事を思っていると誰かが私に抱きついてくる。

この感触からして...

 

「ただいま、シュブ=二グラス」

「ふふ、お帰りなさい、咲ちゃん。そうだ。今日、良いのが手に入ったの、一緒にどう?」

「えっと...一応聞いとくけど何?」

「高性能な媚や「却下で」もう...イケズなんだから」

 

私はレズでも百合でも無い、かといって変態でも無いため即拒否する。しかも相手が人間ではなく邪神なのは御免被る...

 

「シュブ=二グラス、咲が困ってるじゃ無いか、早くどいてあげなよ。」

「もうハスターちゃんは過保護なんだから。」

「一体なんのことだか...ほら、もうそろそろでご飯だからヴルトゥームを呼んできなよ。今日もあの子と一緒に遊んでいたんだろう?」

「はーい。それじゃ後でね。咲ちゃん」

 

 

 

 

さて、もう一度言うが私、高宮咲は変わり者だ。

通常、非難されるであろう彼等(邪神)を受け入れて、同棲しているのだ。こうして、彼等(邪神)を受け入れることが出来る人間は恐らく私一人だけだろう。

...もしかしたら、そんな私ももう人間ではなく、別の何かにされているのだろうが、私はそれを証明できないし、証明してくれる人も居ないだろう。出来るとしても人間ではない彼等(邪神)しか証明出来ない。

 

 

...本当は他にも色々な住人(邪神達)がこの家に住んでいるが、その住人達は現在出かけている。

 

今日も平和な日常だ。




誤字脱字等が有りましたらご一報を...



不憫からの一言
どっかで彼等を見たことあると思った人はこう唱えましょう。「気にしたら発狂」っと
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