Charlotte episode Grant   作:Purazuma

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3話目!間が空いてしまったけど………
今回は時系列で言うとスカイハイ斎藤の話が終わった後です。


交差

 

 

授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り響いた。

 

机の上の教科書を鞄に詰め、帰り支度をする。

 

「香神ー!七海さん来てるぞー!」

 

クラスメイトが俺の名前を呼ぶ。

 

学校の他の生徒達には俺と夢が付き合っている、と勘違いされているらしい。

 

教室にいるみんなが俺と夢を交互に見てニヤニヤしていた。

 

「あ、蒼人。一緒にかーえろ!」

 

「あー………すまん、先に帰っててくれ。」

 

「えー?またー?」

 

「ごめん!」

 

夢は残念そうにむっと頬を膨らませている。

 

………今日も能力で色々試したいことあるし………夢には悪いが一人で帰ってもらおう。

 

「最近帰るの遅いみたいだけど………園のみんなも心配してたよ?」

 

「別に心配されるようなことはしてないさ、ほらほら、女の子なんだから暗くなる前に帰ろよ。」

 

「はーい。」

 

そう言うと夢は方向を変えて一階へ続く階段へ向かった。

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

「うーん………怪しい。」

 

どうしちゃったんだろう蒼人………最近一緒に帰ってくれないなぁ………

 

「あ、ハロハロ。」

 

たまたまいつも横を通る本屋を見ると、私が好きなアイドルが表紙に載っている雑誌を見つけた。

 

「うーん、ゆさりんはやっぱりかわいいなあ!」

 

その雑誌を手に取り、パラパラと早読みしていく。

 

「あ、終わっちゃった。」

 

ハロハロが出ているページはそんなに多くはなく、次のページにはすぐに別の特集に変わっていた。

 

「ん?」

 

横を見てみるとオカルト雑誌みたいなのが置いてある。

 

そういえば蒼人がオカルトとか好きだったかも………ちょっと読んじゃおっかな。

 

その雑誌を手に取りパラパラとめくっていくと。

 

「あ、これちょっとすごいかも!」

 

他に載っている写真は合成の心霊写真とか、そんなのばかりだけど、一つだけ本物っぽいのがあった。

 

 

「えーと………''フライングヒューマン''?」

 

ちいさな人の形をした影が空を飛んでいた。

 

「うーん………やっぱりよくわかんないや。」

 

パタン、と雑誌を閉じ、元あった場所に戻す。

 

「帰ろ。」

 

くるっと向きを変え、足を進めようとした瞬間。

 

 

「あのー、ちょっといいっすかー?」

 

呼び止められたので振り向く。

 

そこにいたのはビデオカメラを持った銀色の髪に青い瞳の女の子だった。

 

「かわいい。」

 

「え?」

 

「あ、いや!なんでもないよ!?」

 

思わず声が出てしまうくらいかわいらしい容姿だ。

 

「えーと……何かご用かな?」

 

「はい、私は友利という者なのですが、この方ご存知じゃないですかね?」

 

パッと一枚の写真を目の前に出して来た。

 

そこには私がよく知っている人物が写っていた。

 

蒼人だ。

 

「あ、うん!知ってるよ。ていうか一緒に暮らしてます!」

 

「一緒に?」

 

「うん!」

 

へー………と、何かを察したような顔をし、友利さんは続けた。

 

「ご家族、とかでしょうか?」

 

「あー………似たような感じですかね。」

 

「と、いうと?」

首を傾けて問う。

 

 

「私達、同じ孤児院で暮らしているんです。」

 

「ああ、なるほど。」

 

何かを納得したように友利さんは頷く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「詳しくお聞きしたいことがあるのですが。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

「へっくし!!!」

 

なんか急に寒気が…………

 

 

 




短いなぁ…………
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