HSDD×艦これ(仮)   作:伊丹

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皆様、大変お待たせいたしました。最新話投稿します。


弁明させていただきますと…一月に艦これと三月にFate/GOをやり始めたので、執筆時間が全然取れませんでした。

その中で何とか書き上げましたが、久々なので出来がいいか不安です。



第七話 冥界居酒屋『鳳翔』

 

 

冥界鎮守府の一角にある小さな店。

 

 

 

名前は居酒屋『鳳翔』

 

 

 

これはそんな『鳳翔』で起きた出来事である。

 

 

 

 

 

 

 

「「いらっしゃいませ」」

 

店の硝子戸が開かれると、二人の女性の声が響く。声の主は、この店の店主である鳳翔とお手伝いをしている瑞穂の二人である。

 

「こんばんは鳳翔さん、お邪魔させてもらうよ」

 

「ご無沙汰しております。鳳翔様」

 

「あら、魔王様とグレイフィアさん、お久しぶりです」

 

来店した人物は、魔王サーゼクス・ルシファーとその妻グレイフィアの二人である。

 

「お、誰かと思えばサーゼクスさんとグレイフィアじゃんか。おひさ~」

 

「ほう。お二人が揃って来るのは珍しいな」

 

「こんばんは~」

 

二人は声のする方を向くと、座敷に隼鷹・那智・千歳の呑兵衛艦娘たちがジョッキとお猪口を片手に声を掛けてきた。

 

「久しぶりだね。もうすっかりできあがってるみたいだけど」

 

「おう。日が落ちてから飲んでるからね~」

 

サーゼクスとグレイフィアは挨拶もそこそこに空いていたカウンター席に座る。

 

「ご注文は何にします?」

 

「そうだね、とりあせず生ビールを。グレイフィアは?」

 

「私も同じものを」

 

「はい。かしこまりました」

 

注文した後、サーゼクスとグレイフィアは少し話していると、瑞穂がビールが入ったジョッキを持ってきた。

 

「お待たせいたしました。生ビール二丁です」

 

「ありがとう。今日も一日、お疲れ様グレイフィア」

 

「はい。お疲れ様です"あなた"」

 

二人はキンキンに冷えたジョッキを手にして乾杯を上げた。

 

 

 

 

…それから一時間後…

 

 

 

 

「それで?グレイフィアは夜の方うまくいってんの?」

 

「最近、公務が忙しくてなかなか時間が取れないんです…そちらはどうなんですか?」

 

「あたしらも色々とアプローチしてんだけどさ~提督ってそういう所はヘタレだからな中々ね~」

 

「まったくだ。ここぞという時に提督は逃げてしまからな」

 

「まあそこがまた可愛いんだけどね」

 

初めのころはサーゼクスと飲んでいたグレイフィアだったが、隼鷹・那智・千歳に誘われて一緒の席で酒を飲みながらは女同士の話で盛り上がっている。その証拠に彼女たちの周りにある空のジョッキと徳利の数がどんどん増えている。

 

「…私の教育が間違っていたのかな。昔は私の後を隠れながら付いてきた可愛いリアスがどうして……鳳翔さんビールおかわり」

 

「魔王様、そんなに飲むとお体に響きますよ」

 

「飲まなきゃやってられなよ~」

 

その一方でサーゼクスは鳳翔に愚痴を聞いてもらいながらビールを飲んでいた。

 

すると、入口の硝子戸が突然開かれた。

 

「ほ、鳳翔さん!助けて~~!?」

 

入ってきたのは、二航戦の飛龍と彼女に担がれている一誠がいた。

 

「飛龍さんに提督、どうしました?今日は一緒に町の会合に行ってたのでは?」

 

「そ、それが…」

 

「おお~鳳翔しゃん、たらいま~!」

 

と、普段の一誠では考えられないくらい呂律の回らない口調で喋った。

 

「て、提督、もしかして…酔っぱらっていますか?」

 

「酔ってまへ~~ん!」

 

鳳翔の問いに一誠はまた呂律の回らない口調で答える。

 

この時、鳳翔と他の面々は確信した『『『…完全に酔っぱらっている』』』と。

 

 

 

鳳翔は一誠がどうして酔っぱらっているかというと飛龍に聞いたところ、会合が終わったあと参加していた漁師たちと一緒に飲み会をすることになったのだが、その席で漁師たちは一誠にジュースと間違えて果汁酒を渡してしまい一誠はそれに気づかずそれを飲んでしまった。さらに性質の悪いことにこの果汁酒はいわば"スクリュードライバー"のようなもので酒の匂いがあまりせず、周囲も酒臭かったのが相まって一誠は何杯も飲んでしまって完全に酔っぱらってしまい、異変に気付いた飛龍が介抱して飲み会を切り上げて鳳翔の所まで連れて帰ってきたのである。

 

 

 

飛龍から事の顛末を聞いた鳳翔は一誠の左手を取ってドライグに話しかけた。

 

「…ドライグさん」

 

『な、なんでしょうか?』

 

鳳翔に呼ばれたドライグはなぜか敬語になる。こころなしか声が震えている。

 

「一緒に居ながらなぜ止めなかったんですか?たしか嗅覚は共有しているはずですよね。ドラゴンのあなたなら気づかないわけないですよね…」

 

『い、いや…その…相棒には酒に慣れてもらおうと良かれと思ったんだ』

 

と、弁明するドライグ。鳳翔は「そうですか…」と言いつつ、こう答えたのである。

 

 

 

 

「…あとでO☆HA★NA☆SIしましょうね」

 

 

 

 

と、その言葉が出た途端店にいる面々が(酔っぱらっている一誠は別)『ひっ!?』と悲鳴を上げ顔が真っ青になる。

 

『はい!?すいませんでした!!だから何卒O☆HA★NA☆SIだけは勘弁してください!?』

 

「とりあせず、お店の方が終わってからで構いませんか?」

 

『ノオォォォォォォォーーーーーーー!?!?!?!』

 

鳳翔から死刑宣告を受けたドライグは大いに叫んだ。

 

「あ~飛龍の膝枕は気持ちいい~~天国じゃ~~~」

 

「きゃっ!?て、提督!そんなに撫でたら、めっ!なんだから!」

 

一方の一誠は、飛龍に膝枕をしてもらい、その感触を頭と手で堪能していた。

 

 

 

 

こうして居酒屋鳳翔の夜は更けるのであった。

 

 

 

 

翌日、サーゼクスとグレイフィアは二日酔いの状態で公務をする事となり、一誠も二人と同様に二日酔いで一日寝込む羽目となった。

 

その際、一誠を甲斐甲斐しく看病する鳳翔の姿があった。

 

 

 

 

…そしてドライグはいうと、一日中"ごめんなさいごめんなさい"と呪詛のように呟いていたとか…

 





如何だったでしょうか?

感想アドバイスまたは誤字報告がありましたらお願いいたします。(ただし、批判するだけは止めてください)

それと今現在、艦これの春イベに参加しているので次の投稿までまた時間が掛かりますことをお許しください。

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