城姫クエスト 城主と城姫達の日常   作:まもる

12 / 14
 作者「前向きです。かなりシリアスです。今回は、多賀城に来てもらいました。」

 多賀城「よしなに」

 作者「多賀城さんは大和朝廷の頃の城姫と伺ってますが、本当ですか?」

 多賀城「麿は確かに大和朝廷の時代の城姫です。城と言うより、鎮守府かな。」

 作者「鎮守府?」

 多賀城「アイヌ民族から守る為の砦みたいなものじゃ」

 作者「砦ですか・・・」

 多賀城「何か、失礼な事考えてない?」

 作者「じゃ、勝瑞城よりババアなんだ」

 多賀城「なっ!・・・・」

 作者「時代的・・・・」

 多賀城「・・・・いっ、1番のババアは、吉野ヶ里じゃ!」

 後ろから馬の走る音

 ド、ド、ド、ド

 吉野ヶ里「誰がババアじゃー!」

 作者、多賀城「ギャァァ!」
 
 吉野ヶ里「このまま本編どうぞ」


 


始めての合戦とブラック城主 

 イベントの準備を進める中、城主の元に手紙が届いていた。他の城主から合戦の申し込みだった。手紙を覗く城主達。

 

 城主「合戦か・・・・」

 

 吉田郡山城「あら、模擬合戦ですね。」

 

 清洲城「ほんとだ・・・」

 

 勝瑞城「他の城主と合戦ですね・・・」

 

 城主「編成どうしようか?」

 

 吉田郡山城「そうですね・・・・騎兵は犬山城、新発田城、白鳥城かしら」

 

 清洲城「合戦は五人の編成で対戦だから、残りは、槍兵の広島城ちゃんと砲兵の七尾城ちゃんかな。」

 

 小田原城「いいえ、槍兵の二本松城も居ますわ。」

 

 あれこれ、編成に1時間以上揉め何とか決まった。

 

 主城は白鳥城になりその他に犬山城、新発田城、広島城、七尾城で決まった。合戦メンバーは城主に呼び出された。

 

 城主「済まないが合戦が決まったからこのメンバーで頑張って欲しい。」

 

 白鳥城「あら、充分ですわ。犬山城に新発田城、広島城に七尾城バランスが取れたメンバーだし、あからさまに騎兵隊の突撃を想定したメンバーですわ。必ず勝ちますわ。」

 

 犬山城「大丈夫っすよ~。いつも、訓練してるメンバーだし・・・」

 

 新発田城「あたいは、騎兵の恐さ見せ付けてやります。」

 

 広島城「お姉様に負けない様に頑張ります。」

 

 七尾城「弓の射撃から回復までサポートしますわ」

 

 城主「じゃ頑張って行こう!」

 

 城姫「おー!」

 

 翌日、合戦を行う場所には、他の城主が来ていた。

 

 マツ「マツだ。合戦やりましょうか。その前にメンバー紹介からだな。おめぇら紹介しろや。」

 

 宇和島城「宇和島城よ。よろしく。」

 

 熊本城「熊本城だ。メンバーの主城をしている。」

 

 江戸城「妾は、江戸城じゃ」

 

 鹿児島城「鹿児島城だ。よろしく。」

 

 宇和島城「宇和島城だよ。よろしくね。」

 

 マツ城主の紹介が終わった。

 

 城主「こちらのメンバーを紹介しよう。」

 

 白鳥城「ドイツの城姫の白鳥城よ。」

 

 犬山城「犬山城っすよ。」

 

 新発田城「あたいは、新発田城。」

 

 広島城「わたくしは広島城です。」

 

 七尾城「わたくしは七尾城ですわ。」

 

 城主「以上がメンバーだよ。」

 

 マツ城主「おい!何か違う城姫がいねえか?」

 

 城主「別に問題でも?」

 

 マツ城主「いや、かわいい城姫じゃないか。なめ回したいくらいにさ。」

 

 白鳥城「・・・・(気持ち悪い・・・)」

 

 城主「譲れませんよ。大切な家族ですから。」

 

 マツ城主「じゃ、てめぇをぶっ殺して、奪ってやるよ!」

 

 白鳥城「汚らわしいですわ。」

 

 マツ城主「気が強いのいいねー」

 

 城主「じゃ、合戦始めましょうか。」

 

 マツ城主「首洗って待ってろや・・・」

 

 白鳥城「城主!なんで、止めたのよ!侮辱されたのよ!悔しくないの!」

 

 城主「白鳥城なら大丈夫だよ。さぁ、白鳥城は思い切り暴れて来なさい!」

 

 白鳥城「蹂躙してやるわ」 

 

 法螺貝の音共に合戦が始まった。

 

 白鳥城、犬山城、新発田城は騎馬にまたがり突撃の準備をはじめた。

 

 白鳥城「犬山城に新発田城、暴れるわよ。」

 

 白鳥城は騎馬にまたがり、ランスを構え一気に突撃した。

 

 白鳥城「・・・チャージ!一気に叩くわよ。はぁぁぁ!」

 

 犬山城「行くっすよ」

 

 新発田城「突撃しやがれです。」

 

 鹿児島城「来たぞ!!」

 

 熊本城「難攻不落の意地、見せてやるわ」

 

 白鳥城「雑魚は引っ込んでなさい!」

 

 白鳥城の突撃は凄まじく、構えていた鹿児島城、熊本城を居とも簡単に吹き飛ばした。

 

 鹿児島城「強い!」

 

 熊本城「くっ!」

 

 白鳥城は反転して熊本城に再度、突撃攻撃した。

 

 熊本城「突撃だけの猪武者が!」

 

 白鳥城「はぁぁぁ・・フン!」

 

 熊本城も槍で受け止めるが白鳥城のあまりの力に槍が砕け、自分も宙を舞っていた。

 

 熊本城「みっ、見るな!そこは黒くない!」

 

 熊本城は見るも無惨な姿になり、気絶した。

 

 白鳥城「まず、ひとつ・・・」

 

 鹿児島城は白鳥城が熊本城を倒して止まっているところに攻撃をしかけた。

 

 鹿児島城「熊本城の敵だ!チェスト!」

 

 犬山城「自分を忘れちゃ困るっす」

 

 新発田城「あたいがいやがるです!」

 

 新発田城と犬山城の攻撃に鹿児島城は宙に舞った。

 

 鹿児島城「油断した?・・・・だから、言ったのだ・・」

 

 鹿児島城も見るも無惨な姿になり気絶した。

 

 江戸城「なっ!鹿児島城と熊本城がやられた?白鳥城に砲撃して・・・・えっ?・・・きぁゃゃゃ」

 

 七尾城「わたくしも、忘れないでね。」

 

 七尾城も江戸城に弓矢で狙撃して江戸城の意識を刈り取った。

 

 広島城「宇和島城さんやりますね。」

 

 宇和島城「あなたこそやりますね」

 

 二人は攻撃し合うが全く勝敗が決まらなかった。

 

 白鳥城「はぁぁぁ・・・・貰いましたわ!」

 

 宇和島城「キャァァァァ」

 

 白鳥城の一撃を受けた、宇和島城も宙に舞った。

 

 宇和島城「お仕置きは好きなのにされる側なんて・・・」

 

 宇和島城は意識を手放し合戦は勝利した。

 

 マツ城主「てめぇら、何負けてんだよ。城割にされてーのか」

 

 城主「城割?」

 

 犬山城「兄貴、城割は城姫の解体っすよ」

 

 犬山城はマツ城主に冷ややかな眼で睨みつけながら城主に説明した。

 

 マツ城主は意識を戻した鹿児島城と熊本城をを蹴りながら恫喝していた。

 

 マツ城主「お前らはお気に入りだから、城割はしなかったが、こないだ、逆らった連中見たく着ぐるみを剥がしてから強制的に犯して、味わってから城割も面白いかな~」

 

 鹿児島城「ひぃ・・・辞めて・・・」

 

 鹿児島城は、過去に犯され城割された妹の内城を思い出し悲鳴をあげた。

 

 熊本城「城主、辞めて下さい・・・」

 

 熊本城は、マツ城主を止めようとするが

 

 マツ城主「うるせー!また、犯されたいか。」バッキィ、ドッカァ!

 

 熊本城は顔を殴られ、更にお腹までけられていた。

 

 熊本城「ぐっ、辞めて下さい・・・」

 

 熊本城は蹴られながらも城主を止めようとしたが意識を手放した。

 

 マツ城主「けっ、気絶したか。使えない奴はここで・・・」

 

 マツ城主は太刀を抜くと熊本城に刃を向け切りかかろとした。

 

 ガッキィーン

 

 太刀を受け止められマツ城主は激怒していた

 

 マツ城主「誰だ!」

 

 白鳥城「いい加減にしなさい!あんた、城主として恥ずかしくないの!」

 

 白鳥城は背中のクレイモアを抜き太刀を受け止めていた。

 

 マツ城主「なんだ、無礼な奴だな。客の俺に剣を向けるのか?城主のしつけがなってないな。」

 

 白鳥城「無礼?ふん!あんたに無礼なんて言われたくないですわ!自分の欲望の為に仲間を傷付けて楽しいですの?わたくしは、城主の元で馬鹿やってるほうか百倍楽しいですわ」

 

 白鳥城は、マツ城主に怒鳴ると太刀を叩き斬った。

 

 マツ城主「俺の太刀を・・・てめぇ!」

 

 マツ城主は白鳥城に殴り掛かるが

 

 城主「大切な家族に手を出すな!」

 

 城主はマツ城主に槍を投げつけ白鳥城とマツ城主の間に突き刺さった。

 

 マツ城主「てめぇの城姫も城姫なら城主もか!」

 

 投げつけた槍を引き抜くと城主に刃を向けた。

 

 マツ城主「おめぇの城姫は粒揃いだから、てめぇを殺して大切な家族を犯してやるよ!」

 

 マツ城主は城主に槍で、突くが素手で受け止められた。

 

 城主「お前なんかに家族はやらせない!」バッキィ!

 

 城主はマツ城主を殴り飛ばした。

 

 その頃、意識を戻した江戸城はそんな光景を見ていた。江戸城はマツ城主と城主の違いに失念して、自分の武器を構え銃口をマツ城主に向けた。

 

 江戸城「城主、もう、辞めて下さい・・・・自分にいない、城姫が居れば持ち主の城主を殺し、奪いその城姫を犯し、逆らえば城割して・・・妾は、仕える事に疲れたのじゃ・・・・」

 

 マツ城主「てめぇ!城主に刃向かう気か!」

 

 江戸城「・・・・」

 

 江戸城は無言で引き金を引いた。

 

 ズッダァーン!

 

 江戸城の放った凶弾はマツ城主の胸部に大きな風穴を開けた。マツ城主はマリオットの糸が切れた様に吐血して息絶えた。

 

 江戸城「妾は城主を・・・・」

 

 江戸城は、銃口を自分の顔に向けていた。

 

 江戸城「妾も・・・」

 

 引き金を引こうとするが城主に止められた。

 

 城主「バカヤロー!死んでなにになる。」

 

 城主は江戸城の武器を取り上げた。

 

 江戸城「妾に、城主殺しの汚名を背負えと・・・」

 

 城主「それでも、生きて幸福を掴んで欲しい・・・」

 

 江戸城「・・・はい・・・うっ、ウワァァン・・・・」

 

 江戸城はいままで、我慢していた涙を流し、大きな泣き声で泣いた。その、泣き声は夕焼けに響いた・・・

 

 城主「もう、我慢する必要はないし泣いたっていいんだ・・・・」

 

 白鳥城「城主、皆の手当を・・・」

 

 城主「城にて手当しよう。江戸城来てくれるか」

 

 江戸城達はコクりと頷くと城主達と城に向かった。

 

 城主はすぐさま、江戸城達を手当した。そんな時、江戸城は城主にお願いした。

 

 江戸城「妾達を仲間に迎えて欲しい。」

 

 江戸城は自分がマツ城主の城姫を纏めていたことを打ち明け、配下の城姫を仲間に迎えて欲しいと城主に訴えたのだ。

 

 江戸城「仲間になっていいの?」

 

 城主「もう、家族だよ。江戸城、よろしくな。」

 

 江戸城は深々と頭を下げ

 

 江戸城「城主の寛大な処置、ありがとうございます・・・」

 

 城主「勝瑞城、構わないか?」

 

 勝瑞城「ええ、いいですよ。」

 

 城主「なら、回復特技の城姫を集めてくれ。」

 

 勝瑞城「城主殿、わかりましたわ。」

 

 城主「マツ城主の配下の城姫を救出しよう。」

 

 勝瑞城は直ぐに、回復特技の城姫、勝瑞城を含め、二本松城、大和郡山城、岡崎城など十一名と白鳥城、犬山城、新発田城を集め、翌朝、江戸城達を護衛して城主とマツ城主の城に向かった。

 

 マツ城主の城に着き城内に入ると悲惨な光景だった・・・・暴力を振るわれ顔を腫らした城姫や派兵で傷付きまともな治療もされずにボロボロな姿の城姫がいた。奥に行くと更に悲惨で、ある部屋では、苦痛に耐え切れず城姫同士でお互いを刺し合い自殺した城姫や暴力の果てに犯され股から血を流し苦痛で泣き叫ぶ城姫がいた。更に到る所に惨殺され城姫だった遺体も放置され、城の城姫達は酷く怯え、食事も取らして貰って無いのだろ、痩せこけ、廊下に寝込む城姫までいた。

 

 城主「想像以上に、かなり酷いな・・・・」

 

 勝瑞城「・・・・酷い・・・・あっ、皆さん直ぐに治療をはじめて下さい」

 

 城主配下の城姫達は、すぐさま救出して治療をはじめた。城内探索や地下牢から戻って来た、江戸城達が来た。

 

 江戸城「城主様、探索しましたが生きていたのは二十もいませんでした・・・・」

 

 城主「残りは?」

 

 熊本城「済まない。手遅れだった・・・」

 

 江戸城「七十以上いたはずでしたが、マツ城主に殺されたり、自殺した者がほとんどでした・・・」

 

 城主「手厚く、葬ってくれ・・・」

 

 江戸城「はい・・・・」

 

 亡くなっていた城姫は手厚く葬られ、勝瑞城達の治療で助かった城姫は城主の仲間になった。しかし、中には城主不信の城姫もいた。

 

 松江城「城主、信じない・・・絶対・・・」

 

 高遠城「助かりました。でも・・・」

 

 大阪城「おおきにな・・・・」

 

 松前城「ありがとうございます!」

 

 和歌山城「城主さん、ありがとうございます。」

 

 弘前城「死なさせて・・・・」 

 

 久留里城「ありがとうございます。でも、あなたは信用できない・・・」

 

 岡山城「・・・・・ふん!」

 

 鳥取城「ありがとう・・・・」

 

 久保田城「城主は信用できない・・・」

 

 意識があり助かった城姫と治療はしたが意識のない首里城、佐賀城、明石城はしばらく治療をすることになった。

 

 城主「マツ城主の城、悲惨だったな。」

 

 勝瑞城「ええ、城主殿、城主があなたで良かったと思います。」

 

 城主「勝瑞城、どうしてだい。」

 

 勝瑞城「城主殿は優しく、強く頼れる存在だからです。しかし、今回のマツ城主の城姫に対する暴力や暴行は波紋が起こると思います。くれぐれも肝に銘じて下さい。」

 

 城主「大丈夫だ。勝瑞城が支えてくれる限り、そんな事はしないさ。それに、大切な家族だからな・・・・」

 

 城主は星空を眺めた。

 

 勝瑞城「はい、城主殿。ずっとお側で支えます。」

 

 城主「ありがとうな、勝瑞城。」

 

 城主は勝瑞城を抱きしめ、呟いた。

 

 城主「ひとつだけ、お願いがある。」

 

 勝瑞城「はい、何でしょうか?」

 

 城主「正室になって欲しい・・・」

 

 勝瑞城「はい・・・・妾で良ければ・・・・」

 

 城主「イベントが終わったら、祝言をあげよう・・・」

 

 勝瑞城「ヒックッ・・・はい・・・・」

 

 勝瑞城の眼に一筋の涙が流れた・・・・

 

 この時、運命の歯車が荒れ狂う事も二人は知らなかった。二人はお互いの気持ちを知り、長い夜を深く愛を確かめ合った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 




 作者「後書きです。いや~長かった。」

 会津若松城「いつも以上に頑張ったわね。」

 作者「ありがとうな。」

 会津若松城「なっ、べっ、別に褒めてるんじゃないだからね!」

 作者「次話からイベント編に入ります。」

 会津若松城「それと、悲しい別れもね・・・」

 作者、会津若松城「感想待ってま~す。」

 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。