今回登場するのがこの話の中心人物です。
オリ設定てんこ盛り、艦これ関係ないキャラも出ています。(と言うより関係ないキャラしか出てきません。)この話の中では15歳からの飲酒喫煙が認められています。現実は20になってからですYO!
無理という方はブラウザバックをお願いします。
それではどうぞ。
2025年2月11日20:30 アルトリア合衆国カンゼス州<ワールドピース>地区 酒処【筋肉天使マッスルエンジェル】
蛍光灯が照らす店内では酒飲みであふれかえっていた。ラージサイズのジョッキを飲み干す男、失敗談を仲間に話し大笑いをするグループ、酔っぱらってつかみ合いの喧嘩になる男共とそれを仲裁する筋肉隆々のメイド、山のような食料を一人で食べ続ける女。いつもの光景である。そんな酒場奥のテーブルスペースに2人の青年と1人の少女が座っていた。3人共海軍の制服を着ている。青年の一人は中尉の階級章、他二人は少尉の階級をつけている。3人は雑談をしながら酒を飲んでいた。
??「にしても、2日後に大事な話があるからって言ってたけど、何も詳細を話してくれないってどういうことだろうな。アンジェロ、中佐からは何か聞かされてないのか?」
黒髪の青年、シン・アスカ(18)は不思議そうにもう一人青年、アンジェロ・ザウパー(19)へ問いかける。
アン「私も2日後に話すとしか言われていない。ただ、中佐の様子からするとかなり重要な話のようだ。マリーダは何か知らないか?」
マリ「アンジェロが知らないなら私が知るわけないだろう。中佐の場合、まずアンジェロに言ってから私達に言うからな。」
アンジェロの質問につまみのポテトを食べながら橙髪の少女、マリーダ・ジンネマン(18)は答える。
アン「親父さんから聞かされてないか?中佐が何かしら相談するならスベロア中将にするだろうし。」
シン「いや、軍内部の事だったら家族でも話せるわけないだろ常考。」
マリ「そういうことだ。」
アン「まあ、そうだな・・・ところでシン、ジョウコウとは何だ?」
シン「常識的に考えての略。」
アン「おk、把握。」
マリ「お前ら・・・」
途中から妙なことを言い出した男二人を呆れたように見ながらマリーダは3皿目の料理を食べ始める。
アン「結局のところ2日後にならないとわからないってところだな。」
シン「だな・・・っておいマリーダさん?!それ俺のチャーハンですよ?!」
マリ「む、すまん。うまそうだったからつい。」パクパクもぐもぐ
シン「だったら食べるのやめてくれませんかね?!」
アン「まあまあ、落ち着けシン。新しく注文す・・・あれ?私のソーセージはどこだ?」
マリ「3種類ともうまかったぞ。」
アン「なん・・・・だと?!」
シン「お、落ち着けアンジェロ。この店で騒ぐのは」
アン「マリーダ!貴様あああ!」
マリ「フフ、悔しいならかかってこい!」
シン「なんで挑発するの?!」
アン「私の・・・私のそーーーせーーーじいいいいいい!」
マリ「来いアンジェロ!胃袋の貯蔵は十分か?」
シン「待って!マジでやめてくれええええ!」
その後3人はメイドさんに仲裁されました。(シンはとばっちり)
2025年2月13日8:15 アルトリア合衆国カンゼス州海軍総本部
シン「まったく、ひどい目にあったぜ。」
アン マリ「いや、面目ない。」
シン「まあ、酔ってたし俺は気にしないよ。」
アン「そう言ってもらえると助かる。」
マリ「後でお礼の膝枕をしてあげよう。」
シン「・・・いや、スベロア中将に殺されそうだから遠慮しておく。」
マリ「そうか。それは残念だ。」
3人はそろって海軍本部の廊下を歩いていた。自分たちの上官から言われていた大事な話を聞きに来たのだ。しばらく歩いて一つの扉の前に立つとアンジェロがノックをする。
アン「アンジェロ・ザウパー中尉です。シン・アスカ、マリーダ・ジンネマン両名も一緒です。」
??「入り給え。」
アン「は!失礼します。」
扉を開け中に入るとそこに自分たちの上官がいつも道理の姿で待っていた。赤い色の軍服に少し長めの金髪、そして目を覆うように着けている仮面。
??「待っていたよ3人共。これから話す内容はとても重要なことだ。覚悟してほしい。」
3人「は!了解であります、フロンタル中佐!」
上官の言葉に3人は敬礼して答える。自分たちの上官、若手でありながら軍内の5指に入る戦闘の実力者であり自分たちのあこがれの存在でもある海軍の英雄の一人、【赤い彗星】フル・フロンタルへ。
フル「では話そう。今回私ののする事によってこの国の未来が変わるかもしれない、それほど重要な話だ。」
シン「な?!」
マリ「!」
アン「?!・・・それはつまり深海棲艦について、という事ですか?」
フル「流石だなアンジェロ、それも関連している。」
部屋の中に置かれた椅子にそれぞれ座り中尉の話を聞く。シン、マリーダは予想以上の話の大きさに驚く。アンジェロも驚いたがすぐに冷静さを取り戻し自分の考えを述べると、フロンタルは嬉しそうに笑う。
マリ「?それもという事は本題は別にあるのですか?」
フル「その通りだ。3人共、深海棲艦の事についてはある程度は知っているな?」
その問いかけに3人はうなずいて答える。
-深海棲艦-それは突如人類の前に姿を現すと共に人類を絶望へと叩き落した存在。生物と機械が融合したような姿をしており、人型に近い存在も報告されている。だが意思の疎通はできず接触と交渉を試みた者達は皆海の藻屑へと変えられた。武器は効かず核兵器でさえ通用しない理不尽の塊。悪夢そのものである。
シン「地上での活動もできる事が確認されていますが、なぜか内陸部には進行せずにいる。そのおかげで今は何とか持ちこたえている状態ですね。」
アン「唯一対抗できるのは大和やまと、ドレル、ソバルト、イテーアに存在する艦娘かんむすのみとされています。艦娘についてはそれぞれの国へ情報を確認しているが、深海棲艦同様ほとんどが謎に包まれている存在ですね。」
マリ「・・・まさかその艦娘についての事ですか?」
フル「その案もあったが今回は違う。娘という部分は正しいがね。」
アン「娘?深海棲艦・・・艦娘ではない・・・娘・・・・・?!中佐、まさか?!」
マリ、シン「?」
フロンタルの発言を考えていたアンジェロが突然立ち上がる。シン、マリーダの2人は話が読めず疑問の表情を浮かべた。
フル「君の考えで正しいと思うよアンジェロ。これから私はその許可を取りに行こうと考えている。」
アン「無茶です中佐!いくら何でも相手が悪すぎます!」
シン「その、すまないけど俺たちにもわかるよう説明してくれませんか?」
フル「ああ、すまなかったね。」
フロンタルはアンジェロを一度落ち着かせると二人に顔を向けた。
フル「私はこれからある人物に協力を依頼しに行こうと考えているのだ。」
マリ「協力?深海棲艦との戦いに関してですよね?」
シン「いったい誰なんです?その娘って。」
フル「5年前、【アルトリア事件】の際に<地球意思>から助け出された少女、リュウガ・ミネルヴァだ。」
シン マリ「「・・・・・・え?!」」
フロンタルから話された名前に2人が驚き、アンジェロはため息をつく。
-リュウガ・ミネルヴァ-その名前を知らない者は合衆国ではいないだろう。【アルトリア事件】、宗教組織<地球意思>が起こしたアルトリア合衆国に対するテロ活動、その被害者の一人だ。だが彼女が有名な理由は被害者だったからではない。彼女はたった一人で世界中の科学者が実現不可能と言われていた兵器を作ってしまった事。その天才性が理由だった。
シン「話は分かりましたけど・・・無理じゃないですか?」
マリ「私も同感です。」
フル「そう思うかね?」
フロンタルの疑問の声に3人が首を縦にふる。過去彼女に兵器開発をさせるよう何人かの人間が大統領や軍に打診したが総て却下されたのだ。強攻策をとろうとしたり、<地球意思>以外の組織が捕獲しようと狙ったが総て返り討ちにされてしまっている。(ちなみに強攻策に出ようとした者達は軍の実力部隊によって全員捕縛されている。兵器開発させようとした人数は10名にも満たない。少ない理由はリュウガの事情を知ってほとんどの人が彼女はみんなで守るんだと思っている為。)
それがわかっている為、3人は憧れの上官の言葉であっても否定せざるを得なかった。
フル「私も本心ではしたくはない。だが今この国を救えるとすれば彼女以外いないことも事実だ。」
アン「それは・・・」
フル「我々が無理をしてでもなんとかできるならそれでいい。だが我々に残された希望は彼女だけなのだ。今だ深海棲艦、艦娘、妖精、すべての情報が不足している中でいつ深海棲艦が攻めてくるかわからないこの状況。希望があればそれにすがることができるが、今はその希望さえないのだ。」
フロンタルの言葉に3人は子供のころを思い出す。いつ敵が来て自分が死ぬかわからない。そんな不安な毎日を過ごしていた。恐怖をなくすため、助けてもらったフロンタルと同じ軍人の道を進み自分を鍛え上げた。だがどんなに強くなっても抑えることができるようになっても恐怖は消えなかった。
フル「今を生きる人々、これから生まれてくる子供達。私はいま世界を覆っている闇を払いたい。光ある未来を見せたいのだ。だが私一人ではそれは不可能だ。咎は私一人が受ける。君たちは何も心配はいらない。」
3人「!!!」
フロンタルの言葉に、弾かれるように顔を上げる。いつの間にかフロンタルは仮面を外し、3人を見つめていた。覚悟を決めたまなざしで。その瞬間3人の心は決まった。3人はそれぞれ顔を見合わせる。幼馴染の3人は一目でわかった。全員覚悟を決めた事を。
アン「了解しました。親衛隊3名、ご協力させていただきます。」
フル「・・・そうか。ありがとう3人共。」
アン「ただ!」
フル「?」
その言葉に、フロンタルは不思議そうな顔をする。
アン「協力後の罰は我々3名も受けます!」
フル「?!ならん!君たちは私の指示に従っただけだ!罰は私だけ受ければ十分だ!」
シン「ではその場合協力はできません!」
フル「シン!君まで何を言う!?」
マリ「中佐、あなたに罪をかぶせて自分達だけのうのうと生きようとは思いません。私達はあなたについていきます。例えそれが茨の道だろうと、地獄だろうと。」
フル「お前達・・・」
3人の顔を見てフロンタルは確信する。3人の意思は絶対に変えられないという事を。そんな部下が皆就いて来てくれる自分自身の恵まれた境遇を。フロンタルの心の中は3人の部下たちへの感謝にあふれた。
フル「まったく・・・私と同じ馬鹿どもが。」
アン「それは、中佐の部下ですから。」
フル「ふ・・・アンジェロ、マリーダ、シン。悪いが付き合ってもらうぞ」
その声に3人は敬礼で返す。全ては人々の未来のために。
:追記:
アン「中佐、最初は軍上層部の方々から行くのですか?」
フル「いや、実は14時から会議室で関係者全員出席しての会議を行う予定だ。」
シン「mjd?!中佐、もうちょっと早くに言ってくださいよ!」
フル「すまんな、決まったのが3日前だったのでね。」
シン「えー・・・まあ、いっか。えっと大統領に軍のお偉いさん方、これまたすごい面・・・」
マリ「?どうした、シン?」
シン「スベロア中将もいるな。」
マリ「え?・・・ああほんとだ。まあ、中将だしね。」
シン「よしマリーダ!私服に着替えるんだ!」
マリ「ゑ?」
アン「シン!このメイド服のほうがいいだろ!」
マリ「ちょ?!」
フル「2人とも、ここに猫耳キャップがある。」
マリ「待てゐ!なぜそんなものがある!?」
登場人物紹介
フル・フロンタル 年齢28歳 階級中佐 原作 機動戦士ガンダムUC
若き海軍のエース。戦場で多くの人々を救い、戦いにおいては自分を囮として敵を錯乱する。残像が見えるほどの速さでの戦闘に、まるで赤い彗星のようだとの事からその二つ名がついた。作戦指揮も的確に行うまさに完璧な軍人。赤い軍服に仕事中はいつも仮面をつけている為、変人と思われるかもしれないがこの世界ではそんな格好の人がかなりいる為ただの個性としか思われていない。両親は15の時に他界。兄と姉が1人ずついる。両人とも結婚している。本人は独身。
アンジェロ・ザウパー 年齢19歳 階級中尉 原作 機動戦士ガンダムUC
親衛隊3人組のリーダー的存在。銃撃戦、狙撃を得意としている。シン、マリーダとは幼馴染。昔から2人の面倒をよく見ていた。6年前まで海の近くで暮らしていたが、深海棲艦の侵略時に3人共巻き込まれる。危ういところをフロンタルに助けられ、それからは軍人を目標に日々努力し今ではエリートとなっている。自分に厳しく他人に優しい為女性からすっごくもてるのだが軍人としてはまだ半人前だと思っている為全て断っている。そのせいでフロンタルと掛け算な関係だと思われていることが今最大の悩み。マリーダが友達からもらったというアン×フルの薔薇本を見て崩れ落ちた。父と母の3人家族。
マリーダ・ジンネマン 年齢18歳 階級少尉 原作 機動戦士ガンダムUC
親衛隊の紅一点。銃撃戦、近接戦ともにバランスよくアンジェロ、シンの援護を行う。アンジェロ、シンとは幼馴染。軍人を目指した理由はアンジェロと同じ。仕事中はクールな女性として男女とも人気が高い。3人組の中では一番ご飯を食べる。これは軍人である父親の影響である。たくさん食べるが全く太らない。ただし胸は大きくなる。父親は陸軍のスベロア・ジンネマン中将、母親と姉の4人家族。
実はシンとは恋仲にあるが誰にも言っていない。(アンジェロと父、母、姉、妹にはばれてる。)
シン・アスカ 年齢18歳 階級少尉 原作 ガンダムSEED DESTINY
親衛隊近接戦担当。近接戦のみならフロンタルと同等に戦える。軍人を目指した理由はアンジェロと同じ。アンジェロ、マリーダとは幼馴染。3人組の中で一番身長が低いことを少し気にしている。童顔で負けん気が強いところがお姉様方に大人気。時折アンジェロ、フロンタルにシンがプラスされる薔薇本が出回るがプレミアがつくほど人気。アンジェロ、マリーダが注意している為本人は全く気付いていない。お酒は飲めるがあまり酔わない体質らしく蟒蛇状態。なので酒の席でのとばっちりをよく食らう。父、母、妹の4人家族。マリーダとは恋仲で家族には報告済み。スベロア中将に恋仲を報告する事に少しビビっている。
はい。全然艦これ関係ねー。今後いろんな作品のキャラが出てくる予定です。
更新はのろのろですがもし呼んでくれた方が少しでも面白いと思っていただければ幸いです。それではまた次回に( 0w0)ノシ