まったくもって学のない作者です。
2025年2月21日9:50アルトリア合衆国ネブライタル州アズナブル氏別荘重要人保護区 客間
リュ「お久しぶりです、フロンタルさん、アレックスさん。そちらの3人は初めましてですね。どうぞこちらへ。」
部屋の中へ誘う少女、リュウガ・ミネルヴァ。腰まで伸びた黒髪は一つにまとめられポニーテールにしている。肌は白く、衣服の上下も白で統一されている。まるで白と黒2色のみで色付けされているようであった。そして何より、彼女の表情は動かない。話すため口は動く、瞬きをしている。感情だけがその顔から抜け落ちているようだった。
フル「久しぶりだねリュウガ君。今日はすまないね、時間を取ってもらって。」
リュ「いえ、大丈夫です。・・・皆さんが来た、という事は大事な話ですよね。」
フル「ああ、とても重要な話だ。大統領からは何か言いているかね?」
リュ「いえ。ですが今回の話をするときにある程度の予感はありました。」
フル「そうか・・・」
フロンタルは彼女を見る。表情は相変わらず変化はない。だがその瞳は何かを決めた、そんな目をしている気がした。フロンタルは仮面を外し彼女に話しかける。
フル「単刀直入に言おう、リュウガ君。君に対深海棲艦用の兵器を作ってもらいたい。」
リュ「・・・・・・」
フル「無理にとは言わない。断ってもらっても問題ない。だが君がその気なら力を貸してほしい。」
リュ「・・・・・・・・・」
リュウガも、フロンタルも黙る。リュウガは目を閉じる。部屋の中は外から聞こえる風の音と、時計の規則正しい機械音のみが聞こえる。そのまま10秒、20秒と時が過ぎる。そしてリュウガが目を開ける。
リュ「分かりました。私でよければ力になりましょう。」
フル「・・・驚いたよ。まさかこうも簡単に助力を得られるとは。」
あまりにも早い返答に皆が驚く。皆、答えは後日か断られると思っていた。それが30秒ほどでの返答、しかも了承という答え。スベロアやアレックスは目を見開いて驚いている。
リュ「そう驚くほどの事でもありませんよ。覚悟は・・・していたので。」
フル「いつか、君に助力を申し出に来ることをかね?」
リュ「脅迫、拉致等も考慮に入れてですよ。」
その言葉を聞いた時、フロンタルの背筋に寒気が走る。目の前にいる少女は、18歳でありながら、拉致され死にかけるほどの拷問を受けてなお、同じことをされる可能性を考慮に入れていたという。軍人でも何でもないただの少女が。まるで、その表情のように感情が抜け落ちてしまってリうように。
そこまで考えた時、後ろに控えていたマリーダがリュウガに近づく。リュウガの右隣にしゃがみ、リュウガの右手を両手で包む。
マリ「大丈夫。ここにはあなたに命令する人や脅す人はいない。怖い人はいない。だから怖がらなくてもいいの。」
マリーダの言葉に気づく。リュウガの表情は変わっていないが体が微かに震えていることに。彼女は恐怖しながらもそれを抑え込み覚悟を決めていたことに。フロンタルは先ほど思ったことを恥じる。
フル(情けない。自分より年下の少女の覚悟を聞いて警戒するなど。これではシロッコやエースに怒られるな。)
フル「リュウガ君、マリーダの言う通り君に命令等は絶対にしないことを約束する。そして、今後は我々が全力で君を守ろう。あったばかりで信頼してくれとは言わない。ただ、今言ったことは嘘にはしないと誓おう。」
その言葉を聞くと、マリーダを見ていたリュウガはフロンタルを見つめ、うなずいた。
リュ「ありがとうございました、皆さん。これからよろしくお願いします。」
アレ「うむ!リュウガ嬢が力になってくれるというのなら!このアレックス・ルイ・アームストロング!!!全身全霊を持って挑ませてもらおう!!!」
スベ「うむ、大船に乗った気でいてもらおう!」
スベロアとアレックスは上着を脱ぐとその膨れ上がる筋肉を見せつけるようにポーズをとる。リュウガは拍手し、シン、マリーダは頭を抱え、フロンタルとアンジェロはスルー。
マリ「お父さん!いきなり脱ぐのはやめてっていつも言ってるじゃない!」
スベ「何を言う!見よ!この筋肉美!安心できるであろう!」
アレ「まったくでありますな!」
シン「いちいち言葉の区切りでポーズを変えるな!」
フル「マリーダもシンも大変そうだね。」
アン「女性の前でいきなり上半身をさらけ出すのはどうかと思いますが。」
リュ「慣れてますので。」
アン「そ・・・そうか・・・」
2025年2月21日10:20アルトリア合衆国ネブライタル州アズナブル氏別荘重要人保護区 館奥
ミネバ、バナージと合流(ついでにドモン、カミキ師弟も)合流し皆は館奥へ向かっていた。
ミネ「ねえリュウガ、見せたいものがあるってことだったけど・・・こっちは行き止まりでしょう?」
リュ「ええ、通常は裏手にある岩山に沿って建てられたこの館の奥です。」
シン「・・・その言い方だと何かあるんだよな?」
リュ「見てのお楽しみという事で。」
リュウガを先頭に進むと突き当りに出た。壁があるだけのただの突き当りだ。皆が不思議がっているとリュウガは壁の手前まで進む。
リュ「認証コード##########、扉を開け。」
『認証コード確認、網膜スキャン、DNAデータLOADING・・・・・・KA・I・JO・SHI・MA・SU』
妙な機械音声が終わると壁が上にスライドする。そしてその奥の部屋が現れる。
リュ「こちらです。」
カミ「すっげーーー!漫画みてえ!」
アン「すごいセキュリティだな。まず突破は不可能だな。」
シン「・・・今の機械音何?」
バナ「やっぱり気になりますよね?」
いろいろ気になる部分もあるが促されるまま奥へ進む。扉の奥は今まで木造であった館とは違い、すべて金属でできていた。証明で照らされた通路を進む。
フル「これは大統領が用意したのかね?」
リュ「いえ、すべて自作です。」
シン「・・・mjd?」
リュ「マジです。」
マリ「いや、これは相当お金がかかっているのでは?」
リュ「知り合いの博士たちの実験器具等を作った際のお金で足りましたので。」
バナ「あー・・・もしかして。」
シン「・・・その博士って。」
リュ「アスカ博士とリンクス博士、あとデュランダル博士ですね。あとちょこちょこ何人か。」
シン「何やってんだ親父・・・」
ドモ「相変わらずだなお前んとこのは。」
リュ「カッシュ博士とミカムラ博士も仕事受けましたよ?」
ドモ「ふぁ?!」
そんなことを言いながら進むと広い部屋、見た限り格納庫のようなところに出た。そこでは作業用ロボットと思われる腕のような機会が多数あり、せかしなく動き回っている。そんな腕の先にある物を見てリュウガ以外の皆が驚く。
それは人の形をしていた。金属でできた人。2m以上ある体躯には鎧のような部品がつけられ、重装甲のように見えるがテストで動いている様子を見るとまるで人そのものが動いているようだ。その物体にフロンタルやスベロア、アレックスは覚えがあった。物体自体は初めて見るが、その機会の動き方に覚えがあった。
アレ「リュウガ嬢、もしやあれは」
リュ「お察しの通りです。私が考案した対深海棲艦用強化機動装甲・・・長いので
もうこれガンダムの2次創作なんじゃねえの?(0w0)