2025年2月21日10:30アルトリア合衆国ネブライタル州アズナブル氏別荘重要人保護区 館奥 作業室
スベ「これだけ用意してあったという事は、兵器開発はするつもりでいたという事かね?」
スベロアがリュウガに問いかける。拷問までされ、心の傷を負った原因を作っていることに疑問を感じたからだ。
(バナージ、カミキは目を輝かせながらMAを見ている。その後ろでドモンとミネバは苦笑しながら見守っている。)
リュ「はい。皆さんが私を思って兵器のことを・・・私の能力のことを言わなかったことはわかっています。ここに来て、ある程度落ち着いたころから考えていました。この世界の事、この国の事・・・そして、私の大切な人たちのことを。だから決めていたんです。軍の人から協力を頼まれたら、この力を使おうって。流石に自分から切り出すのは勇気が足りませんでした。」
フル「そんなことはない。君はとても勇敢だよ。これは誇るべきことだ。」
フロンタルのその言葉にリュウガは静かに頭を下げた。
リュ「こちらにあるMAは全て完成品です。今すぐ使用することができます。」
フル「どのように使うか説明してもらってもいかな?強化服だから着るという事はわかるのだが・・・」
リュ「分かりました。」
そういうとリュウガは2種類ある片方、青い一本角の機体の前に立つ。
リュ「こちらの機体名は【イフリート】、接近戦を主体に考えられた機体です。腕部、肩部に火器の装着も可能、装甲はケイル結合金属を使用、多少の傷なら自己修復可能です。内部には衝撃緩和のためのシュレイ液体金属を使うことによりほぼすべての衝撃を殺すことに成功しています。脚部には」
アン「ちょっと待ってくれないか?」
リュ「どうしました?」
リュウガが顔を向けると、説明を聞いていた皆が悩んでいるような表情をしている。(カミキ、シンあたりは頭から煙が発生している。)
アン「いや・・・えっと・・・ケイル?・・・しゅれい?」
リュ「ケイル集合金属とシュレイ液体金属です。」
アン「その2つの金属は効いたことがないんだが。集合金属という単語も。しかも液体金属?」
リュ「2つとも私が作りました。詳細に説明しますか?」
シン「で、できればわかりやすく簡潔に。」
リュ「分かりました。ケイル集合金属はナノマシンの集合体です。装甲状態では対戦車ライフルでさえ跳ね返します。もし破損してもナノマシンの集合体なので予備のナノマシンさえあれば元の状態へ自動修復します。シュレイ液体金属はそのまま液体状の金属です。これは装甲と内部機械の間に入れてあります。衝撃が加わると全体へ分散させて衝撃を逃がします。通常の衝撃吸収材と利用は同じですが吸収率は今まで存在する緩和材とは比べ物になりません。」
その説明を聞いて唖然とする面々。兵器開発において天才的だとは知っていたがここまでとは思ってなかったのだ。
リュ「技術面のほうはあとでレポートを提出したほうがよさそうですね。」
フル「そうしてくれると助かる。どうやら我々だけでは理解が追いつかないようだ。」
リュ「分かりました。まあ、【イフリート】は近接戦主体と理解していただければいいです。」
フル「うむ。ではもう一方は遠距離戦主体という事かね?」
リュ「その通りです。」
リュウガは移動しもう一方、緑色主体の機体の前に立つ。
リュ「こちらが射撃主体の機体です。機体名は【カラミティ】。装甲等は【イフリート】と同じですが火器使用時における運用性能はこちらのほうが上です。」
シン「遠近両方そろえてバランスよくってことか。」
リュ「はい。本当はバランスの良い機体を作ろうと思ったのですが、逆に使いづらい性能になってしまう可能性があったため2種類に分けました。今は何も装備されていませんが、装着者個々に合わせて装備のセッティングが可能です。」
スベ「確かに素晴らしい性能ではあるが・・・」
マリ「お父さん?」
スベロアの言葉に皆が振り返る。
スベ「効果はあるのかね?深海棲艦どもに。」
リュ「あります。」
沈黙。核でさえ効果なかった深海棲艦にMAは効くと言い切るリュウガ。実際に成果があったわけではないはずなのに言い切るその姿に疑問を持つ。
フル「なぜそう言い切れるのか聞いても?」
リュ「深海棲艦に攻撃が聞かなかった理由、それを私が知っているからです。」
元ネタ」
【イフリート】イフリート改
【カラミティ】カラミティガンダム
オリ設定のオンパレードです。
妄想乙としか言いようがないじぇ(0w0)